並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

41 - 80 件 / 94件

新着順 人気順

量子コンピュータの検索結果41 - 80 件 / 94件

  • 光の運動量を0にすると二重スリット実験で「しま模様」が消えると判明 - ナゾロジー

    地球に住む私たちは、太陽が発する光エネルギーの恩恵を受けています。 植物が光合成をしたり太陽光パネルで発電できるのは、光エネルギーを利用しているからです。 そして光のエネルギーが消費されれば、光は消えてしまいます。 一方、光はエネルギーだけでなく運動量も持っていることが知られています。 そのためソーラーセイルのような光から運動量を受け取って徐々に加速していくシステムも考案されています。 ではこの光の運動量を0にしたら何が起こるのでしょうか? 米国ハーバード大学(Harvard University)で行われた研究によれば、光を全く屈折しない材料に入れると、運動量が0になり、存在確率が材料内部全体に拡散して、どこにあるか全く不明になる、とのこと。 また運動量が0になった光を二重スリット実験に使用すると、理論上、光の波長が無限になって「しま模様」がなくなってしまうことが示されました。 運動量が

      光の運動量を0にすると二重スリット実験で「しま模様」が消えると判明 - ナゾロジー
    • 宇宙の全ての物質が掲載されたチャートが作成される! 図の見方を細かく解説! - Lab BRAINS

      みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の彩恵りりだよ! 今回の解説は、宇宙の全ての物質を網羅したチャートについて詳しく解説するよ! 普段解説しているニュースと違って、この論文は何か新しい科学的発見とかそういう話じゃないけど、全てを網羅した結果、宇宙そのものに関して中々面白い事実が分かってきた、というユニークな研究でもあるよ! 宇宙の全ての物質を語れる理論は存在しない 私たちの宇宙には素粒子、原子、ウイルス、生物、惑星、恒星、銀河、ブラックホールなど、実に多種多様な物質が存在するよね?物質はどのように誕生したのか?というのは物理学の究極の課題の1つだよ。 また、それと関連する話題として、宇宙を正確に記述する物理学の理論が未完成だという問題もあるよ。現在の物理学は、「一般相対性理論」と「量子力学」の2本柱で構築されているけど、課題も存在するよ。 例えば、一般相対性理論は宇宙や銀河くらい

        宇宙の全ての物質が掲載されたチャートが作成される! 図の見方を細かく解説! - Lab BRAINS
      • ビットコイン、7500ドル割れ 量子コンピューター警戒(写真=ロイター)

        日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が急落している。情報サイトのコインデスクによると、日本時間23日夜に一時1ビットコイン=7500ドルを下回り、約5カ月半ぶりの低水準をつけた。米グーグルが同日、量子コンピューターを使って複雑な計算問題を極めて短時間で解いたと発表し、ビットコインのセキュリティが機能しなくなるとの懸念が売りを招いているようだ。 量子コンピューターとビットコインを巡っては、従来から海外インターネットメディアなどの間で議論を呼んできた。量子コンピューターが実現すると、保有ビットコインを守るパスワードにあたる「秘密鍵」を公開情報から解読できてしまう可能性があるという。暗号化して安全に送金するという仮想通貨の基幹技術が崩れることに

          ビットコイン、7500ドル割れ 量子コンピューター警戒(写真=ロイター)
        • ブラックホールは量子的「重ね合わせ」を破壊する世界の観測者だった - ナゾロジー

          宇宙はブラックホールに見つめられているのかもしれません。 米国のシカゴ大学(University of Chicag)で行われた研究によって、ブラックホールそのものに、量子世界の不思議な現象である「重ね合わせ」を破壊する効果がある可能性が示されました。 量子は「シュレーディンガーの猫」に代表されるような観測するまで状態が確定しない、複数の可能性の「重ね合わせ」状態となっています。 重ね合わせが破壊された量子は「どこにでもいる」状態から「ここにしかない」状態に変化し、人間の直感に反しない「現実的」な動きをとるようになります。 研究者たちは、宇宙がブラックホールを目のように使って、自分の内側を観測している可能性があると述べています。 宇宙に意識があるかはさておき、宇宙現象そのものが観測者の役割を果たすという考えは非常に先進的なものといえます。 しかし、重力の化け物であるブラックホールのどこに、

            ブラックホールは量子的「重ね合わせ」を破壊する世界の観測者だった - ナゾロジー
          • 超名門中学の物理研究部の資料を読んでいたら大学生も太刀打ちできないレベルのことやってた

            ぎーち(ブレイク兄) @BREAK_BROTHER ちょっと待って 昨日行った灘中校の物理研究部の資料を読んでて、 今まで灘はめちゃくちゃ頭良いからクソ難しい微分積分とか解いてるんだろうなぁとか思ってたんだけど、 中学生同士でベクトルやら微積、高校生同士で量子力学や超ひも理論とかを教え合ってたわ 今までの想定の20倍はヤバかったわ pic.twitter.com/Oaz1BDUvfa 2023-05-03 11:37:42

