大学を卒業するという事は学ぶ事を終わりにするのではなく、大学で身に付けた知識や技能・能力を活かし、さらに社会人になっても常に学び続けなければ今の世の中で生きていく事は難しい時代だと感じています。日々、仕事が楽だからといって作業のみ従事していると、5年後には錆びついた歯車になるだけです。 ただ自分で独学をするには、どのように学ぶか、何を学べばいいかが分からないといった事もありハードルが高いといった課題もありますが、(業界や職種によりますが)業務以外に勉強会を開いて学んでいる人もいます。 しかし自分も経験がありますが、企業や業界団体が行う研修とは異なり、学内あるいは学外で自発的に企画運営された勉強会は永続的に続けることは非常に難しいなと思っています。では勉強会が終わる時とはどんな時なのでしょうか? なお、これは自戒も含んだ内容です。 勉強会のターゲットがいつも不明瞭 勉強会の参加者が常連ばかり
今春キャンプで矢野監督(左)と握手する藤原オーナー。今年の株主総会で阪急阪神HDの代表取締役は退任予定だ。 阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会に異変の予感。開催が予定される6月17日はまだプロ野球が開幕していないため、傘下のタイガースをこよなく愛する株主のボルテージが今回は控えめになりそうなのだ。 大阪市内の会場に例年、3000人超を集めて行われる株主総会の様相が、ほかの企業と一線を画するのは、いち子会社であるタイガースの戦いぶりによって場が荒れてしまうことだ。来場する株主にはユニホーム姿もあり、チームが低迷すると経営問題以上にヤリ玉にあげられることが恒例行事化。年によっては株主からの質問の半数近くが、球団関連を占めることさえある。 2012年には巨額契約したのに故障や不振にあえぐ城島、小林宏を株主が「不良債権だ」と名指しで批判。当時の球団首脳が謝罪した。2年前には失敗続きの補強に
メルカリでマネージャーになった時、上司の伊豫健夫(現メルペイCPO)からメルカリのマネジメント文化について念押しされたのが「マネージャーは部下がパフォーマンスを最大化できるようにする雑用係」という思想。実際、彼は飲み会のお店は常に自分で予約していて、その人柄に感動した記憶がある。 — たいろー TAIRO MORIYAMA (@tairo) May 6, 2020 共感してくれたビジネスパーソンの方々や、管理職として日々悩みながら奮闘する皆さんからの反響がたくさん寄せられたのでした。 そこで今日は、この「雑用係」という言葉が持つ本当の意味について、メルカリで管理職として働く中で得た学びをエピソードを交えつつ紹介したいと思います。 特に、下記のような悩みを抱えたビジネスパーソンの方は多いと思います。 ・管理職の役割って一体何なんだろう? ・管理職だけど他の会社に転職するのは難しいかな? ・今
オンライン授業は「組織ぐるみの準備」が7割「実施」が3割!:出たとこ勝負の「むごいオンライン授業」を避けるための7つのポイント オンライン授業は「組織ぐるみの準備が7割、実施が3割」です 出たとこ勝負のオンライン授業は「むごい結果」を生み出します! ・ ・ ・ 先週は、勤務する立教大学経営学部の主催で、2回目の「オンライン授業の教員勉強会」が開催されました。 山口和範学部長、尾崎俊哉先生、西原文乃先生などが主催された勉強会で、不肖、わたくし中原も、下記の資料を用いて、自分の経験を語らせてもらいました。 「オンライン授業」のための「最も大切なノウハウ」だけをまとめたスライドを、無償でダウンロードいただけます! http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/11472 2回目になるこの会には、1回目の170名に引き続き、200名近くの専任教員の先生、兼任教員
※クラシル開発チーム向けの資料を外向けに公開した内容です これから開発メンバーが増えてくるので、カルチャーを言語化してみた。今できている文化もあると思うし、今後の考え方を言語化したモノもある。 これをクラシル開発チームのオンボーディング資料として、継続的にアップデートしていくことにする。 これは何に使うのか・新メンバー向けのカルチャー説明 ・メンバー同士で声を掛け合ってカルチャーを浸透させていく ・採用面接やリファラル採用時の文化説明 作った背景開発部もエンジニア、デザイナーが増えて組織が大きくなってきた。常にユーザーファーストであり続けられるよう今から言語化しておく事にする。 「成長痛」とも言われるが、ベンチャー企業の組織拡大に伴い30 / 50 / 100人の壁が存在していて、組織に歪が生じやすいし、個人で成果を出すのが難しくなってくるタイミングがある。 人が増えていく過程で様々なカル
