サイゼリヤが新しい注文方法を導入している。これまでは、各テーブルに置いてある注文用紙に利用客が番号を記入して店員に渡すスタイルだったが、どのように変わったのだろうか。筆者が都内の店舗で体験した内容を交えながら解説する。 テーブルで見つけた小さな「札」 入店後、店員に案内されてテーブルに移動すると、長方形の小さな札を見つけた。札には「いらっしゃいませ」「テーブル番号24」「注文用QR」といった情報が記載されている。見た目は、小売業界で導入が進んでいる電子棚札(画面が電子ペーパーになっており、価格などをリアルタイムに変更可能)に似ている。「この小さな札は何だろう?」というのが最初に見たときの感想だ。
この新型LIBは従来のLIBと違い、コバルト(Co)を一切使わず、負極にLiが樹状に析出して短絡する可能性がほぼなく、副反応によるガス発生もないなど安全性が高い。それでいて、エネルギー密度はリン酸鉄リチウム系LIB(LFP)と同等かやや高く、充放電が非常に速い。東芝によれば「0%から80%に5分で充電できる」。加えて、低温に強く、セ氏60度の高温にも強い。さらには、充放電サイクル寿命が約6000回と長寿命である。容量は1.5Ahだとする。 LTO/NTO負極電池の最後の課題を高電位正極でカバー 東芝はこれまで、負極にチタン酸リチウム(LTO)を用いた独自のLIB「SCiB」を開発し、電気自動車(EV)や新幹線などさまざまな用途で実用化している。一般的なLIBに比べて安全性が高く、長寿命で急速充放電や低温に強いといった多くの特長を備える。 ところがこのSCiBには課題もあった。出力電圧が約2
セブン&アイ・ホールディングスは30日、 オーストラリアで「セブンイレブン」を運営する会社の全株式を、 約1670億円で買収すると発表しました。 豪州全土に「セブンイレブン」は751店舗あり、 取得時期は2024年の4-6月を予定。 このニュースは当然豪州でも大きく取り上げられているのですが、 自国の企業が外国の企業に買収された際、 通常は残念がる声や悲しみの声などが先行するのですが、 今回のケースでは、自国のコンビニが日本レベルになるという期待から、 ほぼ全面的に喜びと歓迎の声で溢れています。 寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。 「日本滞在中が一番楽しそうだ」 日本を満喫するダライ・ラマ法王の姿が話題に 翻訳元■■■■■ ■ オーマイガガガガーッ! 私たちも日本のセブンイレブンを享受出来るの? この宇宙で最高の存在と言われるあのお店を?!! +16 ■ そうなったら最
テイクアウト需要が高く、コロナ禍でも勝ち組といわれたハンバーガーチェーンだが業界内での競争は激しい。そんな中で存在感を高めているのが「バーガーキング」(運営はビーケージャパンホールディングス)だ。 発祥国のアメリカではマクドナルドに次ぐ店舗数を持ち、1993年に日本に進出して30年経つ。だが当初は8年で日本市場から撤退、6年後に再び進出するなど、日本市場を攻めあぐねていた。それが近年、急激に店舗数を増やしている。躍進の背景を野村一裕社長に聞いた。 店舗数は約3年で倍増 「国内店舗数は204店(2023年11月末見込み)となり、約3年で倍増しました。売上は2019年から毎年、前年比130%以上を達成しています」(野村社長) キリンビール出身の野村社長が同社に入社したのは2019年のこと。同年5月末には不採算店舗などを閉鎖して国内店舗数は77店にまで落ち込んだ。 そこから巻き返して国内店舗数を
茨城県大洗町で1887(明治20)年から続く割烹旅館・肴屋本店は、同町が舞台の人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)で、「戦車に突っ込まれた宿」として知られています。先代の父が亡くなり31歳で経営を引き継いだ7代目・大里明さん(46)は東日本大震災の影響で開店休業状態に陥りながらも、ガルパンを追い風に、アニメファン向け宿泊プランやキャラクターの等身大パネルを制作。ファンと地域経済との結びつきを深めました。コロナ禍でも、観光協会長として地元店舗の支援企画を成功させました。 「いつかこの旅館を継ぐ」 肴屋本店は、海水浴場で有名な大洗町の中心にある老舗旅館です。県内外や国外から年間4千人の宿泊客が訪れ、5人の従業員で切り盛りしています。 2012年放映開始の「ガルパン」は、大洗町を舞台に「県立大洗女子学園」の生徒たちが戦車を使った武道「戦車道」を極めるストーリーです。放映を機に町全体でフ
