グリーが7月29日に発表した2009年6月期決算(単体)は、営業利益が前期比8倍の83億円に急拡大した。「GREE」の課金収入・広告収入ともに好調だった。 売上高は4.7倍の139億円、経常利益は7.9倍の83億円、純利益は7.7倍の44億円。 釣りゲーム「釣りスタ!」、育成ゲーム「クリノッペ」用有料アイテムなど課金コンテンツや、タイアップ広告が好調。新たに月額課金サービスを投入したほか、探検ゲーム、ガーデニングゲームも始めた。 テレビCMなどプロモーションも展開。会員は第4四半期だけで約274万人増え、総会員数は1260万人(6月末時点)となった。 今期は、大手通信事業者と連携するなどして広告宣伝活動をさらに積極化。コンテンツや課金メニューの拡大、広告と媒体価値の向上を図る。低迷していたPC向けサイトもリニューアルし、活性化する。 今期の業績予想は、売上高が前期比67.1%増の233億円
NTTドコモが3月2日に開始したコミュニケーションサービス「ドコモコミュニティ」が徐々に会員数を増やしている。7月22日には、会員数が10万を突破したという。 ドコモコミュニティは、ドコモの携帯電話ユーザーを対象に、日記や備忘録、スケジュール、アルバムなどをサーバ上に登録し、iモード対応端末から閲覧したり、iモードユーザー同士で情報を共有したりできるSNSのようなサービスだ。iモードから会員登録をすれば、無料で利用できる。最大の特徴は、メンバーの登録をiモードのメールアドレスをもとにした招待制としている点。ユーザーの検索機能などはないため、自分が招待した人しか自分のページを見ることができず、プライベートな情報共有にも活用できるのが特徴だ。登録した内容の公開範囲は「自分だけ」「友達まで」「友達の友達まで」の3種から設定でき、初期状態では「友達まで」になっているので、公開範囲を変更しなければ、
GPSや基地局で位置情報を把握できるのは、ケータイならではの“強み”だと言われている。だが、この強みを生かしたサービスやコンテンツは、決して多くない。地図やナビゲーション以外の分野は、まだまだ未開拓だ。サイバーマップ・ジャパンが提供する「ケータイ国盗り合戦」は、こうした状況に風穴を開ける可能性を秘めている。熱心なファンを生み出し、会員数も急増している「ケータイ国盗り合戦」の裏側を、同社に聞いた。 ■ 位置情報を元に「国盗り」をリアルで行う新感覚のゲーム ケータイ国盗り合戦 ケータイ国盗り合戦は、ゲームとコミュティが一体となったコンテンツ。さまざまな「国」が用意されており、「国盗りボタン」を押して領土を広げていくだけと、遊び方はいたってシンプルだ。ただし、国は実際の位置情報と紐づいており、全国制覇するためには、本当に日本全国を回らなければならない。ゲームとはいえ、あくまでもリアルな行動が必要
サイバーエージェントの連結子会社であるプーペガールは3月12日、若い女性を中心とするモバイルインターネットユーザーを対象とした、ファッション特化型のモバイル向けコミュニティサービス「プチプーペ」(http://mpupe.jp/)を開始した。 プチプーペは、携帯電話で撮影したファッションコーディネート写真の共有や、自分自身の分身となるキャラクター「プーペ」の着せ替え、他のユーザーとのコミュニケーションなどが楽しめるファッションコミュニティサイト。会員登録をすることにより、無料で利用できる。 ユーザーは、自分のセンスで組み合わせたファッションコーディネートの写真を投稿することにより、プーペのアイテムと仮想通貨「プチリボン」をもらうことができる。写真を投稿すればするほど、キャラクターの着せ替えが楽しめる仕組みになっている。 また、コーディネートの参考にした雑誌の情報を投稿した写真に付帯すること
グリーは7月10日、PC・携帯電話両対応のSNS「GREE」とau携帯向け「EZ GREE」で、携帯電話向けプロフィール画面をリニューアルした。従来は、ユーザーが自由に設定したプロフィール画像と自己紹介のテキストを表示していたが、新たにユーザーのアバターを設定し、アバターが住む仮想の部屋「ルーム」を設置。ルームでオリジナルのペット「Clinoppe」(クリノッペ)も飼えるようにした。 アバターやルームは新たに設定する必要があり、設定するまでは従来のプロフィールが表示される。ただし、プロフィール画像を設定していないユーザーは、17日以降は自動的にアバタープロフィールに切り替わる。 携帯電話向けGREE/EZ GREEは、無料ゲームや占い、デコメール素材のダウンロードなどが可能なSNS。 アバターは、髪型や服装などをカスタマイズでき、着飾るためのアイテムを仮想通貨「ゴールド」を使ってショップで