先日テスラ(Tesla)の直近決算に関するStockclipの記事を引用したところ、予想外に反響がありました。一見すると多額のマーケティング予算を投下しているように思える当社が、広告宣伝費を1円も使っていなかったという事実には、相当なインパクトがあったと推察されます(トヨタの年間広告宣伝費は4,500〜5,000億円規模)。 > この4Q、テスラは全体で11.2万台を超える車両を販売しましたが、驚異的なのは「広告費を一円も使っていない」ということ。 No.1プロダクトの強み。 「Tesla」決算:フリーCF11億ドルを稼いで時価総額11兆円超えhttps://t.co/uKqIHZ1Fl6 — 遠藤 崇史 / Takafumi Endo (@Gyu07) February 2, 2020 近年D2Cブランドが話題になることも増えておりますが、顧客の多くがデジタルネイディブであり、広告宣伝費
あなたの会社の「育成風土」は「100点満点の何点」ですか? : 育成風土0点の「ぺんぺん草もはえないような砂漠職場」で疲弊していませんか? あなたの会社の「育成風土」は「100点満点の何点」ですか? ・ ・ ・ 人材開発の領域には「育成風土(developmental Climate)」という言葉があります。 育成風土とは「職場やチームで、どの程度、人材育成を行っているか、に関する風土」のようなものです。せんだって開催されたコーチングの研究会でも(中原OBの斉藤光弘さんが主宰した研究会、感謝!)、この言葉が話題になりました。 たとえば、今、あなたのお近くにあるチームや職場を「ひとつ」だけ思い浮かべてください。そのチームや職場が、下記のような質問項目にどの程度あてはまるかどうかをチェックをしてみましょう。たった5問。1問20点で、満点は100点です。 1.フィードバックの文化が存在し、ひとび
LINEには多面評価的な制度があって、半年に一度、一緒に働いている同僚やメンバーの方からフィードバックをもらいます。その中に、”独特なマネジメントスタイルで頑張っておられる”みたいなコメントがちらほらありました。直接話ししている時にも、”(マネジメントの)やり方にオリジナリティありますよねー”というフィードバックもたまに頂きます。 今、私がいるLINEのAI事業にいる人たちは、スペシャリストでかつ主体性の塊みたいな人ばかりなので、リーダーやマネージャーがいなくても、それぞれの方が持つ最大限の力(100%)のアウトプットは自然に出ると思います。 そんな中、LINEのAI事業のリーダー、マネージャーのミッションは、それぞれの人が持つ100%の力を、どうやって組織の力で200%、300%、それ以上にあげるか、です。一方で、LINEのAIプロダクトの構造は複雑で、それが故にそれに関わる人達の専門性
ちょっと前の話なんですが、職場にて、わたしとはまた別のチームのリーダーが辞めてしまって、とても惜しいなーという気分になっています。 実力がある人でした。色んな知識を持っていて、その知識を応用するやり方も知っていて、課題を見つければその課題を解決する方法を、しかも実現可能なやり方で考えられる人でした。 ただ、私が見る限り、その人にはたった一つだけ、非常に大きな欠点があって。 それは、彼が、 「攻撃の手段としてしか質問をしない人」だった、ということなのです。 まず前提として。 本来であれば、「質問」というのは、何か自分が知らないことを教えてもらう、あるいは自分が知っていることと相手が知っていることを合わせて、新しい知見を導くために使うものです。 良い質問があると話が進みますし、皆の知見が深まります。 だから質問は大事ですし、気軽に質問が出来る環境作りも非常に重要です。 その辺の話については以前
「日本企業のリーダー研修は実際の現場では活かされない」という声がよく聞かれます。その原因は、研修の内容が実務に必要なスキルの習得に偏っているからだ、とも。 それでは、真にリーダーに必要なマインドセットや意思決定に必要な価値観を私たちが形成するには、どのような学びが必要で、どのようにして取り組めばよいのでしょうか? ハーバード・ビジネス・スクールのリーダーシップ開発プログラムを修了し、現在はアメリカにある三菱商事の100%子会社で活躍する小島秀毅さんは、 「日本人はグローバルリーダーと比べて著しく能力が低いわけではない。ただ、『世界に変化を起こす』という意識が極端に足りない」 と感じたそうです。小島さんがハーバードで実感したリーダーシップの本質とその育み方、グローバルビジネスで発揮すべき「日本人の強み」に迫ります。 ハーバードで見つけた「日本人の強み」 ——小島さんがハーバード・ビジネス・ス
「この10年で、日本の人事・人材開発は、どのように変わってきたのだろうか?」 ・ ・ ・ せんだって、慶応丸の内シティキャンパスでの僕の授業「ラーニングイノベーション論」、2019年の最終成果報告セッションが終わりました。 おかげさまで、今年もラーニングイノベーション論は「満員御礼」。 今年も、多くのラーニングイノベーターの方々が、半年14回にわたる授業を受講なさり、ご卒業をなさいました(お疲れ様でした!:来年度の募集は2020年春にはじまる予定です。詳細は慶応MCCの保谷さんにお問い合わせくださいませ!) ラーニングイノベーション論 https://www.keiomcc.com/program/lin19a/ ラーニングイノベーション論の最終成果セッションは、30余名の卒業生の方々が、自社の人材課題をひとつ取り上げ、それを分析し、解決策を練り上げ、ポスターセッションをするという活動をい
