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フミコフミオの検索結果41 - 80 件 / 198件

  • 店で「いただきます」を言ったら、部下から「恥ずかしい」と否定された理由が斬新すぎた。 - Everything you've ever Dreamed

    ちょっと前になるが、飲食店で食事をして店を出たとき、部下の人から「やめてくださいよ~。恥ずかしいな~」と言われた。自慢できるような人生を送ってはいないが、税金や社会保険料は払っているので若者から恥ずかしいと言われる筋合いはない。理由を尋ねると部下氏は、僕が食事を食べる前に「いただきます」、食器を下げられる際に「ごちそうさま」を言ったことが、恥ずかしいと言った。うそーん。そのとき僕はまあまあムカついて部下氏とは今後食事に行かないと決め、この問題を終わらせたのだった。 この話題を他の人にしたとき「上司だったらちゃんと教育しなきゃダメじゃない?」と指摘されたり、自分でも何が恥ずかしいのか納得できなかったりして、熱すぎた放屁のあとパンツが汚れているかどうか気になるような感じでムズムズ気になりだしてしまった。たまらず部下氏に質問すると「ビジネス的な視点からです」と予想を裏切られる回答が返ってきた。そ

      店で「いただきます」を言ったら、部下から「恥ずかしい」と否定された理由が斬新すぎた。 - Everything you've ever Dreamed
    • 小山田圭吾氏の大炎上問題でわかったこと。 - Everything you've ever Dreamed

      過去の言動によって東京五輪の音楽担当を外された小山田圭吾さんの爆発大炎上がとどまることを知らない。所属しているバンドの新譜が発売中止になり、その関連のラジオ番組も終了になった。小山田氏のキャリアが終わってしまいそうな勢いである。 1991年の秋、僕は、氏が組んでいたフリッパーズ・ギターの「ヘッド博士」を、プライマルスクリームの「スクリーマデリカ」とニルヴァーナの「ネヴァーマインド」といったロックの歴史的名盤と同じくらいよく聴いていたので、現状は残念でならない。「ヘッド博士」から数年後、今回の問題になった氏の発言が掲載された雑誌もリアルタイムで読んだ(大学のサークル室に置いてあった)。報道されているとおり、酷い内容だった。詳細は覚えていないけれど、小山田氏も聞き手も「ひでえ(笑)」みたいなトーンだったと記憶している。 小山田氏の炎上は完全に自業自得で弁護できるものではない。と僕は思ったけれど

        小山田圭吾氏の大炎上問題でわかったこと。 - Everything you've ever Dreamed
      • もう一度、昔のカノジョがつくった料理を食べてみたい。 - Everything you've ever Dreamed

        奥様がつくった生姜焼きは美味しかった。二人だけのダイニング。スヌーピーの丸皿に残った豚肉の脂が虹色に揺れて光っている。いつものように「ごちそうさま」を言ったとき、稲妻に打たれたように、僕は、10年前に食べた生姜焼きを思い出した。当時、付き合いのあった女性がつくってくれた生姜焼きだ。その思い出は僕の心に特濃で刻まれているけれど、その生姜焼きの味は薄味だった。「おばあちゃんのために薄い味付けにしているの」と彼女は笑った。 彼女は病身のおばあちゃん(すでに故人だった)の体を気づかって、味付けを薄くしていた。タレはしょうが多めで、口に残らないさっぱり風。豚肉は、軽く焼いて脂を出したあと、さらにお湯を通して脂を流していた。「薄味でしょ。クセが抜けないの。でも体にはいいはずよ」と彼女は言った。最近、「優しい味」という言葉が安売り大バーゲンされているが、本来、優しい味とはあの生姜焼きのような作り手の優し

          もう一度、昔のカノジョがつくった料理を食べてみたい。 - Everything you've ever Dreamed
        • 祖母が遺した休眠口座をめぐって親族が醜い争いをしています。 - Everything you've ever Dreamed

          身内の恥を晒すようで恐縮だが、母と伯父と叔母の3兄妹が祖母の遺した金をめぐって血みどろの争いを繰り広げている。たった一つの地球で、たった二つしかない睾丸から生まれた、たった三人だけの兄妹なのに、四の五の言わずに、なぜ、うまくやれないのか。僕には理由がわかっている。それは金がらみだから。お金が人を狂わせる。マネーが人を虎にする。虎同士の話合いは「お前とはもうおしまいだ!」「弁護士を呼ぶわ!」「ああ!もういい!」と決裂、僕が仲介役をすることになった。きっつー。伯父や叔母には父が亡くなったあと色々世話になったので、このような事態になってしまい悲しい。これほど悲しいのは、玉子かけゴハンを食べようとして冷蔵庫にあったラスイチの生卵を落として割ってしまったとき以来。2週間ぶり。 きっかけは30年前に亡くなった祖母の休眠口座。金融機関からの通知。これまでも通知が来ていたと思われるが、「宣伝ハガキやDMは

            祖母が遺した休眠口座をめぐって親族が醜い争いをしています。 - Everything you've ever Dreamed
          • 飲食店の自粛が地獄すぎる。 - Everything you've ever Dreamed

            突然だが、飲食店に対する自粛要請が産み落とした二つの地獄についてお話したい。僕は神奈川県在住の食品会社営業マン。今日は、取引先(ブライダルとレストランのオーナー)と今後の仕事について、いつもの喫茶店で軽く打合せをした。神奈川県。飲食接客業。どうしたって話題は緊急事態宣言になる。明るい話題はない。昨日(1月25日)、感染者数が減少していたのを受けて「ようやく光が見えてきたかもしれないですね」、僕が話を振ると彼は暗い顔で「最悪だよ。緊急事態宣言が解除されてからのほうがむしろ怖い」とオーナーは言った。営業時間が元通りになれば、次第に客足が伸びて売上も回復する。その一方で、飲食業をターゲットにした緊急事態宣言の効果が出たということは、飲食が感染の主原因であることが確定ということでもある(と一般人は受け止める)。 感染防止のため、自粛して我慢して協力してダメージを受けているのは飲食業なのに、悪者にさ

