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  • ジュブナイルSFホラー物語『少年期の終り』Steam向けに発表。“人間スコア”に縛られた少年たちの不穏な銀河逃避行 - AUTOMATON

    国内のゲーム制作サークルであるブリキの時計およびインディーゲームレーベルWSS playgroundは5月20日、『少年期の終り(Boyhood’s End)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、第1話が8月にリリース予定。以降は2か月に1度、連載形式でのエピソード追加が予定されている。なお本情報は、情報番組「INDIE Live Expo 2023」内で発表されたものだ。 『少年期の終り』は、ディストピア世界を背景に少年たちが星を巡る逃避行へ旅立つ、ジュブナイルSFホラーADVである。本作の舞台は、人類がAIによる「人間スコア」で評価されている世界。人間スコアの低い者は、健全な社会への再統合を目指すため、特別教育プログラムによって「最適化」されてしまうのだという。 本作のメインキャラクターであるジョバンニは、エーミール銀河学園に通う高等1年の少年だ。ジョバンニは、全人

      ジュブナイルSFホラー物語『少年期の終り』Steam向けに発表。“人間スコア”に縛られた少年たちの不穏な銀河逃避行 - AUTOMATON
    • 肋骨凹介先生の漫画「エビのエビデンス」がコミカルだがしっかりSFホラーで楽しい

      リンク Wikipedia スワンプマン スワンプマン(Swampman)とは、1987年にアメリカの哲学者ドナルド・デイヴィッドソンが考案した思考実験。思考などの心の状態や発話の内容を主体がその時とっている内的な状態だけでなく、来歴にも依存するものとして捉える彼の理論への可能な反論として提唱された。ルース・ミリカンの目的論的意味論などの同じく歴史主義的・外在主義的な志向性や内容の理論への反例としても論じられる。スワンプマンとは「沼 (Swamp) 」の「男 (man) 」という意味の英語。 ある男がハイキングに出かける。道中、この男は不運にも沼 116 users 28

        肋骨凹介先生の漫画「エビのエビデンス」がコミカルだがしっかりSFホラーで楽しい
      • SFミステリーADV『EDEN.schemata();』発表。円居挽氏の描く、前提ごと変化する謎多きマルチエンディングシナリオ - AUTOMATON

        Why so serious?のインディーゲームブランド「WSS playground」は6月5日、情報番組「INDIE Live Expo 2021」内にて『EDEN.schemata();(エデン・スキマータ)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。 『EDEN.schemata();』は、SFミステリーADVである。「あなた」が目を覚ますと、博士と呼ばれる首なし死体の前に、アンドロイドのイヴが佇んでいた。イヴは、「また会いましたね、はじめまして」と語りかける。しかし、あなたは何も覚えてはいない。プレイヤーの分身であり、語り手でもある主人公は、自身に関するものも含めて記憶を喪失しているからだ。どこか頼りなく、記憶喪失により信頼できない語り手の主人公。博士殺害の容疑者にして、ヒロインのイヴ。首なし死体と、なぜか女児

          SFミステリーADV『EDEN.schemata();』発表。円居挽氏の描く、前提ごと変化する謎多きマルチエンディングシナリオ - AUTOMATON
        • 1万枚以上のヘリオスタットで発電、まるでSF映画 中国

          【9月5日 CGTN Japanese】中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)哈密(クムル)市にあるタワー式溶融塩太陽熱発電所はこのほど、送電グリッドと接続して発電を始めており、毎年1億9800万キロワット時(kWh)のクリーン電力を供給する見込みです。1万4500枚のヘリオスタットは太陽の移動に合わせて回転し、日光を集熱塔の頂部に集めて光電変換を行います。1万4500枚のヘリオスタットを空から見ると、一面の「銀色のひまわり畑」のようで、とても素晴らしい眺めです。 【写真特集】自然と調和、太陽光発電 タワー式溶融塩太陽熱発電は、従来の太陽光発電方式とは全く違う新しいタイプの発電方式です。発電所構内のヘリオスタット(1枚の平面鏡で太陽からの光を地上にある特定の方向に反射する装置)は、太陽に合わせて回転し、太陽光を効率的に吸収することがで

            1万枚以上のヘリオスタットで発電、まるでSF映画 中国
          • 日本のSF業界はとっくにラノベ抜きには成り立たなくなってる

            というより「ラノベと共生してる」とかのほうが聞こえがいいか。 伊藤計劃は明らかにオタク文脈上の人間で、作品内容もライトノベルと親和性が高いんだが、 なぜかニワカSF読みには「新しくて硬派でかっこいい俺たちのSF」と神格化されてるんだよな。 まあハヤカワが「伊藤計劃以降」とかなんとか言ったりして煽ったせいだけど。 『虐殺器官』も『ハーモニー』も最初はイラスト付きで出されていたものが 文庫化にあたって白黒の無地の表紙になったんだけど、 ニワカはその文庫版しか知らないから、 映画化合わせでアニメのイラストが特大帯に配されたときに 「硬派なイトーケーカク作品にイラストなんか使うな!」と批判して 周囲の失笑を買っていたりしたわけで。 そもそもが「SF VS オタク」じゃなくて「ニワカ VS オタク」という構図なんだよ。 いや、そもそもの話をするなら、 山本弘なり小川一水なり野尻抱介なり冲方丁なり野崎

