AWS Black Belt Online Seminar AWS Key Management Service (KMS) Amazon Web Services Japan
(インターネットやめろジェネレーターで作成) Ruby on Rails生みの親であり最強の逆張りおじさんであるところのDHHが昨年あたりからしきりに脱パプリッククラウドの主張をしている。 これは彼らの会社が運用しているBasecampやHEYのインフラをAWSから自社保有のベアメタルサーバーへ移行しようとしているからで、実際に移行作業は進んでおり、今後5年間で700万ドルのサーバー費用を節約できるだろうという見込みがあるようだ。 world.hey.com world.hey.com あとタイトルに「サーバーレスをやめろ」と書いたけどDHHのファンボである筆者の誇張表現であり、サーバーレスというキーワードに関しての言及は正確には以下のポストを読んで欲しい。 world.hey.com この文章における「the computing cycles」とは、一台のコンピュータが持つ計算能力全体を
はじめに 社内インフラの運用担当者にとってソフトウェアのバージョンアップは地味な割に大変な業務です。 特に社内のオンプレサーバで動いているようなソフトウェアの場合、バージョンアップに伴う諸々の調整をそのソフトウェアを利用している各部署と行う必要があります。 そんなときに「今は忙しいからバージョンアップを先送りしてほしい」「このバージョンはスキップしてもよいのでは?」なんて声が各部署から聞こえてきます。バージョンアップの価値を各部署に理解してもらうのは大変です。 この文章はそんな時になぜバージョンアップしなければならないのかを上司や各部署のマネージャに伝えるために書きます。 ソフトウェアの有効期限は2-5年 まず、第一に、ソフトウェアというものは無限に使えるわけではなく、一定の有効期限があり、それを過ぎると徐々に動かなくなってきます。俗にいう「何もしてないのに動かなくなった問題」です。 なぜ
99.6%のコンテンツは、たとえ目の前にあっても無視される 小川共和氏:いよいよコンテンツの企画についてです。「コンテンツ企画」であって「コンテンツ制作」じゃないんですよ。コンテンツを作ってブログやメールに載せれば見てもらえますか? 期待どおりの成果を生みますか? 実際にコンテンツマーケティングなり、Web広告なり、ナーチャリングメールなどコンテンツを作っている方であればわかりますよね。「そんなのでうまくいったら世話ないや」というやつです。簡単にうまくいかないですよね。 特に今はWeb広告やコンテンツマーケティング、マーチャリングメールをみんながやっていますから、コンテンツがありふれています。人間が消化するよりはるかに多くのコンテンツが出回っています。だから同じようなコンテンツを作ったからって達成感は出ないですよ。 コンテンツを作っている人はこんなことを言われたことはありませんか? 「この
2006年8月9日。米サンノゼで開催されたイベント「サーチエンジン・ストラテジーズ」において、当時米GoogleのCEOを務めていたエリック・シュミットがこんな発言をした。 いま興味深いのは、新しいモデルが現れつつあることです。そして皆さんがいまここにいるのも、皆さんが新しいモデルの一部だからなのです。この機会がどれほど大きいか、誰もきちんと理解していないと思います。そのモデルは、データサービスとアーキテクチャがサーバ上にあるべきだという前提から始まっています。 私たちはそれを「クラウドコンピューティング」と呼んでいます。それは「クラウド」上のどこかに置かれています。そして適切なブラウザやアクセス権さえ持っていれば、手にしているのがPCなのかMacなのか、はたまた携帯電話なのかブラックベリーなのか、あるいはこれから開発される新しいデバイスなのかに関わらず、クラウドにアクセスできるのです。
特許庁と東芝の新システム開発契約打ち切りについて、なぜこの開発プロジェクトが破綻したのかについて私なりの解説をしようとバックグラウンドを調べたところ、調べれば調べるほど、この問題の根底には(1)コスト意識が欠如し自分たちが「公僕」であることを忘れてしまった霞ヶ関官僚、(2)霞ヶ関から流れて来るお金にたかる IT ゼネコン、(3)そのお金の流れに対する影響力を利用して票を稼ぐ政治家、という原子力業界と全く同じような構図があることが明らかになり、ウンザリしてしまった。 破綻の原因は、ソフトウェア・アーキテクチャやプロジェクト・マネージメントにあったのではなく、「競争原理が正しく働かない社会構造」そのものにあるのだ。これではうまく行くはずがないし、たとえうまくいったとしてもやたらと高くつく。 そもそも破格だと言われた99億円という落札価格も、私から見ればどうみても高すぎる。特許庁のシステムであれ
