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ブックマーク / globe.asahi.com (13)

  • 世界で活躍するヴィーガンのトップアスリートたち 肉を食べずに体をつくる方法:朝日新聞GLOBE+

    ■激しい練習と、菜の両立 陸上教室で子供たちと跳躍の練習をするカール・ルイスさん=2007年7月1日、大阪市東住吉区の長居陸上競技場、山裕之撮影 この冬、北京冬季五輪の出場が有力視されるフィギュアスケート・アイスダンス選手の小松原美里さん(29)も4年ほど前からヴィーガンだ。「以前は4分間の演技を終盤の体力を気にしながら滑っていた。ヴィーガンになって練習後の疲労回復が早くなり、高強度の練習を続けられるので試合でも余力がある。ヴィーガンが成績向上の理由の一つだと思う」。全日選手権で3連覇中だ。 ヴィーガンになるきっかけは、イタリア・ミラノにスケート留学中のこと。子宮筋腫になる恐れのある腫瘍(しゅよう)が見つかった。再発を防ぐ方法を調べ、生活を見直そうと思い立った。 だが、激しい練習を続けながら、菜中心の事に変えていく試行錯誤は容易ではなかった。フィギュアスケートは体力的な負荷が大

    世界で活躍するヴィーガンのトップアスリートたち 肉を食べずに体をつくる方法:朝日新聞GLOBE+
  • 「本場」のレストランでがっかりの連続 フランス料理、いったいどうした:朝日新聞GLOBE+

    私はフランスを、具体的にはフランス料理の現状をとても心配している。先日何週間か滞在したときにさんざんな事が続いたこともあり、フランス料理は絶滅危惧種とするべきなんだろうかと思い始めたのだ。 忌まわしきウイルスのせいで世界中の多くの人が旅行もままならない中、感謝が足りないと思われたくはない。フランスにいたということ自体が素晴らしく、奇跡的なことだ。 目的は、私の50回目の誕生日を祝うこと。パーティーにお金をかけるよりものリスンと息子のアスガー、エミルを連れて、パリのミシュラン三ツ星レストラン、いわゆる「グランターブル」で事をすることにしたのだ。私たちは十数年前、パリに住んでいたことがある。ル・コルドン・ブルーで学び、いくつかのミシュラン星付きレストランで働いていた頃のことで『英国一家、フランスをべる』というにも書いた。 結局、グランターブルの店はどこもずっと閉まっていた。これが最初

    「本場」のレストランでがっかりの連続 フランス料理、いったいどうした:朝日新聞GLOBE+
  • 音楽スタジオ、薄型テレビ、コンドーム…世界一人道的な刑務所、ノルウェーの方針転換:朝日新聞GLOBE+

    ノルウェーのバルドレス刑務所の受刑者たちはコテージ風の建物で生活している=2022年6月、中川竜児撮影 格子のない大きな窓から、夏の日差しをいっぱいに浴びた緑の木々が見えた。12平方メートルの部屋にはベッドや机、薄型テレビ、ミニ冷蔵庫があり、一角には専用のシャワーと洗面、トイレを備える。 「広くはないけど、必要なものはそろってる。困ること? インターネットができないのは不便だ。日の刑務所はどうなの?」 自分の居室を案内しつつ、トミーさん(49)が興味深そうに尋ねる。 共用のリビングルームには大きなテーブルとソファが並ぶ。こちらも窓が大きく、明るい。 窓際には自転車型トレーニングマシンがあった。キッチンでは、男たちが昼の準備をしていた。すぐそばに刃渡り40センチほどの包丁が2見えた。柄にワイヤーがつながっていると分かっても、少しドキドキする。 ノルウェーにあるハルデン刑務所の共用リビン

    音楽スタジオ、薄型テレビ、コンドーム…世界一人道的な刑務所、ノルウェーの方針転換:朝日新聞GLOBE+
  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
  • Kawaiiは文化の盗用なのか 黒人のコスプレを自称日本人が批判、紅林大空さんは擁護:朝日新聞GLOBE+

