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古生物の検索結果1 - 40 件 / 675件

  • ゲームさんぽの次に見るべきYouTubeの教養コンテンツ

    ゲームさんぽが終わってしまった。いや正確にはまだ終わったわけじゃないけど、自分がYouTubeに齧り付くきっかけとなったチャンネルなので、どこか名残惜しい。 ゲームさんぽを知って、こんな「教養のお裾分け」をしてくれるものが転がっているという事に驚き、それからYouTubeで似たようなチャンネルを探し回っていた。しかし素直に「教育」とか「教養」のジャンルを検索しても、出てくるのは中田のあっちゃんかDaiGoか、あるいはアフィリエイトのにおいのするチャンネルで、ちょっと違うなぁという感じ。とりあえず興味のあるものを片っ端から再生して、関連動画にサジェストされるものを集めて回った。 良い機会だと思って、その中から特に気に入ったものをリストアップしてみた。選出の目安は次のとおり。 ・その道の専門家またはマニアが関わっていること ・参考文献が明示されていること ・どちらかというと、素人でも取っ付きや

      ゲームさんぽの次に見るべきYouTubeの教養コンテンツ
    • 「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭

      はいどーも あでのい です! いやー、とうとう完結ですよ劇場版Gのレコンギスタ! この人類史上に残る一大事を目前にして、このブログ、直近記事が刃牙シリーズ、麻雀漫画、シン・ウルトラマンですよ? 一体何のためのブログだと思ってんすかね本当。忘れてる人のために言っときますが、このブログは元々Gレコ感想用ブログです。忘れないように! という訳で今日は漫画『チ。-地球の運動について-』の感想です。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス) 作者:魚豊 小学館 Amazon この度最終巻の発売に加えてアニメ化も決まったとのことでめでたい限りですね。全8巻できれいにまとまってるのもおすすめしやすいポイントです。 でまあ、なんですけど、今日はちょっとこの大人気漫画の『チ。』を、私の持てる限りの全身全霊をもってして可能な限りボコボコにしてやりたいと思います。 やー、遂に書いちゃったよ作品批判

        「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭
      • 日本列島の立体模型地図がすごすぎて動けなくなりました

        行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:トラックの荷台で飛んでるドローン、トラックが急発進するとどうなるのか? > 個人サイト むかない安藤 Twitter つくばは今日もいい天気だった 前に茨城県に住んでいた頃、彼女がつくばに住んでいたので週末のたび訪れていた。 あの頃も確かつくばはよく晴れていたように思う。そのおかげか木々の生い茂り方がすごい。放っておくとこの一帯だけ太古に戻ってしまうんじゃないかというくらいに、緑が力強い。 空が広くて緑が多くて四角い建物がある。これが僕のつくばの印象です。 そんな「つくばの中のつくば」とも言える、産業総合研究所の敷地内に地質標本館はある。思いっきり研究施設のど真ん中だけれど、受付を通れば基本的に誰でも入ることができるのであきらめないでほし

          日本列島の立体模型地図がすごすぎて動けなくなりました
        • 「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街

          講談社の科学系新書レーベル「ブルーバックス」が60周年記念ということで、9/28まで大規模な(史上最大らしい)電子版50%セールを開催中なので、個人的に面白かったり広めにオススメできそうなタイトルをまとめておこうと思った。 amzn.to ブルーバックスは広大な科学ジャンルを扱っているレーベル(昨年時点で出版総数2200点らしい)なので、チョイスが偏ってると思うけど…。数学とかも沢山あるのだが弱いジャンルなのであまり紹介できなかった。あと新しめの本が多いです。 60周年記念の一環なのか、ブルーバックス本が読み放題サービスのkindle unlimitedにもけっこうドカンと入ったので、加入して読み倒してもいいかも。いま3ヶ月無料キャンペーンもやってるそうなので(〜10/15)対象者はぜひ。 ところでオススメ本は「10冊」に絞ってみた…つもりだったが、いま目次を数えたら11冊あった。まぁあわ

            「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街
          • 2022年の驚くべき発見22 人類の知はこれだけ広がった

            毎年、世界中の研究者が、人類の知の蓄積に貢献している。 古生物学者や考古学者は過去の痕跡から、はるか昔に失われた生命や文明を明らかにする。生物学者や地球科学者は地球とこの星に暮らす生命の仕組みを解明し、天文学者は地球の外に広がる謎を追求する。そして医学者は、人体の複雑さとそれを脅かす病気を研究し、人類という種を守るための新たな手段を開発する。 人類の絶え間ない探求と実験からもたらされる発見は、予想もしなかったようなものであることも少なくない。今年、特に大きな驚きとなった発見を以下にまとめた。

              2022年の驚くべき発見22 人類の知はこれだけ広がった
            • 卵の中で丸まった恐竜の赤ちゃん、完全な保存状態で発見

              (CNN) 恐竜の赤ちゃんが卵の中で丸まったまま、完全な保存状態で残っている化石が見つかった――。科学誌「アイサイエンス」に21日、そんな論文が発表された。恐竜と鳥のつながりにさらなる光を当てる研究になりそうだ。 化石は7000万年前のもので、中にオビラプトル科恐竜の胎児の骨格が保存されている。この胎児は所蔵先の博物館の名称にちなみ、「英良ベビー」と名付けられた。 赤ちゃん恐竜の骨は小さくもろく、化石として保存されているケースは非常にまれなことから、今回の発見は非常に幸運だった。そう語るのはカナダ・カルガリー大地球科学部の古生物学者、ダーラ・ゼレニツキー准教授だ。