              日本のSF業界はとっくにラノベ抜きには成り立たなくなってる
            • 防衛省、レールガン開発に本腰 SF・アニメが現実に? | 毎日新聞

              火薬を使わず、電磁力によって超高速・長射程の弾を連続発射できる兵器「レールガン(電磁砲)」。SFやアニメの産物だったこの新兵器の研究・開発に、防衛省が本腰を入れる。政府の2022年度当初予算案に65億円を計上した。迎撃が難しい極超音速兵器の開発を進める中国や北朝鮮に対抗して、新たな防空手段として実用化を目指すが、果たして――。 「レールガンでなら倒せるかも。マッハ7で撃てる」。登場人物のこの言葉の後、海に浮かぶ米国のミサイル駆逐艦に搭載されたレールガンから超高速の弾が撃たれ、ピラミッドを壊す巨大な敵を打ち抜いた。SFアクション映画「トランスフォーマー/リベンジ」の終盤の一幕だ。

                防衛省、レールガン開発に本腰 SF・アニメが現実に? | 毎日新聞
              • 科学とSFの相互発展の歴史を、小説、映画、ドラマなど多方面から描き出す──『サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界』 - 基本読書

                サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界 グラフィック社AmazonSF、サイエンス・フィクションとはサイエンスとついているように基本的には科学をテーマ・取り扱ったフィクションのことを指す(科学を扱わなくてもSFに分類されるが、今回は細かいことはどうでもいい)が、科学を扱う以上その内容は現実の科学の発展に影響を受ける。たとえば、火星や月が明確に観測される以前は人々の空走の中ではそこに生命が満ちているフィクションがよく描かれていたが、鮮明な画像、観測結果が出回るにつれて火星や月に生物がいる物語は描かれなくなっていった。 一方で、SFは影響を受けるばかりではなく、現実の科学にも影響を与えてきた。多くのロボット学者は昔はアトム、今はドラえもんに影響を受けてその道を志し、琥珀の中の蚊が吸った血から恐竜の復元が試みられた物語『ジュラシック・パーク』の大ヒット後は、多くの学者

                  科学とSFの相互発展の歴史を、小説、映画、ドラマなど多方面から描き出す──『サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界』 - 基本読書
                • SF作品にありがちな「ドーム型の宇宙基地」は現実的ではない

                  by O Palsson ゲームや映画などのSF作品において、月や火星に建設された基地が「ドーム型」に描かれるケースが多くあります。しかし、ハイパーループに関する専門家でありながら火星探査などに関する著作を出版しているケイシー・ハンドマー氏が「ドーム型の宇宙基地は見た目はカッコいいが、現実的ではない」と指摘しています。 Domes are very over-rated – Casey Handmer's blog https://caseyhandmer.wordpress.com/2019/11/28/domes-are-very-over-rated/ ハンドマー氏は最初に、宇宙基地の目的が「その惑星で自給自足すること」だとして議論を開始しています。火星での基地建造に話を限定すると、火星表面は空気が薄い上に平均気温がマイナス43度と厳しい環境な上に、地球からロケットで持ち込める機材・

                    SF作品にありがちな「ドーム型の宇宙基地」は現実的ではない
                  • 『夏への扉』を勧めるのは素人騙してSFにオルグするため

                    『夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください https://anond.hatelabo.jp/20200629103534 お前は馬鹿か。 『夏への扉』は素人騙してSFにオルグする為に勧めるんだよ。 お前の言う通り、『夏への扉』は「すこし不思議」な程度で、プロットの杜撰さに気付ける程度に読みやすくて、ロリコンの白昼夢並みに分かりやすいロマンスだ。 素晴らしい。 しかし重要なのはそこじゃない。重要なのは作者がハインラインだという事だ。 『夏への扉』のあとに、間違って同じ作者の『異星の客』(※1)とか『悪徳なんかこわくない』(※2)みたいなヤバげなSFを手に取って色々目覚めてしまうかもしれないだろ。 (※1)イカれた新興宗教もの (※2)ジジイが美少女に脳移植して男と恋愛 SFはカルトだ。新興宗教や新左翼みたいな他のカルトのように、「ボクらは危ナクナイデスヨ。楽シクテ面白イデスヨ

                      『夏への扉』を勧めるのは素人騙してSFにオルグするため
                    • 続きがでなくて悲しかった最近のSFたち - 基本読書

                      25日発売のSFマガジン2020年10月号、ハヤカワ文庫SF50周年号で、50周年を記念して渡邊利道さん、鳴庭真人さんと僕の3人で座談会をやっています。 SFマガジン 2020年 10 月号 発売日: 2020/08/25メディア: 雑誌あまり明確なテーマはなくざっくばらんに最近のハヤカワ文庫SFや創元SF文庫について話そう、といったかんじで楽しく話したんですが、その座談会に備えて近年(5年ぐらい)のラインナップを見返したり、どのジャンルが何冊ぐらい出ているのかを数えていたら、「そういえばこれ続きが結局出なかったな……」とか、「というかなんで出なかったんだよ!!」と怨念が蘇ってきたので、供養代わりに記事にしようかと思います。ちなみに早川の編集さんにはその場で続きを出せ! といってます。 ラメズ・ナム『ネクサス(上・下)』 ネクサス(上) (ハヤカワ文庫SF) 作者:ラメズ ナム発売日: 2