佐藤正史 氏 JTB情報システム 代表取締役社長 当サイトにおいて、企業情報システムにかかわってきたベテランが引退する、いわゆる「2007年問題」について色々な議論がされております。私は1971年にJTBに入社して以来、ほぼ一貫して情報システムの仕事に従事してきました。私が情報システムに関係してきた期間は、日本における約40年の企業情報システムの歴史と概ね重なっております。 2001年から取締役(情報システム担当)として、CIO(最高情報責任者)の仕事をし、現在はJTBの情報システム関連会社の社長を務めています。おそらく、あと数年で2007年問題の一方の主役として、この舞台を去ることになるでしょう。まもなく企業人生を終えようとする一介のシステム屋ではありますが、ぜひとも多くの方に申し上げたいことがあり、この場を借りて思うところを綴ってみます。 私は今、日本のITを巡る状況に大変な危機感
シンジです。社内インフラを構築するとき、何を指標として設計しているか、何のために作るのか、誰が嬉しいのかを考えずに淡々と予算を投入している企業の多いこと多いこと。これから会社を作るならまだしも、既存企業は長年の蓄積があるわけです。物理機器や、買収合併の弊害、シャドーITに働き方改革推進の圧力。これらに個別的に対処することこそが無駄かつ自己満足なので、自社のインフラはどうなるべきだったのかを考えたい物です。 ITは企業にとってコアである 企業や組織運営において、ITを使うことで便利になったり、効率が良くなったりする程度の時代はとっくに終わっています。企業や組織からIT全てをとっぱらってしまうと、企業や組織が消え去る可能性が非常に高い、というか確実に死ぬであろう状態にまでITに依存しています。つまり現代においてはITはコアなのです。 情報システム部門はその重要性を理解していない 企業においての
IT業界には、必要となる能力を持った人たちが潤沢にいるため、買い手市場となっている職種と、必要な人材を確保するのがほとんど不可能という職種がある。本記事では、採用担当者をやきもきさせている10種類の職種を紹介する。 IT業界は、現在のように経済状況が厳しい時であっても、一般的に売り手市場となっている。しかし、そういったなかでも特に人材確保の難しい職種がある。以下では、新たな人材を採用しようとした企業が、その難しさに驚くことになる10種類の職種を挙げている。 #1:ITトレーナー ITトレーナーたちはITの世界において独特の役割を担っており、その職種を遂行するうえで固有のスキルセットが必要となる。このため、ITトレーナーという職種の人材募集自体が一筋縄ではいかないものとなっている。また、ITトレーナーの仕事は一般的なIT職のそれと比べるとさまざまな面で異なっており、出張も頻繁に行う必要がある
[ロンドン発]英国の郵便局を支えてきた元準郵便局長550人以上が会計システムのエラーから「無実の罪」を着せられ、投獄されたり、破産したりしていたことが分かりました。 ロンドンの高等裁判所は16日「地獄の20年」を味わった元準郵便局長たちの訴えを認め、和解金578万ポンド(約8億3400万円)の支払いを郵便局の窓口業務を引き受けるポスト・オフィス社に命じました。 英メディアによると、この会計システムはもともと英コンピューター企業ICLが開発した「ホライゾンシステム」。高等裁判所の判事はホライゾンシステムにかなりのバグやエラー、不良があったため、準郵便局長の支店口座に不一致が生じたことを認めました。 郵便局側は「ホライゾンシステムに何の問題もなかった」と主張してきました。しかし判事は「2000年に導入されたシステムは少しも堅牢ではなかった」として、郵便局の支店口座で帳尻が合わずに資金不足が生じ
2019年10月8日、読売新聞は総務省が開発費約18億円をかけ政府共通プラットフォーム上に導入したセキュリティ機能が各省庁から一度も使用されずに廃止されたと朝刊一面で報じました。ここでは関連する情報をまとめます。 誰も使わなかったセキュリティ機能 報じられたのは「セキュアゾーン」と呼称されるセキュリティ機能。*1 政府共通プラットフォーム上に実装され、インターネットからは遮断された環境で利用する。 2015年6月に発生した日本年金機構の不正アクセス事案を受け導入が決定されたもの。 平成27年度総務省所管の補正予算案で「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」の1つに計上されていたとみられる。 (2) 政府情報システムのセキュリティ対策 33.8億円 政府共通プラットフォーム及び新たな共通ネットワークにおけるセキュリティ対策(情報システムのインターネットからの分離、インターネット接
