雑誌, 新聞2013年6月2日の日経朝刊19面、「経済誌のバックナンバーを電子化 図書館向けに」より。『週刊ダイヤモンド』のバックナンバー4,000冊を電子化して、図書館での貸し出し向けに販売するという取り組みについての記事。時代の流れは完全にそっちだし、書籍よりも綴じが粗い雑誌のアーカイブ方法としては絶対的に電子化の方が優れていると思うので取り組み自体はいいのだが、図書館での貸し出し方法が……。馬鹿なの? 利用者はまず、この「デジタルアーカイブス」を購入した図書館にタブレット端末やスマートフォンから登録。ログインして目次や著者名から記事を検索し、読みたい号を1冊単位で ”借りる” ことができる。図書館が定めた貸出期間中は、表紙や広告を含めて全ページを端末上で閲覧できる。ここまではええ感じ。未来って感じ。で、次に続く一文で全部ぶち壊し。太字にさせていただきます。 1人の利用者が借りている間
米国の大手インターネット検索会社グーグルが進めている、書籍を電子データ化しインターネットで閲覧できるようにするデータベース化事業について、「評価しない」人が6割に達することが25日まとめた毎日新聞の「第63回読書世論調査」で明らかになった。 データベース化事業を「評価しない」は60%で、「評価する」31%のほぼ倍。若い年代では評価する声も多く、10代後半は「評価する」46%▽「評価しない」51%。20代は「評価する」47%▽「評価しない」49%と、大差なかった。 評価しない理由は「ネットや携帯で本を読むと目が疲れそう」が37%で最も多く、事業の内容よりインターネットで本を読むこと自体に否定的。このほか「本の売り上げが減って出版業が衰退するのではないか心配」26%、「日本の作家の著作権が守られるのか心配」18%など。 一方、評価する理由は「書店や図書館に行かなくても読める」の41%がトップ。
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