                        続きがでなくて悲しかった最近のSFたち - 基本読書
                      • 香山リカ on Twitter: "10月になってネトウヨ新世界で突如開催されてる北海道トリエンナーレ。 非実在のものをめぐり、鈴木北海道知事のリコールを、という声まで上がってるのだから、これはもうSF超えたでしょ https://t.co/Dzpft6BbI5"

                        10月になってネトウヨ新世界で突如開催されてる北海道トリエンナーレ。 非実在のものをめぐり、鈴木北海道知事のリコールを、という声まで上がってるのだから、これはもうSF超えたでしょ https://t.co/Dzpft6BbI5

                          香山リカ on Twitter: "10月になってネトウヨ新世界で突如開催されてる北海道トリエンナーレ。 非実在のものをめぐり、鈴木北海道知事のリコールを、という声まで上がってるのだから、これはもうSF超えたでしょ https://t.co/Dzpft6BbI5"
                        • 時間から猫テーマまで中華SFの粋が集められた、今年ベスト級のSFアンソロジー──『宇宙の果ての本屋』 - 基本読書

                          宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選 作者:顧適,何夕,韓松,宝樹,陸秋槎,陳楸帆,王晋康,王侃瑜,程婧波,梁清散,万象峰年,譚楷,趙海虹,昼温,江波新紀元社Amazonこの『宇宙の果ての本屋』は、日本における中華SF翻訳・紹介の立役者立原透耶編集による中華SF傑作選になる。2020年にも同じ新紀元社から『時のきざはし』という中華SF傑作選が出ていて、本書はその続篇というか第二巻にあたる。 『時のきざはし』のレベルは高く、今なお中国の才能を知るためのSFアンソロジーとしてはトップクラスにおすすめしたいしたい傑作だが(文庫化してないから値段的にはあれだけど)、作品全体のレベルでいえば『宇宙の果ての本屋』に軍配があがる。それぐらい全15篇すべてのレベルが高く、時間や猫など様々なテーマ・題材がある中で、どれもが一生記憶に残るような鮮烈な印象を遺してくれる一冊だ。 huyukiitoichi.ha

                            時間から猫テーマまで中華SFの粋が集められた、今年ベスト級のSFアンソロジー──『宇宙の果ての本屋』 - 基本読書
                          • 原作ドラえもんファンから『STAND BY ME ドラえもん2』「"意外にも"面白かった」「前作から大幅に改善」「ジュブナイルSFの傑作」と称賛の声、続出!「ドラ泣き」のキャッチコピーに惑わされないで!

                            TRUTH☆4/26(金)単行本1巻発売☆ @TRUTH1293 STANDBYMEドラえもん2、予想以上に良かったです。 個人的に1より2の方が泣けたけど、1ほど泣かせ要素が色濃いわけでなくドラえもんエッセンスが詰まっていて3Dドラえもん映画の完成形と言えるんじゃないかと #STANDBYMEドラえもん2感想 2020-11-21 13:04:50 TRUTH☆4/26(金)単行本1巻発売☆ @TRUTH1293 スタンドバイミードラえもん2が負の側面のみ誇張されて拡散されている気がする ドラ泣き再びという反感を買うようなプロモーションに一因があるので予想できたとはいえ、SNSの悪意を見ているようでなんとも‥ 2020-11-24 17:48:20 TRUTH☆4/26(金)単行本1巻発売☆ @TRUTH1293 怖じ気付いてのび太が結婚式を放棄し、しずかは置き去りになっても一年間待ち続

                              原作ドラえもんファンから『STAND BY ME ドラえもん2』「"意外にも"面白かった」「前作から大幅に改善」「ジュブナイルSFの傑作」と称賛の声、続出!「ドラ泣き」のキャッチコピーに惑わされないで!
                            • 女性とSF〈前篇〉 連載「いつでもSF入門」vol.4  - TOKION

                              連載「いつでもSF入門」 投稿日 2021-12-24 Author 橋本輝幸 LIFESTYLE 育てる SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による本連載。今回のテーマは「女性とSF」。女性のSF作家の作品はなぜ書評が出にくく、必読リストにも載らないのか。ジェンダーバランスに関する調査結果をもとに、その背景にある文化と構造に迫ります。 vol.0 SFに何ができるか? vol.1 まとうSF——化粧・ファッション・変身 vol.2 サイバーパンクとは何か? vol.3 さよならアフロフューチャリズム SF作家の名前を挙げるように言われて、皆さんがとっさに並べる作家は誰だろうか。その人は女性だっただろうか? リクエストをもらって挑戦する本テーマで、私はSF作家の性比(ジェンダーバランス)にまつわる話題を収集し、埋もれた作品を発掘し、改善のヒントを探りたい。 最初の女性SF作家 SF研究者の

                                女性とSF〈前篇〉 連載「いつでもSF入門」vol.4  - TOKION
                              • 【浸かろうSF沼!】初心者にもおすすめなSF短編集についてはてなブロガーの感想を集めました!【前編】 - 週刊はてなブログ