ニフティは6月20日、デコメール(デコメ)用の素材画像やテンプレートを投稿/共有できる携帯電話向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「@niftyデコゲット」を開始した。携帯電話キャリア3社に対応している。利用は無料だが、別途通信料が発生する。 デコメは、携帯電話向けHTMLメールの通称。NTTドコモでは「デコメール」、auでは「デコレーションメール」、SoftBankでは「アレンジメール」と呼ぶ。メール装飾の素材。 @niftyデコゲットでは、ユーザーが自分で作成したデコメ素材を投稿するほか、サービス登録時や広告クリック時に付与される仮想通貨「ゴールド」でデコメ素材を集められる。提供されている素材にコメントを投稿することも可能。サービス開始時点で、デコメ素材約1万点を用意している。 集めたデコメ素材は「マイコレクション」に保存され、ほかのユーザーに公開できる。デコメ素材の作者に
1966年北海道生まれ。90年北海道大学理学部中退、リクルート入社。情報誌制作システム開発、フリーペーパー事業開発などを担当。2005年インデックス入社、ソリューション事業局長を経て2006年3月Gocco代表取締役に就任。 宇井 はい。携帯キャリアーの公式メニューに入るなど、認知度を高めています。始まりは2004年ごろで、その年の12月にサービスを開始したGoccoは、業界の先駆けといえます。スタート以来、会員数はなだらかに増え続けて、現在は約39万人。伸び方は当初と変わっていません。 モバイル系のサイトは、一般に利用者の年齢層が低いのが特徴です。その中にあって、SNSは年齢層が高い。といっても、利用者の40%強は10代で、38%が20歳代、30歳以上が21%。パソコンのサイトと比べれば圧倒的に若いのですが。 宇井 ええ、書かれる内容が全く違います。パソコンの場合は「人に読ませる考え」を
シーエー・モバイル(CAモバイル)は4月16日、携帯電話向けのポータルサイト「ixen」をソーシャルネットワーキングサービス(SNS)としてリニューアルした。NTTドコモの公式サイトとして、ディー・エヌ・エーの「モバゲータウン」に対抗する。 ixenはモバイル専用のSNSで、日記やコミュニティ機能のほか、専用ポイントシステム「Berry」を使ってアバターアイテムを購入したり、着信メロディやデコメールの素材などをダウンロードしたりできるようにした。また、懸賞サービスやオンラインで対戦ができるゲームなども提供する。 Berryは友達紹介やアンケート回答、スポンサーサイトへの登録などで獲得できるといい、モバゲータウンと同様の仕組みを取り入れている。 ただしモバゲータウンが一般サイトなのに対し、ixenはドコモの公式サイトになっている。公式サイトにした理由についてCAモバイルでは「同一コンテンツプ
グリーは、同社が運営するSNS「GREE」のモバイル版が2月5日にNTTドコモの公式サイトに登録されると発表した。合わせて、1月に会員数が70万人を突破したことが発表された。 GREEモバイル版は、NTTドコモとソフトバンクの携帯電話向けに提供中のSNS。au向けには、KDDIと共同で「EZ GREE」を2006年11月に提供を開始している。11月当初は、ゲームや占いサービスはEZ GREEでのみ提供されていたが、現在ではGREEモバイル版でも利用できる。また、2007年2月2日にはauに加えて、NTTドコモ/ソフトバンクの携帯電話からも既存会員の招待なく、ユーザー登録が可能になった。 同社ではauに続く、NTTドコモでの公式サイト登録を受け、今後もモバイル向けーサービスに力を入れていく考え。ソフトバンクの公式サイト登録に関しても、検討を行なっていくとしている。 なお、ミクシィが運営するS
