【前説】きょうのここに注目!は、14日告示の東京都議会議員選挙についてです。西川解説委員です。 Q.今回の都議会議員選挙、どこに注目ですか? Q.どうしてなんでしょうか? A.一つは、有権者である都民との距離感の問題です。都道府県議会議員全般に通じることですが、地域に密着した課題の多くは、地元の市区町村議会議員に相談すれば済みます。議員提案で成立した政策条例は、都議会の場合、この4年間で1本。「眠れる都議会」とやゆする声もあります。 もう一つ、猪瀬都知事との関係もあります。 Q.どういうことですか? A.猪瀬知事は、去年12月、衆議院選挙と同日に行われた都知事選挙で430万票あまりを獲得して圧勝しました。知事が有権者から圧倒的な支持を得た形となったこともあり、東京都の今年度予算案には、共産党を除くすべての会派が賛成に回りました。都政では、政党間の対立軸が見えにくくなったわけです。猪瀬知
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