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lifeとbookに関するnobodyplaceのブックマーク (10)

  • 【読書感想文】 finalvent / 考える生き方 【未満】

    読んだあといろいろと心に残ったことがあり、それぞれについてきちんと考えてから読書感想文を書こうと思っていたのですが…無理でした。難しい。感じたことを1つ1つ掘り下げていると時間もスペースも足りないし、何か考えたことを文を引用しながら書き出すとそれこそ1冊引用しかねないという。かといって全体に対する印象があるかというとそれもまた茫洋としていて、なんとも上手く言葉に出来ない。とある人の半生を垣間見るというのはこういうことなのかも知れないなと、なんだか変な納得の仕方をしてしまいました。書けない。 …といってそれだけで終わるのも悔しいし、だいたい心の整理が出来ません。打開策として感じたことを出来るだけ簡潔に箇条書きにしてみたので、それを書き連ねながら肉付けして「感想」としてまとめていきたいと思います。上手くまとまったら良いな。 読む人の年代によって感じることが違うだろう finalventさんが

    【読書感想文】 finalvent / 考える生き方 【未満】
  • 【読書感想文】 西原 理恵子 / 生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント

    話題になっていた西原さんのをようやく読みました。 やあ、結構前に借りて寝る時には常に側にあったんですけどねえ……寝る前に項目を1つ読むと満足して眠くなってしまってなかなか読み進みませんでした。寝る前意外にも読めば普通に読み終わったんだろうとは思うんですけど、そこはそこで別のを読んでいたので。おかげでなんだかとてもじっくりつきあえました。 全体の構成としては「募集して集まった人生に関する様々な相談に西原さんが答えていく」という体裁。イベントの質疑応答と同じような感じでバシバシ答えていく様が気持ちいいのですけど、西原さんがただの辛口コメンテーターと違うのは、回答の内容にすごい偏りがあるところなんですよね。「自分はどうやって生きるべきか」「なにをしたらいいのか」「女子と男子」みたいな話はかなりきつめに切っていく一方で、「子どものこと」「子どもの頃のこと」「友達のこと」「病気のこと」などに対し

    【読書感想文】 西原 理恵子 / 生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント
  • 【読書感想文】 井上 純一 / 中国嫁日記 二

    ブログで絶賛連載中の中国嫁日記の第2巻。 中国嫁日記 ブログ書籍化って何年か前にすっごい流行ったことがあって、ブログが面白かったから何冊買ってみたのだけど、買う買うブログを印刷して製しましたって言うばかりで、しかも「出すのでブログは閉鎖します」「に掲載した記事は削除しましたので買ってください」という輩が続出、結果もう当に嫌になったのでその手の書籍に手を出すのは止めたのですが……でも2巻買ってる。なんでかっていうと、中国嫁日記は違ったからです。ブログの書籍化じゃないっす。これもう完全に新刊。 第一巻の時もすべての4コマにコメントが付いていたり、書き下ろしの補足説明がたくさんあったりして、凄く楽しめたのですけど、今回もやっぱりたくさん書き下ろしがあって楽しいです。なんせ全体の1/3くらいを、書き下ろしのプロポーズエピソードが占めてますからねぇ。この辺は、「この値段で売るならここ

    【読書感想文】 井上 純一 / 中国嫁日記 二
  • 【読書感想文】 藤村 忠寿 / けもの道

    『水曜どうでしょう』でお馴染み藤やんこと藤村 忠寿さんが初めて書いた著作、『けもの道』。 書名はすなわち人と同じことをすることを良しとせず、人が通ったことのない道を行くことを好む藤村さんの考え方を表しているようで、それはただ「これまでに人が通ったことがない」というだけでなく、「獣であれば通れるわけだから通れないわけではない」「通った後から消えていくけもの道だから道そのものを後に残すことは出来ない」ということも表しているらしい。うん、藤やんらしいと思うし、自分の通ってきた道が、 誰でも通れる道なのか 今でも通れる道なのか は全く解らないもんね。 書はそんな藤やん節がぎゅぎゅっと一冊に収められたもの。感じとしてはエッセイでもあり半生記でもあり生き方の提示でもあるのだけど、ニュアンスとしては確かに酒を飲みながら藤やんの話をふんふんふん…と聞いている感じ。こちらから言い返すことは出来ないけれど、

    【読書感想文】 藤村 忠寿 / けもの道
  • 本を読むのはそんなに好きではないのだ、実は。

    そういうと何か意外に思われるのだけど、それは単に僕の偉そうな物言いに騙されているだけであって、実際問題として僕は全然読書家じゃありません。謙遜とかそんなんじゃなくて、ならしてみると読んでる漫画、雑誌、技術書除く)なんて多くて月に2冊くらい。を読むのが嫌いというわけではないのですけど、「同じ1時間使うとしたらどう使う?」という選択においてあんまり読書は選択されないのですよね。まぁネットのない時代だったらもうちょっと読んでるかもしれませんけど、せいぜいそんなもんです。だからちょっと空いた時間にを取り出して読んでたり、電車の中と言えば読書がデフォみたいな人を見かけると、が好きなんだなぁと思います。僕はそこまでは好きじゃない。 んで、「ならして月に2冊」といっても毎月コンスタントに2冊ずつ読んでるわけじゃないみたいです。最近気付いたんですけど、自分の中で3つのブームが3ヶ月周期くらい出来