                                家で過ごす時間が増えた昨今、以前よりも読書をするようになった、という人が増えているようです。 そうした中でいつもとは少し趣向の違う本を、と新たなジャンルに手を伸ばす人も多いのではないでしょうか? そこで、2020年に発売された「SF小説」についてはてなブロガーたちの記事を集め、前編、後編の二つに分けてご紹介します。今回は前編として、SF初心者から生粋のSFファンまで楽しめる短編集をピックアップしました! 【目次】 SFアンソロジーが豊作だった2020年 最先端のSF作家がそろった『ベストSF2020』 「何がベストかというのは人によって違う」。だからこその面白さ あまりSFを読まない人にも「今の日本SFってこんな感じだよ」と手渡せる一冊 「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」が選ぶ傑作ぞろいのアンソロジー『日本SFの臨界点』 広い意味でSFホラー作品を集めたアンソロジー あり得たかも

                                  【浸かろうSF沼!】初心者にもおすすめなSF短編集についてはてなブロガーの感想を集めました!【前編】 - 週刊はてなブログ
                                • 老年期の終り(SF短編)

                                  しばらく経ってもこの画面に変化がない場合は、Javascript を on にして再度読み込んで下さい。

                                    老年期の終り(SF短編)
                                  • 中国SF「三体」異例のヒット 小松左京を愛読した著者:朝日新聞デジタル

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                                      中国SF「三体」異例のヒット 小松左京を愛読した著者:朝日新聞デジタル
                                    • 「AIは世界を支配できない」と断言するSF作家テッド・チャンが恐れること | AIは「応用統計」に過ぎない…

                                      哲学的SF作家と称され、数々の作品が高い評価を受けているテッド・チャンは、ブラウン大学でコンピュータサイエンスを学んだあとに、SF作家に転じた経歴の持ち主だ。生成AIが世界の話題となるなか、AIを巡る彼の考え方に注目が集まっている。AIは世界を支配するのでは、との懸念を否定するチャンが、それよりも恐れることとは。 AIを別の言葉で表現すると? テッド・チャンにランチをご一緒しませんかと尋ねたところ、その返答は、彼の書く物語に似て簡潔かつ的確だった。 「AIの現状と、SFがそれにどう関与しているかについてなら、喜んでお話しします。でも、私の個人的な生活について話す気はありません。それでよろしければ、ランチをご一緒します」 私が興味があるのはチャンの私生活ではなく、彼の頭の中の世界だ。 この中国系アメリカ人作家は、同世代のSF作家の間でも最も評価の高い作家のひとりで、30年余りで執筆したわずか

                                        「AIは世界を支配できない」と断言するSF作家テッド・チャンが恐れること | AIは「応用統計」に過ぎない…
                                      • 加藤直之氏による「SFマガジン 2022年10月号」スタジオぬえ創立50周年記念特集、表紙イラストの製作作業

                                        加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh SFマガジン、スタジオぬえ特集号の表紙に描くためハーロック、アルカディア号(許諾済み)プラモデルを撮影しようとアルカスイス互換台をつくったら、ネジの固定がちゃんとできてなくてアルカディア号が落ちた・・・。 アンテナや翼が2本折れた ←アルカディア号は細いパーツがいっぱい突き出てる 2022-07-14 17:30:01

                                          加藤直之氏による「SFマガジン 2022年10月号」スタジオぬえ創立50周年記念特集、表紙イラストの製作作業
                                        • 現実とは何かが不明確になった社会を描く、森博嗣によるSF新シリーズ開幕篇──『それでもデミアンは一人なのか?』 - 基本読書

                                          それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? (講談社タイガ) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/06/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る森博嗣によって講談社タイガで刊行されていた、人間の生殖行為による子どもがほとんど生まれなくなった社会を描き出すWシリーズが昨年完結したばかりだが、その事実上の続篇となるシリーズがこの『それでもデミアンは一人なのか?』から始まるWWシリーズである。とはいえ、1作完結路線は本作でも変わらず、基本的な人間関係、用語などは本書でもその都度説明されるので、ここから読み始めてもそう問題ないだろう。前作と合わせて、森作品の中では明確にSFを指向したシリーズだ。 WWシリーズはどこをみているのか WシリーズとWWシリーズのSFとしての醍醐味 あらすじ的な 百年シリーズと

                                            現実とは何かが不明確になった社会を描く、森博嗣によるSF新シリーズ開幕篇──『それでもデミアンは一人なのか?』 - 基本読書
                                          • SFは自由であり希望である──redjuice × 長谷敏司対談

                                            イラストレーター・redjuiceさんが会社を設立した。その名も「REDBOX」。同時に、同名の個展も開催することとなった。 supercellの一員としても知られ、楽曲『ワールドイズマイン』の初音ミクイラストで広く知られるように。テレビアニメ『ギルティクラウン』や劇場版アニメ『ハーモニー<harmony/>』はじめ、ゲーム『Fate/Grand Order』や『アークナイツ』、さらには「HololiveEN」のIRyS(アイリス)といったVTuberのキャラクターデザインも手がけている。 先端テクノロジーを取り入れる作風に加えてSF好きなredjuiceさん。redjuiceさんが立ち上げた新会社「REDBOX」は、SF小説家・長谷敏司さんの『BEATLESS』という小説に登場する言葉が由来である。 redjuiceは『BEATLESS』ではイラストやキャラクターデザインをつとめ、長谷敏

                                              SFは自由であり希望である──redjuice × 長谷敏司対談
                                            • エルフやドワーフのような異種族が登場するSFがあったら面白そうだな しか..