                卵の中で丸まった恐竜の赤ちゃん、完全な保存状態で発見
              • “絶滅”の甲殻類 オオスナモグリか 干潟で発見 | NHKニュース

                高知県と静岡県の干潟で見つかった生物を千葉県立中央博物館が分析したところ、化石でしか存在が知られていない甲殻類の「オオスナモグリ」である可能性が高いことが分かり、標本を公開することになりました。 「オオスナモグリ」は、固いハサミを持つ甲殻類で、関東の太平洋側から沖縄にかけての50万年から8万年ほど前の地層で化石が確認されているだけで、絶滅したと考えられてきました。 こうした中、3年前に高知県土佐市で、そしておととし静岡県沼津市の干潟で、それぞれ捕獲され、千葉県立中央博物館に持ち込まれた生物を駒井智幸主任上席研究員が分析したところ「オオスナモグリ」の可能性が高いことが分かったということです。 捕獲された生物は体長がおよそ10センチと、現在も一般的にみられる「二ホンスナモグリ」より1.5倍ほど大きく、ハサミの形の特徴などが「オオスナモグリ」の化石と一致したということです。 またDNAの配列も一

                  “絶滅”の甲殻類 オオスナモグリか 干潟で発見 | NHKニュース
                • 旦那がピザ配達員を見て「ピザいいな」というから「ピザ注文するか」と聞いたら「それは違う。概念」と言われた話

                  ムラキ | Muraki @u_vf3 6歳の息子がいるエンタメ界隈のプロダクトマネージャー、たまに執筆業。古生物と音楽とB級映画とSFが好き。個人制作した育休サービス→ yasumo.me 詳しいプロフィールは↓ muraki13.notion.site/Profile_Muraki… ムラキ | Muraki @u_vf3 ピザ配達員を見た夫「ピザいいなあ」 私「じゃあピザ注文するか」 夫「それはいい」 私「…ピザいいなあっていう割に食べないのなんで?」 夫「君が言ってるのは食べ物のピザでしょ。俺が言ってるのは連休前の夜に映画でも見ながらピザを注文するかというそのシチュエーション、つまりピザの概念」 2021-07-21 20:53:37

                    旦那がピザ配達員を見て「ピザいいな」というから「ピザ注文するか」と聞いたら「それは違う。概念」と言われた話
                  • 国立科学博物館が困った「後継者がいない」 化石のレプリカ作り続けて50年、研究者らが惚れ込むレジェンド職人ついに引退 | 47NEWS

                    博物館を訪れると、絶滅した恐竜や哺乳類、魚類など大昔の生き物の化石を間近で見られる。これらの化石標本に「複製」や「レプリカ」といった説明が付いているのに気付いたことはないだろうか。そう、展示されているのは必ずしも実物の化石とは限らない。腕利きの職人が本物と見分けがつかないほど精巧に作ったレプリカ(複製品)だ。中には、50年以上の歳月をレプリカ作りに注いできた〝レジェンド職人〟がいる。その職人が今年3月、引退した。 円尾博美さん(90)。本業は彫刻家で、主に国立科学博物館の研究者から依頼を受けて標本のレプリカを作ってきた。訪れた人の視線を釘付けにする迫力のある首長竜「フタバスズキリュウ」の全身骨格をはじめ、東京・上野にある同博物館の日本館で展示するレプリカの大半の製作に関わったという。博物館の展示と古生物研究を長きにわたって支えてきた円尾さんの足跡と功績を取材した。(共同通信=岩村賢人)

                      国立科学博物館が困った「後継者がいない」 化石のレプリカ作り続けて50年、研究者らが惚れ込むレジェンド職人ついに引退 | 47NEWS
                    • 自炊下手くそな人はこれを読んで真似してみて「おれたちには蒸し野菜があるじゃないか」

                      KITE @KITEis 再修行中。はるか昔に石川海人名義でいくつか執筆しています。 『荒ぶるバロサウルスのポーズ 師範』。 ミステリとかSFとか古生物とか。 kiteis.boo.jp/blog/ KITE @KITEis 自炊下手くそフォロワー、これを読んで真似して見たほうがいいですよ(あと単純に名文なので読んで)//貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩蒸し野菜を食わないやつの戯言にすぎない・春 - 関内関外日記 goldhead.hatenablog.com/entry/2019/04/… 2021-01-21 21:35:12 リンク 関内関外日記 貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩蒸し野菜を食わないやつの戯言にすぎない・春 - 関内関外日記 貧しいからカップラーメンを食う? 惣菜パンばかり食う? 牛丼ばかり食う? なにを言ってるんだ? おれにはわからない。おれたちには蒸

                        自炊下手くそな人はこれを読んで真似してみて「おれたちには蒸し野菜があるじゃないか」
                      • Twitter発のヤバい動物図鑑 “もし人間がカメと同じ骨格だったら”驚異のイラストが書籍化

