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ブックマーク / wezz-y.com (6)

  • ローソンPB新パッケージの「わかりにくすぎる」という問題 ユニバーサルデザインの専門家に訊く - wezzy|ウェジー

    ローソンは2020年春、プライベートブランド商品のロゴ・パッケージを刷新した。これまでの「ローソンセレクト」を「L basic(エル ベーシック)」「L marche(エル マルシェ)」の2つのブランドに一新したという。手掛けたのは国内外で幅広いクリエイティブを行うデザインオフィスnendoだ。 確かにデザインは美しい。しかし店頭に並んだ商品を見ると、統一感はあるが何の商品だかわかりづらい。Twitterでも「前のデザインの方がわかりやすかった」という消費者の声が目立つ。 筆者の和久井は、ライターと並行して合同会社ブラインドライターズという、視覚障害者を中心とした会社を運営している。スタッフには、中心視野が欠けていて焦点が合わない人、全体的にぼやけて見える人、トイレットペーパーの芯から物を覗いているように見える視野の狭い人など、さまざまな視覚の状態の人がいる。彼らにも見てもらったが、「非常

    ローソンPB新パッケージの「わかりにくすぎる」という問題 ユニバーサルデザインの専門家に訊く - wezzy|ウェジー
    navagraha
    navagraha 2020/06/05
    『例えばアレルギーのある人が、パッケージを見誤って別の商品を購入し、口にしてしまうことも考えられますよね。それから、「自力で買えない」のも大きな問題です』
  • 女性を惹き付ける、「ケータイ小説」体裁の秘密——伝統芸の「ポエム」の向こう側 - wezzy|ウェジー

    2017.11.03 08:00 女性を惹き付ける、「ケータイ小説」体裁の秘密——伝統芸の「ポエム」の向こう側 10代の少女を中心に、20代、30代の女性をもこっそり魅了し続けているケータイ小説。ブームが終わり、携帯電話が廃れた今も、それは「ケータイ小説以外の何物でもない」姿で残っている——私はそう思う。 しかしここで疑問がひとつ。何がどうなっていたら、ある作品を「ケータイ小説である」と言えるのか。どんな条件が揃っていたら、それはケータイ小説として女性を惹きつけるのか。 まずはそれを考えてみようと思う。ケータイ小説のことをあれこれ追求していくと宣言した以上、「ケータイ小説とは何か」という前提の部分を、みなさんと改めて共有した方がいいと思うからである。 と、ここまで書いたところで数時間悩んだ。 ケータイ小説とは何か、どんなもののことを言うのか。感覚としてはよくわかっているのだ。しかし、じゃあ

    女性を惹き付ける、「ケータイ小説」体裁の秘密——伝統芸の「ポエム」の向こう側 - wezzy|ウェジー
    navagraha
    navagraha 2017/12/23
    『なんとなくわかっている方も多いだろうが、「冒頭ポエム」というのは、ケータイ小説ブームの頃からまったく途切れずに続いている「伝統」である』
  • 「少女が支配によって救われる物語」が満たしているニーズとは? - wezzy|ウェジー

    ケータイ小説の世界では一貫して、ここでしか描けない類の物語が繰り返し生産され続け、強い支持を集め続けてきた。一般的な少女マンガや少女小説で堂々ヒロインをはれるような少女たちだけではなく、そこからははじかれるような属性の少女・女性たち――「少女は清らかな存在であるべき」というコードから逸脱した存在も、ここでならば、救済や回復の物語の主役になれる。 この「はじかれる属性」のことを、ケータイ小説ブームの頃の大人たちは「ギャル」という言葉でくくっていた。特に批評の世界では、「ギャルが自分たちのための物語を紡ぎ始めた」という言い方がよくされた。だからこそ、ギャル文化が衰退していくとともに、ケータイ小説も消滅したとみなされたのである。 しかしケータイ小説は残った。ギャル文化とともに潰えはしなかった。なぜなら、既存の少女向けコンテンツからはじかれていたのは「ギャル」という自己表現スタイルではなく、「ギャ

    「少女が支配によって救われる物語」が満たしているニーズとは? - wezzy|ウェジー
    navagraha
    navagraha 2017/12/23
    "「いくら『汚れ』ようとも、『真実の愛』を見つければ救われるという希望」の裏には、「『真実の愛』を得られなければ、『汚れた』少女は絶対に救われないという絶望」がある、という単純な話"
  • 「在日外国人の問題は対岸の火事」平然と差別発言を垂れ流した芥川賞選考委員の文学性 - wezzy|ウェジー