SNS、PCは「mixi」の660万人、携帯電話は「モバゲータウン」の259万人が最大 シード・プランニングは1月22日、国内ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)市場に関する調査結果を発表した。それによると、パソコン向けSNSでは、2006年11月時点で660万人の会員がいた「mixi」が最大で、携帯電話向けSNSでは、会員数259万人の「モバゲータウン」が最大という。 シード・プランニングによると、「現在の国内SNS市場では、アフィリエイトや広告経由で集客を行うSNSが数多く存在する」という。ただし、こうして集めた会員にはインセンティブ目的だけのユーザーが多く、シード・プランニングは「アフィリエイト経由では解約率が6~7割となるサービスも存在するほどで、単純な広告展開だけでは会員のサービス定着は難しい。この集客/会員定着手法として鍵を握るのが無料の優良コンテンツ提供」と指
グリーが提供するSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「GREE」のモバイル版が、11月16日から大きく変わる(10月30日の記事参照)。グリーは現在ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対して携帯用のSNS機能を提供している。16日からはau向けGREEが、auの公式メニュー「EZ GREE」となるほか、ドコモ、ソフトバンク向けサービスも新機能を追加してリニューアルする。 ここではEZ GREEを中心に、携帯向けGREEの新サービスを紹介するほか、グリー社長の田中良和氏に、携帯向け新サービスの狙いを聞いていく。 au向け携帯SNS「EZ GREE」トップ画面。EZwebの公式メニューという位置付けで、アクセスは「EZトップメニュー」→「EZサービスで探す」→「EZ GREE」から ゲーム、占い、WikipediaにSNS的要素を付加 グリーでは11月16日以降、携帯向けGREEの
ITmediaの週末の記事から 「成長速度はmixiの倍・9カ月で200万人 携帯SNS「モバゲータウン」の強さ (1/2)」2006.11.24 @ITmedia 「成長速度はmixiの倍・9カ月で200万人 携帯SNS「モバゲータウン」の強さ (2/2)」2006.11.24 @ITmedia 実は、携帯SNSにはすでに、mixiをしのぐスピードで急成長しているサービスがある。ディー・エヌ・エー(DeNA)のSNS&無料ゲーム「モバゲータウン」で、今年2月のオープンからわずか9カ月で会員200万人を突破。1カ月に25万人ずつ会員を増やしている。ゲームだけプレイするユーザーもいるためmixiのような純粋なSNSと若干性質は異なるものの、mixiは200万人突破に1年9カ月と3週間かかっており、単純に比較すると成長速度は2倍を超える。 月間ページビューは10月の実績値で33億3000万と、
ネットコミュニティーには強いつもりだった、「mixi」にハマり、「2ちゃんねる」(2ch)を毎日眺める28歳(♀)の記者。「ネットが分からない」と言う上の世代の気持ちが分からなかった。だが携帯向けSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「モバゲータウン」にトライして、その気持ちが痛いほど分かった―― モバゲータウンは、開始9カ月で200万人のユーザーを集め、10代に圧倒的支持を受けているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)&ゲームサイト(関連記事参照)。日記や掲示板の作成、アバター作成、メッセージ送受信、チャットなどといったSNS的な機能のほか、デコメールを無料ダウンロードでき、30種類以上のゲームが無料でプレイできるのが特徴だ。 mixiよりも速いスピードでユーザーを集めたという点に興味を惹かれ、登録してから約3週間。当初はカルチャーショックの連続で、正直「ドン引き」状態だっ
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