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bookと水曜どうでしょうに関するnobodyplaceのブックマーク (5)

  • 【読書感想文】 大泉 洋 / 大泉エッセイ ~僕が綴った16年

    今や日で知る人は少ないと言えるであろう人気「俳優」大泉洋さんのエッセイ集。内容は今年4月3日に40歳になられた大泉洋さんが、24歳から32歳の間に「アルバイトニュース an 北海道版」「じゃらん北海道発」「SWITCH」の3誌に連載していたエッセイに、2,013年の大泉さんの振り返りコメントと書き下ろしエッセイ4篇を加えたもので、これまでまとめられてなかったエッセイをまとめて読める、また道民以外の人間にとっては貴重な資料であり、同時に現在の大泉さんと一緒にかつての大泉洋さんを取り巻く状況を振り返るという、とてもお腹いっぱいの一冊に仕上がっています。 帯には「書き下ろし!『水曜どうでしょう』について初告白」と書いてあり、「どうでしょうバカ」を自認する自分としてはまずそこから読みたくて仕方が無かったのですが、その気持ちをグッと抑えて1ページ目から。1997年というと「水曜どうでしょう」が始ま

    【読書感想文】 大泉 洋 / 大泉エッセイ ~僕が綴った16年
  • 【読書感想文】 藤村 忠寿/嬉野 雅道 / 人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの 悩むだけ損!

    このは、電撃オンラインで好評連載中のコラム「藤やん・うれしーの悩むだけ損!」の書籍版。 僕はコラムの方は購読していなかった(1回覗いたことがあるくらい)のですけど、今見てみたら月2回更新(第2・第4木曜)で、1人のお題にお2人がひとつずつ回答していくという形式で連載されているみたい。形式がなぜか画像なので…実は微妙に読みづらかったりするのですけど、書籍版の方は普通に活字なので読みやすいです。1人の相談者に対して、藤村さん→嬉野さんの順で回答しています。2人が話し合って回答を決めると言う形式ではなくて、相談者の人の「お題」に対してそれぞれが1人ずつ好き勝手に喋るという感じの形式なので、肩肘張らずに、結構いい加減な気持ちで楽に読むことが出来ます。 こので面白い点は…やはり、お2人のキャラクターの差でしょうか。 比較的理詰めできちんきちんと回答していく藤村さんと、情緒的で時に理に合わないこと

    【読書感想文】 藤村 忠寿/嬉野 雅道 / 人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの 悩むだけ損!
  • 【読書感想文】 藤村 忠寿 / けもの道

    『水曜どうでしょう』でお馴染み藤やんこと藤村 忠寿さんが初めて書いた著作、『けもの道』。 書名はすなわち人と同じことをすることを良しとせず、人が通ったことのない道を行くことを好む藤村さんの考え方を表しているようで、それはただ「これまでに人が通ったことがない」というだけでなく、「獣であれば通れるわけだから通れないわけではない」「通った後から消えていくけもの道だから道そのものを後に残すことは出来ない」ということも表しているらしい。うん、藤やんらしいと思うし、自分の通ってきた道が、 誰でも通れる道なのか 今でも通れる道なのか は全く解らないもんね。 書はそんな藤やん節がぎゅぎゅっと一冊に収められたもの。感じとしてはエッセイでもあり半生記でもあり生き方の提示でもあるのだけど、ニュアンスとしては確かに酒を飲みながら藤やんの話をふんふんふん…と聞いている感じ。こちらから言い返すことは出来ないけれど、

    【読書感想文】 藤村 忠寿 / けもの道
  • 【読書感想文】 藤村 忠寿/嬉野 雅道 / 腹を割って話した

    番組を裏で支えるディレクター陣が、北海道温泉宿で夜を徹して語り合った。これまで互いに知り得なかった根幹の部分に触れる、初の対話集。 そう銘打たれた書はまさにその通り、水曜どうでしょうを支える両ディレクター陣の対談を、およそそのまま文字起こししておさめた1冊。 非常に面白くて「買って良かったの1冊」なのですけれど、読んでから2ヶ月間の間、何度も書こうとしたけど感想文が書けなくて。 何で書けないかなーというと、話題が盛りだくさん過ぎなんですね、これ。 当に2人のディレクターが温泉宿に1泊旅行に行って、昼から深夜に渡ってずーーっと想いのだけをだらだら話し続けてるのをバキッと1冊にまとめちゃったから、書いてあることをまとめようがないんです。何が書いてるかを知りたかったら、もう、読んでくれとしか。だって、筋書きとか無いんだもんよ。 話の内容の6割くらいはDVD副音声の中で話していたことです。僕

    【読書感想文】 藤村 忠寿/嬉野 雅道 / 腹を割って話した
  • 【読書感想文】 鈴井貴之 / ダメダメ人間 それでも走りつづけた半世紀

    20代に「ダメな時間」を過ごしたことがあります。 まぁ僕の場合は鈴井さんとは違って、名ばかり大学生のほぼニートでしたから、自己表現のために人生を削っていた鈴井さんとは比べものにはなりませんが、しかしそれでもただ怠けていたわけではなく、目指したい自分と現在の自分との隔たりに呆然とし、何から手を付けたらいいのか分からないまま、ただ漠然と目の前のものに懸命になっていました。 後から考えれば今僕がこの職に就いているのは、その時の「懸命」の結果なので、今に繋がっているという意味で必ずしも間違いではないのですが、やっぱり振り返るときには考えてしまいます。あんな時間を過ごさずに「普通に」過ごしていれば、もっとまともな人生を過ごせていたんじゃないかと。今の人生に不満があるわけでは全くありませんけど、他の選択肢もあっただろうというのも否定できません。 おっと、僕のダメな人生の話じゃなかった。 書は、前著「

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