              超名門中学の物理研究部の資料を読んでいたら大学生も太刀打ちできないレベルのことやってた
            • 勤務シフトを自動作成 量子コンピューター関連技術 実用化へ | NHK | 働き方改革

              次世代の技術として期待される量子コンピューターの研究とあわせて、関連技術を活用する動きが始まっています。複雑な勤務シフトを自動で作成するシステムなど新たなサービスの実用化が進みそうです。 量子コンピューターはスーパーコンピューターで1万年かかる計算を数分で行う能力があるとされ、各社が研究を進めていますが、その過程で生まれた関連技術の活用も始まっています。 このうち、日立製作所は量子コンピューターに使われる高度な計算方法を応用し、100人を超える従業員の勤務シフトを自動で作成できるシステムを開発しました。 個人で異なる休みの希望や勤務時間、時間帯ごとに必要な人数などを入力するとシフトが自動で作成され、人の場合は11時間以上かかった時間を半分以下に短縮できるとしています。来年度以降の実用化を目指しています。 新規ビジネス推進部の山本啓介技師は「金融や製造業、それに鉄道運送などの分野に幅広く適用

                勤務シフトを自動作成 量子コンピューター関連技術 実用化へ | NHK | 働き方改革
              • 光を圧縮していくと”存在確率が重なって逆に圧力が下がる”現象を確認 - ナゾロジー

                注射器やピストンに閉じ込めた空気を押し潰していくと、はじめは簡単に圧縮できますが、押せば押すほどさらに力が必要になってきます。 しかし閉じ込めたのもが空気ではなく光子の場合は少し違うようです。 ドイツのボン大学(University of Bonn)で行われた研究によれば、小箱に光子を入れて力をかけて圧縮していくと、ある瞬間からほとんど抵抗がなくなっていく様子が実験的に確認された、とのこと。 しかし、いったいどうして光は途中から圧縮に必要な力が減るのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年3月24日に『Science』にて掲載されました。

                  光を圧縮していくと”存在確率が重なって逆に圧力が下がる”現象を確認 - ナゾロジー
                • “絶対に解読されない技術”「量子暗号通信」 東芝が実用化へ | NHKニュース

                  東芝は「量子暗号通信」と呼ばれる次世代の暗号技術を来年度アメリカで実用化する方針を決めました。実現すれば日本企業としては初めてだということです。 このため東芝は、量子を使った次世代の暗号技術「量子暗号通信」を来年度アメリカで実用化する方針を決めました。 「量子暗号通信」は、暗号化した情報とその解読に必要な鍵を微弱な光に乗せてやり取りする仕組みで、不正に解読しようとすると光の状態が変化するため鍵として使えなくなり、絶対に解読されない技術とされています。 会社は専用の機器を販売するのではなく定額制のサービスとして提供する方針で、機密性の高い情報を扱うアメリカの政府機関や金融機関などで導入が進むとみています。 実用化すれば日本企業としては初めてだということです。 量子暗号の技術は欧米や中国などでも開発が加速していますが、東芝はアメリカでどの程度広がるかを見ながら早期に世界展開し、この分野のシェア

                    “絶対に解読されない技術”「量子暗号通信」 東芝が実用化へ | NHKニュース
                  • 実現されつつあった「量子コンピュータ」は、放射線によって機能が制限されると判明 - ナゾロジー

                    量子コンピュータの性能を決めるものCredit:ナゾロジー量子コンピュータは上の図のように「0」と「1」の状態を重ね合わせる量子ビットによって構成されています。 既存のコンピュータのビットは「0」か「1」のどちらかの情報しか持たないので、2ビットの計算結果を表すには上図のように4通りの計算をしなければなりません。 しかし量子コンピュータの2量子ビットの場合は、「量子もつれ」により「0」と「1」の状態が同時に存在しているので1通りの計算で終わります。 従来では4通りの計算をしなければならないのに、1回の計算ですべての結果を表現する不思議な性質を量子コンピュータは持つのです。 まるでSF世界のような話ですが、量子コンピュータは、組み合わせの数だけ複数の世界で同時並行的計算を行っている、と考える科学者までいるとのこと。 平行世界で行われた計算は、終わった瞬間に現実世界で1つに収束します。 しかし

                      実現されつつあった「量子コンピュータ」は、放射線によって機能が制限されると判明 - ナゾロジー
                    • 「意識」が量子効果で生じることを示す実験結果が発表される - ナゾロジー

