こんにちは、kenzauros です。 今月号のソフトウェアデザイン誌を読んでいて、ある言葉が気になりました。 日本の IT エンジニアの 8 割(主観)が間違えている言葉、それが「リレーション」と「リレーションシップ」です。いずれもリレーショナルデータベース (RDB; relational database) の文脈で使われます。 この 2 単語は実際に弊社の勉強会や教育の場面でも何度か話題になったことがあります。今回、出版物である雑誌でも揺らぎがあったので、あらためて調べてみました。 なお最初に断っておきますが、本記事は誤りを否定するものではなく、できるだけ正しい用語を使っていければいいな、という話題の提起が目的です。 「リレーション」と「リレーションシップ」 はじめに主題である「リレーション」と「リレーションシップ」について、この記事での理解を説明しておきます。 ざっくり言えば 「