                        カメの骨格をムリヤリ人間の骨格に当てはめたイラストが強烈なインパクトをもたらす『カメの甲羅はあばら骨~人体で表す動物図鑑~』が、SBクリエイティブから12月6日に発売されます(税別1000円)。見た目のインパクトすごいけど、内容はちゃんとした動物図鑑です。 古生物イラストレーターの川崎悟司(@satoshikawasaki)さんがTwitterに「カメの骨格にもとづいて、人間でやってみたらどうなるか。ちょっと描いてみました」と投稿して話題になったイラスト(関連記事)の書籍化で、圧倒的個性派動物図鑑の誕生です。 タイトルにもなっているカメを始め、ワニやコウモリなど人間とかけ離れた構造を持つ動物の体に、ヒトの体をムリヤリ変形させてしまったイラストが満載です。「動物のこの部分は人間で言うとココ」というのが、強烈に記憶の中に刻まれそうな予感がします。 タイトルにもなっているカメの構造が分かるイラス

                          Twitter発のヤバい動物図鑑 “もし人間がカメと同じ骨格だったら”驚異のイラストが書籍化
                        • チーバくんばっかずるい! 都道府県キャラクターを考える会

                          埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかり靴のかかとがすり減ります。(インタビュー動画) 前の記事:別々に買い物をしたのに「袋まとめますか?」と言われた 〜三組の双子に話を聞いた〜 > 個人サイト のばなし チーバくんばっかずるい 改めて眺めても唸るキャラクターとしての完成度である。でも、千葉のシルエットばっかりフィーチャーされてずるい! 千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」(千葉県公式webサイトより) そう思っていた矢先、古生物学者である中島 保寿先生が東京都をシーラカンスに見立ててているツイートを見かけたのだ。 こうしちゃいられない!先生、ふたりで都道府県のキャラクターを勝手に決めませんか! 都道府県キャラクターを勝手に考えよう と、いうわけで2021年4月、ここに都道府県キャラクターを考える会が発足された。 本日のメンバー。左が中島

                            チーバくんばっかずるい! 都道府県キャラクターを考える会
                          • カニの生活を潜入捜査しようとしたカニロボット、本物のカニに解体されちゃって悲しい

                            中島保寿(古生物学者) @japanfossil 中島保寿 Yasuhisa Nakajima Ph.D/paleontologist at Tokyo City University 古生物学者@東京都市大学准教授/理工学部自然科学科&大学院総合理工学研究科自然科学専攻で古生物学の研究室をつくっています。完成度今80% #TCUPaleoLab fossiljapan.com

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                            • 窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見

                              生物学の教科書には、生物界を三分する細菌・古細菌・真核生物のうち、空気中の窒素を生命が利用できる形に変換する窒素固定ができるのは一部の細菌と古細菌だけだと記されています。新たに、真核生物に属する藻類の一種が細胞の中に窒素を固定する細胞小器官(オルガネラ)を持つことが判明したとの論文が発表されました。ミトコンドリアや葉緑体のように、元は別々の生き物が共生関係を超えて細胞小器官へと進化したのは、長い生物の歴史の中でこれが4例目とされています。 Metabolic trade-offs constrain the cell size ratio in a nitrogen-fixing symbiosis: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(24)00182-X Nitrogen-fixing organelle in a ma

                                窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見
                              • 海外「日本人は恵まれ過ぎだ!」 日本の国立博物館で開催中の特別展に外国人が熱狂

                                現在、国立科学博物館(東京・上野)では、 古生物とポケモンをテーマにした特別企画展、 「ポケモン化石博物館」が開催されています。 本展示は、人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場する、 化石から復元された「化石ポケモン」と、 そのモデルとなった実世界の「化石・古生物」を見比べて、 類似点や相違点を発見し、古生物の科学について、 楽しく学ぶ事を目的として企画されました。 発案者は、三笠市立博物館主任研究員の相場大佑さん。 ポケモンに似た動物や植物を図鑑で探すという子供の頃の原体験が、 自身を科学者への道へと進めてくれた事から、 直接「株式会社ポケモン」にこの企画を持ち込んだそうです。 非常に遊び心に富んだ、知的好奇心をくすぐられる企画に、 外国人からは絶賛と羨望の声が殺到していました。 その一部をご紹介しますので、ごらんください。 「勉強がかなり捗るぞ!」 日本の『学習漫画』シリーズ

                                  海外「日本人は恵まれ過ぎだ!」 日本の国立博物館で開催中の特別展に外国人が熱狂
                                • 新鉱物「北海道石」、石油生成の謎を解くカギに?

                                  石油や石炭などの有機化合物は、地下深部や海底にある古生物の遺骸が圧力や温度によって変質して生じるものと考えられている。北海道石も同様で、火山活動の熱や熱水によって地下深部の古生物遺骸が変質した鉱物であると研究者らは推測している。このため、北海道石を調べることは、石油生成のメカニズム解明にもつながるという。 鉱石の保護のため詳細な産地は非公開だが、とかち鹿追ジオパークビジターセンターや北海道大学総合博物館などの一部博物館で標本の展示などを行う予定。 この研究の成果は、5月26日に開催した「日本地球惑星科学連合2023年」で口頭講演とポスターで発表された。 関連記事 プラチナ主成分の新鉱物「苫前鉱」 東大の研究チームが北海道で発見 東京大学物性研究所は、北海道苫前町で採集した白金族元素の粒子である「砂白金」からプラチナを主成分とする新種の鉱物を発見した。この鉱物を「苫前鉱」と命名。この成果はプ

                                    新鉱物「北海道石」、石油生成の謎を解くカギに?
                                  • 発売わずか2週間で「10万円」の中古本出品も…NFT電子書籍は「第三の出版物」となるか?