                      意識は量子効果で形成されているのかもしれません。 カナダのアルバータ大学(University of Alberta)とアメリカのプリストン大学(Princeton University)で行われた研究によれば、ヒトの意識は量子的な効果で発生しているという量子意識仮説を支持する発見あった、とのこと。 量子意識仮説はブラックホールの存在を示した業績で2020年にノーベル物理学賞を受賞したロジャーペンローズ博士らによって提唱されており、脳科学と量子論を融合した野心的な理論となっています。 かつてはブラックホールの存在と同じく「荒唐無稽」であるとみなされていましたが、新たな研究では量子意識仮説を裏付けるような実験的な結果が得られました。 ヒトの意識は本当に量子効果で形成されているのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年4月18日に開催された『Science of Conciousness』会議

                        「意識」が量子効果で生じることを示す実験結果が発表される - ナゾロジー
                      • スイッチサイエンス、量子コンピュータ始めるってよ

                        2022年12月、販売開始しました! 深センSpinQ社の卓上量子コンピュータ。1テスラぐらいの磁力で2つの量子を閉じ込め、計算している @tks です。深圳の量子コンピュータ企業SpinQに行ってきました。 秋田先生のレポート量子コンピュータとのファーストコンタクトをしてきたをぜひ読みましょう デスクトップで量子コンピュータが動く! 深圳のSpinQ社は、世界で最初のデスクトップ量子コンピュータを商品化し、販売しています。NMRという、磁場と電磁波を加えて原子核の「スピン」の量子状態を操作・計測する方式を用いて量子計算を行う方式で、2020年に販売開始したGeminiと2021年末に販売を始めたGemini-Miniでは2つの量子ビット(Qubit)を操作します。 Gemini-miniの内部 かなり強い永久磁石2つの間に、液体の入ったチェンバーがあり、その液体に電磁波を当て、量子状態を

                          スイッチサイエンス、量子コンピュータ始めるってよ
                        • 現実世界がバグっていることを感じさせる量子物理学ニューストップ7 - ナゾロジー

                          量子物理学ニュース第7位~第4位第7位:情報力学第2法則はこの世界がシミュレーションであることを示している第7位:情報力学第2法則はこの世界がシミュレーションであることを示している / Credit:川勝康弘情報理論は世界の秘密を暴くのでしょうか? 英国のポーツマス大学(UOP)で行われた研究によって、情報力学第2法則の存在は、私たちが存在する宇宙全体がシミュレーションであることを示すとする、興味深い結果が発表されました。 情報力学は情報は宇宙の基本的な構成要素であり、エネルギーと質量の両方を持つ物理的な存在であると定義しており、既存の情報熱力学とは厳密には異なっています。 また情報力学第2法則においては、あらゆる現象の情報内容は最小限に抑えられる傾向があるとされています。 新たな研究ではこの情報力学の第2法則による情報圧縮が、生物の遺伝情報や原子の情報量、数学的対象性、さらには宇宙全体に

                            現実世界がバグっていることを感じさせる量子物理学ニューストップ7 - ナゾロジー
                          • 現状では、量子コンピュータを使っても特に高速に組合せ最適化問題や量子化学計算、機械学習は解けない件 by Yuichiro Minato | blueqat

                            こんにちは。最近米国でも量子コンピュータにまつわる誇大広告が問題になっています。米国ではすでに量子アニーリングを行っている企業はほとんどおらず、量子ゲート方式しかやっていないのにもかかわらず、誇大広告とはどういうことでしょうか?また、量子コンピュータに参入してしまった企業はどのように対策をしているのでしょうか。 特に誇大広告として語られてしまっているのが、 1,組合せ最適...

                              現状では、量子コンピュータを使っても特に高速に組合せ最適化問題や量子化学計算、機械学習は解けない件 by Yuichiro Minato | blueqat
                            • まるでSF。量子系システムで、時間を巻き戻したり早送りすることができると科学者 : カラパイア

                              まるでSFの世界の話のようだが、ヨーロッパの研究グループが、時間を逆転させて、過去の状態に戻す方法を考案したそうだ。しかも実験で実証することにも成功したという。 理論上は可能だったとしても、その方法で実際に人間を若返らせることは難しい。 それでも量子の世界なら、彼らが考案した「巻き戻しプロトコル」を利用することで、まるで映画を巻き戻すかのように、粒子を過去に戻すことができる。 ただ時間を逆行させるだけでなく、物理系の時間を奪うことで時間を早めることすらできるというが、一体どんな方法ならばそんなことが可能になるのだろうか?

                                まるでSF。量子系システムで、時間を巻き戻したり早送りすることができると科学者 : カラパイア
                              • なぜ物理学で実数を使うことに疑問を感じる人は少ないのですか。現実世界は実数で表すのに適切なのですか?つまり、量子論でも何でもいいのですが、空間にせよ時間にせよ、その"連続性"は担保されているのですか?