    「カワイイは(日人への)差別表現だ(Kawaii is a slur)」という主張のきっかけとなった黒人の女子大生のコスプレ動画=人提供 女性はアメリカ西海岸に住む黒人の大学生(23)。コスプレイヤーとしても活動し、SNS上で人気を集めていた。 女性が9月6日夜、「新世紀エヴァンゲリオン」の式波・アスカ・ラングレーのコスプレでダンスしている動画をTikTokに投稿したところ、コメント欄に日人を自称する匿名アカウントが、英語で次のような主張を始めた。 「『カワイイカルチャー』は日人のものだから、外国人が『カワイイ』という言葉を使ったら、文化の盗用だ。日人を侮辱し、差別することになるから、『カワイイ』を使うな」 これをきっかけに批判や誹謗中傷するコメントが次々と書き込まれた。 「炎上」状態になっていることに女性が気づいたのは翌朝。大量の通知に驚いた。当時の心境をこう打ち明ける。 「日

    Kawaiiは文化の盗用なのか 黒人のコスプレを自称日本人が批判、紅林大空さんは擁護:朝日新聞GLOBE+
  • ウイグルの人権問題を描いた漫画に反響 作者「怖かったけど、天命」:朝日新聞GLOBE+

    少数民族ウイグルへの人権侵害をめぐり、中国政府に対する国際的な非難が高まっている。この問題に2年前に注目し、問題の深刻さを漫画で訴える日人の女性がいる。清水ともみさんだ。 在日ウイグル人らの証言などを元に描き、Twitterで発表したところ、瞬く間に拡散。香港で起きた反政府デモでも、印刷されて現場に掲示されるなど共感が広まった。 漫画は書籍化もされた。中国政府が否定し続ける中、勇気を振り絞って描いてきた原動力とは何か。清水さんに聞いた。 ――ウイグル問題に関心を持った経緯を教えて下さい。 2017年ごろ、インターネットで見た報道番組がきっかけです。新疆ウイグル自治区で深刻な人権弾圧が行われていると、日のジャーナリストの方がリポートする内容でした。 番組内では、ウイグル人たちが移植用に臓器を摘出されている疑いも指摘され、自治区にあるカシュガル空港には臓器専用の通路もあったとの情報も報じら

    ウイグルの人権問題を描いた漫画に反響 作者「怖かったけど、天命」:朝日新聞GLOBE+
  • 「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+

    先日、ドイツ在住のライターの雨宮紫苑さんが、アニメのキャラがドイツ語英語などの外国語を使う場合は、外国で見ても違和感のないように、正しい外国語が使われるべきだと書きました。実際には文法がおかしかったり、発音がおかしかったりするため、たとえば英語圏の国やドイツでアニメを見た時に、現地の人が気持ちよく見られないそうなのです。 これに対してイスラム思想研究者でありアラビア語の通訳でもある飯山陽さんが「母国語に外国語を混ぜて使う方が、むしろ世界標準だろう。フランス人が「タタミ」を動詞として使うことや、寿司が世界中で「スーシー」であることも、雨宮氏は「適当」「残念」と馬鹿にするのだろうか?/ 「外国語の扱いや外国人の扱いが適当だなぁ」と改めて痛感。」とつぶやきちょっとした論議になりました。 「日人なのだから日語を使うべき」という発想 外国人が日のアニメを見た時に「アニメのキャラクターが話す外

    「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+
  • 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】世界で急成長の日アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった結果だと思うんですよ。例えば、ピクサーなどはまだ子供のために見せるという使命が残っていますよね。日はもうないですよ。 それはね、逆に言うと、そこが穴場なんです。「我々の世代に向けて語ってくれるメディアってない」と、ティーンエージャーや20代前半の人が思うわけです。とこ

    日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+
    pkeratta
    pkeratta 2020/03/07
    日本のアニメが「ガラパゴスで無い時期」が存在したのか逆に聞きたいのだが…
  • 『リメンバー・ミー』 ハリウッドに響きわたった「メキシコ万歳!」:朝日新聞GLOBE+

    東京でインタビューに答えるエイドリアン・モリーナ共同監督=池永牧子撮影 今週のアカデミー賞授賞式で最も胸を打った受賞スピーチの一つは、メキシコ系の少年がスペイン語で放った一言だろう。「¡Que viva México!(メキシコ万歳!)」。これが今の米国でどれほど重みを持つことか。メキシコの物語を描いてアカデミー長編アニメーション賞に輝いた16日公開の『リメンバー・ミー』(原題: Coco)(2017年)は、メキシコ移民を追い出しにかかり、国境に壁も作ると息巻くトランプ政権下の米国で喝采を浴びた。リー・アンクリッチ監督(50)とエイドリアン・モリーナ共同監督(32)に、それぞれ聞いた。 主人公はメキシコの少年ミゲル(声: アンソニー・ゴンザレス)。ミュージシャンを夢見て、自作のギターで密かに腕を磨いてきたが、一家は音楽を厳禁。ついにはギターまで壊されて打ちひしがれるミゲルだが、伝説の歌手エ

