昨日に引き続きまして、商標のお話。 2軒の「かねよ」 京都には「かねよ」という名前の鰻屋さんがあります。「日本一のうなぎ」を自称し、鰻丼の上にでっかい卵焼きが載った「きんし丼」が名物なのですが、このかねよ、諸事情ありまして2軒あります。京都市街にあるのが「京極かねよ」。滋賀県との県境にあるのが「逢坂山かねよ」です(「逢坂山かねよ」の方は正確には滋賀県大津市)。で、まあ京都ではとてもありふれた事ではあるのですが、この2軒はもともと1つでありかつ犬猿の仲です。「逢坂山かねよ」が明治5年(1872年)創業、「京極かねよ」が大正時代創業なので、「逢坂山かねよ」から分かれたのが「京極かねよ」ということになるんじゃないでしょうか。そんなことはサイトには書いてませんけど。 日本一のうなぎ【かねよ】 京極かねよ 店舗のご案内 「きんし丼」を巡る商標の争い んでまあ、この2店は色んなことで地味に喧嘩してるん