                                回答 (7件中の1件目) 先人の回答にほぼ尽きているのですが補足を一応しておきます。少し雑多な文章になることをお許しください。 1 まず疑問を感じる人は少なくありません。統一理論への時空を離散化するアプローチ(後述するように単純に格子で離散化するわけではない)はループ量子重力と言います。しかし、現在のところの最有力候補、超弦理論がAdS/CFTという一つ大きな理論(予想?)へのアプローチを産んだのに比べて、これは私の知る限りそんなにうまくいってません。さて、当てずっぽうで離散化したら面白いんじゃないかなぁといって離散化したわけでなく、歴史的には明確なモチベーションがあります。2はそのモ...

                                  なぜ物理学で実数を使うことに疑問を感じる人は少ないのですか。現実世界は実数で表すのに適切なのですか?つまり、量子論でも何でもいいのですが、空間にせよ時間にせよ、その"連続性"は担保されているのですか?
                                • 広島大の26歳「アジアの科学者100人」に ブラックホール研究で:朝日新聞デジタル

                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                    広島大の26歳「アジアの科学者100人」に ブラックホール研究で:朝日新聞デジタル
                                  • 電子の波動関数が表わすものはなんなのか【再掲】|物理の4大定数|小谷太郎

                                    小谷太郎『物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書! 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 小谷太郎『宇宙はどこまでわかっているのか』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天

                                      電子の波動関数が表わすものはなんなのか【再掲】|物理の4大定数|小谷太郎
                                    • 放射性物質を用いて量子乱数を生成してしまう猛者が現れる

                                      データの暗号化やプログラミングでも使用される乱数は、定量的なアルゴリズムを用いて生成する擬似乱数や、CPUや通信機器のノイズを用いて生成する物理乱数がありますが、いくつかの乱数の中でも最も信頼性が高いとされる量子乱数を、放射性物質を用いて生成してしまう猛者がGitHub上に現れ、乱数作成機器の仕様とソースコードを公開しています。 GitHub - nategri/chernobyl_dice: A quantum random number generator with a Cold War aesthetic. https://github.com/nategri/chernobyl_dice 「Chernobyl Dice(チェルノブイリのサイコロ)」は、エントロピー源として弱放射性物質の核分裂反応を利用した量子乱数生成器です。Chernobyl Diceは基板となるArduino N

                                        放射性物質を用いて量子乱数を生成してしまう猛者が現れる
                                      • 千葉電波大の量子コンピュータ、難問の解答は全て「8」

                                        千葉電波大学工学部が開発した量子コンピューターを使って、数学の難問を解かせたところ、全て「8」としか解答しないことがわかった。原因は現在調査中だが、量子コンピューターの原理に関わる可能性もあり、開発の進展に悪影響を及ぼすおそれがある。 量子コンピューターは、理論的には現在主流のスーパーコンピューター(スパコン)より高速に計算ができるコンピューター。世界各国で開発競争が加速しており、2019年、米グーグルが「スパコンで1万年かかる計算を200秒で終わらせた」と発表して、注目を集めた。 千葉電波大学工学部がダークウェブで買ったIBMのマニュアルを元に開発した量子コンピューター「ディープ・ホワイトQ」は、スパコンが苦手とする素因数分解の問題に挑戦。2つの素数をかけて作った13万桁の整数から、元の数を求める計算を行わせた。 0.8秒後、ディープ・ホワイトQが画面に表示した2つの素数は、どちらも「8

                                          千葉電波大の量子コンピュータ、難問の解答は全て「8」
                                        • 二重スリット実験を物理的スリットではなく「時間の切れ目」で再現成功! - ナゾロジー

                                          二重スリットは時間軸にあってもいいようです。 英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)で行われた研究によって、光の波としての性質を証明する二重スリット実験の干渉効果が、2つの物理的スリットではなく、同じ場所で2連続で開閉する時間的スリットでも観測できることが示されました。 通常の空間的二重スリット実験では、光子が空間的に離れた2つのスリットを通過すると、右側を通った光と左側を通った光が干渉し合って干渉縞を作ることが知られています。 今回の新たに行われた時間的二重スリット実験は時間的に先(過去)に通った光と、時間的に後(未来)に通った光が相互作用し干渉縞を作ることを示唆しています。 量子力学の不思議さを象徴する二重スリット実験の肝である「スリット」が空間的隔たりだけでなく時間的隔たりにおいても機能するという結果は非常に驚きです。 研究内容の詳細は2023年4月3日に『Nature P

                                            二重スリット実験を物理的スリットではなく「時間の切れ目」で再現成功! - ナゾロジー
                                          • 「パラレルワールド実在」の証拠ついに発見か | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                            宇宙が誕生したときの条件から多くの結果が生じ得る。宇宙に存在する10^90(10の90乗)個の粒子が138億年のあいだに相互作用によって展開し、到達した結果が私たちの存在そのものを含む複雑な体験につながっている。充分な機会に恵まれれば、その過程は何度でも起こりうるもので、われわれの宇宙が体験しなかった経緯を含め、起こりうる結果がすべて存在する&ldquo;無限のパラレルユニバース&rdquo;が実在することになる。しかし、われわれが観測できるのは、われわれが住む宇宙だけだ。JAIME SALCIDO/ T パラレルユニバース、パラレルワールド(並行宇宙)があると聞いて、夢をふくらませる人もいるだろう。ある現象がちがう結果につながるもうひとつの宇宙─たったひとつの重大な決定によってまったく別の方向に進む世界があるとしたら、ひょっとすると、その宇宙に到達できる方法もあるかもしれない。 粒子や場