2014年3月20日、バチカン市国の公式プレスルーム「サラ・スタンパ」で記者会見が開かれ、同国がある契約に調印したことが発表された(写真1)。契約書の署名者は、ジャン=ルイ・ブルーゲス バチカンローマカトリック教会記録・図書担当大司教とNTTデータの岩本敏男代表取締役社長だ(写真2)。会見には、バチカン図書館のチェーザレ・パッシーニ館長、NTTデータの岩井利夫常務執行役員公共システム事業本部長などが列席した。 右から、チェーザレ・パッシーニバチカン図書館長、フェデリコ・ロンバルディバチカン市国公式プレスルーム担当、ジャン=ルイ・ブルーゲスバチカンローマカトリック教会記録・図書担当大司教、NTTデータの岩本敏男代表取締役社長、NTT DATA EMEAのパトリツィオ・マペリCEO(最高経営責任者)、NTTデータの岩井利夫常務執行役員公共システム事業本部長。
当社が厚生労働省より受託し開発した接触確認アプリ 「COCOA」Android版において昨年9月より発生した不具合につきまして、この度厚生労働省COCOA不具合調査・再発防止策検討チームより調査報告書の公表がありました。 当社はこれまで本アプリの開発及び保守・運用において、その重要性と緊急性を十分に認識し、契約に則って真摯に業務を遂行してまいりましたが、約4か月間Android版アプリの不具合を発見できなかったことで国民の皆様にご心配をおかけしたことを重く受け止めており、受託金額の一部を自主的に返納させていただくことに致しました。 国民の皆様に多大なるご心配ご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。 ■自主返納について 本アプリの保守・開発契約において厚生労働省より受託した金額のうち、昨年8月以降当社が直接担当した保守運用フェーズのプロジェクトマネジメント業務の対価相当
日本では「ブロックチェーン」は過度な期待、「DevOps」は幻滅期、「ビッグデータ」は陳腐化へ。ガートナーが「日本におけるテクノロジのハイプサイクル」2018年版発表 調査会社のガートナーは毎年、先進テクノロジーに関する「ハイプサイクル」を発表しています。 ハイプサイクルとは技術の登場から安定までを5つのステージに分けて説明したもので、黎明期から過度な期待を経て幻滅、啓蒙、安定へと移行する途上のどこにその技術が位置しているかを示しています。 米ガートナーは2018年8月に「Hype Cycle for Emerging Technologies, 2018」として今年のハイプサイクルを発表し、汎用AIは黎明期、バイオチップやディープラーニングは過度な期待、複合現実は幻滅期などと位置付けています。 同社の日本法人であるガートナー・ジャパンも10月11日付けで、「日本におけるテクノロジのハイプ
東急ハンズにて情報システムと通販事業の責任者を務める長谷川秀樹氏が、AWS Cloud Roadshow 福岡 powered by Intel に登壇。大手小売企業が仮想サーバを導入するにあたって注意した点、また新しく気がついた点を具体的に列挙。後発組へもAWSの採用を勧めました。 自社開発はコスト削減につながる 長谷川秀樹氏:ここでハンズの状況のほうに入って行きたいかなぁと思います。今日はAWS中心の話なのでどんどん行きます。今オムニチャネル推進部長ってやってるんですけど、2008年からITとか通販とかソーシャルマーケティングとかいろいろやってますよ、という話です。 あと、ITでいくと特徴的なのは、僕らは"自分たちの従業員で"自社開発を今やっています。"自分たちの従業員で"です。エンジニアの派遣会社から来てもらってる人は、いません。自分たちのリアルな従業員でやっているということ。AWS
Enterprise 2.0 という言葉が作られるなど、WEB2.0的ツールを企業内で使うことが一般的になっているわけですが、それじゃ Google はどんな社内ツールを使ってるんだろう?という興味を満たしてくれる記事がありました: ■ The Tools Google Uses Internally (Google Blogoscoped) 元ネタはこちらのエントリに掲載されているもの(詳細なPDFファイルはこちら)で、KMWorld Magazine が主催したイベントで発表されたプレゼン内容とのこと。Google 社員の Naveen Viswanatha という方が、いくつかの社内ツールを紹介してくれています。早速どんなものか、というと: < Google Projects > プロジェクトに関係するタスクや資料を一覧表示する、ダッシュボードのようなツール。上の方にあるタブに「My