              飲食店の自粛が地獄すぎる。 - Everything you've ever Dreamed
            • 高島屋のクリスマスケーキ崩壊問題の余波を受けて迷惑している。 - Everything you've ever Dreamed

              news.yahoo.co.jp 高島屋がオンライン販売したクリスマスケーキが崩壊した状態で届いていた事件が大きなニュースになっている。原因は特定されていないが、製造、冷凍保管、配達の工程のどこかに問題があったのは間違いない。僕が働く食品会社でも同様の冷凍クリスマスケーキを販売しているので他人事とは思えない。おかげさまで今年のクリスマスケーキについて苦情は受けていない。だが、現場と事業を知らない会社上層部が騒ぎはじめたので、クリスマスケーキ事業とお節事業の立ち上げメンバーだった僕は、その対応に苦慮している。通常の業務に支障が出始めている。 ①事件発覚と世の中の反応を受けて篇。世間の猛烈な反応をニュースで知った会社上層部がビビッて「ウチは大丈夫なのか」「同様の事案が起きたら誰の責任にすればいいのか」「なんでクリスマスケーキなんて売ったんだ。足を引っ張るな」と騒ぎ始めた。冷凍クリスマスケーキ事

                高島屋のクリスマスケーキ崩壊問題の余波を受けて迷惑している。 - Everything you've ever Dreamed
              • 【告知】「ザ!世界仰天ニュース」に出ます。 - Everything you've ever Dreamed

                突然ですが、あの人気番組「世界仰天ニュース」(ザ!世界仰天ニュース|日本テレビ)に出ます。レギュラー放送ではなく「大人の仰天ニュース」(「ゴールデンでは放送しにくいHな話 幸せになれる・・・ちょっと大人の仰天ニュース」)だけどね。日テレさん、次は「アナザースカイ」でお願いします…。 www.oricon.co.jp 放送は日本テレビ系列で2019年12月27日金曜日深夜24時59分からの生放送。レギュラー同様、中居正広さん、笑福亭鶴瓶師匠が出演。同年代のスター中居君にいじってもらえるなんて光栄すぎる…。内容については教えられないので、放送をみてほしい。 www.youtube.com 応募もしていないのに、ネットの片隅に生息する僕をどうやって見つけたのか…。突然、制作サイドから連絡を受けたときはガチで驚いたけれど、ゴールデンではお話できない、ゴールデンボールがらみの、エロく、くだらないこと

                  【告知】「ザ!世界仰天ニュース」に出ます。 - Everything you've ever Dreamed
                • 会社で失脚しそうです。 - Everything you've ever Dreamed

                  超チルなサラリーマンを目標に4年前中途入社してから順調にやってきて、生え抜きと老人で占められた幹部に抜擢され、営業部門の責任者を任されてきたけれど、マジで失脚しそう。詳しくはいえないが、社内で大きな動きがあったのだ。ウチの会社は僕が入社する前、経営が芳しくなかった頃から、金融機関から出向を受け入れてきた。出向者は1年ほど経った時点で幹部社員になるという流れが出来ている。その流れから社内で勢力を持っているのが専務派であり、先述の社内の動きに乗じて専務派が攻勢にでているのだ。そのうちの一人、去年の春から出向してきた50代の人事マンが、夏から正式に社員となった。無論、専務派。その彼が、突然、僕に牙をむいた。「一年ほど、営業部長の行動を監視させてもらい、いくつか問題を発見しました」といってヒアリングを行いたいと言ってきたのだ。営業管理ソフトと社用車のドラレコGPS管理で僕の行動を一年間チェックして

                    会社で失脚しそうです。 - Everything you've ever Dreamed
                  • 元給食営業マンが「川崎市学校給食の使用食材産地偽装についてざっくり説明するよ。 - Everything you've ever Dreamed

                    川崎市の学校給食使用食材で産地偽装が行われた事件、加工した業者に警察の捜査が入って大きな問題になっている。 www3.nhk.or.jp www.yomiuri.co.jp 業者は寿食品という給食会社。かつて神奈川県を主戦場に給食営業マンとして働いていたとき給食コンペで何十回も戦ってきた競合相手である。今は付き合いは切れているけど何人かの名刺は探せばあるはず。 少し前に起きたホーユーの学食問題とあわせて給食業界に対する不信感は増すのは避けられないが、今回のケースは少し異なるのでその違いがわかるように契約面から解説したい。 学校給食(主としてセンター方式)は地方自治体が発注者となり応札、落札した業者が業務を請け負うという構造になっている。わかりにくいのは、地方自治体が発注者となって数校から数十校を請け負う学校給食事業は、一般的に給食調理業務のみを受託する点だろう。食材調達は別なのだ。我々給食

                      元給食営業マンが「川崎市学校給食の使用食材産地偽装についてざっくり説明するよ。 - Everything you've ever Dreamed
                    • 高齢者の隣人を助けたつもりが、追い出す結果になってしまった。 - Everything you've ever Dreamed

