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ブックマーク / xtech.nikkei.com (14)

  • 学べず成長機会が乏しい、IT職場に高まる不満

    「学習機会がない」「社内にノウハウがたまらない」──。あるIT職場で実施した社員の満足度調査に寄せられた、若手からの辛辣なコメントである。 企業が実施する従業員満足度調査で、この2つを会社に対する不満として挙げる人は少なくない。IT職場も例外ではなく、名だたる大企業でもこんなネガティブな意見を頻繁に見かけるという。 「誰もが知っている有名企業のIT職場には、先人の知恵や洗練された業務プロセスが確立されていて、しかも大きな仕事や新しいチャレンジができる」。そう意気込んで入社してきた若手が目の当たりにする現実の景色は、想像とは全く違うものだった。例えば、こんなふうに。 属人化したノウハウや勘で業務を回している 誰に何を聞いたらいいのか分からない 毎回、自分でゼロから考えて走るしかない 最後に求められるのは気合と根性 入社前に抱いていたIT職場のイメージとの大きなギャップに、新人や中途入社の社員

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    oopsops 2018/09/21
  • 働かないおっさんに怒り、会社に愛想つかす30代エンジニア

    大手IT企業で働く30代のエンジニアです。職場に「働かないおっさん」がたくさんいます。あまり仕事をせずアウトプットに乏しい人が、忙しく実務をこなしている若い世代よりも高い給料をもらっているのが理不尽だと感じます。こんな会社は辞めてしまうべきなのか悩んでいます。 自分はこんなに忙しいのに、あの人は楽そうだなあ――。そんな年上社員の存在に、心当たりがある人は少なくないでしょう。 人間なら誰しも、「楽をしたい」という思いを持っています。これを、「安楽の欲求」と呼びます。半面、「人の役に立ちたい、やりがいを感じたい」という思い、いわば「充実の欲求」も抱いています。 安楽の欲求は、無意識のときに高まりやすい性質があります。「何かを考えるのは面倒だ」と思考停止状態になると、誰しもこの欲求に押し流される可能性があります。一方で充実の欲求は、意識や意思を持たなければ出てきません。自分は何をしたいのか、何の

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    oopsops 2018/06/28
  • 攻撃者の立場で考えよう、ハッキングゲーム「Hacknet」で腕試し

    (出所:Team Fractal Alligator、Surprise Attack Games、以下同じ) 「君の助けが必要だ」。Bitを名乗る人物からのメールに従ってサーバーやPCをハッキングすることで、ある陰謀の謎を解く情報を集めていく。そんなハッキング体験を架空のインターネットを舞台に味わえるゲームが「Hacknet」だ。 プレイヤーはBitやその周辺人物からの依頼を受け、ゲーム内のサーバーを守るファイアウォールを突破し、攻撃対象のシステムの管理者権限を取得して情報を集める。デフォルメされてはいるものの、UNIX風コマンドを駆使する場面の連続だ。初めてコマンドに触れるITエンジニアには入門として役立ち、日頃からCUIに慣れ親しんでいるITエンジニアには爽快なファンタジーとして楽しめる。

    攻撃者の立場で考えよう、ハッキングゲーム「Hacknet」で腕試し
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    oopsops 2017/08/07
  • なぜなぜ先生がIT企業の分析を赤字添削、「後ろから読み返して」

    NTT主要会社のシステム開発や運用を手がけるNTTコムウェアの東日支店は2015年度から、ヒューマンエラーに起因するミスやトラブルを撲滅するため、再発防止策の立案に「なぜなぜ分析」を活用している。 なぜなぜ分析とは、起こったトラブルの事象に対して「なぜ?」を繰り返し、原因を追究しながら的確な再発防止策を導き出す手法のことである。 同支店では以前から、ヒューマンエラーの撲滅に向けて、TQC(全社的な品質管理)活動に取り組んできた。そのなかにはなぜなぜ分析も手法の1つに含まれていたという。しかし、「TQCは品質管理のフレームワークを記述したもの。具体的な対策に落とし込むのに苦労していた」。東日支店でなぜなぜ分析を推進する黒澤俊サービス部長兼務エンジニアリングソリューション部長はこう語る。 東日支店はトラブルの原因を論理的に分析し、未然に防止することを目標に掲げ、なぜなぜ分析を学び直すこと

    なぜなぜ先生がIT企業の分析を赤字添削、「後ろから読み返して」
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    oopsops 2017/07/24
  • ランサムウエア身代金に1億3000万円払った韓国IT企業、データは戻ったか

    ランサムウエア被害が発生した韓国のWebホスティング会社「NAYANA」がデータを復元できるコードをもらうため、ハッカーに13億ウォン(約1億3000万円)のビットコインを支払った。この事件は「サイバー強盗にやられた」として、韓国だけでなく欧米のメディアでも大きく取り上げられている。 事件は6月10日午前1時に発生した。NAYANAのLinuxサーバー153台(バックアップサーバー含む)が午前1時に一斉にErebusランサムウエアに感染。NAYANA社を利用している約3400社のホームページ上のデータが人質になった。 NAYANAは自社でデータの復元を試みたが失敗。政府機関の韓国インターネット振興院や警察庁サイバー捜査隊などに相談する一方、ハッカーと交渉を始めた。警察は「ハッカーお金を払ってもデータを復元できる可能性は低い」として、交渉に応じてはならないとしたが、NAYANAは「自社だけ