    第157回芥川賞は、この春に文學界新人賞を受賞した沼田真佑「影裏」に決定した。毎回、芥川賞選考会後には、受賞作をより積極的に推した選考委員が会見を開いて選考経過を述べるのが慣例になっているが、今回会見した高樹のぶ子委員が「大変な対立、ほとんどケンカ状態で。かなり長く選考委員をやっていますが、当に疲れ切って……」(FNNニュース)と発言していたこともあり、どのような議論が巻き起こったのか、「文藝春秋」誌に掲載される芥川賞選評を待ち構えていた。 結果、一人の選考委員の、議論以前の選評を読んでうなだれることになった。宮輝選考委員による、候補作の一つ、温又柔「真ん中の子どもたち」に対する選評である。台湾・台北に生まれ、3歳の頃から日で過ごし、台湾語混じりの中国語を話す親のもとで育った著者が記した、言語の越境を問う小説。宮は選評にこのように書いた。 ************** 「これは当事

    「在日外国人の問題は対岸の火事」平然と差別発言を垂れ流した芥川賞選考委員の文学性 - wezzy|ウェジー
    navagraha
    navagraha 2017/08/19
    『宮本の評は、温又柔の小説での試みを根こそぎ否定したつもりなのだろうが、これは小説の否定ではなく人種の否定である』
  • 「切ナイ実話」はもう古い? ケータイ小説は「レイプ、妊娠、不治の病」から「暴走族、姫、溺愛」へ - wezzy|ウェジー

    2017.08.06 14:00 「切ナイ実話」はもう古い? ケータイ小説は「レイプ、妊娠、不治の病」から「暴走族、姫、溺愛」へ 10年代ケータイ小説文化をひもとく ライター兼、隠れケータイ小説ウォッチャーの小池です。映画「君の名は」が公開されたとき、真っ先に思い出したのは梅谷百さんの書かれたケータイ小説、『キミノ名ヲ。』(KADOKAWA / アスキー・メディアワークス/2013年)でした。 前回は、「ケータイ小説生存説」を提唱させていただいた。一部の大人には廃れたと思われているらしいケータイ小説だが、実は今も毎月何かしらの新刊が出ており、最大手ケータイ小説サイト「魔法のiらんど」にいたっては月間15億PVをたたき出している。たしかに100万部以上売れるような作品は出現しなくなったが、まだ「文化が廃れた」と言えるような状況ではない。むしろ、文化としては定着した状態と表現する方が正しいので

    「切ナイ実話」はもう古い? ケータイ小説は「レイプ、妊娠、不治の病」から「暴走族、姫、溺愛」へ - wezzy|ウェジー
    navagraha
    navagraha 2017/08/11
    『ケータイ小説界では、昔から「不良ラブ(不良とのラブストーリー)」の人気が高い。その一形態として生まれたのが「暴走族と姫」ものである。これは、簡単に言えば「暴走族の総長とのラブストーリー」だ』
  • 月間15億PVを誇るケータイ小説サイトを「廃れた」と言えるのか - wezzy|ウェジー

    「ケータイ小説ってまだあったの?」→あります。 ささやかな興味から、ケータイ小説を読み続けてかれこれ15年になる。 と、こう書くと我ながら「人生の半分か」と軽い驚きを禁じ得ないが、これを口に出して言った場合、目の前の相手はもっと驚く。そして十中八九こう言われる。 「えっ、ケータイ小説ってまだあったんですか!?」 そう、まだあるのだ。ケータイ小説執筆の場となる「魔法のiらんど」だって「野いちご」だってバリバリ稼働していて、毎月何かしらの作品が書籍化され世に出ている。たしかに、『Deep Love』(2002)や『恋空』(2006)のような大ヒットは見なくなったけれど、「ケータイ小説」という枠組みがつくりあげた小さな王国は、決して滅びてなどいない。 そんな話をwezzyの編集者K氏にしたら、「その話、wezzyでしてくださいよ」と頼まれたのでこれを書いている。というわけで、声を大にして言おう

    月間15億PVを誇るケータイ小説サイトを「廃れた」と言えるのか - wezzy|ウェジー
    navagraha
    navagraha 2017/08/11
    『彼女たちの間で分かち合われている文化は、(略)私たちが都心で働き、同世代とつるみ、書店でビジネス書のコーナーをうろつき、スマニューの更新をチェックしているくらいでは感知できない』
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