                      高齢化が加速していく我が国では、こうした事例が増えてくると思うので参考にしてもらえたら幸いである。 先月某日。蒸し暑い午後11時。マンションの呼び鈴が鳴る。モニターで確認すると夏なのにフリースを着た初老の男。荷物は持っていない。夜、モニター越しにみる人の顔は目がピカピカして不気味。よく見ると、隣人のTさん。Tさんは60代後半から70代の男性。独身。僕の知るかぎり、これまで彼を尋ねてくる人は一人もいなかった。酔っ払っているにちがいない、ここはひとつスルーしよう、と思ったが、一分ほどずっとドアの前に立っているので、仕方なくドアを開ける。「こんばんは」とTさんは切り出すと、まったく知らないマンション名を出して、そこが自分の家なので連れていってほしい、と言った。いやいやここがユーのマンションだから。僕は「Tさん、お隣でしょ」と冷静を装って、彼を部屋の前まで連れていき「おやすみなさい」といって自分の

                        高齢者の隣人を助けたつもりが、追い出す結果になってしまった。 - Everything you've ever Dreamed
                      • 僕の子供が宿題拒否不登校ユーチューバーになったら。 - Everything you've ever Dreamed

                        「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」(琉球新報) - Yahoo!ニュース 宿題拒否不登校ユーチューバー(沖縄在住/10才)が物議を醸しているけれど、別にいいんじゃないか、というのが僕の感想である。これは「いろいろな生き方があること」「今の世の中に感情のはけ口があること」に対しての限定された「いいんじゃないか」である。プラスでも、マイナスでもない。もし、彼が自分の子供だったら「もっと賢いやり方があるだろう」と助言くらいはする。知人の子供だったら「申し訳ないけど僕に近づけないでくれ」とお願いする。だいたい、僕の子供ならば彼よりもずっと賢…いや、僕の子供時代に近い思考と性格と能力を持っているであろうから、かつての僕がやったように宿題をちゃちゃちゃっと瞬殺して学校で友達と遊んでいるはずであるが。 そもそも、他人の子供、それも僕の住む神奈川県から遠

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                        • 店で出されたイマイチな料理に「マズい」を連呼する必要ある? - Everything you've ever Dreamed

                          突然ですが皆さんの周りに、店で出された料理をその場で酷評する人っていませんか?僕はその行為がまったく理解できないのだけれども、皆さんはどういうふうに捉えているのだろう。 先日ランチタイムにこんなことがあった。市場調査を理由に部下氏と個人経営の定食屋に入った。席は7割ほど埋まっていた。隅っこの4人掛けテーブルに座る。部下氏はミックスフライ定食、僕は肉野菜炒め定食屋を頼んだ。部下氏が「マヨネーズを別盛りで付けて」とまるで常連客のような気軽さで大将に声をかける姿に、僕は不安を覚えた。料理が出てきて箸をつけてから数分、嫌な予感は当たる。 「ここマズくないすか?脂っこくて食べられたもんじゃないですよ」と部下氏が大きな声で言ったのだ。小さい店だ。全員に聞こえている。誰も反応しないのがかえって恐い。申し訳ない気持ちになる。僕は仲間と思われたくなかった。「おい。少し声を落とせ。感想も発言も自由だよ。つか今

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                          • Hagex事件の判決を受けて - Everything you've ever Dreamed

                            令和元年11月20日、僕の数少ないネット友人であるブロガーHagex(ハゲックス君)が巻き込まれてしまった事件の判決が出た。判決や公判の内容や量刑については、報道されているとおりで、「もっと重い罪を」と考えるのは被害者と距離の近いところにいた人間の感情が出てしまってフェアではなくなっているので、あえて何もいわない。アンフェアな犯罪についてもフェアに厳正に対応するべきだ。それでも、判決が出たのは、ひとつの区切りなのは間違いないので、今、自分なりに考えていることを気持ちを整理させるためにも、まとめておきたい。 言われているように前例のない事件だ。ネット上のトラブルを発端に死傷者が出る事件はこれまでもあったが、どれも加害者と被害者との間に、ある程度の直接的な関係性が認められるものだったからだ。この事件は加害者と被害者との間に直接的なやりとりはほとんどなく(加害者からはそうではないらしいが)、サー

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                            • 仕事に好き嫌いを持ち込むな。 - Everything you've ever Dreamed

                              前々から「仕事を好きになる必要はない」とぼんやり思っていたけれど今はそれが正しいと確信している。そう確信したのは、一連の査定のための個別面談を通じて「仕事が好きか否か」が評価につながると考える人がいることを知ったからだ。僕は社会人になって以来、仕事の好き嫌いについて考えては来たけれども、それが評価に繋がるという視点は僕のなかになかったので新鮮であった。同時に、きっつー、とも思ってしまった。 僕自身は仕事が好きではない。出来ることなら仕事などやらずに、誰もいない部屋でひとり生まれたときの姿で一日中テレビゲームをしていたい。ただ、一日の大半の時間を仕事に費やすのなら、その時間が無駄にならないよう、しっかりと丁寧に仕事をして、相応の報酬をもらいたい、そう、考えている。マトモな仕事を通じて報酬が良くなっていけば好きではない仕事も続けていられる、いいかげんな仕事でトラブルやメンドーに巻き込まれて好き

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                              • 15年前に僕をバカにした人物が客となってあらわれた。 - Everything you've ever Dreamed

                                罪を憎んで人を憎まず。そうやって、ずっと生きてきた。先日、部下氏に請われて商談に同席した。事前に来客の社名と役職は確認していた。だが、応接ルームで面談相手の営業課長を見た瞬間、15年前にタイムスリップした。 当時、僕は今と同様に食品業界で営業マンとして働いていた。とある見込み客にサンプル食材を持って訪問したときだ。対応してくれた担当課長は「これをその値段で売るなんておかしいんじゃないか。ウチの柴犬も食べないよ。外国製でもっといいものが半値で買える。頭を使いなさいよ。何年業界にいるんだ?」と当時飼い始めた飼い犬の名を出して、僕を嘲笑した。男の名前は覚えていない。名刺交換どころか、「これはいらないわ」と名刺を突き返されてしまったのだ。 その男が15年後、愛想笑いを浮かべて僕に名刺を突き出している。歳は取って体型は変わっているが面影はある。間違いない。奴だ。自己紹介をしながら名刺交換。顔をあげた