    ランサムウエア身代金に1億3000万円払った韓国IT企業、データは戻ったか
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    oopsops 2017/06/26
  • エンド・ツー・エンドのMTUサイズに注意,フラグメント処理は性能劣化を招く

    WANをまたいで拠点間を接続している場合,パケットのフラグメンテーションが原因でトラブルに陥ることがある。通信経路上でMTU(maximum transmission unit)サイズが小さい部分があるケースだ。具体的には,広域イーサネット・サービスを利用している場合や,暗号化技術を使ってVPN(仮想的な専用線)接続している場合である。 MTUサイズはデータ・パケットを送信する際に許容される最大パケット長で,イーサネットでは1518バイトというように物理媒体によってそれぞれ値が決まっている。問題はWANにデータを送出する際にカプセル化などによってパケット長がMTUサイズを超えてしまうケースがあることだ。パケット長がMTUサイズを超えている場合,ルーターなどが自動的にパケットを細分化(フラグメント)して送信することがある。この場合,フラグメント処理,受信側での再組み立て処理が発生し,パフォー

    エンド・ツー・エンドのMTUサイズに注意,フラグメント処理は性能劣化を招く
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    oopsops 2017/03/08
  • マイクロソフトに学ぶ、働き方の意識改革

    分布曲線に基づいて上位10%はS評価、中位の70%はA評価、残りの下位20%はB評価といった具合に、業績に応じて社員をランク付けする評価手法は、日の企業でも広く採用されている。その評価手法を、最新のトレンドを真っ先に取り込むイメージの強いIT企業のマイクロソフトが、やめてしまったという。既に2年も前のことだ。人事評価制度の潮流に、大きな転換が起こっているように感じた。 個人の成果よりもチームの成果を重視 マイクロソフトの現在の評価制度では、「他者をどれだけ助けたか」「他者からどれだけ助けられたか」「他者のアイデアをどれだけ活用したか」といった行動と、その行動によって成し得た成果が、評価の対象になる。その評価も、「S」「A」「B」などとランク付けするのではなく、上司がコメントをフィードバックするだけだ。 数字という明確な指標もなく、ランクという評価のラベルもない。「果たして当に、客観的な

    マイクロソフトに学ぶ、働き方の意識改革
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    oopsops 2017/03/02
  • 若手ITエンジニアを取り巻く状況(後編)

    パッションは教えられない では、今の若手ITエンジニアは、前回説明した三つの要素をどのように獲得していけばよいだろうか。 三つの要素のうち、パッションについては教育が難しい。パッションの源泉となるのは、主にその人が経験してきた膨大な原体験だ。出会いや別れ、思ったこと、やってみたこと、うまくいったこと、失敗したこと、決して大きな事件でなくとも、その時々に感じたことや考えたことが積み重なって、パッションに変わる。 原体験がなくとも、同僚や先輩の持つパッションに感染するケースもある。しかし、そうしたパッションでは、感染源からの影響が途切れたときや信頼が揺らいだときに失われ、急に精神的な危機に陥る場合がある。こうした危機に陥った場合に回復できるかどうかも原体験が影響すると考えられる。 このように、パッションはとても個人的なもので多様性がある。偶発的なものであり、教育によって得られることもあるが、あ

    若手ITエンジニアを取り巻く状況(後編)
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    oopsops 2016/11/07
  • 判明、ANAシステム障害の真相

    大型のシステム障害の詳細が見えてきた。全日空輸(ANA)が2016年3月22日に起こした国内線旅客システム「able-D(エーブルディ、以下では便宜上開発コード名のANACore:アナコアと称す)」のシステム障害では全国49の空港で搭乗手続きができなくなり、ANAと提携航空会社5社の合計で719便、7万2100人以上に影響を及ぼした。インターネットや予約センターでの予約などもできなかった。 ANAは障害発生から8日後の3月30日に経緯や原因を公表、さらに4月11日に弊誌のメール取材に応じ、一段詳しい真相が判明した。 4台のSuperdomeをRACでクラスタリング 今回のシステム障害の中身は3月20日のニュースで報じた通り、4台のデータベース(DB)サーバーが停止したというもの(関連記事:ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン)。今回、弊誌

    判明、ANAシステム障害の真相
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    oopsops 2016/04/12
  • 企業システムが分かるクラウドエンジニアが足りない