こんにちは、Anyflowの坂本です。 RPAっていうワードをよく目にする方も多いんじゃないでしょうか。 2018年のバズワードって言われているそうです。 RPAといえば、こんなニュースが以前話題になっていました。 実験の結果として、RPAを試験導入した事務で、平均84.9%、最大99.1%の作業時間削減効果を確認した。 99%削減ってまじかよ。すごい。 いろいろRPAについて調べているうちに個人的に 「今、日本に本当に必要とされているのって、RPAなんだっけ? 」と思いまして、この note を書くことにしました。 そもそもRPAってなんだっけ?RPAは Robotic Process Autimation の略で、簡単に言うとPCの操作を自動化してくれるロボットのことです。 よく、デジタルレイバー(仮想知的労働者)なんて言われたりします。 例えば、エクセルからエクセルにコピペして転記す
かみ @xkamix_bl 昔のシステムがバリバリ動いてるから新元号対応よりも昭和100年問題に直面している 私が生まれる前に作られたCOBOLプログラム、きっとこんなに現役で使われ続けるとは思ってなかったんだろうなぁ…昭和暦で動いてるし2桁しか取ってないのに今昭和94年だからあと6年で桁溢れおこす 2019-01-13 03:31:10 リンク Wikipedia 昭和100年問題 昭和100年問題(しょうわひゃくねんもんだい)とは、2000年問題に類似した、日本固有の元号に基づくコンピュータシステムの年問題である。 官公庁や金融機関などを中心に、アプリケーションソフトウェア内部で、年を昭和2桁で表現しているシステムが存在している(平成以降も、内部的に昭和として扱う)。 日本の公文書においては年を記載する際、全てにおいて西暦でなく昭和を用いることにより、同じ2桁でも25年先まで表現できる
この記事は本番環境でやらかしちゃった人のアドベントカレンダー2日目の記事です。 内容的にそろそろ時効だと思うので供養のために書きました。 追記。そういえば時期をちゃんと書いてなかったけど事件が起きたのは去年2018年、つまり仕込み(ヲイ)は2017年の話です ぶっちゃけネタ記事ですw (たまたま見つけて参加してみただけなのに昨日の記事の伸びっぷりを見て戦々恐々としてる TL;DR DB移行作業において、テスト期間中は常に最新のデータで処理できるように書いておいたプログラムをcrontabで実行していた。最終的に本番に合わせて日時を調整していたが、そのことを失念し1年後に再実行されてしまい、本番データが1年前に巻き戻る事故発生。 crontab は分、時、日、月、曜日を指定できるが、1年後に帰ってくるから気をつけてね。という話。 惨劇はなぜおこってしまったのか 結論から言えばcrontabの
Google TechTalksでBarry Schwartz博士による講演が公開されていました。 「The Paradox of Choice - Why More Is Less」というタイトルでした。 最初は、UNIXコマンドのmoreがlessよりも劣っている理由の事だと思って見始めましたが、そうではありませんでした。 何でも選べてベストじゃないと満足しないというのは、アメリカ人っぽい気もしましたが、かなり面白かったです。 ユーザビリティと機能の問題は良くある問題ですが、お店で展示されている商品の種類を減らした方が売り上げが上昇する話などが新鮮でした。 以下に要約してみました。 ここでは書いていない部分も多いので、詳細はビデオをご覧下さい。 字幕も入っていますし、ゆっくりと話してくれる人なので非常に見やすいと思います。 ただ、スライド(PPT?)が見られないので、何故観客が笑ってい
Dyn Research(旧renesys)が、約9時間半にわたり北朝鮮がインターネットから切断され続ける状態が続いていたというブログ記事を公開しています。 Dyn Research: Someone Disconnects North Korea - Who? 同記事では、実際にどのような理由でインターネットの接続性が不安定になったのかは不明であるとしています(BGPmonは、DDoS攻撃が原因であるとしています。参考)。 公開情報からわかる北朝鮮インターネットの規模 各種公開情報から、北朝鮮がどのような規模のネットワークを運用しており、どうやってインターネットに接続しているのかを見てみましょう。 まず、最初に、どれだけの数のネットワークが「北朝鮮」という国籍でインターネットに接続しているのかを調べてみましょう。いくつか調べる方法はありますが、今回はわかりやすく情報をまとめてあるHurr