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                                • 10年前に亡くなった上司の言葉が新たに発見されました。 - Everything you've ever Dreamed

                                  風邪で休んでいるときに自宅の物置で2000年~2015年の手帳が入ったダンボール箱を見つけました。手帳には当時の上司(部長)の言霊が記録されていました。「刺身が生なんだが……」という名作を生みだした部長。没後10年。ゾンビのようによみがえってきた部長を僕ひとりでは受け止めるのはイヤなので読者各位とシェアいたします。ビジネスや私生活で役立ててもらえると嬉しい。 ・「サンプルのサイズ感がわかるようにヤニと比べてみました……」 商品(食品)の大きさが分かりやすいようにタバコを置いて撮影。顧客ファーストのつもりが「食品の横にタバコ置くとかありえない」というクレームが続出。結果、失注。 ・「ハイライトがまずかったか……ラッキーストライクにしときゃよかった」 ↑の騒動の敗軍の将の弁。 ・「他社で見積をいくらで出したのか言えないの?この情報開示時代に?ずいぶんと時代遅れな会社ですな……」 情報開示。その

                                    10年前に亡くなった上司の言葉が新たに発見されました。 - Everything you've ever Dreamed
                                  • 政治家は裏金つくってんのに、行儀よく確定申告なんて出来やしなかった。 - Everything you've ever Dreamed

                                    僕はフミコフミオ。先ほどからイータックス(https://www.e-tax.nta.go.jp/)で確定申告作業をはじめた小市民である。ところがhttps://www.e-tax.nta.go.jp/において「裏金」記入欄が見つからず作業が頓挫したため、気持ちを落ち着かせるために、こうしてブログを書いている。確定申告作業の進捗率は30%程度だろうか。道は長い。参考までにあげておくと、岸田フミオ内閣の最新支持率は14%である。岸田内閣の支持率14% 自民党の支持率も16%に下落 - 産経ニュース 確定申告のために税務署を訪れた人たちが「裏金政治家からきちんと税金を徴収しろ」「政治家から徴収するまで納税しない」と文句を言っているというニュースを見た。スタッフジャンパーを着ているアルバイトの若者へ、イオンで購入したジャンパーをパリっと着こなしたオジサンが文句を言う、いわば世代間ジャンパー対決だ

                                      政治家は裏金つくってんのに、行儀よく確定申告なんて出来やしなかった。 - Everything you've ever Dreamed
                                    • はてブの民度が低いとは思わない。 - Everything you've ever Dreamed

                                      ヨッピーさんを震源地に、はてなブックマークの民度が話題になっていた。僕も、関連した記事で目にしたものは匿名ダイアリーも含めて読んだ。感想は特にない。個人の考えなので各々違いがあっていい(ヨッピーさんは大変だと思った)。僕個人としては「最近のはてなブックマークの民度は上がっている」という感覚をもっていたので、正直なところ、問題になること自体に少し驚いた。僕自身についていえば、はてブで酷い言葉をぶつけられた経験がほとんどない。というかその類の言葉についての感度が鈍いため、「はてブの民度がー!」という気持ちになったことがない。もう少し礼節をわきまえてもらえたらいいな、と数秒思うくらいだ(なお命の危険を覚えたものについては運営に報告している。そういう発言主とのバトルは時間の無駄なのでしない)。そもそも、客観的にみて僕はネットで有名といわれている人たちに比べて(知名度が低いこともあるが)、攻撃された

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                                      • 天皇陛下のカレーライス - Everything you've ever Dreamed

                                        平成になったころ、私は学習院大学に勤めており、皇太子殿下は大学院生であった。学生の間では「あのまずい学食のカレーを、ご飯だけは一粒たりとも残さず召し上がるお方」として有名であられた。 帝王学とはそういうものだろうというのが、それ以来、先入観になっている。 — 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) April 30, 2019 こんなツイートが話題になっていた。話題になったのは、陛下の食に対するスタンスに感銘を受けたから、そして「どれだけ不味いカレーライスなのか」「そこまでカレーが不味くなるのか」という不味いカレーライスに対する興味からだろう。はっきりいってカレーは、素人でも不味く作るほうが難しい。普通に作れば、そこそこのものが出来る。プロの調理師のいる学食ならなおさらである。さいわい、僕も学生のときに食べられないレベルのカレーライスには出会ったことはない。ただ、

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                                        • 「大して儲からないブログ」を16年も続けるワケ 「わかってくれる人に届けばいい」

                                          YouTubeなどネットでの情報発信でお金を稼ぐ人が増えている。その一方、お金儲けを意識せず、ただ文章を発表するだけのブロガーもいる。月間100万PVを誇る人気の会社員ブロガー、フミコフミオもその一人だ。なぜブログでお金儲けをしようとしないのか――。 「ブログはオワコンなのか?」議論に終止符を打つ 最近、ブログを読んでくれる人が増えたこともあって 「なぜ、ブログを書き始めたのか」 「なぜ、ブログを書き続けているのか」 と質問される機会がふえた。 僕は「はてなブログ」を主戦場に、長いことブログを書き続けている。 「ブログなんてオワコン」とおっしゃる人も見かけるように、noteやYouTubeのようなホットで、マネーにつながるメディアもあるなかで、僕がお金にならないブログを主戦場にして文章を書き続けているのが不思議でならない人がいるらしい。 あらためて、そのような指摘に考えをめぐらせてみると、

