並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

361 - 400 件 / 4857件

新着順 人気順

出版の検索結果361 - 400 件 / 4857件

  • 拝啓ヴィレヴァン様、"復活の秘策"を考えました

    先日、「ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた」という記事を書いた。ヴィレヴァンの業績が低迷しているというニュースを受けて、その理由を考えたものだ。 で、この記事の反響がすごかった。SNS上では記事に対するさまざまな反応があふれ、多くの人がヴィレッジヴァンガード(以下、ヴィレヴァン)に対して、複雑な思いを抱いているんだなあ、と改めて認識した。そのポストで描かれるヴィレヴァンへの思いや、「このような視点でもヴィレヴァンの衰退を考えられるのではないか」といった投稿を読むのが面白かった。 そこで、その反応を受けて今回は「じゃあ、ヴィレヴァン、どうやったら復活できるのよ」ということを考えてみたい。前回の記事を読んで、感想を書いていただいた人の反応を踏まえつつ、みなさんへの感想のアンサー記事ということで……。 前回の記事にはこんな反応があった といっても、たぶん前回の記事を読んでいない人も多い

      拝啓ヴィレヴァン様、"復活の秘策"を考えました
    • フランスでの日本漫画「デラックス版」急増が意味すること | 理由は漫画市場の成熟のみならず

      「その漫画なら全巻持っている」、けれど「愛蔵版」や「完全版」という言葉に購買意欲をくすぐられるのは、作品のファンだからなのだろうか……。フランスでもいま、既存作品の「デラックス版」が急増している。その要因は、漫画市場の成熟だけではない。どうやらその裏には、フランス人の国民性、そして漫画への熱い思いが隠されているようだ。 フランスの漫画市場は、いまのところとても好調だ。しかし、この先の落ち込みを避けるためには、自己改革の必要がある。たしかに、2022年にフランスで販売されたコミック類「バンド・デシネ」の2冊に1冊以上が日本の漫画だった。だがいっぽうで、民間調査機関GfKのデータによると、2023年の1月から5月には、発行部数ベースで前年同期比18%の売り上げ減少が見られた。 競争が激しい漫画業界では昨今、いわゆる「デラックス版」が増えてきている。これらは特定の作品の刷新のため、カラーページを

        フランスでの日本漫画「デラックス版」急増が意味すること | 理由は漫画市場の成熟のみならず
      • 《直木賞受賞》熊との死闘の先に、凄まじい結末が…作家・河﨑秋子が「令和の熊文学」に込めた思い | 文春オンライン

        ――『ともぐい』での第170回直木賞受賞おめでとうございます。昨日の選考会はいつもより長くかかったと思いますが、ずいぶん待たれたのでは。 河﨑 3時間、延々とゲームをしていました。ボードゲームとか、町中華のメニューを作るカードゲームとか。編集者の皆さんが忖度もなく容赦のない感じで(笑)、それがありがたかったですね。受賞の電話がかかってきた時は、周りの皆さんが自分よりも喜んでくださったので、本当に獲れてよかったと思いました。 ――記者会見の時、ジャケットの下にお尻を向けた牛のイラストのTシャツを着ていませんでした? 河﨑 着ていました。自分と同じく北海道出身の桜木紫乃先生が『ホテルローヤル』で直木賞を受賞された時、ゴールデンボンバーゆかりのタミヤのTシャツを着ていらしたので私も何か着ようと思って。会見では誰も訊いてくれなかったので、今訊いてもらえてよかったです(笑)。 第170回直木賞を受賞

          《直木賞受賞》熊との死闘の先に、凄まじい結末が…作家・河﨑秋子が「令和の熊文学」に込めた思い | 文春オンライン
        • 万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

          昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。 「六回目といえば」 ということで、万城目氏が新作『八月の御所グラウンド』で六回目の直木賞候補になっているという話になった。 しかし万城目氏の顔つきは暗かった。 「どうせあかんねん」 「待ち会はしないんですか?」 「そんなもんせえへんわ。いつもどおりにしてる」 それはいかん、と登美彦氏は思った。度重なる落選にウンザリする気持ちはよく分かるが、直木賞はようするに「お祭り」なのであって、盛りあがらなければ損である。「待ち会」は落ちてからが本番なのだ。落選したってええじゃないか! 「何をいじけてるんです。待ち会やりましょう!」 「なんでやねん!」 「やるなら東京まで行きますって」 「あ、それなら僕も行きます」と上田氏

            万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
          • ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた

