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ブックマーク / www.cinra.net (21)

  • 20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA

    漫画評論家・米沢嘉博さんが「少女マンガは『愛』『自己と世界』を中心に展開してきたともいえる。それによって、少女マンガは独自のモチーフ、テーマを選びとり、スタイルを完成させていった」(『戦後少女マンガ史』 / ちくま文庫より)と言っているように、少女漫画は明治時代の少女雑誌の誕生以降、独自の発展を遂げてきた。そして近年では媒体の多様化や読者層の変化により、一層複雑な変化を続けているように思う。 カルチャーシーンの「これまで」と「これから」を考える、CINRAメディア20周年特集「Crossing??」。今回は、ここ20年の少女漫画の流れを、個人の体験とともに振り返りたいと思う。ご登場くださったのは、文筆家として活動されているひらりささん。1989年生まれで、雑誌最盛期の90年代から漫画雑誌を読みはじめたというひらりささんの少女漫画史をお伺いしながら、作品やヒロインの変化、そしてそこから見える

    20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA
    nicoyou
    nicoyou 2023/06/04
    花ゆめ、ぼく地球はクライマックス直前の時期なのでギリかなと。ただ天使禁猟区とかぶってたかなあ。その頃は伯爵カインシリーズじゃないかとは思うけど。このあたりならグリーンウッド入れて欲しい
  • 新海誠の『すずめの戸締まり』は、何を閉じたのか?宮崎駿作品の主題、『星を追う子ども』の共通点から考える | CINRA

    新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』が公開してから1か月が経ち、85.9億円を超える興行成績(12月11日時点)を叩きだしている。 題材は東日大震災だ。『君の名は。』(2016)以降、「国民的作家」となった彼の最新作は、一体どういうものなのか。「3.11を経験していない子どもたちが成長してきているなか、いま震災を描かなければいけない」という思いがあったと明かした新海が、12年経って震災を描いた意義や、それがどういうものであったか、作品に込められたメッセージとは何か、読み解く。 ※結末までのネタバレを含みます。

    新海誠の『すずめの戸締まり』は、何を閉じたのか?宮崎駿作品の主題、『星を追う子ども』の共通点から考える | CINRA
  • 『MIU404』と『アンナチュラル』。「法を守ること」を考える | CINRA

    現実社会の問題とシンクロする野木亜紀子の脚 現在、綾野剛と星野源のダブル主演で、警察の機動捜査隊の隊員たちが出くわす事件を描く『MIU404』がTBSで放送中である。このドラマと同じ、プロデューサーの新井順子、演出の塚原あゆ子、脚家の野木亜紀子のタッグで手掛けた『アンナチュラル』も、Amazon Prime Videoで配信が始まり、話題となっている。 『アンナチュラル』を2020年の今、見返して驚くのは、1話で法医学者の主人公、ミコトたちが解剖する遺体の死因がMERSコロナウイルスによるものだということだ。ウイルスが蔓延したドラマの中の世界では、人々は街でマスクをつけて暮らしており、お昼のワイドショーでは関西弁の司会者とコメンテーターたちがこのウイルスについて議論し、また感染者は、いわれなき差別を受けている。クラスター感染の事実を隠蔽しようとするものまでいる。これはまるで今の世の中の

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  • 『TENET』考察。「知っている / 知らない」は等しく孤立への道 | CINRA

    クリストファー・ノーランの作品には、人間が孤立してしまうことへの屈折した美学がある。 例えば『メメント』(2000年)では、10分しか記憶を保てない男が、過去の自分の行動を忘れてしまっているがために永久に満たされない殺しの犯人への復讐に衝き動かされ続ける。あるいは『インターステラー』(2014年)では、人類滅亡を打開する策を見つけるべく外宇宙へと旅立つ父と、地球でその帰還を待つ娘のドラマを軸とするが、冒頭で起きた超常現象がじつは量子世界に辿り着いた父からのメッセージだと判明する。それによって滅亡は免れたものの、再会した娘は父よりも遥かに年老いてしまっている。『TENET』同様のスパイ映画である『インセプション』(2010年)にしても、多重構造の夢の世界から帰還した主人公が当に現実の世界に戻って来れたのかを曖昧にしたまま終わる。 こうしたノーランの孤立へのオブセッションは物語にのみ見られ