    本を読むのはそんなに好きではないのだ、実は。
  • 【読書感想文】 三浦俊良 / 東寺の謎

    ブックオフの新書コーナーでたまたま手にとって購入したのだけど、存外面白かったので。 子供の頃に「法隆寺の謎」と言うを読んだことがあって。今で言う新書なんだろうけど、歴史学者の人が書いたどちらかというとロマンチックな歴史で、かなり面白かった。書を手に取った理由は、そのと名前が似ていたからと言う以上の理由はないのですけど、実際に読み始めてみたら著者が東寺の人であることがわかって、「あーこれはもしかして宗教的ななのか…」と少し残念に思いつつ読み進めてみたらば。 いや、全然そんなことはなかった。 もしかするとそう思われることを危惧されていたのかも知れないけれども、全体を通して宗教的な理不尽さ(「奇跡」といった理屈の無いような表現)は一切無く、あくまで文献資料に当たった上での客観的な歴史の記述になっていて、非常に面白い。「謎」部分で言えば実際問題そう大した謎はなかったけれども、いや、796

  • 【読書感想文】 横山 光昭 / 年収200万円からの貯金生活宣言

    2010年に入って自分のお金の使い方を見直すまで、僕のお金の使い方はかなり適当なものでした。その辺はこのエントリにまとめてありますが、いやもうホントにリボ払い、ダメ!絶対! 財政健全化宣言。 – nplll: Mutter とはいえ消費者金融からお金借りるまでは行きませんでしたし、だらしがないヤツ程度で済んだのですが、それでも「借金」が一時40万を超えたのは当に堪えました。利子も払いながらそれをきちんと返済するのって、考えれば考えるほど大変で。それ以来、お金に関する考え方がかなり変わりました。 僕の場合、幸いにも自分自身で方針を決定し正しくコントロールできるようになりましたが、あくまで自分に合わせて考えた方法なので誰にでも出来るようなことではありません。例えば上のエントリでは「Google Docsのスプレッドシートを使って家計簿を付ける」と書いていますが、地味で淡々とした作業が嫌いな人

  • 【読書感想文】 須田 慎一郎 / 下流喰い―消費者金融の実態

    下流喰いを読んだっす。 書は、消費者金融およびヤミ金融の状況とそれを利用する人たちの実態を細かな取材に基づいて明らかにしたもので、外側から見る業界の印象と中身の凄惨さのギャップが非常に印象的。こちらのエントリで参考文献としてあげられていたので読んでみた次第です。 改正貸金業法について – Chikirinの日記 出版は2006年9月で新書としては若干賞味期限切れかなという感じはするけれども、現在の状況も「下流い」とさほど変わらないことを考えると、この手の問題の基礎知識としては「読んでおくべき」と今でも言えるのではないかと思います。 個人的に非常に怖かったのは、数字上はさほど変わらないように見える金利の差によって「元が減らない」という状況が現出すると言う事実。2010年現在は貸金業法が改正されたために金利は年20%まで(貸付金額により15-20%)と規制されていますが、それ以前は最高

    【読書感想文】 須田 慎一郎 / 下流喰い―消費者金融の実態
  • 【読書感想文】 石田 雄太 / イチロー・インタヴューズ

    石田雄太さんと言えば、イチローを始め様々なアスリートに密着し、距離感の短いインタビューをすることで定評のあるスポーツ・ライター。その石田さんが今までしてきたイチローのインタビューを一冊にまとめたって言うんだからこれは買わない手はないでしょ、ってことで購入。 届いて早速読んでみたけど、うん、やはり看板に偽り無し。 イチローのインタビューを読むならやっぱり石田雄太さんしかいないね。 イチローは特に「前提」や「言外の定義」が多い人だから、長く追ってきた人でないと上手く引き出せない、伝えられない部分はあると思う。 書は、イチローがメジャーに渡った2000年から、今シーズン、つまり2010年開幕直前までのインタビューを網羅しているのだけど、やはりその中で一番思うことは、イチローもやはり変化しているのだなぁと言うこと。 時間軸的に一部分だけを抜き出すと、どの瞬間でもイチローは「今感じていること」を自

    【読書感想文】 石田 雄太 / イチロー・インタヴューズ
  • 【読書感想文】 渡辺 仁 / セブンイレブンの罠

    昨年の独占禁止法以来話題になっていた書をようやく読みました。 書いてある内容は非常に『凄惨』と言わざるを得ない内容で、身震いするものだったのだけれど、感想を、と聞かれたら、んー…「よくわからない」としか言えない。かも。書が嘘だとか誇張だとか言うつもりは全然無いのだけれども、完全に信頼できるかどうかは僕にはよく解らない。信じたい気持ちは山々なのだけども、これだけセブンイレブンの店舗が街に溢れ、裁判でもロスチャージの件が支持されている状況(ロスチャージの件ではセブンイレブン部が勝訴している。原資料提示では仕入れ価格の報告を命じられている)では、なんとも言えない感じがする。せめてどれかで部の敗訴が確定していればまた違っているのだけど… ロスチャージの件 最高裁判例 | 平成17(受)957 | 不当利得返還請求事件 コンビニエンス・ストアのフランチャイズ契約に加盟店は運営者に対し加盟店経

    【読書感想文】 渡辺 仁 / セブンイレブンの罠
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