                                    先月20日に「NFT化された電子書籍」を紙書籍とセットで発売し話題となったハヤカワ新書。今回の取り組みに、SNSでは「電子書籍の本でも古本屋ができる可能性が出てきて楽しみ」「所有できる電子書籍は初めて見たかも」「NFTの使い方としても素晴らしいと思う」など、好意的な反響が見られた。このNFT電子書籍は、すでに市場に動きがあり、刊行から約2週間で定価以上の本の売買が成立しているケースもみられるという。幸先のいいスタートを切った印象を受けるが、当事者としてこの状況をどのように見つめているのか。早川書房と同サービスを提供する株式会社メディアドゥ両社に話を聞いた。 他社の出版社や編集者からはポジティブな反応 作家の9割以上が「やってみたい」 今回、早川書房の新レーベル「ハヤカワ新書」にてリリースしたNFT電子書籍付き新書は、新書の本編と同じ内容が収録された「NFT電子書籍」のほかに、書籍によっては

                                      発売わずか2週間で「10万円」の中古本出品も…NFT電子書籍は「第三の出版物」となるか?
                                    • 書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                      ダーウィンの呪い (講談社現代新書) 作者:千葉聡講談社Amazon 本書は千葉聡による「ダーウィンの自然淘汰理論」(特にそれが社会にどのような含意を持つかについての誤解や誤用)が人間社会に与えた負の側面(本書では「呪い」と呼ばれている)を描く一冊.当然ながら優生学が中心の話題になるが,それにとどまらず様々な問題を扱い,歴史的な掘り下げがある重厚な一冊になっている. 冒頭ではマスメディアがしばしばまき散らす「企業や大学はダーウィンが言うように競争原理の中でもまれるべきであり,変化に対応できないものは淘汰されるべきだ」という言説を,まさに「呪い」であると憂いている.そしてそれが「呪い」であるのは,「進歩せよ,闘いに勝て,そしてそれは自然から導かれた当然の規範である」というメッセージがあるからだと喝破している(それぞれ,「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」と名付けられている). 第

                                        書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                      • 誰もが知っているダーウィンの名言は、進化論の誤解から生じた!(千葉 聡)

                                        「この世に生き残る生物は、激しい変化にいち早く対応できたもの」 多くの人がダーウィンが残した名言として信じているこの言説は、実は、ダーウィンの言葉ではなく、彼が唱えた「進化論」に照らしてみても誤ったものだった。 ビジネスや政治の世界で好んで使われるフレーズのルーツをたどってみると、意外な事実がわかってきた。 『進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語』の著者、東北大学大学院生命科学研究科千葉聡教授が、誤解と偏見を重ねながら面妖に「進化してきた」アナロジーに潜む謎と病理を解き明かす。 あの名言は、ダーウィンの言葉ではなかった “進化論を唱えたダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」という考えを示したと言われています” ──これは19年前、とある首相が行った国会演説の一節である。いわゆる構

                                          誰もが知っているダーウィンの名言は、進化論の誤解から生じた!(千葉 聡)
                                        • 日本語版Wikipediaの編集者で節足動物のイラストを描きまくっている人物「Junnn11」が海外サイトで注目を集める

                                          主に日本語版Wikipediaで活動する編集者であり、絶滅した古代生物をメインにさまざまな汎節足動物のイラストを描いているJunnn11(@ni075)氏が、海外ソーシャルサイトのHacker Newsで話題となっています。 User:Junnn11 - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/User:Junnn11 User: Junnn11 | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=35630423 Junnn11氏は主に日本語版Wikipediaで活動するマレーシア出身の編集者で、自身のユーザーページで「外国人の素人節足動物愛好家です。主に節足動物関連の項目を編集しており、和訳のない情報の追記・知見の更新・誤情報の修正などを行います」と述べています。母語は中国語の普通話であり、日本語

                                            日本語版Wikipediaの編集者で節足動物のイラストを描きまくっている人物「Junnn11」が海外サイトで注目を集める
                                          • 肉食恐竜Tレックスの歩行速度、驚くほど遅かった 新研究

                                            ティラノサウルス・レックスの新たな歩行速度が発表された/Rick Stikkelorum/Arthur Ulmann/Pasha van Bijlert (CNN) 巨大肉食恐竜のティラノサウルス・レックス(Tレックス)は恐ろしい捕食動物だが、歩くスピードはそれほど速くなく、人間でも汗をかかずに付いていける程度だった――。そんな研究結果が20日、科学誌「王立協会オープンサイエンス」に発表された。 オランダの古生物学者による新たな計算結果によると、Tレックスの歩行速度は時速約4.8キロ未満と、人間や多くの動物と同程度だった。これは従来の他の推計を下回るスピードとなる。 人間を含む大半の動物は、走る理由がない場合、体のエネルギー消費量が最小になるような自然な歩行速度を取る。 これまでの推計では計算の際、Tレックスの体長の半分以上を占める尾の役割を完全には考慮に入れてなかった。こう指摘するのは新