                                              エルフやドワーフのような異種族が登場するSFがあったら面白そうだな しかしこれは実質スター・ウォーズかもしれない スターオーシャンもそうか? つまりスペースオペラってことかよ これは異種族というか宇宙人と呼ぶべきだろうけど 地球人が星々を旅してエルフ的宇宙人やドワーフ的宇宙人と出会うのではなく 指輪物語の世界において科学が発展して宇宙船などのSFガジェットが登場するような作品はどうだろう 一つの星にもともとエルフやドワーフがいるファンタジー世界があって、そこから宇宙進出する(宇宙進出しなくてもサイバーパンク的科学発展でもいいけど)みたいな こういうパターンはちょっとすぐには思いだせない うっすらとした記憶だが、こういう世界観はたまにSteamのインディーズゲームを漁っているときに見かけたような気がする お約束の世界観が合って、それを少しひねったものというのはジャンルが成熟しているなら必ず誰

                                                エルフやドワーフのような異種族が登場するSFがあったら面白そうだな しか..
                                              • 今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書

                                                息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行本ついにテッド・チャン最新短篇集『息吹』が刊行された! テッド・チャンは映画『メッセージ』の原作が含まれているSF短篇集『あなたの人生の物語』の著者として知られるが、その圧倒的な質の高さと反比例するかのように寡作で、これが17年ぶりの作品*1である。だが、それだけ待っただけのことはある圧巻の作品集だ。 現在までの29年のキャリアの中で出したのは短篇集二作のみなのだから、まさに寡作の王といってもいい貫禄ではあるが、(それだけの時間をかけたから、といっていいのかどうかはともかく)テッド・チャンが描き出す世界はとてつもなく緻密で、ありえないほど美しい。この短篇集も、SFを読む喜びに満ちていて、このような作品に出会うために小説を読んでいるのだ、と改めて実感させてくれる傑作揃いである。 テッド・チャン

                                                  今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書
                                                • 『元年春之祭』の陸秋槎による、今年ベスト級のSF短篇集──『ガーンズバック変換』 - 基本読書

                                                  ガーンズバック変換 作者:陸 秋槎早川書房Amazon『ガーンズバック変換』は『元年春之祭』や『雪が白いとき、かつそのときに限り』、『文学少女対数学少女』といった、ミステリ系の著作で知られる陸秋槎による初のSF短篇集である。陸秋槎は北京出身だが、その後日本の石川県在住となった作家。日本文化への造形が深く、それは本作収録の短篇を読めばすぐにわかる。 というか、短篇だけ読ませたら日本の作家としか思えないだろう。香川県を舞台にした表題作「ガーンズバック変換」からして、香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」に着想元がある作品なのだから。陸秋槎のSF短篇は『異常論文』アンソロジーや『アステリズムに花束を』に掲載されていたから、すでに抜群におもしろいことはわかっていた。だが、今回本邦初訳の二作と書き下ろし二作も含めて全体を読み直してみたら、期待をはるかに超えておもしろい! まだ2023年もはじまった

                                                    『元年春之祭』の陸秋槎による、今年ベスト級のSF短篇集──『ガーンズバック変換』 - 基本読書
                                                  • 数千年におよぶ進化と文明の発展を重ねた蜘蛛と人類の邂逅が描かれる、進化のダイナミズムが詰め込まれたSF長篇──『時の子供たち』 - 基本読書

                                                    時の子供たち (上) (竹書房文庫 ち 1-1) 作者:エイドリアン・チャイコフスキー竹書房Amazonこの『時の子供たち』は、イギリスの作家エイドリアン・チャイコフスキーのSF長篇である。刊行は2015年で、2016年にアーサー・C・クラーク賞を受賞している。 それ以上の情報は何も持たず、刊行年的には少し古いこともあって期待するわけでもなく読み始めたのだけれども、いやはやこれには驚かされた。テラフォーミング先の惑星で、人類がばらまいたウイルスにより知性を獲得した蜘蛛の数千年に渡る世代交代史・進化の過程。そして、地球を脱出し第二の故郷を求めさまよう人類という二つの視点から物語は描き出されていく。テラフォーミング、独自に進化した蜘蛛、地球を失った人類、「異質なものとの遭遇」など、要素だけみるとクラシックなSFとも言えるのだが、蜘蛛視点の世界の書き込みが凄く、特異な読み味を感じさせる。 蜘蛛は

                                                      数千年におよぶ進化と文明の発展を重ねた蜘蛛と人類の邂逅が描かれる、進化のダイナミズムが詰め込まれたSF長篇──『時の子供たち』 - 基本読書
                                                    • 翅田大介@わたし、美少女作家になります! on Twitter: "ジュラシック・パークのみならず「行き過ぎた科学技術は害悪になる」という作品が溢れ、その後追いが溢れて価値観が画一化されてしまったのがSFの衰退の一因かと思ってる。やはり「科学技術の発達は人類を幸せにする」もちゃんと描かれてこそSF… https://t.co/PsdwvPTs0S"