                                              「パラレルワールド実在」の証拠ついに発見か | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                            • 量子コンピュータとのファーストコンタクトをしてきた|akita11

                                              量子コンピュータをつくっているSPINQへ行ってきた。自分は大学時代に量子力学は勉強したことはあるものの、量子コンピュータについては「なんかすごいもの」ぐらいの、ものすごく雑な知識しかなかったので、事前に「量子コンピュータが本当にわかる!」という本で予習。それによると量子コンピュータの基礎はこんな感じ。 普通のコンピュータ向けのアルゴリズムとは根本が違う、量子コンピュータでしか使えない、チートともいえるアルゴリズムが使える問題は劇的に速くなる可能性がある それ以外の問題は、普通のコンピュータと同じことしかできない(論理演算に基づく情報処理処理) 「情報処理」は、「量子ビット(qbit)の状態を外部から変化させる」操作。そのやり方は量子ビットの物理的実態によって様々。 結果を観測する時点で量子状態が収束するので結果は確率的。つまり1回「情報処理」をしたあとで結果を観測すると、可能な量子状態の

                                                量子コンピュータとのファーストコンタクトをしてきた|akita11
                                              • 「量子コンピュータはスパコンより速い」のウソと本当 日本設置の意義は

                                                米IBMの商用量子コンピュータが7月27日に神奈川県川崎市に設置され、稼働を始めたことを多くのメディアが報じている。中には「スーパーコンピュータ超えの性能」といった見出しや、米Googleの研究結果を基に「スパコンで1万年かかる計算を3分20秒で解ける」と紹介する報道も見受けられるが、これらを文字通りに受け取ってしまうと、今回のニュースを正しく捉えられなくなる。 量子コンピュータを巡る過熱報道には、研究者たちが以前から苦言を呈している。大阪大学の根来誠准教授(量子情報・量子生命研究センター)もその一人で、「スパコン超えの性能」という報道に対し「タイトルがなあ……」とこぼす。

                                                  「量子コンピュータはスパコンより速い」のウソと本当 日本設置の意義は
                                                • シュレーディンガーの猫、救われる

                                                  シュレーディンガーの猫、救われる2019.06.13 22:0060,105 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 猫が死んでかわいそう、と思ってたみなさまにグッドニュース。 「粒子は予測不可能に振る舞う」というのは量子力学の基礎原理ですが、人工原子を使った実験で、そんなに単純な話でもないことがわかりました。量子ジャンプという原子の振る舞いはバッチリ予測が可能で、ジャンプを元に戻すことさえできたのです! これは物理学、ひいては量子力学に依存する量子コンピュータが次段階にジャンプする世紀の大発見かもしれません。論文をまとめたIBMトーマス・J・ワトソン研究所のZlatko Minev研究員も、「量子力学に新たな可能性が示されたかたちだ」とGizmodoに語ってくれましたよ。 シュレーディンガーの猫とは量子力学は、最小単位の原子の特性は

                                                    シュレーディンガーの猫、救われる
                                                  • 1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功

                                                    KDDIとKDDI総合研究所は12月26日、次世代暗号(耐量子暗号)として標準化が進められている「Classic McEliece」方式において、これまでは総当たりによる探索での解読には1兆年以上要するとされてきた1409次元の暗号を、わずか29.6時間で解読に成功し、2023年11月13日に世界記録を更新したことを共同で発表した。詳細は、2024年1月23~26日に長崎で開催される「2024年 暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2024)」で発表される予定。 量子コンピュータの性能が向上した将来、現在の方式では暗号強度が不足することが指摘されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は2030年ごろに向けて、将来の量子コンピュータの性能にも耐えうる耐量子暗号の検討を進めている。NISTは2022年7月に、耐量子暗号の標準として4つの暗号方式を選定しており、さらに現在はCla

                                                      1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功
                                                    • 水滴を「融合させず」水面上で90分間もバウンドさせることに成功! - ナゾロジー

                                                      水滴は水面でトランポリンができるようです。 チリのサンティアゴにあるチリ大学(University of Chile)で行われた研究によって、振動する水の波の上で水滴を90分間にわたり「1度も融合せずに」何千回も跳ねさせることに成功しました。 水面に落ちた水滴は通常、直ぐに水面に融合してしましますが、ソリトンと呼ばれる特殊な波形をした水の上では、同じ水滴を延々と「ジャグリング」させられたようです。 研究者たちは水滴が跳ねる原理を応用すれることで、比較的大きな粒子を他と混ざらないように保持するツールになると述べています。 しかし、いったいどんな不思議な仕組みが働いて、水面に落ちた水滴が何千回もポヨンポヨンと跳ね返ることになったのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年2月10日に『Physical Review Fluids』にて掲載されました。