                                            「大して儲からないブログ」を16年も続けるワケ 「わかってくれる人に届けばいい」
                                          • 新興宗教の勧誘を別の神を擁立して丁寧に退けました。 - Everything you've ever Dreamed

                                            新型コロナ感染拡大にビビッて3連休を自宅で過ごしていたら新興宗教の勧誘を受けた。ウチのベルを鳴らしたのは中年女性2人組である。モニター越しでも「ああ、あの人たちね」とわかる雰囲気。相手にとって不足はない。だが、僕は妻から新興宗教にかぎらず、新聞、ケーブルテレビ、健康飲料、マンション等々各種勧誘を受けないよう、きつく言い渡されている。しかし、今、彼女は、メイク中であるため、玄関に出てこられない。ふたたびベルが鳴った。緊急事態である。 なぜ僕が勧誘の対応を禁じられているのか。それは僕が断るまで相手をその気にさせてしまうからである。駆け出しの営業マン時代を重ねて、ついつい相手の話を聞いてしまうのだ。「で、おたくの神様はどうやって僕の幸福を最大化してくれるの?」「クーリングオフは可能?」という調子で、玄関先で長話をはじめる僕に「あ~もう!」と妻の苛立ちが爆発、特に厄介な宗教の勧誘には彼女が対応する

                                              新興宗教の勧誘を別の神を擁立して丁寧に退けました。 - Everything you've ever Dreamed
                                            • 参戦したコンペが史上最悪だった。 - Everything you've ever Dreamed

                                              病院や福祉施設を運営する法人が開催するコンペに参加した。案件は某病院の外来向けレストラン。担当によれば、コンペのきっかけは、理事長の「業者を変えよう」という鶴の一声である。昨年の初夏から書類審査、プレゼンと順調に勝ち進み、最終選考まで勝ち残った。 最終選考は試食。理事長の「実際に提供される状態の食事で判断したい」という意向を受け、法人本部から車で10分ほどの距離にあるレンタルキッチンをおさえ、そこで試食することに決まった。 準備万端。試食会を明日に控えた前日夕方。法人担当者から「理事長と院長が多忙のため外に出られなくなった。キャンセルしたい」と一方的に告げられた。準備はすべてパーである。担当者は「すみません。理事長がわがままで」と謝罪した。雇われ人間の弱さは痛いほどわかるので「大変ですね」と慰めておいた。 試食会は病院内にある法人本部で幹部会議のあとに行われることになった。昼過ぎに会議が終

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                                              • 鎌倉で生まれ育った僕が、鎌倉に「住みやすさ」を感じるワケ|文・フミコフミオ - SUUMOタウン

                                                こんにちは。僕は、フミコフミオ。1974年、鎌倉生まれの48歳、中間管理職だ。由比ヶ浜の産院で生まれ、鎌倉の街で育ち、今はもう鎌倉を離れているものの、ずっと湘南エリアで暮らし続けている。 鎌倉と僕(の家族)との縁が生まれた時期は今から100年前にさかのぼる。 というのも、母方の祖父が市内の鎌倉ヒロ病院で100歳で亡くなるまで、ずっと鎌倉で暮らしていたのだ。 つまり、祖父以前の家族史は不明だが、鎌倉と僕の(家族との)縁は少なくとも100年を超えていることになる。今でも僕の母は、由比ヶ浜にある祖父の家で暮らしている。ちなみに僕が生まれた矢内原医院は、由比ヶ浜にはもうない(2013年に大船に移転した)。 そんな鎌倉生まれ、鎌倉育ち、現在も湘南在住かつ湘南勤務の僕が「暮らす街」という視点でリアルな鎌倉の魅力(主に、僕が育った鎌倉駅周辺について)を語り尽くしてみるというのが、今回の企画の趣旨である。

                                                  鎌倉で生まれ育った僕が、鎌倉に「住みやすさ」を感じるワケ|文・フミコフミオ - SUUMOタウン
                                                • 今さら「エッセンシャルワーカー」と言われても「やりがい搾取」としか思えないよ。 - Everything you've ever Dreamed

                                                  最近エッセンシャルワーカーという言葉をよく聞くようになった。医療従事者や介護職や公共交通機関のような社会を回すために必要な仕事に従事している人を指している言葉だ。「エッセンシャルワーカーの皆さんに感謝!」「エッセンシャルワーカーがいなければ社会が回らない。とても大切」という言葉を聞くたびに欺瞞に満ちているなーと思ってしまう。現実問題として看護職や介護職の人たちの給料は低く抑えられていたのだから。感謝!社会に不可欠!というのなら相応の賃金を払ったり、待遇を保障するなりしないと、ひと昔前に流行った「やりがい搾取」と同じだろう。「あなたたちの仕事は大事です。やりがいのある、意義のある仕事です。社会を支える仕事です。だから低賃金でも頑張って」をひとことでまとめたものが「エッセンシャルワーカー」という言葉で、つまり、やりがい搾取そのものだ。医療従事者に感謝をこめてブルーインパルスを飛ばしても現場にい

                                                    今さら「エッセンシャルワーカー」と言われても「やりがい搾取」としか思えないよ。 - Everything you've ever Dreamed
                                                  • 2度目の緊急事態宣言で明らかになったこと - Everything you've ever Dreamed

                                                    2021年1月8日僕の暮らしている神奈川県に緊急事態宣言が出された。昨日、緊急事態宣言への対応を社長以下部門長レベルで話し合った。対応といっても、昨年春の緊急事態宣言の際に業務効率化の推進とテレワークの導入を完了しており、さらに宣言解除後に東京にあった営業拠点の廃止と、地方での事業展開を進めるための協力会社との業務提携契約締結(この二つは僕が前職のコネを使ってまとめた)を次の緊急事態宣言に備えて終えているので、「あれは問題ないよね」という社長に「問題ありません」と返すだけの確認作業であった。食品会社なので、売上の減少や現場でのさらなる感染対策といった問題はあるけれども、基本的にはこれまでの取り組みを継続すればいい。会議はあっという間に終わる。はずだった。 なぜ終わらなかったのかというと高齢化著しい上層部が「本社をカラにするわけにはいかない」とか言い出したから。残り少ない命を燃やしているのだ