                                              肉食恐竜Tレックスの歩行速度、驚くほど遅かった 新研究
                                            • 横浜駅の地下レストラン街で床を凝視して化石探しをしていたら通りかかったお姉さんに「コンタクトか何か落とされたのですか?」と声をかけられたが…

                                              相場大佑:『アンモナイト学入門』2月8日発売 @ammo_ammo_ammo 地質研究所の古生物学者(Ph.D.)。化石頭足類アンモナイトの進化や生態を研究しています。著書に『アンモナイト学入門』(誠文堂新光社)、『僕とアンモナイトの1億年冒険記』(イースト・プレス)など。講談社の動く図鑑MOVEポータルサイトでコラム連載中。「ポケモン化石博物館」総合監修。(写真:講談社) researchmap.jp/daisukeaiba 相場大佑 @ammo_ammo_ammo きのう、横浜駅の地下レストラン街の床凝視して化石探してたら、通りかかったお姉さんに「一緒に探しましょうか」「ーーコンタクトかなんか落とされて探しているのでは」と声かけられて、「いえ、探してるのはアンモナイトです」とは言えず、ただ謝ることしかできない化石オタクとなり、無事死亡した。 pic.twitter.com/d7U9tI

                                                横浜駅の地下レストラン街で床を凝視して化石探しをしていたら通りかかったお姉さんに「コンタクトか何か落とされたのですか?」と声をかけられたが…
                                              • 孵化前のティラノサウルス類の化石を発見、初

                                                孵化したてのティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の想像図。今回発見された胚の化石はティラノサウルス・レックスのものではなく、近縁の初期のティラノサウルス類と考えられているが、まだ特定はされていない。(ILLUSTRATION BY JULIUS CSOTONYI) ティラノサウルスの仲間は地上最大級の肉食恐竜として知られるが、赤ちゃんのころはチワワほどのサイズで、長い尻尾をもっていたらしい。英エディンバラ大学の古生物学者グレゴリー・ファンストン氏は、発掘された赤ちゃん化石をティラノサウルス類と特定、2020年10月中旬にオンラインで開催された古脊椎動物学会の年次総会で発表した。 化石のティラノサウルス類は、まだ胚の段階で、卵の殻に守られて発達の途中だったと見られる。足の爪と下あごに当たる二つの化石が、北米の別々の発掘現場で見つかった。どちらも7500万年前~71

                                                  孵化前のティラノサウルス類の化石を発見、初
                                                • “今北産業”と会社のチャットに書き込もうとしたがこれは古のオタクしかわからないよな…と思い『3行程度で状況を教えてもらえませんか?』と書き直した

                                                  ムラキ | Muraki @u_vf3 6歳の息子がいるエンタメ界隈のプロダクトマネージャー兼リードデザイナー、たまに執筆業。古生物と音楽とB級映画とSFが好き。個人制作した育休サービス→ yasumo.me 詳しいプロフィールは↓ muraki13.notion.site/Profile_Muraki… ムラキ | Muraki @u_vf3 今北産業って会社のチャットに書き込もうとして「待てよ…これは古のオタクしかわからないよな…」と思い直し、「状況がわかっていないので3行程度で状況を教えてもらえませんか?」と書きました えらいね 2022-12-19 10:26:13

                                                    “今北産業”と会社のチャットに書き込もうとしたがこれは古のオタクしかわからないよな…と思い『3行程度で状況を教えてもらえませんか?』と書き直した
                                                  • 「コロナが収まったら博物館に行こうね」と恐竜が大好き『だった』息子と約束してから3年経って恐竜好きな息子はもういない

                                                    むぴー📕「子どもが起きない!」発売中 @mupyyyyy 恐竜大好きだった息子と「コロナがおさまったらいつか福井恐竜博物館に行こうね!」と約束して早3年。もう恐竜大好きだった息子はいない。今はニンテンドーワールドに行きたいと言っている。今度こそ、大好きなものを大好きなうちに連れて行ってあげたい😭😭 2022-03-28 10:59:10 リンク www.dinosaur.pref.fukui.jp FPDM: 福井県立恐竜博物館 福井県にある恐竜を中心とする地質古生物学専門の博物館のWebサイト。館内には44体もの恐竜全身骨格をはじめ、化石やジオラマ、大迫力の復元模型等が数多く展示されており、大人も子供も夢中になれます。足跡化石を中心に発掘体験ができる野外恐竜博物館もあります。サイトでは利用案内やイベント情報、恐竜図鑑などが楽しめます。 5 users 625

                                                      「コロナが収まったら博物館に行こうね」と恐竜が大好き『だった』息子と約束してから3年経って恐竜好きな息子はもういない
                                                    • 恐竜図鑑、40年前から激変していた…化石研究で変わる恐竜のイメージ(川崎 悟司) @gendai_biz