                                                        水滴を「融合させず」水面上で90分間もバウンドさせることに成功! - ナゾロジー
                                                      • 量子コンピューター超えの計算能力…東京理科大が開発した「LSIシステム」がスゴイ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                        東京理科大学の河原尊之教授らの研究チームは、回路線幅22ナノメートル(ナノは10億分の1)の相補型金属酸化膜半導体(CMOS)を使い、現在の量子コンピューターを超える計算能力を持つ大規模集積回路(LSI)システムを開発した。創薬や材料開発などに生かせる「組み合わせ最適化問題」を低消費電力かつ高速に解く。複数のチップを並列動作させることで機能を拡張し、大型の設備が必要なクラウドサービスを使わずに大規模な計算を可能にする。 河原教授らが開発したのは、複数のLSIチップをつないで機能を拡張できるスケーラブルな全結合型の「イジングLSIシステム」。これまで1チップ内に収まっていた演算機能を、複数の汎用CMOSに分けて接続することで拡張可能なことを実機で実証した。 22ナノCMOSで作製した演算LSIチップ36個と制御用FPGA(演算回路が自由に書き換えられる半導体)1個を搭載。現状のゲート方式の量

                                                          量子コンピューター超えの計算能力…東京理科大が開発した「LSIシステム」がスゴイ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                        • 「反重力は存在せず」実験で結論 国際研究チーム - 日本経済新聞

                                                          通常の物質と電気的に反対の性質を持つ「反物質」が、地球の重力によって落下することを欧米・カナダなどの国際研究チームが実験で確かめた。反物質には重力が引力ではなく反発力として働くとの説もあったが、今回の研究でそうした「反重力」が存在しないことが確定したとしている。成果は28日付で英科学誌ネイチャーに掲載された。スイス・ジュネーブにある欧州合同原子核研究機関(CERN)を拠点に反物質の研究を進める

                                                            「反重力は存在せず」実験で結論 国際研究チーム - 日本経済新聞
                                                          • 国産量子コンピュータ初号機、愛称は「叡」に 英語表記は“A” 理研が発表

                                                            理化学研究所は10月5日、3月27日に稼働を始めた国産超伝導量子コンピュータ初号機の愛称を「叡」(えい、英語表記は“A”)に決めたと発表した。理研では4月7日から5月31日にかけて愛称を公募しており、全部で3781件の応募があったという。 叡に決めた理由について理研は「『叡』は聡明さを表し、量子コンピュータの情報処理における卓越性・先進性を表す」と説明。また英語表記については「アルファベット順の最初の文字である“A”とすることで、当該機が理研量子コンピュータ研究センター(RQC)にとっての、また国産量子コンピュータ初号機として日本にとっての、量子コンピュータ実機開発の第一歩であることも表現している」と解説した。 今後、「叡」のイメージに合うようなロゴマークも作成する予定。 理研は3月27日、叡を使った「量子計算クラウドサービス」の提供を開始している。非商用利用であれば、クラウド経由で64量

                                                              国産量子コンピュータ初号機、愛称は「叡」に 英語表記は“A” 理研が発表
                                                            • 重力を媒介する未発見の粒子「重力子」に似たものが見つかる Nature誌で論文発表、半導体使った実験で【研究紹介】

                                                              TOPコラム海外最新IT事情重力を媒介する未発見の粒子「重力子」に似たものが見つかる Nature誌で論文発表、半導体使った実験で【研究紹介】 中国の南京大学、米コロンビア大学、ドイツのミュンスター大学、米プリンストン大学に所属する研究者らが発表した論文「Evidence for chiral graviton modes in fractional quantum Hall liquids」は、重力を媒介すると考えられている「重力子」に似たものを半導体から発見した研究報告である。 ▲論文のトップページ(スクリーンショット画像) アインシュタインの一般相対性理論によると、重力は時空の歪みによって生じるとされる。一方、量子力学の枠組みでは、力を媒介するのは粒子であり、重力の場合は「重力子」と呼ばれる仮説上存在する粒子が媒介すると考えられてきた。しかし、長年の探索にもかかわらず、宇宙空間で重力

                                                                重力を媒介する未発見の粒子「重力子」に似たものが見つかる Nature誌で論文発表、半導体使った実験で【研究紹介】
                                                              • 量子計算機が古典計算機よりも高速に解けることを示す新たなアルゴリズムを世界で初めて考案~周期性のような「構造」を持たない関数を用いた問題で検証可能な優位性を示す~ | ニュースリリース | NTT