    『TENET』考察。「知っている / 知らない」は等しく孤立への道 | CINRA
  • 『MdN』休刊理由を編集長に聞く。乃木坂や『おそ松さん』特集の裏話も | CINRA

    デザイン誌『MdN』が、日3月6日発売の『月刊MdN2019年4月号』をもって休刊した。1989年創刊。約30年間におよぶ歴史に一区切りをつけた。 デザインの専門誌でありながら、攻めた特集企画で人気を集めていた『MdN』。サカナクションや乃木坂46、欅坂46といったアーティスト、『おそ松さん』『君の名は。』といった旬のアニメなど、エンターテイメントに「デザイン」の観点から切り込んでいく特集記事をはじめ、「神社のデザイン」や「大相撲の美」にフォーカスした特集(!)、付録としてフォント辞典がつく「絶対フォント感を身につける」シリーズ、176ページの漫画雑誌を一冊作って付録にするという企画「マンガ雑誌をMdNがつくってみた」などなど、あっと驚くような特集記事を世に送り出してきた。その内容はCINRA.NETでもたびたびニュースとして紹介した。 CINRA.NETでは『MdN』編集長の信光理氏

    『MdN』休刊理由を編集長に聞く。乃木坂や『おそ松さん』特集の裏話も | CINRA
  • 石野卓球が関西電気保安協会サウンドロゴをテクノ調にアレンジ、新動画公開 | CINRA

    関西電気保安協会の新ウェブ動画「関西電気保安グルーヴ」が日3月1日に公開された。 ウェブ動画「関西電気保安グルーヴ」には、関西圏で浸透している関西電気保安協会のサウンドロゴを、石野卓球(電気グルーヴ)が作業中の「音」を組み合わせてテクノミュージック調にアレンジした楽曲を使用。実際に関西電気保安協会に所属している協会員も登場し、突然の停電に怯える少女を救うために迅速に対応する様子が描かれている。

    石野卓球が関西電気保安協会サウンドロゴをテクノ調にアレンジ、新動画公開 | CINRA
  • 『かわいい浮世絵 おかしな浮世絵』展が原宿で開催 広重、国貞など展示 | CINRA

    展覧会『かわいい浮世絵 おかしな浮世絵』が1月5日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。 遊女や役者、名所など当時の人々が夢中になった様々な流行や文化が描かれている江戸時代の浮世絵。江戸時代から150年以上経った現在、当時の人々と全く同じ感覚で浮世絵を楽しむことは難しいという現状を踏まえて、同展では「かわいい」や「おかしい」といったキーワードをテーマに据え、理屈抜きで楽しいと感じられる浮世絵の魅力を伝えるという。 会場では、「かわいい生き物・おかしな生き物」と題して浮世絵師の歌川芳員や歌川国芳によるや犬、ユーモラスな狸や狐、思わず笑ってしまう架空の不思議な生物に加え、なんでも擬人化してしまう浮世絵作品の「かわいさ」と「おかしさ」を紹介。また今も昔も変わらない無邪気な子どもの姿を描いた作品や、ユーモラスな人物たちが繰り広げる戯画、古典の物語のパロディーなどが描かれた作品などを展示。加

    『かわいい浮世絵 おかしな浮世絵』展が原宿で開催 広重、国貞など展示 | CINRA
  • 入場料のある本屋「文喫」は高いのか、安いのか?店内を一足先にレポ - レポート : CINRA.NET

    書店「文喫 六木」がいよいよ12月11日にオープンする。 6月に閉店した青山ブックセンター六木店の跡地にオープンする、文喫 六木。「入場料を支払って入店する」というシステムが特徴的だ。販売される書籍は約3万冊。雑誌を販売するエントランス部分は入場無料だが、そこから先は有料となる。入場料は1,500円。この料金設定は高いのか、安いのか? CINRA.NET日12月10日に実施されたプレス向け内覧会を訪問。店内をいち早くレポートする。