                                                      恐竜の図鑑は「今」と「昔」でかなり違う 今年の夏も各地で「恐竜展」や「化石展」が開催されているように「恐竜」は子どもたちにとって鉄板の人気コンテンツです。 それは今も昔も変わりません。恐竜図鑑を読んで幼少期を過ごしたという大人の方は多いのではないでしょうか。 私もそのうちの一人で、一日中、恐竜の図鑑に張り付いて妄想にふけっているような子どもでした。 そんな私も大人になり、イラストレーターの仕事に就き、恐竜や古生物のイラストを描くようになってから、昔見た図鑑と今参考にしている図鑑で恐竜の姿がずいぶん変わったなと、感じるようになりました。 しかし、よくよく考えてみるとそれは当たり前のことです。 恐竜の姿は化石から得られた情報のみからしか復元することができません。現生の生き物のように実物を目で確かめることもできないですし、写真に収められているわけでもありません。ですので、たった一つや二つの化石の

                                                        恐竜図鑑、40年前から激変していた…化石研究で変わる恐竜のイメージ(川崎 悟司) @gendai_biz
                                                      • 五つ目を持つ「エビ」の化石、節足動物の進化のミッシングリンクか

                                                        中国・雲南省で発見された「キリンシア」の化石。南京地質古生物研究所提供(2019年撮影、2020年11月4日提供)。(c)AFP PHOTO /NANJING INSTITUTE OF GEOLOGY AND PALAEONTOLOGY/HUANG AND ZENG 【11月12日 AFP】約5億2000万年前に生息していた五つの目を持つエビに似た生物の化石が見つかり、地球上で最も多い生物種の進化をめぐる長年の議論に終止符が打たれる可能性が出てきた──。ロブスターやカニ、クモ、ヤスデなどを含む、節足動物だ。 節足動物は、現存する全動物種の約80%を構成する。だが、その進化については長年にわたって謎とされてきた。古代の祖先が、現代の節足動物にはないさまざまな特徴を有していたことがその理由だ。 しかし、中国の雲南(Yunnan)省で見つかったエビに似た生物「キリンシア(学名:Kylinxia

                                                          五つ目を持つ「エビ」の化石、節足動物の進化のミッシングリンクか
                                                        • ティラノサウルスに「唇」があった可能性、なぜ唇が重要なのか

                                                          このイラストに見られるように、ティラノサウルス・レックスなどの肉食恐竜には、鋭い歯を覆う軟組織があったようだ。唇は、獲物を狙う際に使う歯を守り、歯の水分を保つうえで役立つ。(ILLUSTRATION BY MARK P. WITTON) 白亜紀の肉食恐竜ティラノサウルスと言えば、恐ろしい歯と口がまず思い浮かぶだろう。ティラノサウルスは、博物館の展示や恐竜世界の復元図、そして『ジュラシック・パーク』などの映画で、バナナほどもある大きさの歯をのぞかせた姿で描かれてきた。しかし、古生物学者たちによると、実際のティラノサウルスや多くの肉食恐竜には、歯を覆う唇があったようだ。(参考記事:「ティラノサウルスは実は3種いた、新たな論文が物議、議論白熱」) 複数の団体の古生物学者の合同チームが、3月30日付けで学術誌「Science」に発表した論文で、ティラノサウルスやアロサウルスなどの肉食恐竜には、現在

                                                            ティラノサウルスに「唇」があった可能性、なぜ唇が重要なのか
                                                          • クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”の化石、新種として記載

                                                            新しい化石種「Eoarctos vorax」。約3200万年前、現在の米国ノースダコタ州の川辺に暮らしていた。アライグマに似たこの種は、哺乳類の進化における重要な時代を生きていた。(ILLUSTRATION BY MARK HALLETT) クマの最も古い仲間の一つは、グリズリー(ハイイログマ)というよりはアライグマに似た姿をしていて、カタツムリの殻をかみ砕くのが好きだったようだ。「Eoarctos vorax」と名付けられたこの化石哺乳類は、本格的な哺乳類の時代に突入した約3200万年前、スカンクやアライグマ、クマ、さらにはアザラシを含むグループがどのように始まったかを解明する手がかりになるかもしれない。(参考記事:「太古の「百獣の王」、新種の絶滅哺乳類を発見」) 古生物学者たちは何十年も前から、Eoarctosの謎を解こうと試みてきた。米国ノースダコタ州のフィッテラー・ランチでは194

                                                              クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”の化石、新種として記載
                                                            • 古代ワニ、「綱渡り」のように二足歩行 研究

                                                              【6月12日 AFP】(写真追加)古代のワニは、現代のワニと同じく四足歩行していたと長い間考えられていたが、実際は2本足で歩き回っていた可能性があるとの新たな研究論文が11日、英科学誌ネイチャー(Nature)系列のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。 中国、オーストラリア、米国の研究者からなるチームは、現在の韓国にある晋州層(Jinju Formation)から発見された足跡を分析した。この地層は豊かな考古学的発掘現場となっており、これまでにも1億2000万年前にさかのぼるトカゲやクモの古代種や小型恐竜が発見されている。 韓国の晋州教育大学校(Chinju National University of Education)の金景洙(キム・ギョンス、Kyung Soo Kim)氏によると、発見された足跡は新種のワニの祖先の

                                                                古代ワニ、「綱渡り」のように二足歩行 研究
                                                              • 謎の古生物「タリーモンスター」は脊椎動物ではなかったことが突き止められる : カラパイア