                                                                2022年6月16日をもって、Microsoft社による Internet Explorer のサポートが終了します。 Internet Explorerでは当サイトの閲覧や動作に支障が 生じる場合がありますので、 下記ブラウザのご利用をお願いいたします。 Microsoft Edge(最新版) Mozilla Firefox(最新版) Google Chrome(最新版) Apple Safari(最新版) ダウンロードやインストール方法などにつきましては、 各ブラウザの提供元へお問い合わせください。

                                                                  量子計算機が古典計算機よりも高速に解けることを示す新たなアルゴリズムを世界で初めて考案~周期性のような「構造」を持たない関数を用いた問題で検証可能な優位性を示す~ | ニュースリリース | NTT
                                                                • 「過去」を25%の確率で変える逆方向タイムトラベルのシミュレーションにケンブリッジ大学の研究チームが成功

                                                                  イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームが、「量子もつれ」と呼ばれる現象を利用することで、量子力学の世界において、25%の確率で過去に起こった事象を未来で変えることができるシミュレーションに成功したと発表しました。 Phys. Rev. Lett. 131, 150202 (2023) - Nonclassical Advantage in Metrology Established via Quantum Simulations of Hypothetical Closed Timelike Curves https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.131.150202 Scientists Successfully Simulate Backward Time Travel with a 25% Chance of

                                                                    「過去」を25%の確率で変える逆方向タイムトラベルのシミュレーションにケンブリッジ大学の研究チームが成功
                                                                  • 量子コンピューター 新国家戦略案 ベンチャー10社以上創設へ | NHKニュース

                                                                    スーパーコンピューターをはるかにしのぐ「量子コンピューター」など、量子技術の国際的な開発競争が激化する中、政府は新たな国家戦略の案を取りまとめ、今後10年以内を目途に、量子技術をもとにしたベンチャー企業を10社以上創設するなどとしています。 量子とよばれる極めて小さな物質の世界で起こる特殊な物理現象を活用し、現在のスーパーコンピューターをはるかにしのぐ「量子コンピュータ-」や、解読不可能とされる暗号「量子暗号」など新しい情報通信技術が実現すると期待されています。 世界各国で量子技術の開発競争が激化する中、政府は、産学官の総力を結集して開発に取り組む必要があるとして、年内にも決定する新たな国家戦略の案を取りまとめました。 それによりますと、量子コンピューターや量子暗号など4つの重点分野について、今後20年程度の間に官民で推進する取り組みの行程表を作成し、政府直轄のプロジェクトなどとして、重点

                                                                      量子コンピューター 新国家戦略案 ベンチャー10社以上創設へ | NHKニュース
                                                                    • Googleが世界で初めて実証した「量子超越性」にIBMが反論、量子コンピューターはシミュレートできるのか?

                                                                      by Google 2019年10月23日にGoogleが「量子コンピューターがついに従来のコンピューター(古典コンピューター)の計算能力を上回ったことが確認できた」という量子超越性を発表しました。しかし、論文が発表される2日前に、量子コンピューターの研究分野においてGoogleのライバルだったIBMが「Googleは量子超越性を実証できていない」と真っ向から否定しました。これを受けて、コンピューター科学者のスコット・アーロンソン氏がIBMがどういう点で反論をしたのかを解説しています。 Shtetl-Optimized » Blog Archive » Quantum supremacy: the gloves are off https://www.scottaaronson.com/blog/?p=4372 2019年9月20日、アメリカ航空宇宙局(NASA)がGoogle研究者による

                                                                        Googleが世界で初めて実証した「量子超越性」にIBMが反論、量子コンピューターはシミュレートできるのか?
                                                                      • 中国の量子コンピューター、世界最速スパコンで6億年要する計算を200秒で完了

                                                                        【12月8日 Xinhua News】中国科学技術大学(University Of Science And Technology Of China)は4日、同大学の潘建偉(Pan Jianwei)氏らが76光子量子コンピューターのプロトタイプ「九章」の構築に成功したと発表した。現在世界最速のスーパーコンピューターで6億年かかる数学アルゴリズム、ガウスボソンサンプリングの解を求めるのに200秒しかかからないという。この進展により中国は「量子優位性」を実現した世界で2番目の国となった。 同大学の陸朝陽(Lu Chaoyang)教授は「量子の優位性は一つのハードルのようなもので、新しく生まれた量子コンピューターのプロトタイプが、ある問題で最も優れた従来のコンピューターの計算能力を上回った時、今後、さらに多方面で優位性を持つ可能性があることを証明している」と指摘。世界の学術界が長年にわたり、このマ

                                                                          中国の量子コンピューター、世界最速スパコンで6億年要する計算を200秒で完了
                                                                        • 素粒子Wボソンの質量 予測より大きく「標準理論」修正迫るか | NHK