            「遊べる本屋」、ヴィレッジヴァンガード。「ヴィレヴァン」として全国に店舗を広げる同店だが、知らないうちにそこそこマズいことになっていたらしい。 というのも、2023年11月中間決算によると、営業損失が7億4900万円で、前年同期の1億7600万円の損失から赤字が拡大しているからだ。既存店の数はここ数年で減り続けており、それによる単純な減収、そして人件費や物価高の影響も響いている。 売上高ベースで見ると、2016年5月期が最高収益で、467億5800万円。ただし、そのときも営業赤字は2億円ほど出ている。2007年に買収した中南米雑貨の「チチカカ」が、その経営の足を大きく引っ張っていたようだ。 2017年にはチチカカを売却し、ヴィレヴァンのみでの営業を続けているが、その後も黒字化と赤字転落を繰り返し、経営の足取りはふらついている。 ヴィレヴァンのジレンマ ライターの不破聡は、こうした迷走の背景

              ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた
            • 大田唯一の書店閉店へ ブックセンタージャスト ネット普及 採算性悪化 本ビジネス正念場に | 山陰中央新報デジタル

              特設コーナーの前で交流する千早茜さん(左)と大田店の文芸担当者=2023年4月、大田市大田町、ブックセンタージャスト大田店 大田市内で唯一の書店の「ブックセンタージャスト大田店」(大田市大田町)が3月末に閉店する。電子書籍やネット通販の普及を背景とした営業不振が理由。市外でも身近なまちの書店が姿を消しており、既存のビジネスモデルは厳しさを増している。(勝部浩文) [関連記事]本を愛し、書店の可能性を信じる ブックセンタージャスト大田店 文芸担当・島田優紀さん 3月末で閉店するブックセンタージャスト大田店=大田市大田町 経営するホームセンター・ジュンテンドー(益田市遠田町)によると、大田店は1987年に開店。書籍やコミック、雑誌のほか、CDやDVDレンタル、ゲームソフト販売を手がける。近年は電子書籍や本のネット通販が拡大。レンタルもネットによる定額制の配信サービスが広がり、同店に限らず実店舗

                大田唯一の書店閉店へ ブックセンタージャスト ネット普及 採算性悪化 本ビジネス正念場に | 山陰中央新報デジタル
              • 転売禁止の図書館「除籍本」がメルカリに大量出品、「税金で買った本」なのにいいの? - 弁護士ドットコムニュース

                  転売禁止の図書館「除籍本」がメルカリに大量出品、「税金で買った本」なのにいいの? - 弁護士ドットコムニュース
                • この本屋で陳列の担当をしている方を呼んでください。話があります→ ゾワゾワする並べ方…でも魔人ブウだけはちゃんと並んでて草

                  リンク 集英社 ― SHUEISHA ― DRAGON BALL 1/鳥山 明 | 集英社 ― SHUEISHA ― 山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する!

                    この本屋で陳列の担当をしている方を呼んでください。話があります→ ゾワゾワする並べ方…でも魔人ブウだけはちゃんと並んでて草
                  • 『隆明だもの』父親は「戦後最大の思想家」 - HONZ

                    全集は月報が面白い。月報とは、全集の各巻が刊行されるごとに差しはさまれる小冊子のこと。ようするに附録である。著者ゆかりの人物がエッセイでとっておきのエピソードを明かしていたり、著者の素顔について語られた座談会があったり、附録とはいえ内容は充実している。文学研究者のあいだでも、月報は作家の人となりを知ることができる貴重な資料とされる。講談社文芸文庫には月報だけを集めたラインナップもあるほどだ。 本書は『吉本隆明全集』(晶文社)の月報の連載をもとにしている。著者は吉本家の長女で、漫画家・エッセイストのハルノ宵子。吉本家は父・隆明、母・和子、長女・多子(さわこ:ハルノ宵子)、次女・真秀子(まほこ:吉本ばなな)の4人家族で、本書には、ばななとの姉妹対談もおさめられている。 吉本隆明(1924年-2012年)といえば、戦後思想界の巨人として知られる。とくに団塊の世代には神のように崇める人が多い。そん

                      『隆明だもの』父親は「戦後最大の思想家」 - HONZ
                    • お値段、なんと27万5000円の新刊登場──定価が“高額すぎる本”、他にどんなものがある?

                      2023年に岩波書店から刊行された『関孝和全集』が話題になっている。全3巻、4064ページという大ボリュームで、上製函入で輸送ケース付き。江戸時代に普及した数学“和算”を大成した関孝和の全貌を明らかにしている。その価格も衝撃的で、なんと27万5000円もする。1冊当たり約9万1666円だが、分売は不可となっている。1990年代以降に関孝和の新史料が相次いで発掘され、研究が進展したことにより出版に至ったものだ。 バブルの時期には各社から高価な学術書や図鑑などが出版されたが、2000年以降は出版不況の影響でこうした編集に手間も時間もかかる本の出版は難しくなっている。さらに、学術書の顧客であった大学や図書館も予算不足に陥っており、買い手を探すのにも苦労していると聞く。そんな中で出版に踏み切った岩波書店は偉業と言っていいだろう。 かつて、「タモリ倶楽部」で高価な本のランキングをした際、1位になった