米Googleの著名な2人の元研究者、リオン・ジョーンズ氏とデビッド・ハー氏が8月17日、東京に拠点を置く新AI企業を設立したとX(旧Twitter)で発表した。 ジョーンズ氏は、Googleが2017年に発表した生成AI革命のきっかけとなったと評価されている論文「Attention Is All You Need」(PDF)の8人の著者の1人。この論文では、後にChatGPTなどの製品開発の基礎となった深層学習アーキテクチャー、Transformerを紹介している。ジョーンズ氏は8月に10年以上勤めたGoogleを退社した。これで論文を書いた著者全員がGoogleからいなくなった。 ハー氏は2016年にGoogle Brain入りし、機械学習などの研究に取り組んだ後、2017年にGoogle Brainが東京チームを設立した際、そのトップとして来日した。2022年にGoogleを辞め、S
とにかく時代の流れと近辺の空きテナントの状況に応じて変容し続けているのが新宿のディスクユニオン。 ROCK INNのギターショップ等が入っていた4階建てのビルを一棟借り上げで「ユニオンレコード」名義を復活させたりの大改編を行ったのが2018年。 紀伊國屋書店の隣に新築されたビルの1フロアに「ベストアルバムストア」という前代未聞の括りの店舗等、中古を中心に再編を行ったのが2021年。 それ以降大きな動きはなかったのですが、2023年夏、過去ほど大きくはありませんが割と興味深い感じで動かします。 かつては新宿の総本山だった山田ビル。今も地上7階地下1階の全フロアをユニオンが占め、様々なジャンルのショップを各階に詰め込んでいますが、その2フロアに変更がかかるところが特に気になっています。 1)B1階:8月7日に「平成J-POPストア」オープン。 ユニオンがそこを狙ってきたかという気持ちにもなりま
倉敷市広江にあるオートバイ部品の製造販売会社が、旧日本陸軍の戦闘機「飛燕(ひえん)」の実物大レプリカ作りに取り組んでいる。社長の武浩さんが約6年前、ネットオークションで実際の機体を落札したのがきっかけ。多くの関係者から感謝の言葉が寄せられたのを力に、今夏の完成を目指し作業を進める。 武さんは、川崎重工業(神戸市)製のオートバイのレストア(復元)などを手がける「ドレミコレクション」を経営する。飛燕は川崎重工業のルーツとなる川崎航空機工業が開発しており、オーストラリアのコレクターがオークションへ出品したのを知り2017年に1500万円で落札。七十数年ぶりの帰国となった。 当時大きく報道され、飛燕の製造に携わった人らが県内外から訪れた。「私たちの青春」「よく取り戻してくれた」と声をかけられ、胸を打たれたという。本業の技術を生かし、当初は機体の復元を構想したが「時間がかかりすぎる」と、レプリカ作り
1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:ファミレスでフードコートで工場で「人を呼ぶ装置」を作り続ける会社のミラクル > 個人サイト 右脳TV プチプチは1000種類以上ある あの「プチプチ」を作っているのは、川上産業株式会社さん。創業は1968年(昭和43年)、今年で55周年である。 ご対応いただいた川上産業の杉山さん(右:常務取締役)と、綿貫さん(左:マーケティング課主任)。お二人ともお名前が同じ「彩香さん」というミラクル。 「ちなみにこれもプチプチでできているんですよ」 わっ、ホントだ! まずビックリしたのはプチプチの種類の多さである。 僕にとってプチプチは、通販でなにか買ったときに箱に一緒に入っているもので、「なんかたまに粒が大きい
可視光を99.98%以上吸収しほとんど反射しない「至高の暗黒シート」を産業技術総合研究所と量子科学技術研究開発機構の研究グループが開発した。カシューナッツの殻から抽出したポリフェノール類の「カシューオイル」の樹脂を利用。同じグループが2019年に開発した「究極の」シートを超えた黒さで、耐久性も良く、触れる素材では世界一の黒さとなった。 反射の少ない黒色材料は装飾や映像、太陽エネルギー利用、光センサーなど多分野で利用され、優れた材料が切望されている。炭素でできた円筒状の物質、カーボンナノチューブでできた材料はあらゆる光を99.9%以上吸収し世界一とされてきたが、触ると壊れてしまい実用が難しかった。 研究グループは2019年に「究極の」暗黒シートを発表した。これは加速器からイオンビームを照射するなどして、カーボンブラック顔料を混ぜたシリコーンゴムに微細な円すい状の凹凸を作り、ここに光を閉じ込め
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