                                                      ジュラシック・パークのみならず「行き過ぎた科学技術は害悪になる」という作品が溢れ、その後追いが溢れて価値観が画一化されてしまったのがSFの衰退の一因かと思ってる。やはり「科学技術の発達は人類を幸せにする」もちゃんと描かれてこそSF… https://t.co/PsdwvPTs0S

                                                        翅田大介@わたし、美少女作家になります! on Twitter: "ジュラシック・パークのみならず「行き過ぎた科学技術は害悪になる」という作品が溢れ、その後追いが溢れて価値観が画一化されてしまったのがSFの衰退の一因かと思ってる。やはり「科学技術の発達は人類を幸せにする」もちゃんと描かれてこそSF… https://t.co/PsdwvPTs0S"
                                                      • 史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した超弩級の破滅SF──『第五の季節 破壊された地球』 - 基本読書

                                                        第五の季節 〈破壊された地球〉 (創元SF文庫) 作者:N・K・ジェミシン発売日: 2020/06/12メディア: Kindle版アメリカの女性作家N・K・ジェミシンによるこの『第五の季節』は、史上はじめて三年連続でヒューゴー賞を受賞したThe Broken Earth三部作の第一部にあたる。「破壊された地球」とあるように、数百年ごとに環境がめたくそになる天変地異に襲われ、多くの生物が死滅する大陸スティルネスを生きる人々を描き出している。 話題作だったので期待して読み始めたのだけれども、いやはやこれは期待にたがわぬおもしろさだ! 巻末の設定資料・用語集だけで20ページ近くあり、「数百年ごとに文明が破壊される世界の国家・社会システム、歴史はどのようなものになりえるのか」が練り込まれた世界観。この過酷な世界で特別な力を持つがゆえに自由を失い差別を受ける能力者の人々の人生の描き込み、類まれなるセ

                                                          史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した超弩級の破滅SF──『第五の季節 破壊された地球』 - 基本読書
                                                        • さよならアフロフューチャリズム 連載「いつでもSF入門」 vol.3  - TOKION

                                                          連載「いつでもSF入門」 投稿日 2021-11-22 更新日 2021-12-17 Author 橋本輝幸 LIFESTYLE 観察する 小説はもとより映画やミュージックビデオまで、その領域を拡大してきた「アフロフューチャリズム」。アフリカ系アメリカンによるこの未来的想像力は、昨今「アフリカンフューチャリズム」と名称を変え、さらなる発展を遂げているーー。サミュエル・R・ディレイニーからオクテイヴィア・E・バトラー、ジャネール・モネイまで。SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸が、その“離散的”なイマジネーションの系譜を辿る。 vol.0 SFに何ができるか? vol.1 まとうSF——化粧・ファッション・変身 vol.2 サイバーパンクとは何か? Illustration Fuyuki Kanai 突然だが、あなたはアフリカ系SF作家の名前を何人挙げられるだろうか。サミュエル・R・ディレイ

                                                            さよならアフロフューチャリズム 連載「いつでもSF入門」 vol.3  - TOKION
                                                          • なぜSFは衰退したのか、あるいは、SF警察はなんでSF警察行為をやめられ

                                                            SFマニアが流行ってるオタクコンテンツに特攻して噛みつくたびに炎上するネット世界。僕ら世代には「またかよ!」って感じなんですが、世代交代による認識の変化で、SF警察がなにに怒ってるのか? とか、あれもこれもSFなのに、なんでSF衰退とか言っちゃってんのか? とか理解不能に陥ってる方も続出している模様。 そんなわけで、過去を知る者として、ちょっとまとめてみました。 おおむね私怨がたっぷりの回顧録みたいなもんです。 ただ、だいぶ背景をさっぴいてます。 受験戦争の加熱とから、今よりさらにひどい男性中心主義社会である昭和日本での負け組男子化への怯えとか。 ○ 今でもその名残はありますが、かつて、オタクというものはヒエラルキーによる特権意識を良しとする人の集まりでした。 全員ではないとは思うけど、なんかそう言う感じのが台頭してました。 『オタクの教養』をたっぷり学んだオタクエリートがクールで良しとさ

                                                              なぜSFは衰退したのか、あるいは、SF警察はなんでSF警察行為をやめられ
                                                            • 『闇の左手』などが連なる《ハイニッシュ・ユニバース》物にして、奴隷制度・ジェンダーを真正面から扱ったル・グインのSF短篇集──『赦しへの四つの道』 - 基本読書

                                                              赦しへの四つの道 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:アーシュラ K ル グィン早川書房Amazonこの『赦しへの四つの道』は、の『闇の左手』などの傑作群が連なる《ハイニッシュ・ユニバース》と呼ばれる世界を舞台にした、ル・グィンによる連作短篇集だ。 原書は1995年の刊行なので待望の邦訳となる。ル・グインの新しい作品を久しぶりに読んだが、政治・宗教・社会と「異星の文化を立体的に立ち上げていく」マクロ的な手腕と、ほんのわずかな動作から人間の差別感情を浮かび上がらせるミクロ的な演出が、やはり異次元レベルにうまい。今回はテーマが奴隷制や女性の権利獲得の物語ということで展開や文体は重苦しいが、SF☓奴隷制テーマではトップクラスのおもしろさを誇るオクテイヴィア・E・バトラーの『キンドレッド』に比肩しうる作品である。 キンドレッド (河出文庫) 作者:オクテイヴィア・E・バトラー河出書房新社Ama