                        お値段、なんと27万5000円の新刊登場──定価が“高額すぎる本”、他にどんなものがある?
                      • Amazonのデジタルコンテンツが保証期間1年(かもしれない)件 - 妄想科學倶樂部

                        はじめに:この件、予想外に拡散されてしまったが私の誤認およびサポートとのやりとりの齟齬による誤解の可能性があるので後半を確認されたい。 起 発端は、2018年発売のSF小説を再ダウンロードしようとしたことだった。なぜかKindleのライブラリ内を検索しても当該作品がヒットしない。 Kindleで購入済みのコンテンツが一部出て来ない。購入履歴にはあるのにライブラリにもなく再ダウンロード候補にもなく、それどころか「コンテンツと端末の管理」で検索しても表示されない。どうなってんだ— 芹沢文書 (@DocSeri) 2024年1月15日 買わなかったはずはない。確かに読んだ記憶はあり、しかし私は2013年にKindle導入して以降、「電書であるものは紙で買わない」ようになり、また借りに行くより買った方が早いので図書館も利用しなくなって久しい。 2015年には講談社が「書籍と電書を同時に発売」宣言し

                          Amazonのデジタルコンテンツが保証期間1年(かもしれない)件 - 妄想科學倶樂部
                        • 能登半島地震「被災地に本を送らないで」 日本図書館協会が異例の呼びかけ…本が「ゴミ」になった大震災の教訓から - 弁護士ドットコムニュース

                            能登半島地震「被災地に本を送らないで」 日本図書館協会が異例の呼びかけ…本が「ゴミ」になった大震災の教訓から - 弁護士ドットコムニュース
                          • 『人生が整うマウンティング大全』という大変興味深い本が出版されるらしい「マウントフルネスは草」

                            技術評論社販売促進部 @gihyo_hansoku 【新刊】2024年2月14日発売『人生が整うマウンティング大全』本体1,400円+税,マウンティングポリス 著,マインドフルネス,ファクトフルネスより大事なマウントフルネスの極意をあなたにgihyo.jp/book/2024/978-… pic.twitter.com/74xao0Xq5F 2024-01-15 10:04:26

                              『人生が整うマウンティング大全』という大変興味深い本が出版されるらしい「マウントフルネスは草」
                            • 【追記アリ】Kindle、買って一年経つと再ダウンロードが保証されない?買った本が読めなくなった人の声

                              芹沢文書 @DocSeri Kindleで購入済みのコンテンツが一部出て来ない。購入履歴にはあるのにライブラリにもなく再ダウンロード候補にもなく、それどころか「コンテンツと端末の管理」で検索しても表示されない。どうなってんだ 2024-01-15 21:53:48 芹沢文書 @DocSeri この件、Amazonのサポートとやり取りした結果「購入から1年以上経過したコンテンツは端末から削除すると再ダウンロードが保証されない」とのこと。 以前から「電子書籍は所有でなくレンタル」とは言われていたが、はっきりと「購入から1年で消える」と言われては、紙書籍とほぼ同額で購入する意義は… 2024-01-15 22:39:11

                                【追記アリ】Kindle、買って一年経つと再ダウンロードが保証されない?買った本が読めなくなった人の声
                              • 人生が整うマウンティング大全

                                2024年2月14日紙版発売 2024年2月14日電子版発売 マウンティングポリス 著 四六判/208ページ 定価1,540円(本体1,400円+税10%) ISBN 978-4-297-13951-3 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto この本の概要 人間関係あるところにマウントあり,マウンティングを制する者こそが人生を制する。 3万以上の事例を収集・分析してきたマウンティング研究家が,80億総マウント社会を乗り切るためのナレッジを集大成。 一流の人こそこっそり活用しているマウンティングの最強パターンとは ステルスマウント×マウントさせる=最強のビジネススキル イノベーションはテクノロジーからではなくMX(マウンティングエクスペ

                                  人生が整うマウンティング大全
                                • 松本人志の性的行為強要疑惑を報じた「週刊文春」約45万部が完売…編集長は「スクープの力」実感(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

                                  文藝春秋は15日、「ダウンタウン」松本人志の性的行為強要疑惑などを報じた「週刊文春」24年1月1日・11日新年特大号(23年12月27日発売)45万1000部が完売したと発表した。完売は20年6月18日号以来。また電子版の有料会員も大幅に伸びているという。 「週刊文春」の竹田聖編集長は「今回の完売、本当に嬉しく思います。ご愛読、誠にありがとうございます。紙の雑誌よりもスマホで情報を得るのが益々当たり前となっている昨今ですが、それでも、『スクープの力』は実に大きいのだと改めて実感しています」とコメント。続けて「誰も知らない情報を得て、どこよりも丁寧に裏付け取材をし、相手がどれほど巨大であっても忖度なく読者の皆様にお届けしていく――『週刊文春』が長年培ってきた報道姿勢を、今後も変える必要はないのだと読者の皆様に太鼓判を押していただいた気持ちです。今後も真摯に、愚直に、新たな『ファクト』の発掘に