中山です ソリューションアーキテクトとして、AWS環境の利活用をお手伝いするお仕事をしています。 まれによく見るAWS環境 とりあえずこれを見てほしい。 これが絶対にだめと言いたいわけではないです。 一時的な検証環境だったり、とにかくスピード重視でサービスをデリバリーさせる必要があったり、サービスの提供者側が何ら責任を負わない・障害時のビジネスインパクトが無い(そんな状況あるのか?)という前提があったり、状況次第ではこれで十分な時もあると思います。 しかし、一般的な業務システムやサービスの場合にはいろんな意味で不十分でしょう。 では、このような環境をどのように育てていくとよいでしょうか。 この記事では、そんな育てかたの一例を紹介していきたいと思います。 なお、本記事はくっそ長いです。 ちなみに、最終的にはこうなります。 文字が小さすぎて読めない! ちょっとそこのハ○キルーペ貸してくれーw
国内有数のWebサイトであるYahoo! JAPANでは、その膨大なトラフィックを支える大規模なインフラチームを擁しています。大量なだけではなく、多様なサービスが生み出すさまざまなデータを処理したいという要求から、オープンソースとして公開されたばかりのメッセージングシステム「Pulsar」が生まれました。長年親しんだ六本木から移転したばかりのYahoo! JAPAN新オフィスで、同社のプラットフォーム開発エンジニアの考え方や働き方を、はてなエンジニアとの座談会形式でお聞きしました。 座談会出席者は、ヤフー株式会社 システム統括本部 プラットフォーム開発本部の北條正和さん、坂本雅宏さん、栗原望さん(上写真、中央より右へ)、はてなの坪内佑樹(システムプラットフォーム部 Webオペレーションエンジニア)と脇坂朝人(Mackerelチーム Webアプリケーションエンジニア)(同じく上写真、左より)
Docker、IBM、Microsoft、RedHatがGoogleのコンテナ管理フレームワークKubernetesにこぞって開発参加する理由GoogleAppEngineDockergooglecomputeenginekubernetesgooglecloud Kubernetes is 何 先週末、Docker、IBM、Microsoft、RedHatがGoogleのコンテナ管理フレームワークKubernetesに開発参加を表明して話題になったが、この連携がどんな意味を持つのかすぐにピンときた方はどの程度いるだろうか。その前に、Kubernetesって何? Dockerとどう関係するの? 読み方すら分からないんだけど……って反応が多いと思う。 Googleのソフトウェアエンジニアで、Kubernetesの開発者であるBrendan BurnsによるGoogle I/O 2014のセッ
原点は『カードキャプターさくら』 妹と参加したコミケが人生の転機に 死してなお続いた兄の創作活動 「今までの全てに、ありがとう」。2022年1月、ツイッター上でそうつぶやいて間もなく、息を引き取った男性がいます。直前に開かれた、同人誌即売会・コミックマーケット(コミケ)。男性は重い病を患いながら、死力を尽くして参加し、自ら描いたイラスト集を会場で頒布していたのです。命を燃やすようにペンを走らせながら、何を思っていたのか。人生の終幕が迫る中、どうして表現活動に取り組んだのか。亡き兄の創作と闘病を間近で支え続けた、きょうだいの記憶をたどりつつ考えました。(withnews編集部・神戸郁人) 葛藤の末に送った依頼メッセージ 2021年12月末、記者(34)は万感の思いで、東京ビッグサイトを訪れていました。新型コロナウイルスの流行による延期と中止を経て、実に2年ぶり・99回目となるコミケが開かれた
ITPro方面に火種があったので。 COBOLやVB6との決別、初手は不良資産の一掃 中を読めばいつもに日経コンピュータなんだが… 例によって、日経コンピュータがCOBOLを悪者にしている。まぁ、いつものことなんで、それ自体は割とどうでもいいんだが、見出し詐欺はいけない。何がそうかと言えば、後半の「かんぽ生命」の話。 1200億円の巨費を投じて基幹系システムをNEC製メインフレームから米IBM機に移行し、2017年1月に稼働させたかんぽ生命保険も、ツールで全体の1割に相当する不要資産を廃棄した。NECの独自言語「IDLII」からCOBOLにツールでリライトした。 見出しに「COBOLやVB6との決別」とか言いながら、よく見れば COBOLにした という話だ。見出しと違う話なんで「あれれ?」と思ってTwitterで聞いたりもしたんだが、 かんぽ生命副社長・井戸潔が語る基幹系システム刷新、成功