                                                                70年前に発見されて以来、古生物学者たちを混乱させ続けてきた3億年前の古生物がいる。 「タリーモンスター」、あるいは「トゥリモンストゥルム(Tullimonstrum gregarium)」は、他のどんな動物とも違う体の作りをしており、はたしてその体には背骨があったのかどうかすらはっきりわかっていなかった。 だが、このほど東京大学の研究チームが3Dレーザースキャナーでその化石を詳細に分析したところ、どうやらタリーモンスターには背骨がなかった、すなわち無脊椎動物だったろうことが突き止められたそうだ。 その形態学的な特徴は脊椎動物は見られないもので、「脊椎動物以外の脊索動物」か「特殊化したなんらかの旧口動物」ではないかと考えられるそうだ。

                                                                  謎の古生物「タリーモンスター」は脊椎動物ではなかったことが突き止められる : カラパイア
                                                                • 2.3億年前のワニに近い動物「偽鰐類」の新種を発見、レア

                                                                  新たに発見された先史時代の爬虫類、ディナモスクス・コリセンシス(Dynamosuchus collisensis)。2億3000万年前の三畳紀に生息していた。その背中は2列の皮骨で守られていた。(ILLUSTRATION BY MÁRCIO L. CASTRO) ブラジル南部の山の麓で、発掘された岩塊を調べていた古生物学者のロドリゴ・ミュラー氏は、珍しい骨を見つけた。爬虫類や両生類のうろこの下層に形成される板状の骨、皮骨だ。 「驚きました。ブラジルでは、これまで一度も見つかっていなかったからです」と同国サンタ・マリア連邦大学に所属するミュラー氏は話す。思いがけない発見があった発掘現場は、最古級の恐竜が闊歩していた場所としても知られる。(参考記事:「最古級の肉食恐竜を発見、完全に近い姿、ブラジル」) 氏は慎重にブラシで土を払い落とすと、無傷の頭骨や他のいくつかの骨の化石が姿を現した。これらの

                                                                    2.3億年前のワニに近い動物「偽鰐類」の新種を発見、レア
                                                                  • 新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器

                                                                    約7300万年前、現在のチリ南部に暮らしていた新種の恐竜ステゴウロス(想像図)。平たいこん棒のような尾を持ち、河口の三角州で暮らしていた。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ÁLVAREZ) 7500万~7200万年前、現在の南米パタゴニア地方で、ごつごつしたある恐竜が河口の三角州に埋もれ、やがて化石となった。 この生物は、恐竜としては巨大な部類ではなかった。高さは60センチ足らず、鼻から尾までの長さは2メートルほどと小さいながらも、タフな恐竜だった。よろいのような皮膚で身を守り、尾にはユニークな武器も備えていた。 その武器は科学者たちでさえ見たことのないものだった。尾のいくつかの骨が融合し、平たくギザギザしたうちわのようになっていたのだ。「全く前例がありません」とチリ大学の古生物学者アレクサンダー・バルガス氏は話す。 バルガス氏らの研究チームは、この新種の装甲恐竜を「ステ

                                                                      新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器
                                                                    • クローラー運用を楽にするためのクラウドサービス比較 - ZOZO TECH BLOG

                                                                      こんにちは!最近気になるニュースはスピノサウルスの尻尾の化石が発見されたこと1な、SRE部エンジニアの塩崎です。ZOZOテクノロジーズの前身となった会社の1つであるVASILYでは数多くのクローラーの開発・運用の担当をしてきました。 今回はその知見を生かして、クローラーを楽に運用するためのクラウドサービスを紹介します。 概要 データ解析を円滑に進めるためには、CSVやWeb APIなどの構造化されたデータが必要です。しかし全てのWebサイトにあるデータが構造化データを提供しているとは限りません。むしろ提供していないケースの方がはるかに多いです。そのため、Webクローラーを作成して構造化されていないWebページを解析し、構造化データを生成する必要があります。 しかし、Webクローラーの運用には数多くの「つらみ」があります。特に大量のWebページを1日1回などの頻度で定期的にクロールする際には

                                                                        クローラー運用を楽にするためのクラウドサービス比較 - ZOZO TECH BLOG
                                                                      • 新種の恐竜を発見、「衝撃的に小さな巨大恐竜」ティタノマキア

                                                                        6700万年前、南米のパタゴニア中部に生息していたと思われる新種のティタノサウルス類の復元図。(ILLUSTRATION BY GABRIEL DÍAZ YANTÉN) 南米のパタゴニアで、新種の恐竜が見つかった。ティタノマキア・ギメネジ(Titanomachya gimenezi)という学名がつけられたこの恐竜は、長い首を持つ巨大な草食恐竜ティタノサウルスの仲間だ。ただし、この恐竜は成長しても大型のウシほどの大きさにしかならない。論文は、4月10日付けで学術誌「Historical Biology」に発表された。 新種の恐竜は、アルゼンチンにあるエジディオ・フェルグリオ古生物博物館の古生物学者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるディエゴ・ポル氏の研究チームが発見した。同氏らは、南米における恐竜時代の終焉を探る研究を行っており、それが今回の発見につながっ