                                    松本人志の性的行為強要疑惑を報じた「週刊文春」約45万部が完売…編集長は「スクープの力」実感(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
                                  • 語る:広がる、創作と読書の喜び ベストセラー続々、小説サイト「カクヨム」編集長 河野葉月さん | 毎日新聞

                                    <文化の森 Bunka no mori> コントロールできないからこそ可能性 近年、一般のユーザーが無料で投稿したり読んだりできる小説サイトから、ベストセラーが相次いでいる。ホラー小説『近畿地方のある場所について』(背筋著・KADOKAWA)もその一つだ。大手出版社KADOKAWAが運営する小説サイト「カクヨム」にアップされた作品で、2023年8月に発売され、現在10万部を超えている。なぜ小説サイト発の作品が人気なのか。カクヨムの河野葉月編集長に聞いた。 ――カクヨムが始まった経緯と現在の規模は。

                                      語る:広がる、創作と読書の喜び ベストセラー続々、小説サイト「カクヨム」編集長 河野葉月さん | 毎日新聞
                                    • ネトゲ戦記

                                      序文より ネトゲ戦記──または私はいかにして高校を中退して伝説のネットゲーマーとなり、ゲームクリエイターになってベンチャー会社を立ち上げたら裏切られて死にかけて、7年かけて逆襲し6億円をゲットしたか。 序文より ネトゲ戦記──または私はいかにして高校を中退して伝説のネットゲーマーとなり、ゲームクリエイターになってベンチャー会社を立ち上げたら裏切られて死にかけて、7年かけて逆襲し6億円をゲットしたか。

                                        ネトゲ戦記
                                      • 3000冊読破の読書インフルエンサーが選ぶ、生き方が変わる本

                                        日経BOOKプラスに掲載されている記事、本、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。本サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。

                                          3000冊読破の読書インフルエンサーが選ぶ、生き方が変わる本
                                        • 本が売れない。編集者が考える“変化への一歩”|シュッパン前夜 編集部

                                          今、出版業界が窮地に立たされています。 雑誌は一誌また一誌と休刊になり、書籍の売れ行きもどんどん落ちています。 こんにちは。実用書の編集者、高橋ピクトと申します。 私が編集している実用書も危機が迫っていて、書店では実用書がおかれている棚がどんどん縮小されています。 たとえば、スポーツ書の棚。以前は、野球、サッカーと競技ごとにわかれていましたが、「スポーツ」でひとくくりに。囲碁・将棋・麻雀でわかれていた棚も「ゲーム」でひとつになっています。 そんな中、最近会った編集者が「営業から“新刊が不作だ”と言われたんだよ」と嘆いていました。日々、新刊の企画を立てている編集者にとっては、グサリと刺さる言葉です。 本が売れなくなったのはなぜ? 私も昨年を振り返ってみると、重版した本が昨年より少なくなっています。 本が売れなくなってきたことを実感する1年でした。 新刊が売れないのは、縮小する出版市場によるも

                                            本が売れない。編集者が考える“変化への一歩”|シュッパン前夜 編集部
                                          • 出版業界事情:リアル書店と図書館をまたいで本を探せる「書店在庫情報プロジェクト」準備中 永江朗 | 週刊エコノミスト Online

                                            出版取次最大手の日販(日本出版販売)が発行した『出版物販売額の実態2023』によると、22年度の出版物のインターネット経由での販売額は書店経由での販売額を超えた。紙の書籍・雑誌に限ると、書店ルートの推定販売金額は8157億円だったのに対しネット経由は2872億円と依然として書店経由が圧倒的に多いが、電子出版物が6670億円と推定される。購入ルート別ではネット経由(紙の本+電子出版物)がリアル書店を超えたことになる。書店ルートは縮小し、ネットルートが伸びる傾向は今後も変わらないだろう。 リアル書店からネット書店や電子出版物へと消費者が流れる原因のひとつに、リアル書店における在庫情報の不備が挙げられる。ネットで在庫情報を公開している書店も一部にはあるが、まだまだ少数で、各店を横断的に検索するのも難しい。1冊の本を探して何軒もの書店をハシゴした経験のある人は多いだろう。だからつい「急ぎの本はネッ

                                              出版業界事情:リアル書店と図書館をまたいで本を探せる「書店在庫情報プロジェクト」準備中 永江朗 | 週刊エコノミスト Online
                                            • 「ひとり出版社」創業から3年目へ。ー会社づくりで得られるもの|あさま社