                                                                『闇の左手』などが連なる《ハイニッシュ・ユニバース》物にして、奴隷制度・ジェンダーを真正面から扱ったル・グインのSF短篇集──『赦しへの四つの道』 - 基本読書
                                                              • SFが未来を方向づけるのか? 当代の人気SF作家が答える - YAMDAS現更新履歴

                                                                nautil.us これは面白いインタビュー記事だ! 冒頭で、今どきのテック大富豪はたいていティーンエージャーの頃に SF を読んで影響を受けているとして、ビル・ゲイツ、セルゲイ・ブリン、ジェフ・ベゾス、そしてイーロン・マスクの名前を挙げているのだが、このあたりについては『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』(asin:429610957X)などを読んでも分かりますね。 そして、けどあいつら本当に SF 読めてるのかね、とイーロン・マスクの投稿をちょっと皮肉っているのだが、この記事では以下の6人の人気 SF 作家にズバリ「SFが未来を方向づけるのか?」という疑問をぶつけている。 N・K・ジェミシン:『第五の季節』(asin:4488784011)に始まる《破壊された地球》三部作で3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞 アンディ・ウィアー:映画化された『火星の人』(a

                                                                  SFが未来を方向づけるのか? 当代の人気SF作家が答える - YAMDAS現更新履歴
                                                                • 【メモ】高千穂遥のスぺオペは先輩から「またSFを低俗に戻した」と怒られたが、小松左京が「それもアリ!」と後ろ盾になってくれた…らしい - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                  SFはアメリカも日本も、もともとばかばかしい空想を、裸の美女とモンスターとアクションでつないだだけの低俗な小説と言われてきたんです。でも、50年代にアメリカでプロパーSFが勃興し、一気に科学エンターテイメントの位置を確立しました。日本の戦後SFはこの50年代作品を目標にしてきたわけです。→— 高千穂遙 (@takachihoharuka) May 8, 2024 それを実現させ、SFというジャンルを日本においても根付かせたのが、小松左京さんたち戦後第一世代作家で、初期のSFファンも、そこに重きを置いていました。それに納得していなかったのが、野田昌宏さんですね。その野田さんの薫陶を受けたわたしがスぺオペ作家になったのは当然のことです。→— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2024年5月8日 もっともそれで、第一世代の方々には「俺たちが低俗と言われたSFを変えて、ここまできたの

                                                                    【メモ】高千穂遥のスぺオペは先輩から「またSFを低俗に戻した」と怒られたが、小松左京が「それもアリ!」と後ろ盾になってくれた…らしい - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                  • ある日…(SF短編)

                                                                    しばらく経ってもこの画面に変化がない場合は、Javascript を on にして再度読み込んで下さい。

                                                                      ある日…(SF短編)
                                                                    • 「ターミネーター2」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。時間SFが歴史を書き換えるようになった時。

                                                                      エンタメ放浪者 ウディ本舗 @woody_honpo 「ターミネーター2」ってそんなに面白い映画だったかな?確かにアクションの畳み掛けは凄いけれど、ストーリーはたいしたことない気がする。時間SFという観点で考えれば、傑作と呼ばれる「ターミネーター2」よりも駄作と批判される「ターミネーター3」の方が論理的にも歴史を見る視点でも優れている。 2019-11-17 04:27:00 エンタメ放浪者 ウディ本舗 @woody_honpo 「ターミネーター2」に感じる違和感の一つはスカイネットを開発する技術者の扱いだ。あの人は悪い人間ではないから非常に後味が良くない。また、歴史の大きな流れは一人の才能に収斂されるものではない。彼がいなくとも、いずれスカイネットは開発されるだろう。歴史に対する見方が狭く、近視眼的だ。 pic.twitter.com/o5MrI3mPaf 2019-11-17 09:5

                                                                        「ターミネーター2」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。時間SFが歴史を書き換えるようになった時。
                                                                      • 第41回日本SF大賞決定のお知らせ

                                                                        大賞『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』菅浩江(早川書房)並びに《星系出雲の兵站》全9巻 林譲治(ハヤカワ文庫JA)、特別賞「立原透耶氏の中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」、功績賞 小林泰三氏 平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼を申し上げます。 一般社団法人 日本SF作家クラブでは、ピクシブ株式会社・株式会社ブックリスタ協賛のもと、日本SF大賞を主催しております。 このたび第41回日本SF大賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。 【大賞】『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』菅浩江(早川書房) 『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』書影 【大賞】《星系出雲の兵站》全9巻 林譲治(ハヤカワ文庫JA) 『星系出雲の兵站 1』書影 【特別賞】「立原透耶氏の中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」 立原透耶氏近影 第41回日本SF大賞は、2019年9月1日より2020年8月31日までの間に発表されたSF作品の

