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bookと*史に関するnobodyplaceのブックマーク (7)

  • 【読書感想文】 二宮 清純 / プロ野球「衝撃の昭和史」

    このところ何冊か野球の歴史とかプロ野球の歴史とかについて興味を持って読んできました。 【読書感想文】 佐山 和夫 / 古式野球―大リーグへの反論 | mutter 【読書感想文】 山室 寛之 / 野球と戦争 | mutter 【読書感想文】 山室 寛之 / プロ野球復興史 | mutter 何かエピソードを拾うと言うよりも、時系列に沿って整理してまとめていくような歴史的、学問的な書籍に偏っていたのですが、この二宮清純さんの「プロ野球「衝撃の昭和史」」という名前は付いているものの歴史的な資料というよりは、過去にこんな知られざるエピソードがあったんだよと紹介するような、ノンフィクション・ドキュメンタリもの。まえがきによると文藝春秋での連載タイトルは「プロ野球 伝説の検証」で、書籍化に当たって改題したとのことなのだけど、書の内容を考えると、「昭和史」とするよりかは「伝説の検証」としておいた方が

    【読書感想文】 二宮 清純 / プロ野球「衝撃の昭和史」
  • 【読書感想文】 山室 寛之 / プロ野球復興史

    前回は山室寛之さんの前著となる「野球と戦争」を紹介しました。 こちらは第二次世界大戦、戦前戦中の野球の勃興と発展、高校野球・大学野球がいかに人気を集めたか、いかにプロ野球が興ったのか、そして戦争が近付くにつれまた戦争に突入していく中でいかに野球が制限され禁止されていったのか。また、どれだけ多くの野球人が戦争の中で命を落としたのか。そのあたりの高揚感や苦闘について、証言や資料を基に検証し構成したというのが前著でした。 それに続くこの「プロ野球復興史」は戦争直後、つまり日が敗れ戦争が終わりアメリカ軍に占領され、すべての事柄がGHQの判断の下で決定され行われるそんな時代に、困窮する国民と同様にプロ野球選手でさえ今日の事にままならない中で、「国民に勇気を与える」という志の下、監督・選手自ら畑を耕し料を調達しながら興行を行う、まさにプロ野球の復興を描いたドキュメンタリです。 プロ野球草創期から

    【読書感想文】 山室 寛之 / プロ野球復興史
  • 【読書感想文】 山室 寛之 / 野球と戦争

    著者の山室寛之さんは元読売ジャイアンツ球団代表で任期は1998年から2001年。当時の僕はまだジャイアンツファンだったこともあり(今は「どちらかというとソフトバンク」くらいの割とフラットな感じ)、「山室寛之」という名前をとても良く覚えています。その一方で、読売ジャイアンツの「球団代表」という職は基的に読売新聞社の1ポストであって、そのポストに座る人は野球にはなんの関心もないただの飾りだろうと考えていたので、書を読んでとても驚きました。山室さんにとってプロ野球が、その歴史を記録していくことがライフワークであり、野球というスポーツに深い愛を感じてらっしゃるとは。当に申し訳ありませんでした。 書を買った理由はとても単純で、Number誌の書評コーナーで紹介されていたから。 Webでもこちらから読むことが出来ます。 元巨人球団代表が描いた、プロ野球の大動乱時代。~著者が語る『プロ野球復興史

  • 【読書感想文】 早坂 隆 / 昭和十七年の夏 幻の甲子園―戦時下の球児たち

    最高に素晴らしい。後は実際に手にとって読んでみて欲しい。 …とだけ書いて筆を置きたいところなのだけど、少しだけ紹介を。 書にて書かれている「幻の甲子園」とは、第二次世界大戦によって高校野球甲子園大会が中断されていた昭和16年から20年の間に、政府主催で1回だけ行われた甲子園大会のこと。それ以前、戦後も主催となっている朝日新聞が甲子園大会と認めていないため甲子園大会の歴史には書かれていないし回数にも含まれていないけれど、当時の高校球児がそこで汗を流したのは紛れもない事実のようです。 僕はその存在すら知りませんでした。 書の構成はおおよそ、以下の通りです。 「幻の甲子園」開催までの経緯 各試合出場チームの紹介 試合の詳細な経過 敗退チームの主な選手のその後 2に戻る エピローグ テーマが戦時中の話だけに、どうしても政治的な話題になったり情緒的な描写になったりすることは避けられませんが、

  • 【読書感想文】 三浦俊良 / 東寺の謎

    ブックオフの新書コーナーでたまたま手にとって購入したのだけど、存外面白かったので。 子供の頃に「法隆寺の謎」と言うを読んだことがあって。今で言う新書なんだろうけど、歴史学者の人が書いたどちらかというとロマンチックな歴史で、かなり面白かった。書を手に取った理由は、そのと名前が似ていたからと言う以上の理由はないのですけど、実際に読み始めてみたら著者が東寺の人であることがわかって、「あーこれはもしかして宗教的ななのか…」と少し残念に思いつつ読み進めてみたらば。 いや、全然そんなことはなかった。 もしかするとそう思われることを危惧されていたのかも知れないけれども、全体を通して宗教的な理不尽さ(「奇跡」といった理屈の無いような表現)は一切無く、あくまで文献資料に当たった上での客観的な歴史の記述になっていて、非常に面白い。「謎」部分で言えば実際問題そう大した謎はなかったけれども、いや、796

  • 【読書感想文】 小関順二 / プロ野球のサムライたち

    2004年刊行のこのは、過去のプロ野球における名選手にそれぞれスポットを当ててその中にどんなドラマがあったかを描き出している。言ってみれば「偉人伝」みたいな感じ?執筆当時(2004年開幕前)監督を務めていた選手を中心に様々なエピソードを集めたもので、軽い感じで読めます。小関さんならではだなと思うのは、取り上げた人物の評価を行う際にデータを列挙することを忘れないところ。ストップウォッチを片手になかなか計られることのないデータをデータとしている小関さんらしい、客観性に富んだ評価の仕方だと思います。 ただ…それだけで小関さんを「データで選手を評価する人間」とするのは少し短絡的。 そのことに気付きました。 小関さんの文章と言えば今までは文字数制限のあるコラムだけで、長い文章を読むのは初めてだったんですが、読んでみて初めてわかりました。小関さんという方は、プロ野球や選手、その他関わる人たち全てに

  • 光村推古書院

    京都名所百景 体価格1,800円+税 (写真)水野克比古 体裁/ 総120頁 ISBN978-4-8381-0461-1 (2012.1) 【2024年3月 重版出来!】 京都らしい景観を集めた写真集。 四季折々の美しい光景が広がる京都。春は桜、秋は紅葉。歴史ある社寺や丁寧に手入れされた庭園など。 京都の写真家・水野克比古が最も美しいと思う瞬間を切りとった。 京都の代表的な光景を111景集めた写真集。 京都で年中開催されている伝統的な行事、社寺の情報、おいしいおやつ、ローカル情報、地図や路線図まで網羅! メモ帳たっぷり!しかも軽量! 暮らす人も、観光の人も、ただただ京都が好きっていう人も、 すべての京都好きにささげるスケジュール帳です。 『京都手帖』とは… ○京都で開催予定の行事を週間カレンダーに掲載。 今日どこで何があるか一目瞭然! ○旬の京都を凝縮した、毎月のコラムページ。 編集部お

    nobodyplace
    nobodyplace 2010/09/25
    時代MAPシリーズに心躍っている今日この頃。いずれ買う。
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