こんにちは。元クロコスCTOの sotarok です。 元というのは、「クロコス」という会社が吸収合併にされてなくなったからですね。 「CTOとはどういう人だ」という話は、ここ1−2年ホットで、定期的に話題になります。自分の元上司であるグリーふじもとさんやnaoyaさんをはじめ、立派な諸先輩方が語ってくれているところではあります。 よりまとまった話をわかりやすく聞くには彼らの話を聞いてみるというのが良いかもしれませんね。GREEのエンジニアブログとか、wadapのブログとか、WEB+DBとか。 で、まあとはいえ、CTOというのをやってみた身として、自分なりに思っていることを、自分の言葉でまとめておくことをやってみようかな、と思っていたのでせっかくなのでブログに書いてみようと思います。 ただし、はじめに言っておきますがCTOとはこうでなければいけないとか言うつもりはありません。自分が意識して
@sotarok です。こんにちは。 この先10年を考えていく中で、自分の考えをまとめておくとともに、最近近況をご方向できていなかった方への近況報告も含めて、今なにやっているのか、この先何をやっていくのかを書いていきます (なお、とりとめがない + 長いです🙏) 「告知」だけを手早く見たい方は一番下までジャンプしてね🍺 メルカリでの4年間4年ほど、CTO、VPoE、CSEの立ち上げ、とお仕事させていただいていたメルカリを3月末に退職してました。(直接ご報告できていない方 ... すみません🙇♂️) ここ半年は、家族との時間を大事にしながら次への準備をしてきた感じです。 次への話にはいる前に、軽く振り返りをしようと思います。 "カオス" な日々と、成長へのコミット最近採用サイトでも"カオス"を謳うメルカリではありますが、入社当初である2015年5月のメルカリは、今とは違った意味でとっ
昨今の教育現場・人材開発の現場におりますと、頻繁に出くわすのが「ふりかえり」です。 おそらく、僕自身は、年間で10万回くらいは(大げさ!)、学生や受講生の行う「ふりかえり(reflection)」を目にしているのではないか、と思います。 現代の教育現場・人材開発の現場では、「ふりかえり」は、「もはやアタリマエ化している学習行動」のひとつです。さまざまな教授者、ファシリテータによって、学習者の行うどんな行動やにも、それが付随させられる傾向が強くなっています。 ただ、ふりかえりが、いわば「ブーム」のように消費されていくなかで、「ああ、もう一歩、踏み込めばいいのにな」と思えるような「プチ残念なふりかえり」も年間で2万件くらいは生まれているような気がします。要するに、ふりかえりが 「形骸化」しているのです。 自戒をこめて申し上げますが、僕がよく目にする「プチ残念なふりかえり」の典型例は、下記の3つ
「即戦力レベルのwebデザイナーが最低限持っている知識を1カ月で身に付ける」ということを目的としたドリルを作りましたので、皆様に公開します。 ダウンロード[PDF/PSD/XD](92MB) 本ドリルは、約140ページの参考書兼問題集になっています。まずは出題される問題を解き、その上で解説を読んで理解し、再度問題を解きなおすのが基本的な流れです。 内容は、私たちが未経験デザイナーの採用を進める中で、「こういう知識は早い段階で身に付けておいてほしいよね」という知識をまとめました。また演習用のPSD/XDファイルもドリルに含まれています。 身に付くのはあくまで「即戦力クラスの知識」であって、「即戦力」になれるわけではありません。デザインには、非言語・非定型なスキル領域も多々あるため、座学だけで即戦力にはなりません。しかしそれでも、ベースとなる知識は絶対に必要ですし、それを指南する参考書は、的を
先日、書いた記事のフレームワークをつかって、IT界隈の日本企業 5社のVision-Mission-Valueを勝手ながら可視化してみました。 ※ 企業サイトや求人情報などを見てわかる情報のみで作成しています。では早速いってみましょう。 株式会社サイバーエージェント 渋谷のIT界隈の代表的な会社ですね。CIの変更のタイミングでマキシムズ(maxims)も変わったようです。多角化によりMissionの言語化をあえてされていないと思われます。 株式会社ディー・エヌ・エー ゲームからはじまり、漫画、DNA、スポーツ、車と多角化がすごいDeNAさん。南場さんの健康系が福利厚生になってたり面白い。(話題となったあの社長はDeNAグループですね) サイボウズ株式会社 多様な働き方や複業採用など「100人いたら100通りの働き方」を追求し続けているサイボウズさん。働き方に一石を投じる広告も話題になりまし
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