    「クラウドを使うなら、“人”をつかまえろ」。クラウド活用に積極的なユーザー企業から、異口同音にこんな言葉を聞いた。日経コンピュータの3月17日号特集「破壊的クラウドSI」の取材でのことだ。 この特集では、パブリッククラウドを舞台としたシステム構築(SI)の急速な広がりを受けて、劇的に変化するSIの姿を取り上げた。クラウドの利点を存分に生かすには、オンプレミス環境でのSIを長く手掛けてきた従来ベンダーでは不十分なケースがある。クラウド移行と共に、SIベンダーの切り替えに踏み切るユーザー企業は少なくない。 では、クラウド活用が得意なSIベンダーをどう見つけたらよいか。これを取材で質問したところ、複数のユーザー企業で聞かれたのが冒頭の言葉だ。クラウド活用力のあるクラウドSIベンダーの当たりを付けるだけでは不十分。優秀なエンジニア個人を特定することこそ肝要、というわけだ。 一例が、AWS(アマゾン

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    oopsops 2016/04/07
  • 「コンピュータを使うと馬鹿になる」という指摘は馬鹿にできない

    ITpro読者の皆様、2014年もよろしくお願いします。「年初から馬鹿とは何事か」などと思われたかもしれませんが、前向きな話を書くつもりです。次の段落から文末を通常の「である」に戻します。 2013年の末、「Java技術者を日で募集したが見つけられなかった」という話を知り合いの社長から聞き、首をひねった。ソフト開発事業を手掛ける企業の多くは、新入社員に開発言語としてJavaを教えている。Javaを使える人なら沢山いるはずだ。 条件を聞くと、あるプロジェクトのために一定期間だけ参加してもらう仕事であった。対価はかなり高く、腕に自信のあるフリーランス技術者が応募するには、恰好の案件と思われた。 ただし勤務地は上海であった。「海外勤務に二の足を踏んだのでは」とその社長に聞いたところ、「勤務地よりも仕事の内容が敬遠されたのではないか」という答えが返ってきた。 仕事の内容は、その企業が内製して

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    oopsops 2014/01/07
    前半の話は世間話ですか 最後まで読んで損した…
  • 『萌えるSE』と「燃える営業」、永遠の闘い

    出社すると、机の上に妖しい物が置かれていた。文庫が2冊あり、表紙カバーには下着姿で微笑む美少女のイラストが描かれている。美人を眺める機会に巡り合えば嬉しいと思うものの、少女を愛でる趣味は無い。 あまり顔を見せないことに対する嫌がらせか、それとも誰かが文庫を置き忘れたのか。とにかく文庫を裏返し、表紙が見えないようにしてから電子メールを確認する。日経コンピュータ編集部の記者から「SEを差し上げます」というメールが来ていた。 「SEについてしばしば書いておられますが、今時の実態をご存じないようです。お渡した2冊を読んでみるとよろしいのではないかと思います」。 この記者は最新技術に強く、取材力も筆力も英語力もあり、人前で話をするのもうまい。なかなかの人物なのだが欠点もあり、その一つは先輩に対する口の利き方を知らないことである。 「確かに最近は取材していないが、日の情報システム開発現場なら

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    oopsops 2012/05/21
  • クラウド事業者によるサーバーハードのオープンソース化が進展 - Open Compute Summit

    クラウド事業者によるサーバーハードのオープンソース化が進展 - Open Compute Summit フェイスブック製のストレージや21インチラックが公開 米フェイスブックが中心となって設立した、サーバーハードウエアのオープンソース化を推進する団体、米オープン・コンピュート・プロジェクト(OCP)ファウンデーションが2012年5月2~3日、米テキサス州サンアントニオで「Open Compute Summit」を開催した。 同サミットでは、フェイスブックが設計したストレージや、幅が21インチという新仕様のサーバーラックなどが新たに公開されたほか、米ヒューレット・パッカード(HP)や米デルなどの大手メーカーがOCP仕様の製品を開発したことなどが明らかになった。基調講演を中心に、サミットの内容をレポートしよう。 データセンター事業者が集まってハード仕様を決定 OCPは元々、フェイスブックが自社

    クラウド事業者によるサーバーハードのオープンソース化が進展 - Open Compute Summit
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    oopsops 2012/05/10
    剥き出しのフレームがエンジニア感を演出…
  • [3]Linuxカーネルの“巨大なロック”が原因と判明

    大規模サイトの性能改善作業とは、どういうものなのか――。リクルートの中古車情報サイト「カーセンサーnet」を全面リニューアルした体験を基に、その実態をレポートする。第1回、第2回はミドルウエアのチューニングを行った。後半はLinuxカーネルに原因があると判明するまでの調査に進む。様々なツールを組み合わせて追跡していった。 中古車情報サイト「カーセンサーnet」の性能試験が格的に始まって10日目。試験の開始当初は、ブラウザーの表示に10秒もかかるなど目標性能に遠く及ばなかった。しかし前回までで紹介したように、ファイル共有システム「NFS」の設定変更、Webサーバー「Apache」のパラメーター修正、PHPアプリケーションの見直しによって、性能は劇的に向上した。 リクルート入社3年目の私は、今回の性能検証プロジェクトのリーダーとして、得意分野を持つチームメンバーと一緒に対策を進めていた。カッ

    [3]Linuxカーネルの“巨大なロック”が原因と判明
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