    『リメンバー・ミー』 ハリウッドに響きわたった「メキシコ万歳!」:朝日新聞GLOBE+
    pkeratta
    pkeratta 2020/02/22
    “リー・アンクリッチ監督(50)とエイドリアン・モリーナ共同監督(32)に、それぞれ聞いた。”
  • 観光の世界的専門家が教える オーバーツーリズム対策、いくつものヒント:朝日新聞GLOBE+

    ――いまオーバーツーリズムへの対応が世界的に議論になっています。 まず私は「オーバーツーリズム」という流行語にあまり賛成しません。いま問題になっているのは、多くの場合、観光客の集中や混雑にどう対応するかというマネジメントの問題です。つまり「観光客の集中への対応」が問題なのです この現象は最近になって目立ってきたもので、慎重に考えなくてはいけません。 まず大前提は、旅というのは地元のコミュニティーの福祉に貢献するものでなければならない、ということです。同時に私たちには旅をする権利があることを考えなくてはいけません。昨年9月のUNWTOの総会では、参加国が(観光を受け入れ国に役立つものにすることや、観光する権利の保障などを定めた)世界観光倫理憲章を、(法的な縛りのある)枠組み条約とすることに賛成しました。つまり、地元の福祉と旅行者の人権をいかに調和させるかということが鍵なのです。 ――では集中

    観光の世界的専門家が教える オーバーツーリズム対策、いくつものヒント:朝日新聞GLOBE+
    pkeratta
    pkeratta 2020/02/22
    "「国連観光・文化 京都会議2019」(2019年12月12~13日、京都市)の会場で、国連世界観光機関(UNWTO)のマヌエル・ブトレール上級部長に聞いた。"
  • アメリカ国内でもこんなに違う 銃の「撃ちっ放し」を体験して思うこと:朝日新聞GLOBE+

    今年の夏休みの家族旅行は、空高く噴出する間欠泉や、エルク、バイソンなどの野生動物が見られることで有名で、サンフランシスコから約1,500km 離れたイエローストーンとグランドティトンの両国立公園に出かけました。 ユタ州のソルトレイクシティから、イエローストーンまでの5時間ドライブ道中にアイダホに一泊することにしたのですが、「せっかくアイダホにいるんだから射撃練習場に行こう」と夫が言い出します。「えええっ?」 アイダホに足を踏み入れるのはお互い初めてで、アイダホと言えばアイダホ・ポテトくらいの知識しかありませんでしたが、アイダホはカリフォルニアに比べると銃規制がゆるく、購入しやすいだけではなくライセンスや銃を保有していない一般人でも気軽に射撃の練習ができて、試せる銃の種類も多いとのこと。射撃練習場では、ゴルフの打ちっ放しのような感覚で射撃の練習ができます。 弾丸だけでもこんなに...=グリー

    アメリカ国内でもこんなに違う 銃の「撃ちっ放し」を体験して思うこと:朝日新聞GLOBE+
  • 天使と交信する王女が、霊媒師と交際開始 ノルウェー王室の生き方:朝日新聞GLOBE+

    ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女とシャーマンのデュレク・ベレット氏=2019年5月16日、オスロ、ロイター

    天使と交信する王女が、霊媒師と交際開始 ノルウェー王室の生き方:朝日新聞GLOBE+
  • 『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+

    『否定と肯定』より、デボラ・E・リップシュタット役のレイチェル・ワイズ © DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016 裁判の直接のきっかけに使われたのは、リップシュタット教授が1993年に出した著書『ホロコーストの真実 大量虐殺否定者たちの嘘ともくろみ』。英国人デイヴィッド・アーヴィング(79)は翌年、リップシュタットが講義中のエモリー大学の教室に乗り込み、学生たちの前で彼女を噓つき呼ばわりして責め立てた。この時の様子は映画の冒頭、リップシュタット役のレイチェル・ワイズ(47)と、アーヴィング演じるティモシー・スポール(60)が再現している。 リップシュタット教授はそれまで、アーヴィングに会ったことはなかったという。リップシュタット教授は当時を、「車のヘッドライトに突如照らされた鹿のように身動きができず、どうしたら

    『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+
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