                                                      2度目の緊急事態宣言で明らかになったこと - Everything you've ever Dreamed
                                                    • ブクマカを密室に閉じ込めてブコメ大喜利で戦わせる

                                                      一番強かったブクマカを閉じ込めてそいつに俺のブコメを書かせ続ける そうすればスターざくざくだ

                                                        ブクマカを密室に閉じ込めてブコメ大喜利で戦わせる
                                                      • トイレの鍵が壊れて閉じ込められた…!119番通報して救急隊員と警察官に救助された話に、体験談と対策が集まる「スマホ持って入る」「ドアは閉めない!」

                                                        まつ @tirnanogtokyo 冗談みたいな話だけど、トイレに入ったら鍵が壊れて閉じ込められた。 119の救助待ちです。こんなこと人生で初めて....😓 つか消防隊の方に申し訳ない. 2020-09-23 11:46:29 まつ @tirnanogtokyo トイレに閉じ込められた件、一人暮らしだと洒落にならないのでちょっとここに覚え書きしときますね。 出かける恰好でトイレに入ったので、家の鍵もスマホも持ったままだったのが不幸中の幸い。 119に電話して状況説明したら、救急隊員4人とドア壊す隊員さん4人、地元派出所の警察官2人の計10名到着。 2020-09-23 12:19:56 まつ @tirnanogtokyo トイレの窓から隊員さんに家の鍵を渡して中に入ってもらい、トイレのドアを開けてもらう。 外廊下に出て再び「どういう状態でトイレに閉じ込められたのか」を説明。体温チェックし

                                                          トイレの鍵が壊れて閉じ込められた…!119番通報して救急隊員と警察官に救助された話に、体験談と対策が集まる「スマホ持って入る」「ドアは閉めない!」
                                                        • かつて上司に疎まれて追い出し部屋的な部署へ飛ばされた経験を持つ僕が「異動」について考えてみた - さくマガ

                                                          異動とは 3月は異動の季節だと一般的に認識されている。僕自身の会社員人生を振り返っても、たしかに3月がもっとも同僚が異動の辞令を受け取っていた記憶がある。そして時の流れは早いものでございまして、まもなく3月になる……というわけで今回は異動についてです。 異動とは、勤務先の上役からの辞令によって、部署や役職の変更がおこなわれることだ。配置転換、転勤、出向、左遷等々の形態がある。異動は、業務の効率化、マンネリ防止を目標におこなわれる、基本的にポジティブなものである。 だが、残念ながら職業人生を送っていると、ポジティブなはずの異動に対してネガティブなイメージを持ってしまいがちである。なぜなら、社内の権力争いに敗北した人、任されたプロジェクトでしくじった人、職場の雰囲気を乱す人に出される異動の辞令には、どうしても懲罰的な印象がつきまとうからだ。「あーあの人、失脚したなー」という辞令をこれまで何度目

                                                            かつて上司に疎まれて追い出し部屋的な部署へ飛ばされた経験を持つ僕が「異動」について考えてみた - さくマガ
                                                          • ストレスが溜まる上司の言動にはその場で反撃しよう。 - さくマガ

                                                            >>さくらインターネットの採用情報を見る 睡眠時無呼吸症候群になった。 睡眠時無呼吸症候群(重症)と診断され、この夏からCPAP(シーパップ)治療を続けている。簡単に説明すると、機械装置で鼻から空気を送り込むことで気道を開き、寝ている間に無呼吸状態にならないようにする治療法だ。鼻に酸素ボンベを装着しているようなイメージ(くわしくはネットで調べてみてください)。 睡眠時無呼吸症候群の原因は不明だ。「肥満」や「鼻の穴が狭い」といった明確な要因がないため、「ストレス」が原因ということになっている。公式には、家庭ではノー・ストレス状態ということになっているので、ストレスを蓄積しているのはもっぱら仕事や職場環境になる。仕事や職場で蓄積したストレスで心身の調子を崩している人は多い。より深刻な病気を患う人もいる。最悪、命を落としてしまう事態もある。 >>さくらインターネットの採用情報を見る ストレス原因

                                                              ストレスが溜まる上司の言動にはその場で反撃しよう。 - さくマガ
                                                            • 誠意はいらない。 - Everything you've ever Dreamed

                                                              営業部の総力の5分の1程度の力を入れて追ってきた案件の担当者から「明日夕方、御社を訪問したい」という連絡があった。コンペ最終局面結果待ちの段階だ。来社の目的を確認すると「《今後ともお願いいたします》という前向きな話を直にお会いして伝えたい。これまでのご対応に誠意でこたえたい」とのこと。熱意を感じた。ようやく成約。これまでの苦労が報われる瞬間。クソみたいな営業の仕事に光があたるとき。 直接顔面と顔面を突き合わせて挨拶をすることに何の価値も見出していないので、わざわざお越しいただかなくてもいいですよ、と申し出た。いやいや、そういうわけにはいかない、と言って聞かないので受けることにした。今後ともだ。未来の客だ。相手に合わせることも大事だ。契約前に、自分の目で相手の会社を確認するのも大事だ。 で、当日。担当者2名が来社。応接室に通してお茶を出す。「まずは今後のスケジュールの大枠を決めましょうか」と