                                              あさま社は軽井沢の地に2022年の1月に誕生した、あたらしい出版社です。 都内の出版社で10年勤務した編集者が、軽井沢への教育移住をきっかけにひとりで立ち上げました。22年には創業第一弾となる書籍「子どもたちに民主主義を教えよう」を出版。販売元を引き受けてくださった英治出版さんのご協力もあり、無事に3刷1.5万部まで伸ばすことができました。その経緯などはこちらのnoteに記してあります。 2023年は第二期目。 振り返ると自社のタイトルとしては1冊となりました。その1冊が「じぶん時間を生きる TRANSITION 」です。それ以外には編集協力として、娘の通う風越学園のお手伝いとして、初めての卒業生22名に向けた「みらいをつくる」。そしてプロジェクト学習の実践者(教師)に向けてその実践をまとめた「プロジェクトの学びでじぶんをつくる」にかかわりました。2冊ともに地域に出版社があること、子どもの

                                                「ひとり出版社」創業から3年目へ。ー会社づくりで得られるもの|あさま社
                                              • 馬しかコンテンツがない!ドイツの少女向け馬雑誌紹介

                                                馬雑誌発見 本屋さんに行くと、女の子向けの馬雑誌が何種類も売っていた。 最初見たときはファンシーな競馬雑誌だと思った 馬シール、馬消しゴムなど、付録も全部馬!馬への愛が雑誌全体から溢れている どんな内容なのか気になるので、1冊買ってみることにした。値段は4.99ユーロ。日本円で750円ぐらいだ。高っ!!タウンワークぐらいの薄さなのにまぁまぁの値段である。 読んでみよう こちらの1冊を購入。表紙は白馬!アイドル的存在なのだろうか 付録ももちろん馬。夕日をバックに海辺を駆けている 形はPSPのゲーム機っぽいが、水圧で遊ぶわなげの古典的なおもちゃである。懐かしい〜!ドイツの子どもも、このおもちゃで遊ぶんだな〜。 当たり前だがドイツ語で書かれているので全く読めない。今回は、旅行先でも大活躍したGoogleレンズで、ふわっと何となく読んでいこうと思う。 いきなり馬のニュースから始まる。少女が興味ある

                                                  馬しかコンテンツがない!ドイツの少女向け馬雑誌紹介
                                                • 学研、「まんがでよくわかるシリーズ」など子供向け電子書籍を無料公開 被災者支援で

                                                  学研ホールディングスは1月10日、令和6年能登半島地震の被災者支援の一環として、グループ会社のGakkenが運営する子供向け電子書籍サービス「学研マナビスタライブラリー」を無料公開すると発表した。 学研マナビスタライブラリーは、学研の絵本や「まんがでよくわかるシリーズ」などの電子書籍を配信しているWebサイト。配信書籍は順次増やすという。 利用者はスマートフォンやタブレット、PCで閲覧できる。動作環境はWindows 10以降(Edge、Firefox、Chrome)、Chrome OS 93以上、iOS 12.0以上、Android 9.0以上。 学研は「お届けする電子書籍が被災地の子どもたちの学力維持や心のケアの一助となれば幸い」としている。 【訂正:2023年1月15日12時10分更新 ※初出時に地震の呼称に誤りがありました。正しくは令和6年能登半島地震です。おわびして訂正いたします

                                                    学研、「まんがでよくわかるシリーズ」など子供向け電子書籍を無料公開 被災者支援で
                                                  • 「独立系書店」土浦に開業 書店文化を次世代に

                                                    活字離れやネット購買の浸透などから全国的に書店が減少する中、専門性の高い選書やイベントの企画を通じて店主の個性を打ち出す個人経営による「独立系書店」がつくば・土浦地域にも広がっている。昨年8月、土浦市にオープンした古書店「生存書房」もその一つ。障害者福祉の仕事に就きながら、科学史を専門とする大学非常勤講師で同書店店主の藤田康元さん(57)は「みんなで助け合い、今の困難な時代を生き延びるため」と書店への思いに力を込める。 社会問題、社会思想が2000冊 土浦駅から徒歩5分。霞ケ浦を望む築50年以上の民家の1階に「生存書房」の看板が立てかけられる。2021年に物件を見つけ、2年かけてDIYで手を入れてきた室内には、真新しい手製の木製棚に国内外の社会問題や社会思想に関する書籍が約2000冊並んでいる。 お薦めを聞くと藤田さんが取り出してくれたのが、「図説17都県 放射能測定マップ 読み解き集」と

                                                      「独立系書店」土浦に開業 書店文化を次世代に
                                                    • ミスを責めるとミスが増え、自己正当化がミスを再発する『失敗の科学』

