北朝鮮の国営テレビは、日本時間の1日午前9時半から、ことしの国政運営の方針を示すキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の演説を放送し「去年、国家核武力完成の歴史的な偉業を成し遂げ、強力な戦争抑止力を保有した」と述べて、大陸間弾道ミサイルが完成したと重ねて主張しました。
12月3日、内戦の続くイエメンの反政府勢力フーシ派が、内戦に介入したUAE(アラブ首長国連邦)の西部で建設中のバラカ原子力発電所に向けて巡航ミサイルによる攻撃を行ったと発表、発射の様子を動画で公開しました。なおミサイルは飛行途中で故障したのか墜落した模様で、原子力発電所に被害は生じていません。 フーシ派が公開した巡航ミサイル。機体下部にエンジンポッドが見える フーシ派が公開した動画に映っていたミサイルはイラン製の地対地巡航ミサイル「スーマール」でした。スーマールはロシア製空対地巡航ミサイルKh-55をイランがコピーしてロケットブースターを追加し地対地化させたものです。エンジンポッドが機体外部に飛び出している形式はKh-55とその後継のKh-101にしかない特徴で、Kh-55を地対地化したのはイランだけです。イランは過去にウクライナからKh-55を不正輸入した事が発覚しており、これを元に開発
15日、平壌の金日成広場で軍事パレードを観閲した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信撮影・共同) 【ソウル共同】北朝鮮は日本時間16日午前6時21分ごろ、日本海側の東部新浦付近で中距離とみられる弾道ミサイル1発を発射、直後に爆発した。発射は失敗したとみられるが、圧力を強めるトランプ米政権に対抗して核・ミサイル開発を推進する姿勢を鮮明にした。一方、ペンス米副大統領は同日、韓国入りした。18日からは日本を訪問予定で、同盟国防衛への決意を表明。同行のホワイトハウス高官は在韓米軍への核再配備の可能性は否定した。 同高官は16日、記者団に対し、ミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく中距離だとの初期評価を明らかにし、発射後4~5秒で爆発したと述べた。
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