    入場料のある本屋「文喫」は高いのか、安いのか?店内を一足先にレポ - レポート : CINRA.NET
  • 田亀源五郎『弟の夫』がNHKでドラマ化 佐藤隆太&把瑠都が共演 | CINRA

    田亀源五郎の漫画『弟の夫』が連続ドラマ化され、3月4日からNHK BSプレミアムで放送される。 『弟の夫』は、小学生の娘を男手ひとつで育てる折口弥一のもとに、カナダへ移住した双子の弟・涼二の同性婚の相手だという男性・マイクが訪ねてくるという物語。涼二がカナダに移住してマイクと結婚し、その後亡くなったと知った弥一が、しばらく滞在することになったマイクと共に暮らす中で、自身の偏見に気づき、次第に彼を受け入れていく様が描かれる。原作は2015年の『文化庁メディア芸術祭』マンガ部門優秀賞を受賞している。 主人公の弥一役を演じるのは佐藤隆太。弥一と絶縁状態だった弟・涼二の夫役を元大関の把瑠都が演じる。さらに弥一の元役に中村ゆりがキャスティングされている。演出を『サラリーマンNEO』『あまちゃん』などを手掛けた吉田照幸と、『暴力の都』などの漫画原作者としても知られる戸田幸宏が担当。 佐藤隆太は原作を

    田亀源五郎『弟の夫』がNHKでドラマ化 佐藤隆太&把瑠都が共演 | CINRA
  • 真木よう子がコミケに向けてZINEを個人出版 吉田豪ら参加、資金募集 | CINRA

    クラウドファンディングプロジェクト「真木よう子、フォトマガジン出版プロジェクト。」が、日8月25日にCAMPFIREで開始された。 同プロジェクトでは、真木よう子が出版社を介さずにフォトマガジンを個人制作。ファンの希望に応える写真、真木よう子自身の音などを掲載するという。撮影を鈴木心、インタビュアーを吉田豪、編集を北尾修一が手掛ける。完成したフォトマガジンは12月29日から東京・有明の東京国際展示場で開催される『コミックマーケット93』で販売予定だ。 支援金額に応じたリターンにはオリジナルTシャツや、誌面へのクレジット、撮影ロケ地の決定権などがラインナップ。目標金額は800万円で、募集期間は9月28日まで。詳細はCAMPFIREのプロジェクトページを確認しよう。 真木よう子のコメント 初めまして。ワタクシ、通り名・真木よう子と申します。「コミックマーケット93」に向けて、フォトマガジン

    真木よう子がコミケに向けてZINEを個人出版 吉田豪ら参加、資金募集 | CINRA
  • 東西ドイツのグラフィック表現を辿る『戦後ドイツの映画ポスター』展 | CINRA

    展覧会『戦後ドイツ映画ポスター』が、11月15日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。 1950年代後半から1990年にかけて東西ドイツそれぞれで制作された映画ポスターを紹介する同展。アメリカ文化の流入を受けた西と、社会主義体制のもとで作品制作に取り組んだ東に分岐した映画文化の中で生まれたポスターの展示を通して、東西ドイツのグラフィック表現を辿る。 会場では、黒澤明監督『七人の侍』の西ドイツ版ポスターや、社会主義体制下のハンガリーで制作された映画『メフィスト』の東ドイツ版ポスターなど85点を展示。会期中には研究者やキュレーターらによるトークイベントも予定されている。詳細は東京国立近代美術館フィルムセンターのオフィシャルサイトをチェックしよう。 なお東京国立近代美術館フィルムセンターでは11月29日から同展に関連する特集上映『DEFA70 周年 知られざる東ドイツ