                                                      人はミスをする。これは当たり前のことだ。 だからミスしないように準備をするし、仮にミスしたとしても、トラブルにならないように防護策を立てておく。人命に関わるような重大なトラブルになるのであれば、対策は何重にもなるだろう。 個人的なミスが、ただ一つの「原因→結果」として重大な事故に直結したなら分かりやすいが、現実としてありえない。ミスを事故に至らしめた連鎖や、それを生み出した背景を無視して、「個人」を糾弾することは公正なのか? 例えば、米国における医療ミスによる死亡者数は、年間40万人以上と推計されている(※1)。イギリスでは年間3万4千人もの患者がヒューマンエラーによって死亡している(※2)。 回避できたにもかかわらず死亡させた原因として、誤診や投薬ミス、手術中の外傷、手術部位の取り違え、輸血ミス、術後合併症など多岐にわたる。数字だけで見るならば、米国の三大死因は、「心疾患」「がん」そして

                                                        ミスを責めるとミスが増え、自己正当化がミスを再発する『失敗の科学』
                                                      • 一介の漫画オタクが月刊誌で連載してみた打ち切り考察|日高十三男

                                                        はじめに ジャンプSQ.という月刊誌で『有限世界のアインソフ』という漫画を描いていた、日高十三男という者です。これが初めての連載で、世の多くの漫画がそうなるように、打ち切りになりました。全11話なので、まあ短かったですね。商業作品である以上、仕方のないことですし、総じて自分の力量不足だったなぁとも思うので、めっちゃ悔しいですが、特に恨みはないです。 こんな漫画を描いていたよ(^ω^) (画像クリックでAmazonに飛びます) ただ、連載を始めるまでにやっておけば良かったなぁと思うこともあったので、漫画家志望の方(特にジャンプSQ.という雑誌で連載を目指している方)に、私の経験が少しでも参考になればと思ってこの文章を打っています。あと、別に漫画を描かない方にも、打ち切りを食らうタイミングとか知ってもらえたらいいかなぁと思って……(ツイッターなどでは既出の情報ですが)。 それから、『アインソフ

                                                          一介の漫画オタクが月刊誌で連載してみた打ち切り考察|日高十三男
                                                        • ジャンプにつづき、ヤングマガジンが原稿料を公開…その意図と「衝撃の経緯」(現代ビジネス編集部) @moneygendai

                                                          講談社が週刊で発行する青年漫画雑誌「週刊ヤングマガジン」が新連載・初掲載された場合の原稿料や連載に関する流れなどを1月5日発売の同誌に掲載した。 公開された原稿料はモノクロ1ページあたりで14300円(税込)以上、カラーページでは1ページあたり28800円(税込)以上として、他にも同誌が手がけるWebコミック配信サイト「ヤンマガWeb」や「月刊ヤングマガジン」、講談社発のWebコミック配信サイト「コミックDAYS」の原稿料もあわせて公開した。 漫画業界で出版社が原稿料を公開することは異例のことで、昨年11月にも大手出版社である集英社「週刊少年ジャンプ」が他雑誌連載経験者を対象とした連載・掲載説明会で原稿料や連載までの過程を公開し、話題を集めた。 今回の発表に関してヤングマガジンの編集者は 「作家の皆さんがヤングマガジンに興味を持つきっかけになればと思い、原稿料を公開することを決定いたしまし

                                                            ジャンプにつづき、ヤングマガジンが原稿料を公開…その意図と「衝撃の経緯」(現代ビジネス編集部) @moneygendai
                                                          • アインシュタインが放った量子力学への疑問…「量子もつれ」の謎を解く物語がドラマティックすぎた(山田 克哉)

                                                            直観と論理の狭間で、物理学者がもがく! 一人の天才の独創によって誕生した相対論に対し、量子論は、多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。数十年におよぶ精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。 たとえ100億km離れていても瞬時に情報が伝わる、すなわち、因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どんな論争を経て、理解されてきたのか。EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式、局所性と非局所性、そして量子の実在をめぐる議論……。 当事者たちの論文や書簡、公の場での発言、討論などを渉猟し尽くし、8年超の歳月をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した本『宇宙は「もつれ」でできている』。これが物理学史上最大のドラマだ! *本記事は、『宇宙は「もつれ」でできている』の内容から、再編集・再構成してお送りします。 1世紀におよぶ量子力学構築の物語 『宇宙は「もつれ

                                                              アインシュタインが放った量子力学への疑問…「量子もつれ」の謎を解く物語がドラマティックすぎた(山田 克哉)
                                                            • 中国、ゲーム規制責任者を解任か 株価暴落で | 共同通信

