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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (9)

  • 卵アレルギーの原因物質がない卵を開発、広島大など

    子どもの重度の鶏卵アレルギーに悩む研究者らの産学連携グループが、原因物質の一つであるオボムコイド(OVM)を除去した卵をゲノム(全遺伝情報)編集技術で作製した。孵化させ育ったニワトリを交配して生まれた卵もOVMが含まれず、遺伝子にも異常がないなど安全性を確認したという。今後、加工調理した卵をべた際のアレルギー反応の有無などを調べ、製品化を目指す。医療用ワクチンへの応用も期待している。 加熱で消えない原因物質を遺伝子ごと除去 研究に取り組んだのは、広島大学大学院総合生命科学研究科の堀内浩幸教授(免疫生物学・動物生命科学)のグループと、キユーピー研究開発技術ソリューション研究所のメンバー。 広島大の堀内教授は家族が重度の品アレルギーに悩んでおり、長男の場合、ごく微量の卵が混入しているだけで反応した。「家族旅行に行ってもお土産が買えないし、遠出のためのワクチンも接種できない。なんとかなら

    卵アレルギーの原因物質がない卵を開発、広島大など
    natuboshi
    natuboshi 2023/07/04
    以前、産総研でもヒトインターフェロンを卵で発現と報告があった。遺伝子組み換えニワトリの技術が実用化段階に入ったということか。実際に実用化されるのはあと10年くらいかかるかな。
  • なぜ植物は異種でも茎や枝がくっつくのか、接ぎ木の秘密に迫る

    接ぎ木は、異なる種類の植物の茎や枝などを切ってつなぎ合わせ、“イイとこ取り”をして農業や園芸に役立てる方法だ。組み合わせにより病気や害虫、連作障害に強くしたり、収穫時期をずらしたりとメリットが大きいという。植物の見事な修復能力をうまく利用しているが、方法が広く知られているわりに、仕組みはよく分かっていなかった。こうした中、奈良先端科学技術大学院大学などの研究グループが、重要なスイッチ遺伝子やホルモンを突き止めるなど、謎の解明を進めている。 切り口の「カルス」どうしてできる 例えばキュウリとカボチャの胚軸(根と子葉の間の茎)に切り込みを入れ、接ぎ木することが広く行われている。別の種をつなぐなんて…何だか荒っぽいことにも思えるが、正しくやれば植物は乗り越えてくれるという。切り口には「カルス」という未分化状態の細胞の塊ができ、切り口をふさいでつなぎ合わさる。カルスはやがて、水分や養分が通る維管束

    なぜ植物は異種でも茎や枝がくっつくのか、接ぎ木の秘密に迫る
    natuboshi
    natuboshi 2022/12/31
    広く使われている手法だがまだ原理は解明されていなかったのか。
  • 地球深部で起きる炭素循環を解明、驚きの事実

    薄明かりの中、噴煙を上げるエクアドルのトゥングラワ火山。火山噴火は、地球が内部に蓄えた炭素を表面に戻す方法の1つだ。(PHOTOGRAPH BY MIKE THEISS, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 大人である私は、常に12kg強の炭素を持ち歩いている。皆さんもほぼ同じだ。人体の約18%が炭素原子からできているからである。 こうした炭素原子は、私たちがべ物として取り込む前、空気や海、岩石、そして別の生物の体の中にあった。炭素はあらゆる生命に欠かせない。だから、実は地球に存在する炭素の90%以上が地中にあると言ったら、意外に思われるかもしれない。 さらに驚くべきことに、地中にも微生物が繁栄していて、それらがもつ炭素の質量の合計は、77億人の人類がもつ炭素質量の合計の400倍に上ることがわかっている。地球最大級の生態系が地下深くにあるという発見は、55カ国、1200人

    地球深部で起きる炭素循環を解明、驚きの事実
    natuboshi
    natuboshi 2019/10/29
  • 世界の「抗生物質汚染」、今すぐ対策を、最新研究

    バングラデシュのブラマプトラ川。バングラデシュには、川の水に含まれる抗生物質の濃度が基準値の300倍を超えている場所がある。(PHOTOGRAPH BY JONAS BENDIKSEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 抗生物質が使われる量は年々増加している。この薬は公衆衛生に驚くべき効果を発揮し、命にかかわる感染症から何百万もの人々を救っている。 しかし、人体で役割を果たした後も、この優れた薬は自然環境に影響を及ぼし続ける。体外に出た抗生物質はそのまま残り続け、薬が効かない「薬剤耐性菌」の進化をうながす可能性があるからだ。 英ヨーク大学の研究者らが、フィンランドで開催された環境毒性学化学会欧州支部の学会で5月27日に発表した最新の研究によると、テムズ川からメコン川、チグリス川など、世界中の91河川を調査したところ、3分の2近くで抗生物質が検出された。 この研究を率いた