    東西ドイツのグラフィック表現を辿る『戦後ドイツの映画ポスター』展 | CINRA
  • ライゾマティクスが「グラフィックデザインの死角」に迫る展示、田中一光作品の解析も | CINRA

    企画展『ライゾマティクス グラフィックデザインの死角』が、6月5日から東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。 2006年に設立された株式会社ライゾマティクスは、デザイン、アート、建築、数学、工学など、様々なバックグラウンドのクリエイター、エンジニアで構成されるプロダクション。斉藤精一、真鍋大度、千葉秀憲らが在籍し、ウェブデザイン、インタラクティブデザイン、グラフィックデザイン、内装・建築など多様な分野で活動している。 同展は、感覚的で抽象的な工程を明確に言語化すること目指しているというライゾマティクスのグラフィックデザインをテーマにした展覧会。2002年に逝去した田中一光のポスター作品の解析といった独自の手法を通して、ライゾマティクスが新たなグラフィックデザインのプロセスやグラフィックデザインの「死角」に迫る内容になるという。なお、会期中にはギャラリートークも予定されて

    ライゾマティクスが「グラフィックデザインの死角」に迫る展示、田中一光作品の解析も | CINRA
  • 漫画とアニメの文字表現にフォーカス、『月刊MdN』の特集&連載がムック本に | CINRA

    漫画やアニメの文字表現に注目するムック『MdN EXTRA Vol.2 マンガ&アニメのグラフィックデザイン タイポグラフィ編』が、3月31日に刊行された。 同書は、デザイン誌『月刊MdN』に掲載された特集記事や連載をピックアップしてまとめたもの。アニメのグラフィックデザインに注目する記事では『アルドノア・ゼロ』『劇場版 ペルソナ3』などの作品を紹介するほか、アニメのタイトルデザイン15作品が取り上げられている。 漫画のタイトルデザインを掘り下げた記事では、『ドラえもん』『DRAGON BALL』『バガボンド』『ガラスの仮面』『進撃の巨人』などのタイトルロゴやブックデザインに注目するほか、浅野いにおのインタビュー、デザイナーたちが漫画のタイトルデザイン表現について考察する記事なども収録されている。さらに『月刊MdN』の連載から、名和田耕平、芥陽子、コードデザインスタジオのポートフォリオも

    漫画とアニメの文字表現にフォーカス、『月刊MdN』の特集&連載がムック本に | CINRA
  • なぜ東博なのか? 細田守『時をかける少女』を今上映する理由 | CINRA

    2006年に公開されたアニメ映画『時をかける少女』は、映画監督・細田守にとって大切な映画だ。13のフィルムにより、初週わずか6館の小規模公開で始まった同作は、口コミなどの効果で上映館は延べ100館以上に拡大。40週間という、映画としては異例のロングラン上映を達成した。その後に続く『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の成功からすれば、当然の結果と今なら言えるかもしれないが、細田監督にとって『時をかける少女』は紛れもない転換点の映画だったのだ。 そんな同作に登場するキーアイテムに、何百年も前の歴史的な戦と飢饉の時代に描かれたとされる絵『白梅ニ椿菊図』がある。主人公の少女と運命の少年を引き合わせるきっかけとなるその絵は、上野にある東京国立博物館に収蔵された作品という設定で、劇中にも同館をモデルにした風景が登場している。 さて、その東京国立博物館で、10月10日と11日の2夜にわたり『時

    なぜ東博なのか? 細田守『時をかける少女』を今上映する理由 | CINRA
  • 『日本のグラフィックデザイン2014』展に葛西薫、植原亮輔、菊地敦己らによる約300点 | CINRA

    『日のグラフィックデザイン2014』展が、6月20日から東京・六木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催される。 同展は、デザイン団体「日グラフィックデザイナー協会(JAGDA)」が1981年から発行している年鑑『Graphic Design in Japan』の2014年度版の発行を記念して開催。同書に掲載されている作品の中から、書籍、プロダクト、ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、空間デザインなど約300点が実物とモニターで展示される。なお、同書の編集長は服部一成、ブックデザインは菊地敦己が手掛けている。 展示作品は、『第16回亀倉雄策賞』を受賞した葛西薫の平和希求キャンペーンポスター『ヒロシマ・アピールズ』や、植原亮輔によるEvery Little Thingのツアーグッズ、菊地敦己による『Creation Is Free. Production Needs Fee.』展におけ