                                                              Published 2024/01/03 11:45 (JST) Updated 2024/01/03 12:01 (JST) 【上海共同】中国政府が昨年末にオンラインゲームへの規制強化案を発表し、ゲーム各社の株価が暴落したことを巡り、共産党の担当幹部が解任されたとロイター通信が3日までに伝えた。長引く景気低迷からの脱却を党や政府が目指す中、市場の信頼を損なった責任を問われたとみられる。 解任されたのは共産党中央宣伝部出版局の馮士新局長。複数の関係者の話として、解任理由は規制強化案の発表と関連があるとしている。 宣伝部が監督する国家新聞出版署が昨年12月22日に発表した規制強化案は、過度な高額取引への誘導などを制限する内容。直後にテンセント株が香港市場で一時16%安となるなど、各社の株価が大幅に下落した。

                                                                中国、ゲーム規制責任者を解任か 株価暴落で | 共同通信
                                                              • 『オッペンハイマー』原案の傑作評伝本、待望の文庫化 ─ ノーランも「名著」と絶賛、1月20日発売 | THE RIVER

                                                                2024年、クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』がいよいよ日本公開を迎える。これに先駆けて、映画の原案となった傑作ノンフィクション『オッペンハイマー』が早川書房より文庫化され、2024年1月20日に発売予定だ(電子書籍版も同時発売)。 「原爆の父」と呼ばれた物理学者J・ロバート・オッペンハイマーに迫った、カイ・バード&マーティン・J・シャーウィン著『オッペンハイマー』は、2007年8月にPHP研究所より単行本として発売。しかしながら長らく絶版となっており、映画化の発表後は中古価格も高騰する状態となっていた。 オッペンハイマーの生涯を丹念に描き、“人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何か”を問うた本書は、ピュリッツァー賞を受賞し、全米で絶賛された傑作評伝。25年にわたって関係者や家族の証言や史料を丹念に取材し、人類に「原子力」という新しい火をもたらした天才科学者の実像

                                                                  『オッペンハイマー』原案の傑作評伝本、待望の文庫化 ─ ノーランも「名著」と絶賛、1月20日発売 | THE RIVER
                                                                • 書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                  ダーウィンの呪い (講談社現代新書) 作者:千葉聡講談社Amazon 本書は千葉聡による「ダーウィンの自然淘汰理論」(特にそれが社会にどのような含意を持つかについての誤解や誤用)が人間社会に与えた負の側面(本書では「呪い」と呼ばれている)を描く一冊.当然ながら優生学が中心の話題になるが,それにとどまらず様々な問題を扱い,歴史的な掘り下げがある重厚な一冊になっている. 冒頭ではマスメディアがしばしばまき散らす「企業や大学はダーウィンが言うように競争原理の中でもまれるべきであり,変化に対応できないものは淘汰されるべきだ」という言説を,まさに「呪い」であると憂いている.そしてそれが「呪い」であるのは,「進歩せよ,闘いに勝て,そしてそれは自然から導かれた当然の規範である」というメッセージがあるからだと喝破している(それぞれ,「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」と名付けられている). 第

                                                                    書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                  • 「ごんぎつね」をどう読むか――「家」と「死」をめぐって

                                                                    大みそかの鐘の音とひっかけたわけではありませんが、今回は小学生が必ず習う新美南吉の童話「ごんぎつね」について。原文に「家」とあるのが教科書では「うち」となっています。「いえ」と読ませなくてよかったのでしょうか。また、ごんは最後に本当に死んだのでしょうか。 2023年は新美南吉生誕110年、没後80年でした。大みそかの鐘の音とひっかけたわけではありませんが、今回は代表作「ごんぎつね」について考えます。 最近も、チャットGPTに「ごんぎつね」の感想文を書かせてその文章を小学生に読ませるという小学校の試みが毎日新聞に載っていました。その感想文とは「この本は不思議な冒険と友情のお話です。ごんぎつねは、かわいいしっぽを持つ不思議なキツネさんです」とのことです。生成AI(人工知能)の読解力は確かに「人間離れ」しています。 全ての小学教科書が採用 私の小学4年の娘の教科書にも「ごんぎつね」が載っていまし

                                                                      「ごんぎつね」をどう読むか――「家」と「死」をめぐって
                                                                    • 「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと - wezzy|ウェジー

                                                                      2023.12.30 18:00 「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと 2年ほど前に「世界史講義録」というウェブサイトの「最初の授業」という記事がバズったことがありました。これは高校世界史の授業初回で、アーサー王伝説の「ガウェインの結婚」をとりあげ、歴史は面白い……というような話の枕にするというものです。 詳しくはリンク先の元記事を読んでいただきたいのですが、非常にざっくり説明すると、アーサー王が敵の騎士から「すべての女性がもっとも望むことは何か」という問いを出され、それの答えが「自分の意志を持つこと」だったという話をネタに、「700年から500年くらい前の時代につくられた物語」なのに既に女性の人権に関係するようなトピックを取り扱っていて現代的だ……という内容です。 このウェブサイトの講義は、2009年発行の竹田青嗣『中学生からの哲学「超」入

                                                                        「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと - wezzy|ウェジー
                                                                      • 日本最古の現存する文庫SFレーベルの歴史を余すところなく解説した史上初の公式ガイドブック『創元SF文庫総解説』が12月25日発売!