                                                                          物質を構成する基本的な粒子である素粒子の1つについて、実験から解析された質量が予測より大きいという結果が得られたことを筑波大学などの国際的な研究グループが発表し、素粒子物理学の柱となっている「標準理論」の修正を迫る可能性があるとしてさらなる検証が必要だとしています。 「標準理論」は現在の素粒子物理学の柱となっている理論で、素粒子の種類や質量などの特性を説明できるとされています。 筑波大学の受川史彦教授などの国際的な研究グループは、力を伝えるWボソンと呼ばれる素粒子についてアメリカの研究機関で行った実験データを解析したところ、質量が標準理論の予測より0.09%ほど大きいという結果が得られたということです。 誤差は0.01%とこれまでで最も高い精度で解析しているため、「標準理論」の修正を迫る可能性があり、さらなる検証が必要だとしています。 今回の結果について、一部の研究者から新たな素粒子が存在

                                                                            素粒子Wボソンの質量 予測より大きく「標準理論」修正迫るか | NHK
                                                                          • 会話型AIが成長すると突然「新しい能力」を獲得すると判明! - ナゾロジー

                                                                            「新しい能力に突然目覚める」のは物語の主人公だけではないようです。 Googleの研究部門(Google Research)とスタンフォード大学(Stanford University)などで行われた研究によって、会話型AIを成長させていくと、会話以外の新能力を訓練なしに突然、獲得することが示されました。 chatGPTのような会話型AIは本来、人間と会話するために作られましたが、ここ数年の研究によって、会話機能以外の意図しなかった能力が存在することがわかってきました。 研究者たちはこのようなAIの大規模化による新規能力獲得を「創発」と定義しており、小規模AIを積み上げるだけでは起こらない現象だと述べています。 ただ現在、どのくらいのAIの規模で、どんな新規能力が現れるかは、発見されるまで知ることができず、それぞれの能力値に上限が存在するのかさえ不明となっています。 もしかしたら将来的に、

                                                                              会話型AIが成長すると突然「新しい能力」を獲得すると判明! - ナゾロジー
                                                                            • Amazon Braket –量子コンピューティングを開始しましょう | Amazon Web Services

                                                                              Amazon Web Services ブログ Amazon Braket –量子コンピューティングを開始しましょう ほぼ10年前、エイプリルフールの日にQuantum Compute Cloudについて書きました。未来が到来し、量子アルゴリズムを作成して実際の量子コンピューターで実行する機会が得られました。本日発表する内容は次のとおりです。 Amazon Braket –科学者、研究者、開発者が1か所で複数の量子ハードウェアプロバイダーのコンピューターで実験を開始できるようにする完全に管理されたサービスです。サービスの名称は、一般に量子力学的な状態を示すために使用されるブラケット表記にインスパイアされました。 AWS量子コンピューティングセンター – カリフォルニア工科大学(Caltech)に隣接する研究センター。世界をリードする量子コンピューティングの研究者とエンジニアを集めて、量子コ

                                                                                Amazon Braket –量子コンピューティングを開始しましょう | Amazon Web Services
                                                                              • 2枚のコンピューターチップ間で初の量子テレポーテーションに成功。情報を瞬間転送(英・デンマーク共同研究) : カラパイア

                                                                                英ブリストル大学とデンマーク工科大学の研究グループから、ふたつのコンピューターチップ間で量子テレポーテーションすることに史上初めて成功したと報告があった。 それによると、物理的にも電気的にも接続されていないというのに、チップからもう一方のチップへと瞬時に情報を転送することができたそうだ。 量子コンピューターや量子インターネットの可能性の扉を開くブレイクスルー(飛躍的な進歩)だという。

                                                                                  2枚のコンピューターチップ間で初の量子テレポーテーションに成功。情報を瞬間転送(英・デンマーク共同研究) : カラパイア
                                                                                • 燃料がいらない!?日本を含む研究チームが史上初の「量子エンジン」試運転に成功! - ナゾロジー

                                                                                  EMドライブと違って、こっちは本物です。 沖縄科学技術大学院大学(OIST)などで行われた研究により、量子状態の変化によって仕事量をうみだす量子エンジンの史上初の実証が行われました。 量子エンジンは通常のエンジンとは異なり、燃料や酸素といった外部の供給を必要とせず、密閉されたピストン内部の量子状態の変化だけで仕事量を持続的に出力することが可能です。 通常のエンジンがガソリンの爆発という古典的な物理現象に依存するならば、量子エンジンは量子状態の変化という量子力学的な物理現象からエネルギーを抽出していると言えるでしょう。 量子コンピューターは演算能力において魔法のような能力を発揮しましたが、量子エンジンではいったいどんな仕組みでエネルギーを出力しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年9月27日に『Nature』にて「BEC-BCSクロスオーバーによる量子エンジン(A quantum

                                                                                    燃料がいらない!?日本を含む研究チームが史上初の「量子エンジン」試運転に成功! - ナゾロジー