                                                                          第41回日本SF大賞決定のお知らせ
                                                                        • 【SF作家・山本弘氏逝去】前島賢氏による『シュレディンガーのチョコパフェ』解説「SFとオタクに必要なものの半分くらいは、山本弘に教わった」全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                          【SF作家・山本弘氏逝去】前島賢氏による『シュレディンガーのチョコパフェ』解説「SFとオタクに必要なものの半分くらいは、山本弘に教わった」全文公開 2024年3月29日、作家・ゲームデザイナーの山本弘氏が誤嚥性肺炎のため68歳で逝去されました。 早川書房からは現在、小説作品『シュレディンガーのチョコパフェ』『アリスへの決別』『地球移動作戦』『プラスチックの恋人』『プロジェクトぴあの』が刊行されています。 またアンソロジー『多々良島ふたたび ウルトラ怪獣アンソロジー』には表題作となった短篇を収録、ご自身も海外SFのアンソロジストとして『火星ノンストップ ヴィンテージSFセレクション―胸躍る冒険篇』を刊行され、SF作家としての山本弘氏には生前長いお付き合いがありました。 ご逝去にあたり、氏の長年のファンであり作家・ライターである前島賢氏から、短篇集『シュレディンガーのチョコパフェ』(単行本『ま

                                                                            【SF作家・山本弘氏逝去】前島賢氏による『シュレディンガーのチョコパフェ』解説「SFとオタクに必要なものの半分くらいは、山本弘に教わった」全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                          • 母親がコールセンターで長年バイトしてるんだけど、最近はSFっぽい喜ばれ方をするらしい→「希少性が高まってる」

                                                                            ハヤカワ五味 @hayakawagomi 母親がコールセンターで長年バイトしてるんだけど、AIが活用され始めて、人が対応すると「人間が出た!人間だ!」って喜ばれるらしくてまじか。 2024-02-23 09:59:12

                                                                              母親がコールセンターで長年バイトしてるんだけど、最近はSFっぽい喜ばれ方をするらしい→「希少性が高まってる」
                                                                            • あなたにとって「SFといえば」? 心惹かれるそれぞれの「SF」 - 週刊はてなブログ

                                                                              書き残そう。あなたの人生の物語 はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2022年7月22日から2022年8月5日にかけて募集した、今週のお題「SFといえば」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します。 こんにちは! 週刊はてなブログ編集部の大藤です。今回は、お題「SFといえば」で募集した記事をご紹介しようと思っています。 その前に「なぜ今はてなブログでSFのお題を?」と感じている方も多いかと思います。そこで、はてなブログとSFの関わりについて、まずご紹介します。 2011年、はてなブログがリリースした当初より掲げていたキャッチコピー「書き残そう。あなたの人生の物語」ではテッド・チャンの代表作『あなたの人生の物語』を引用しています。はてなブログはそのはじまりからSFに背中を押されていたのです。 その後、はてなブログ

                                                                                あなたにとって「SFといえば」? 心惹かれるそれぞれの「SF」 - 週刊はてなブログ
                                                                              • 中国・重慶のSFかっこいい駅をめぐる

                                                                                急速に経済発展を続ける中国は、今各都市で急ピッチに地下鉄の整備が進んでいる。 内陸部の大都市、重慶も例外ではなく、ものすごい勢いで公共交通機関が建設されている。 そんな重慶には、ブレードランナーさながらの、SFかっこいい駅があるので、めぐってみた。 重慶とは 重慶ときいてもピンとこない人が多いかもしれないので、どんな町なのかざっと説明しておきたい。 中学地理でもおなじみの長江と、嘉陵江という川がちょうど合流する地点にあるのが重慶の町だ。 重慶市は中国内陸の都市では最大の都市で、市の人口は3000万人以上もある。ただ、市の面積が北海道とほぼ同じくらいある。中心部の市区人口は約900万人程度である。 重慶の中心街、解放碑周辺 重慶は、高層ビルがすごいことになっていて、密度でみたら、もはや香港をしのぐほどではないか。中国の経済成長を否が応にも実感させられる。 そしてもちろん地下鉄がある。しかし、

                                                                                  中国・重慶のSFかっこいい駅をめぐる
                                                                                • 大西科学 on Twitter: "わりと「歴史小説を読んで史実だと思っている人」が迷惑に思われている様子が何度も聞こえてくるのですが、ワープや超光速航行やバリアやタイムマシンを事実だと思っている人の迷惑はあまり聞こえてこない。SFは影響力が小さいのだろうか。タイムマシンはあると思い込んでも実害ないからか。"

                                                                                  わりと「歴史小説を読んで史実だと思っている人」が迷惑に思われている様子が何度も聞こえてくるのですが、ワープや超光速航行やバリアやタイムマシンを事実だと思っている人の迷惑はあまり聞こえてこない。SFは影響力が小さいのだろうか。タイムマシンはあると思い込んでも実害ないからか。

                                                                                    大西科学 on Twitter: "わりと「歴史小説を読んで史実だと思っている人」が迷惑に思われている様子が何度も聞こえてくるのですが、ワープや超光速航行やバリアやタイムマシンを事実だと思っている人の迷惑はあまり聞こえてこない。SFは影響力が小さいのだろうか。タイムマシンはあると思い込んでも実害ないからか。"