・2022年3月16日(水)読売新聞の朝刊の「虚実のはざま」(東京工業大学准教授・西田亮介氏)の記事と下記の記事を読んで、「陰謀論」について考えた。 smart-flash.jp 「陰謀論とは何なのか」「なぜ、それに囚われる人がいるのか」ということに、以前から興味があった。 上記の二つの記事を読んで考えたことを整理したい。 情報取得においては、「自分というバイアス」をいかに外すかが重要。 増大する情報量に対し、人間の注意力や認知能力は限られている。SNSに流れる投稿の真偽確認に手間や時間をかけられる人は多くはない。 そもそも一般の人には、調べるインセンティブ(動機付け)が働きにくい。人は自分の価値観や願望に合う言説に触れていたい習性があり、いくらでも自分の好みのものが得られる環境で、あえて根拠を確かめる気持ちにはなりにくいだろう。 まずは情報過剰の特性を理解し、新たな脅威ととらえる必要があ