ゴール 負荷分散のいくつかの方法に関して理解する mod_proxy_balancerによる負荷分散クラスタが構築できる 基礎知識編 基本的な資料 主にクラスタによる負荷分散の資料。 - Apache モジュール mod_proxy_balancer - mod_proxy_balancerで中?大規模サーバー運用するときの勘所 - cyano あと社外秘資料。 負荷分散? 複数台のサーバにアクセスを分散して、個々のサーバにかかる負荷を減らし、全体的に処理できるアクセスを増やすこと。 以下のようなアプローチがある。 DNSラウンドロビン DNSでひとつのホスト名に複数のIPアドレスを割り当てる方法 シンプル しかしダウンしているホストにもアクセスが振り分けされてしまう 冗長化と併用でなんとかなるかな? 機能ごとにホストを分割 ウェブサーバとDBサーバの分割(基本過ぎるが一応これも負荷分散)
某製造業の現役IT担当者が実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する。10人の人員を抱えたIT部門がリストラで消滅。たった1人のIT担当者になった著者が、いわゆる「ひとり情シス」としてIT開発・運用体制の再確立に挑んだ。その実践経験を基に、弱体化したIT部門が抱える問題点、IT部門の再建の道筋などを示す。 私は従業員400人の企業で、社内の情報システムを担当している。250台のサーバーから成るインフラの構築・運営を中心に、業務システムの内製、データ管理や統制など仕事は多岐にわたる。だが体制は、私ひとり。つまり「ひとり情シス」である。私自身は「ソロインテグレータ(Solo Integrator)」と呼んでいる。ソロインテグレータについては、この連載の後半で説明するが、まずは現在の状態に至るまでの長く困難な道のりを説明し、主に中堅中小企業のIT部門が抱える課題への現実解を指し示したい。 自
安全なパスワードの設定・管理 企業・組織におけるパスワードは、ユーザ名と組み合わせることで企業・組織内の情報資産へのアクセスの可否を決める重要なものです。パスワードの重要性を再認識して、適切なパスワード管理を心がけましょう。 他人に自分のユーザアカウントを不正に利用されないようにするには、推測されにくい安全なパスワードを作成し、他人の目に触れないよう適切な方法で保管することが大切です。 安全なパスワードの設定 安全なパスワードとは、他人に推測されにくく、ツールなどの機械的な処理で割り出しにくいものを言います。 理想的には、ある程度長いランダムな英数字の並びが好ましいですが、覚えなければならないパスワードの場合は、英語でも日本語(ローマ字)でもよいので無関係な(文章にならない)複数の単語をつなげたり、その間に数字列を挟んだりしたものであれば、推測されにくく、覚えやすいパスワードを作ることがで
バグは“数千パターンのテスト”をすり抜けた ―NTTデータ「2023/10/10 全銀ネット障害」について説明 NTTデータグループは2023年11月6日、10月10日に発生した全国銀行データ通信システムの障害に関する記者説明会を実施、現時点で判明している障害の概要について説明を行うとともに、再発防止策に向けたタスクフォースの設立などについて明らかにしました。会見の冒頭、NTTデータグループ 代表取締役社長 本間洋氏は、今回の障害により全国の預金者や金融機関をはじめとする社会全体に大きな混乱をもたらしたことを謝罪し、今後の原因究明と再発防止に向け、全国銀行試験決済ネットワーク(以下、全銀ネット)とともに全力をかけて取り組むことを明言していました。 本記事では会見の内容をもとに、現時点で判明している10月10日の事故の原因についてレポートします。 2023年10月10日 ―なにが起こったのか
Windows管理者必携、Sysinternalsでシステムを把握する:Security&Trust ウォッチ(43) SysinternalsというWebサイトをご存じだろうか? 何となくそこにたくさんのツールがあるのは知っていても、Webサイトが英語版しかないので全部読む気がしない。また、いくつかのツールは使っているけど、ほかにどういったユーティリティが提供されているのか細かく見ていないという人がいるのではないだろうか。 筆者もその1人で、「Process Explorer」などの有名なツールは使っていたが、全ぼうは把握していなかった。 Windowsを使っているシステム管理者や技術者の方ならば、Sysinternalsという名前を知っている方は多いはずだ。SysinternalsはWindows標準のツールでは管理できないシステム情報などを扱うツールを数多く提供している。 このSys
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