    世界の「抗生物質汚染」、今すぐ対策を、最新研究
    natuboshi
    natuboshi 2019/06/03
    世界的にゴミを水に流しすぎ問題の一つ。
  • 宇宙生活で染色体に異変、双子で実験、最新研究

    宇宙飛行士のスコット・ケリー氏(右)と、双子の兄弟で元宇宙飛行士のマーク・ケリー氏。スコット氏が国際宇宙ステーション(ISS)に1年滞在するミッションを前にしたメディアイベントで。(PHOTOGRAPH BY ROBERT MARKOWITZ, NASA) 宇宙で暮らしたら人体に何が起きるのかを知るのは、簡単ではない。その人物が地上にいたらどうなっていたかがわからないからだ。だが、双子の兄弟が地上で普通の暮らしを送っていたらどうだろう? そんな研究の成果が、4月12日付け学術誌「サイエンス」に掲載された。 医学の分野では双子の研究が盛んに行われている。身体的にも遺伝的にもほぼ完全に一致しており、環境の変化に人がどう反応するか比較対照する理想的な条件が備わっている。(参考記事:「双子研究、安藤寿康氏 全5回:研究室に行ってみた」) だから、米国の宇宙飛行士スコット・ケリー氏が、一卵性双生児の

    宇宙生活で染色体に異変、双子で実験、最新研究
    natuboshi
    natuboshi 2019/04/16
    一番最初に思ったのは日本だとできない、あるいは極めて実現困難な実験だということ。
  • 右半身がオス、左半身がメスの鳥が見つかる

    コールドウェル夫の自宅の裏庭に餌をべにくる、オスメス両方の特徴をあわせもつショウジョウコウカンチョウ。この鳥が庭のはずれの木の枝にとまったところを、シャーリーさんが台所の窓から撮影した。(Footage provided by Shirley Caldwell) 米国ペンシルベニア州エリー在住のコールドウェル夫は、25年前から裏庭に鳥の餌台を置いている。しかし、数週間前の夜明けにアメリカスギの木に止まっていたようなショウジョウコウカンチョウ(猩々紅冠鳥)は、これまで一度も見たことがなかった。その鳥は体の右半分が真紅で、左半分が灰褐色だった。(参考記事:「動物大図鑑:ショウジョウコウカンチョウ」) とはいえ、家から木までは10メートルほど離れていたため、鳥が近くにくるまで自分が見たものに確信がもてなかった。のシャーリーさんは、「長年、鳥に餌をやってきましたが、こんな鳥を見たことはなか

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    natuboshi 2019/02/06
  • 欧州ホタテ、全身にプラスチック粒子残留の可能性 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    用として広く流通しているヨーロッパホタテガイ(Pecten maximus)。自然環境に相当する汚染濃度で、極小のナノプラスチック粒子が6時間で全身に行き渡ることが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY AGE FOTOSTOCK/ALAMY STOCK PHOTO) 英国沖で採取されたヨーロッパホタテガイ(Pecten maximus)を使い、プラスチック粒子の摂取状況を研究した結果が発表された。論文によると、粒子のサイズによっては、腎臓、えら、筋肉など、全身に行き渡ることが明らかになった。しかも、すべての過程が6時間以内に完了する。 論文は11月20日付けの学術誌「Environmental Science & Technology」に掲載された。研究を率いたのは南東イングランドにあるプリマス大学のチームで、スコットランドやカナダの科学者も参加した。 野生生物のプラスチック摂取

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    natuboshi 2018/12/09
    ナノというサイズの効果はまだよくわかっていないはず。
  • 北欧バイキングの死装束にアラビア文字見つかる

    バイキングの墓から見つかる死装束にアラビア文字が織り込まれていたことを、スウェーデンの研究者が発見した。これらの衣服は100年以上前に見つかったものだが、バイキング時代の典型的な死装束として片付けられ、そのまま保管されていた。新たに行われた調査により、はるかに興味深いものであることが明らかになった。 死装束が見つかった場所は、バイキングの船葬墓やバイキング時代の主要都市ビルカの墳墓。「興味深いのは、『アラー』という単語が鏡文字で記されていたことです」と、文字を発見したスウェーデン、ウプサラ大学のテキスタイル考古学者アンニカ・ラーソン氏は語る。(参考記事:「有名なバイキング戦士、実は女性だった」) 北欧で見かけない幾何学模様 文字は、絹の帯に銀糸で織り込まれていた。ラーソン氏は、バイキング時代の埋葬に関わる慣習は、死後に天国で永遠の生を得るという思想のほかに、イスラム教の影響も受けていたので

    北欧バイキングの死装束にアラビア文字見つかる
    natuboshi
    natuboshi 2017/10/17
    知らなかった。/アフガニスタンからカナダまで、37カ国以上を訪れていた
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

    27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    natuboshi
    natuboshi 2017/04/13
    こういう場面でナショジオが出てくるのがアメリカ。
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