                                                                誠意はいらない。 - Everything you've ever Dreamed
                                                              • 「それは上司の仕事でしょ」という地獄を僕は生きている。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                「部長、あの案件はどうなりました?」「先日のあれどうなってます?」他部署の人たちから質問を受けた。当該案件の結果は先週末に判明していた。結果はバツ。担当の部下氏から「僅差で失注でした」と報告を受けていた。彼の結果報告は「勝つときはいつも圧倒的大勝利」「負けるときはいつも僅差での敗退」の2パターンしかない。旧日本軍大本営発表の悪しき遺伝子はここに生きながらえていた。僕は、頭の片隅にクエスチョンを浮かべながら、「ごめん。ダメだったよ」「申し訳ない。ダメでした」と答えた。彼らは一様に「結果は勝負だからいいんです。でも結果が出たら報告をもらえないと協力できるものも出来なくなりますよ」と言った。彼らの言うとおり。頭を下げるしかない。だが、おかしい。協力してくれた面々への報告がなぜ行われていないのか。僕の頭で点滅しているクエスチョンは、当該案件を担当している僕の部下氏に対するものであった。 提案営業を

                                                                  「それは上司の仕事でしょ」という地獄を僕は生きている。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                • 急で悪いけど仕事ヤメることにした。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                  前の会社に勤めていた頃から18年ほど付き合いのある、とある会社の担当者と2年ぶりに会ったら、突然、後任を紹介された。挨拶。名刺交換。雑談以上商談未満の会話。確か、定年まで1年以上あったはず、横領がバレたのか、ハラスメントで追いやられたのか…。僕の疑問を察したかのように「家の事情で早めることにした」と彼は言った。咄嗟に「長い間、お世話になりました」と言うと彼は「何にもお世話してないよ。悪かったね」と詫びた。 そうなのだ。僕が前の会社に勤め始めた頃から、つまり食品業界に転職してきた頃から、何年も通って話をしてきたけれど、残念ながらいまだ契約に至っていない。辞めていく彼が、源義経を守護する武蔵坊弁慶のごとく、契約の前に立ちはだかって薙刀を振るいまくっていたのだ。 ナギナタマンの第一印象はマジで最悪。「御社とは取引しないから」。コンペの結果通達はそれだけ。わざわざ呼び出してその一言。「なんて冷血な

                                                                    急で悪いけど仕事ヤメることにした。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                  • 敗北事業を黒字化させたら上層部からイヤな顔をされました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                    「たいしたことないですよ」謙遜のつもりの言葉が、屈辱の言葉になってはねかえってきて、今も僕の心を苛んでいる。 10月中旬。冷凍おせち事業の担当者が体調不良で倒れた。後任選びは難航。なぜなら一昨年、昨年と2年連続でおせち事業は数値目標を達成できず、社内で問題になったのを、部課長クラスなら誰でも知っていて、かつ、今シーズンも担当者が倒れた時点では芳しいものではなかったからだ。進んで手をあげるのは馬鹿であった。しかし、僕が代理として任されることになった。馬鹿ではない。部門長会議における一部上層部の計略で任されることになってしまったのだ。「これまでの方法ではうまくいかない。法人向け営業に長けた営業部の血を入れて販売を抜本的に変える」が表向きの理由。「うまくいかない事業を押し付けたい。失脚させたい」が真の理由であった。 家庭用おせちのセールス経験ナシ。前年までのノウハウ(販路)は当てにならない。予算

                                                                      敗北事業を黒字化させたら上層部からイヤな顔をされました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                    • 死について考えている。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                      先月、俳優の三浦春馬さんが亡くなられてから、ずっと、死について考えている。特別、三浦さんのファンでもないのに、時間があると、つい、彼のことを検索してしまっている。検索できるかぎりの動画やインスタは全部見たはずだ。理由ははっきりしている。当初報じられていた彼の死にかたが、20数年前の父のそれと酷似していたからだ。報道を信じるなら、そのまま、と言ってもいい。おそらく、「そこ」に至るまでのルートは人それぞれだが、決めてしまったあとのルートは、作業的になってしまうのだろう。スターであれ、庶民であれ。10代の終わりに父を亡くしたとき、死と自らそこへ向かう心理については散々考えて僕なりに結論を出している。「人の気持ちはブラックボックス」というのが僕の辿り着いた結論だ。人の気持ちはブラックボックスで、それがどういうものなのか推測はできるけれども、中身を知ることは出来ないのだ。遺書があったとしても、そこに

                                                                        死について考えている。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                      • 20年間引きこもっている友人から家にこもることの厳しさを教えられた。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                        在宅勤務の気分転換のつもりで散歩へ出掛けたら、友人Fとばったり会った。Fは近所に住む幼馴染で僕と同じ46才、小中高12年間同じ学校に通っていたが、クラスや部活で一緒になったことはない。それでも仲が良かったのは、ピアノを弾いている、という共通項があったからだ。普通科県立高校でピアノ男子というのは珍しい存在で、放課後にピアノで遊んだことは、僕の人生のなかでも美しい思い出になっている。残念ながらFは大学卒業後に入った会社で心身を壊してしまい、そのまま自宅に引きこもっている。夏を思わせる強い日差しのなかにいるFは、白く、細長く、バースデーケーキのローソクのように溶けてしまいそうに見えた。 「引きこもりも散歩するのか」「散歩は昼間。朝と夕方より知っている人間に会う確率が低いから」声に、なんでお前がいるんだよ、という非難の気配があった。僕ら40代の男が真昼間に近所で顔を合わせることは少ない。だが、それ

