証券口座には課税口座と非課税口座がある つみたてNISAやiDeCoと言った非課税口座に比べると、課税口座というのはややネガティブな印象を与えるのかもしれません。税金が資産運用上大きな負担になるのは事実で、だからこそ欧米各国は非課税口座枠を充実させてきたわけですね。 これは、日本ほど健康保険を始めとする社会保険が充実していないという事情が背景にあります。これから、日本もさらに本格的な高齢化社会を迎えます。インフレ政策がすすみ、年金支給額が据え置き、あるいは支給年齢の引き上げということになると話は違ってきますね。 日本においてもさらなる非課税枠の拡大というのが課題になってきます。そうしないと、老後の国民生活が苦しくなるからです。 さて、このような政治的な思惑と非常に関連深い非課税口座に対して、課税口座というのものがあります。課税口座は3つに分けられます。 一般口座 特定口座(源泉徴収あり)