                                                                          新種の恐竜を発見、「衝撃的に小さな巨大恐竜」ティタノマキア
                                                                        • 研究者を親に持つ子供が多いつくば市の小学校では自由研究がガチすぎて先生が困るらしい「量子論を書いてくる児童がいて評価のしようがない」

                                                                          中島保寿(古生物学者) @japanfossil 中島保寿 Yasuhisa Nakajima Ph.D/paleontologist at Tokyo City University 古生物学者@東京都市大学准教授/理工学部自然科学科&大学院総合理工学研究科自然科学専攻で古生物学の研究室をつくっています。完成度今80% #TCUPaleoLab fossiljapan.com

                                                                            研究者を親に持つ子供が多いつくば市の小学校では自由研究がガチすぎて先生が困るらしい「量子論を書いてくる児童がいて評価のしようがない」
                                                                          • 「人魚ミイラ」霊長類と魚類の特徴 倉敷芸科大が中間報告、うろこや針見つかる(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                                                                            「人魚のミイラ」のエックス線CT画像。右腕(黄色の矢印)と下半身(青の矢印)で形の違ううろこが確認された(提供写真) 岡山県浅口市鴨方町六条院西の円珠院に保存されている「人魚のミイラ」(体長約30センチ)が、上半身は霊長類、下半身は魚類の特徴を持つことが、科学的分析に取り組んでいる倉敷芸術科学大(倉敷市連島町西之浦)の中間報告で明らかになった。今後はDNA分析や民俗学的調査を進め、来歴や正体に迫る。 研究は、同大教員や民俗学者らでつくるチームが2月にスタート。表面観察やエックス線CT検査などで外観や身体構造が判明した。 報告によると、上半身は正面を向く眼窩(がんか)や5本指の両腕、頭髪などがあり霊長類を、下半身は背びれや尾びれを持ち、うろこに覆われ魚類を思わせる外観。歯は円すい型で、臼歯に相当するものがないなど肉食性の魚類を想起させるという。 CTなどの調査では、内臓は確認できない▽抜け落

                                                                              「人魚ミイラ」霊長類と魚類の特徴 倉敷芸科大が中間報告、うろこや針見つかる(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                                                                            • 化石が証明した「ウマの指が消えていく」進化の道筋…じつは「1本になったのは、単なる偶然」かもしれない納得の理由(更科 功)

                                                                              アメリカに馬はいなかった? かつて北アメリカには、ウマはいなかったと思われていた。15世紀にヨーロッパ人がウマを持ち込んだことによって、はじめて北アメリカにウマがもたらされたというのである。 それに疑問を持ったのが、アメリカの古生物学者であったオスニエル・チャールズ・マーシュ(1831~1899)であった。

                                                                                化石が証明した「ウマの指が消えていく」進化の道筋…じつは「1本になったのは、単なる偶然」かもしれない納得の理由(更科 功)
                                                                              • ネアンデルタール人は冬眠していた?

                                                                                クロアチアのクラピナ・ネアンデルタール博物館での展示...... REUTERS/Nikola Solic <スペイン北部の遺跡で見つかった化石骨の損傷状態を調べたところ、ネアンデルタール人が厳しい冬をやり過ごすために冬眠していた可能性が浮上した...... > 40万年以上前の化石骨に冬眠の痕跡らしきもの 現生人類と同種とされるネアンデルタール人は、厳しい冬をやり過ごすために冬眠していたのかもしれない──このほど行われた遺跡調査から、こんな可能性が浮上している。英ガーディアン紙などが報じた。 化石人類ネアンデルタール人は、数十万年前〜3万5000年前まで生存していたと考えられている。 古人類学専門の学術誌L'anthropologieに発表された論文によると、スペイン北部のアタプエルカにある有名な遺跡シマ・デ・ロス・ウエソス(スペイン語で「骨の穴」を意味する)という洞窟で見つかった化石骨

                                                                                  ネアンデルタール人は冬眠していた? 
                                                                                • 地球がどれほど劇的な変化に見舞われてきたか、広範な科学の知見を動員し描写する地球史ノンフィクション――『素晴らしき別世界 地球と生命の5億年』 - 基本読書

                                                                                  素晴らしき別世界 地球と生命の5億年 作者:トーマス・ハリデイ山と渓谷社Amazon※山と渓谷社からの依頼で山と渓谷社のnote用に書いた書評ですが大変おもしろい本だったので自分のブログ用にちょこちょこと書き換え、許可を得て転載しています われわれは自分の周りの環境を「当たり前のもの」として受け止めがちだ。 何しろ先祖の時代から日本列島は日本列島だし、一日は24時間だし、気候変動や災害による水位の上昇、地形の変動こそあれど、世界の構成──大気中の酸素・二酸化炭素濃度、大陸数、生物の数──に大きな変化はない。しかし、5億年の物差しでみると、過去と現在の地球には、「別世界」と表現しても過言ではないほどの変化が起こってきた。今の六大陸もかつては繋がっていて、陸伝いに移動できたし、そうした世界では、当然植物や生物はわれわれの想像を遥かに超えた形態をみせる。 というわけで、本書『素晴らしき別世界』は

                                                                                    地球がどれほど劇的な変化に見舞われてきたか、広範な科学の知見を動員し描写する地球史ノンフィクション――『素晴らしき別世界 地球と生命の5億年』 - 基本読書