                                                                        1963年9月、創元SF文庫の歴史は始まった。 創刊から現在まで約800冊のレビューを収録。 エッセイ、対談も収めたSFファン必携の一冊。 創元SF文庫は2023年、創刊60周年を迎えました。 1963年9月に創元推理文庫SF部門として誕生し、フレドリック・ブラウン『未来世界から来た男』に始まり、1991年に現行の〈創元SF文庫〉という名称への改称を挟んで、これまでに800冊近い作品を世に送り出してまいりました。 エドガー・ライス・バローズの《火星シリーズ》やE・E・スミスの《レンズマン》シリーズをはじめ、ジョン・ウィンダム、エドモンド・ハミルトン、アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインライン、レイ・ブラッドベリ、J・G・バラード、アン・マキャフリー、バリントン・J・ベイリー、ジェイムズ・P・ホーガン、ロイス・マクマスター・ビジョルド、そして近年にはアン・レッキーやN・K・ジェミシン、

                                                                          日本最古の現存する文庫SFレーベルの歴史を余すところなく解説した史上初の公式ガイドブック『創元SF文庫総解説』が12月25日発売!
                                                                        • 【特集】 2023年は「DOS/V」の終焉

                                                                            【特集】 2023年は「DOS/V」の終焉
                                                                          • 地球史マップ 誕生・進化・流転の全記録

                                                                            地図でたどる、壮大な地球の歴史! 300枚の地図で、45億年にわたる地球のすべてを描く。 2024年1月15日発行 定価:3,960円(税込) 本書の内容 圧倒的な情報量。一目で理解できるわかりやすさ。 大人も子供も使える、一生ものの情報地図が登場! プレートの過去と未来、火山の噴火、大気の循環、生命の歴史、サピエンスの拡散と交雑、都市化、戦争と環境破壊――。考古学者、天体物理学者、生物学者、気候学者、歴史学者、惑星学者など30人以上の専門家が協力して作り上げた決定版。300枚の地図で、45億年にわたる地球のすべてを描きます。 目次 1. ビッグバンから地球の最期まで(138億年前~) 2. 地球の構造(45億年前~) 3. 生命の惑星(35億年前~) 4. ヒトという動物(700万円前~) 5. 栽培化と家畜化(1万2000年前~) 6. 大農業時代(6000年前~) 7. 資源のグロー

                                                                              地球史マップ 誕生・進化・流転の全記録
                                                                            • 藤沢製本は「製本」をやめます──60年続けた本業を撤退した話(1)|藤沢製本

                                                                              京都での創業から、今年で60年。“強くて、美しくて、使いやすい”本作りを出版社と一緒に追い求めてきた『株式会社藤沢製本』は、2023年11月末をもって、工場の製本ラインをすべて停止しました。 紙の出版物の市場が年々縮小していくなか、6年ほど前に経営危機を迎えた藤沢製本。そこから「従来の受注・生産体制を見直す」「拠点を滋賀に集約する」など、できる限りの業務改革を行ったつもりでしたが、本業で未来が開けるほどの状況には至らず、製本屋でありながら祖業でもあり本業でもある「本作りから撤退する」という結論を出すことになりました。 今までお世話になった方、たくさん相談に乗ってくださったみなさまに、まずは感謝をお伝えします。その上でこのnoteでは、製本事業を退く経緯や感じていた構造的な問題、ここ数年で見つめ直してきた「藤沢製本としてのアイデンティティ」のありか、私たちが今後何を引き継いでいくかなどを、数

                                                                                藤沢製本は「製本」をやめます──60年続けた本業を撤退した話(1)|藤沢製本
                                                                              • なかよし史上初! 付録にカード麻雀セットが付属する「なかよし 2024年2月号」が本日発売 表紙と巻頭カラーは「新婚だけど片想い」

                                                                                  なかよし史上初! 付録にカード麻雀セットが付属する「なかよし 2024年2月号」が本日発売 表紙と巻頭カラーは「新婚だけど片想い」
                                                                                • Branew | 最新技術書に出会えるサイト

                                                                                  Branewは様々な出版社の最新の技術書に出会えるサイトです。最新の技術やトレンドの情報を手に入れましましょう。 最新情報を取得するには、RSSフィードが便利です。RSSリーダーを活用して手軽に最新情報に出会いましょう。 https://branew.dev/feed

                                                                                    Branew | 最新技術書に出会えるサイト