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ブックマーク / note.com/etomiho (4)

  • 「才能」の定義|えとみほ

    先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。 最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」というエピソードを聞いて納得がいった。 要は、コピーライターというのは来、他のどんな職業の人よりも言葉の持つ意味や微妙なニュアンスの違いに敏感でなければならないのに、そこに鈍感なのだ。たとえば「タウリン1000mgと1gは同じことだからどっちでもいいですよね」と言ってしまうような人は、コピーライターには向いていないと言っていいだろう。 才能とは「違和感」に気づけることコピーライターのような、特殊な

    「才能」の定義|えとみほ
  • 私が次のフィールドにJリーグの市民クラブを選んだ理由|えとみほ

    社長退任のご挨拶から丸1ヶ月経ちましたが、ようやく次の行き先をオープンにできるようになったのでお知らせいたします。日よりサッカーJ2リーグに所属する栃木サッカークラブ(通称:栃木SC)に入社し、マーケティング戦略部長に就任することになりました。 というわけで、このnoteを公開したあと、私は普通に会社に出勤して働いていると思われます。この連休前半は、夫も巻き込んで宇都宮にせっせと荷物を運んでいました。そして、のんびりする暇もなく2日後の5月3日にはホームの栃木グリーンスタジアムにて京都サンガを迎えた公式戦があります。 転職先については、4月中にお会いした方々にはポツポツと経緯をお話していたのですが、誰もが驚き「なぜ栃木?(サポーターをしている)ジェフじゃないの?」と同じ疑問を口にされました。私は富山の出身で栃木は地元でもなんでもないので、当然そのような疑問を持たれるだろうと思います。 ま

    私が次のフィールドにJリーグの市民クラブを選んだ理由|えとみほ
  • 私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します|えとみほ

    先日のnoteに「書く力を身につけましょう」という話を書いたら「それはそうだけど、どうやって身につけられるの?」という感想が何件か寄せられたので、ひとつヒントになる(かもしれない)書籍の一節を紹介させていただきたい。 ベストセラー作家であり経営コンサルタントでもある安田佳生さんの「私、社長ではなくなりました。ワイキューブとの7435日。」から、安田さんがアメリカに留学していた時の話だ。 ほかに読める日語がないから、同じを何度も何度も繰り返し読んだ。累計七十冊くらいの小説を、十回ずつぐらいは読んだだろうか。 すると不思議なことが起きた。 アメリカに滞在したおよそ五年間のうち、日語を書く機会は一度もなかった。それなのに日に戻ってみると、日語の文章力が上がっていたのだ。 子どものころは文章を書くのが苦手で、国語のテストの点数も悪かった。ところがリクルートに入社してからは、企画書を書いた

    私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します|えとみほ
  • 凡人で良かったと思うこと|えとみほ

    生まれた年代を問わず「普通は嫌だ」「人と違ったことがしたい」「レールの上を歩きたくない」と思う若者は少なくないようで、最近こんなエントリーがバズっていた。 4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。(いしだの話) ※こちらのサイトがクローズされフィッシング詐欺サイトになっていたのでリンクを削除しました。 この往年の尾崎豊の歌詞を彷彿させるようなエントリーに対して、心配する大人の声が多数聞かれた。それはそうだろう。この世代を通り抜けたおじさんおばさんからすれば、これは典型的な「若気の至りあるある」であり、多くの人が(行動に移すかどうかはさておき)大なり小なり経験している感情だからだ。 「普通を嫌うのは普通のことである」というジレンマかくいう私にも「普通は嫌だ」と思っていた時期があった。中学生くらいの頃、まさに中二病を患っていた頃だと思う。 ただ、だんだんと成長す

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