                                                                          20年間引きこもっている友人から家にこもることの厳しさを教えられた。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                        • かつて「必要悪」を自称した元同僚が面倒くさすぎる客としてあらわれて心が死にました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                          去る7月30日の朝、何の前触れもなく突然、目の前に地獄の門がひらかれて死んだ。前の職場を自己都合で辞めてから流浪の人生を送っているはずの、5年ほど音信不通であった「ゆとり世代」の元同僚くん(通称「必要悪君」)が、客として僕の前に現れたのだ。それ以来頭痛と目まいに悩まされている。回避する術はなかった。というのも彼はメールで商談していた相手の同行者としてあらわれたからだ。メールの「当日は私の上司が一名同行する予定です」という一文が地獄の門をひらく呪文と見抜ける人はいないだろう。 「よっ!」と軽い感じに手をあげる元同僚くん。動揺を見せないように「お、久しぶりじゃん。このご時世なのでマスクのままで失礼するよ。換気のために窓は開けさせてもらうから」と面談ルームへうながし、名刺交換。元同僚くんは競合他社の営業主任になっていた。珍獣を雇用する余裕のある会社なのだろう。「お久しぶりです。課長。今日は後輩の

                                                                            かつて「必要悪」を自称した元同僚が面倒くさすぎる客としてあらわれて心が死にました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                          • 小田原で出会った熊本ラーメンが絶品すぎて、なぜか文体が崩れてしまった【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第10回】 - ぐるなび みんなのごはん

                                                                            お世話になっております。会社員のフミコフミオです。上司の悪口や職場の愚痴をブログに書き続けて、書籍を出し、『ザ!世界仰天ニュース』で放送されたブロガーがいましたけど、それ、僕です! カッコ悪いでしょ職場ブログなんてー「あれは、かくかくしかじかでー」とか裏で言い訳しているみたいでー。なので、厳しいコメントつけられたりして、思うところはあるけれど、じっと黙っていようかと思っていたんですよね。読む人がそう思うならそれでいい、的な。 あと、「社長や上層部には反抗しない」が、僕の主義。 相手が部下だったらまた違っただろうけど、上司相手では、男はじっとするものだと。ブロガーにとって読者様は上司みたいなものなんですよ(大汗)。 でも、厳しいコメントを付けられているうちに、ストレスがたまってきちゃった。だからこうやってブログとは別の場所でライターとして文章を書いているわけ。 これ、余談ですが、僕、専業ライ

                                                                              小田原で出会った熊本ラーメンが絶品すぎて、なぜか文体が崩れてしまった【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第10回】 - ぐるなび みんなのごはん
                                                                            • とあるジョブホッパーの退職に寄せて - Everything you've ever Dreamed

                                                                              僕は食品会社の営業部で働く中間管理職。短期間で転職を繰り返すジョブホッパーに対して偏見を持っていたけれども、実際に同僚として働いてみて、今はその偏見が違うものに変化している。「己のスキルアップ、キャリアアップしか考えていない人」「ひとつの会社にこだわらない柔軟な発想とさまざまな会社で磨いてきた高スキルの持ち主」「転職のたびに高給をゲットする人」これら、僕がジョブホッパーに対して持っていた偏見、ひとことであらわせば「会社を踏み台にするいけ好かない野郎」は、根拠のない、悪意に満ちたものであったと反省している。 先月末で退職したカトー氏(42)とは1年間一緒に働いた。彼が入社面接で言い放った「3年以内で転職するつもりです」という言葉と2~3年毎に繰り返す転職を記した職務経歴書。面接における堂々たる様子。面接で語られた20年にわたって住宅・電機・薬品・運輸と異なる業界で営業職として積み上げてきた圧

                                                                                とあるジョブホッパーの退職に寄せて - Everything you've ever Dreamed
                                                                              • 新型コロナの影響で飲食業が厳しいのは売上減のためだけではない。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                                僕は食品会社で働く営業職のサラリーマン。新型コロナ(COVID‐19)感染拡大で客数・売上が減って飲食・外食が大打撃を受けているけれども、地味にダメージを受けている衛生対策について、「どうにかならないかな…」と思うところがあったので残しておく。 社員食堂(製造業)の受託案件で、そのクライアントA社は事務部門の一部がテレワークになっているが、新型コロナの影響では食数は微減といったところ。食数はランチタイムで平均300食。喫食時間は11:30~13:00 座席数は300強。A社と協議のうえ決められた新型コロナ対策は1)アルコール消毒等衛生対策の徹底 2)密を避けるための喫食時間の延長 11:00~14:45 3)喫食スペース(テーブル)へのアクリルボードの設置(管理は弊社)であった。これらを徹底してくれれば、社員にも働きかけて食数維持は約束するという話であった。はじめての試みなので、様子を見な

                                                                                  新型コロナの影響で飲食業が厳しいのは売上減のためだけではない。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                                • 超高齢化社会、中途採用面接のリアル - Everything you've ever Dreamed

                                                                                  体調不良でダウンした同僚の代理で、中途採用面接に立ち合った。調理技術とリーダー経験を求められる現場責任者の枠だ。事前のエントリーシートで面接者のデータを確認してから面接に臨んだ。ヒアリング等細かいことは採用担当者が行うので、僕の役割は、その隣で意味ありげに「なるほど」といってうなずいたり、ちょっと気になる発言があったときに目を見開いて興味を浮かべているような表情をする実質マスコット的なものである。いらなくね?と自分の存在に疑問をおぼえるが、面接は2名以上で行うという規定があるので仕方ない。 入室した面接者が挨拶をした瞬間、僕は違和感を覚えた。手元にあるデータと渡された履歴書を見比べて、その違和感の正体を確認してから、隣りにいる採用担当に「地雷だぞ!」と視線を送ったが気付かない。急に寒くなりましたね~なんて、すでにフランクな感じで話しかけている。面接者は58才男性。資格経歴職歴は我々が望んで

                                                                                    超高齢化社会、中途採用面接のリアル - Everything you've ever Dreamed