    『日本のグラフィックデザイン2014』展に葛西薫、植原亮輔、菊地敦己らによる約300点 | CINRA
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    オフィスがきれい スキルアップしたい 若手が活躍できる フレックス 特集記事あり 新卒 アートが好き 産休・育休実績あり 副業OK 自由な働き方 リモート面接・説明会可 リモートワーク実施中

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  • 実写版『機動警察パトレイバー』は全12話シリーズ&長編作品、監督は押井守 | CINRA

    『機動警察パトレイバー』の実写作品プロジェクトの詳細が明らかになった。 歩行式作業ロボット「レイバー」が実用化された近未来の東京を舞台に、警視庁のレイバー部隊の活躍を描いた『機動警察パトレイバー』は、1988年から漫画小説、OVA、映画などで展開されたメディアミックス作品。 実写プロジェクトは、2014年から全国の劇場で公開される全12話のシリーズと、2015年に劇場公開を予定している長編作品から構成。7章構成となる全12話のシリーズ作品は、各話48分を予定しており、長編は約100分の作品になるという。プロジェクトを通じて、同作のアニメ映画やOVAシリーズを手掛けた押井守が総監督および監督を務めるほか、音楽もアニメ版に引き続いて川井憲次が担当。 また、同プロジェクトでは2013年を舞台としたオリジナルストーリーが描かれることも判明。警視庁の特科車両二課第2小隊の98式イングラムを受け継い

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  • クリエイティブ業界専門の求人サービス [CINRA.JOB]

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  • 高木正勝が信じた音楽の力 | CINRA

    『時をかける少女』『サマーウォーズ』で注目を集める細田守監督のアニメーション映画最新作『おおかみこどもの雨と雪』が、7月21日に公開された。そしてその大らかで強い母の姿を描いた作のサウンドトラック、そしてアン・サリーが歌う主題歌“おかあさんの唄”を手掛けたのが、映像作家・音楽家の高木正勝だ。19歳の主人公・花の、「おおかみおとこ」との出会いから、恋愛結婚、出産、子育て。そして、その子供たちの成長と自立までの13年間を描いた作。ピアノを中心に奏でられる、まるで子守唄のように優しく柔らかな音楽が、その物語を包み込んでいる。これまで映像と音楽を等価に手掛け、国内外で高い評価を集めてきた高木正勝。独自の視点で音楽やアートの質を探求し、その根源にあるピュアネスを形にしてきた彼は、作にどう向き合っていったのか。その音楽観と、震災以降の表現意識の変化を語ってもらった。 昔話やファンタジーじゃな

    高木正勝が信じた音楽の力 | CINRA
  • 『サマーウォーズ』細田守監督インタビュー | CINRA

    細田守監督による劇場公開アニメーション作品『サマーウォーズ』(2009年)が、平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した。前作の『時をかける少女』(2006年)が国内外で高く評価された監督が産み出したのは、意外な組み合わせのアクション・アニメーション。ネットの仮想空間「OZ」に現れた悪漢のサイバー攻撃で現実世界のシステムが狂わされ、破滅へと向かっていく事態を、長野県の由緒ある一家と数学が得意な少年、そしてネットのユーザーが協力して立ち向かう壮大な物語だ。今回、この人気作に込められたテーマや、文化庁メディア芸術祭独特の面白さなどについてじっくりとお聞きすることができた。なお、2月3日(水)より行われる文化庁メディア芸術祭では、細田監督も登壇する受賞者シンポジウムや、『サマーウォーズ』の上映もある。インタビューの末尾に詳細情報を掲載したので、こちらもぜひチェッ

    『サマーウォーズ』細田守監督インタビュー | CINRA