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ブックマーク / toyokeizai.net (26)

  • 東海道新幹線の技術を生む「秘密基地」に潜入

    名古屋の中心部から高速道路でおよそ50分、大型バスで緑豊かな丘陵地帯を分け入った先に、その研究施設はあった。東京ドーム16個分に相当する73ヘクタールの広々とした敷地に研究棟や実験棟が点在する。一見するとどんな研究をしている企業かわからず、ちょっと謎めいた雰囲気が漂う。「テレビアニメのマジンガーZに出てくる光子力研究所みたいだ」と、バスに同乗していた記者のひとりがつぶやいた。 愛知県の尾張北部から西三河にかけて、数多くの大学や研究機関が集積する「あいち学術研究開発ゾーン」。その一角にJR東海(東海旅客鉄道)の技術開発部がある。社員の間では、施設の所在地である愛知県小牧市に由来する「小牧研究施設」と呼ばれている。この施設内で行われている技術開発の一端が4月20日、報道各社に公開された。 実走行のデータをふんだんに活用 この研究施設が開設されたのは2002年。約120人のスタッフが新幹線を中心

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  • ヤマハ「新型管楽器」はなぜ日本でウケたのか

    2017年8月には日で発売され、同年9月の北米、同年10月の中国と続く。価格は約1万円。気軽に試してもらおうと、体にはプラスチックを採用して製造コストを抑えた。発売初年度(2017年4月~2018年3月)の世界販売目標3万に対し、3万5000を販売。とりわけ牽引したのは日だ。 販売好調の日では商品不足も 日ではほぼ全員が小中学生時にリコーダーを授業で吹いた経験があるうえに、学校などで吹奏楽部が盛んだ。ヤマハは今回、SNSを積極活用して、「カジュアル管楽器」として打ち出したことが奏功し、吹奏楽経験者がカジュアルに演奏できる2目の楽器として、あるいは久しぶりに演奏したいという思いに応える楽器として認められた。楽器で初めてグッドデザイン大賞を受賞したことも追い風となった。消費者への訴求効果はヤマハの想定以上で、日では昨年末に商品が足りなくなるほどの勢いだった。 楽器名の「ヴェノ

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  • 「2階建て高速列車」フランスがこだわる理由

    2017年3月、JR東日は2階建て新幹線E4系MAXを順次E7系へ置き換えると発表し、数年以内に日の新幹線から2階建て車両が姿を消すことになった。1985年、東海道新幹線にデビューした100系以来、2階建て車両が運行され続けてきた日の新幹線だが、もう間もなくその歴史も潰えることになる。 E4系は1997年に、東北・上越新幹線で当時増え続けていた多くの通勤客をさばくため、初の全車2階建て新幹線だったE1系の後継車種として誕生した。2編成併結時の最大定員は1634人と、最高時速240キロメートルで走行する高速列車としては世界最大の輸送力を誇った。 高速列車の2階建てはフランスだけに しかし誕生から20年が経過し、社会情勢は大きく変化した。近年は、新幹線定期券の利用者数が減少傾向にあると言われているほか、車体が大きく重いことから、時速240キロ以上の高速運転ができないため、高速化が進む中で

    「2階建て高速列車」フランスがこだわる理由
  • コナミを辞めた小島秀夫が語るゲームの未来

    1987年の発売以来、世界で累計5160万以上を売り上げたコナミの家庭用ゲーム「メタルギア」シリーズ。そのクリエイターであり、開発者である小島秀夫氏は、2015年12月にコナミデジタルエンタテインメントを退社し、インディーズ(独立系)スタジオ「コジマプロダクション」を立ち上げた。現在はPS4向けの新作ゲームタイトル『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』を開発している最中だ。30年にわたりゲーム開発に携わり、無類の映画好きとしても知られる小島氏に、エンタメ業界の危機と未来について聞いた。今回はその前編。なぜ小島氏はインディーズで起業したのだろうか。 インディーズで起業したのはなぜか ――2015年にコナミを退社して独立する際、多くのオファーがあったはずです。インディーズでの起業にこだわった理由は? コナミを辞めたとき52歳でした。残りの人生が短いので(笑)自分の好きな

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    sarasane
    sarasane 2017/08/24
  • テレ東「池の水ぜんぶ抜く」が大ウケする理由

    手強い裏番組を向こうに回して テレビ東京(テレ東)で6月25日に放送された「池の水ぜんぶ抜く&駆除の達人 緊急SOS! ヤバイ現場に行ってみた!」が話題になっている。NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」、日テレビの大人気バラエティ「世界の果てまでイッテQ!」といった手強い裏番組を向こうに回して、9.7%という高い視聴率を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。不定期特番として3度目の放送となるこの番組は、オンエアされるたびに業界内外で注目を集めてきた。 最新回では、この番組の大ファンだという伊集院光さんが「どうしても出演したい」と名乗りを上げ、ロケに繰り出した。千葉県習志野市の市長から直々の要請を受け、森林公園の池の水を一気に抜くことになった。 池の水を抜くのは、汚染原因となっている生物の正体を突き止めて、それを捕獲するためだ。今回のロケでも、池の水を抜いた後、泥の中にさまざまな種類

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  • 500円ピザ外食チェーンの破産は必然だった

    自動車用エアバッグ大手のタカタが6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。負債総額は自動車メーカーの立て替えも合わせて約1兆7000億円といわれており、製造業としては戦後最大の経営破綻となりました。 これとは全然規模が違いますが、最近の企業倒産で筆者が着目したのが、4月28日に破産手続き開始が報じられた遠藤商事・Holdings.(以下、遠藤商事)です。 帝国データバンクの記事によると、遠藤商事はピザ店「NAPOLI(ナポリ)」「Napoli’S(ナポリス)」などを全国展開しており、2016年9月時点で直営27店、フランチャイズ47店の計74店舗を運営、年間売上高は25億円余りを計上していました。イタリアのプロサッカーチームに在籍していたという代表者の経歴や、「500円で格的なピザがべられる店」という打ち出しが奏功し、メディア露出も多かったようですが、負債総額約13億円を抱

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  • 決定!JR西「新たな長距離列車」のデザイナー

    6月17日に運行開始した「トワイライトエクスプレス瑞風」の興奮の余韻がまだ冷めないうちに、JR西日が第2弾となる列車を発表した。 JR西日の来島達夫社長は昨年11月29日に行われた瑞風の詳細に関する発表の際に、「新たな長距離列車」の導入を表明した。「瑞風よりも気軽にご利用いただける列車にしたい」と来島社長は語っていた。瑞風はJR西日のフラッグシップ列車であるが、豪華な内装ゆえに料金は割高。利用できる人は限られる。しかし、来島社長はもっとリーズナブルな価格で多くの人に利用してもらえるような車両がJR西日には必要だと考えていた。 今回、JR西日が発表したのは、その「新たな長距離列車」の概要だ。2020年夏の運行開始を目標に、「シニア世代やインバウンドに気軽に楽しんでもらえる列車」を造りたいという。 デザイナーは「雪月花」の川西氏 列車は新型車両ではなく、JR西日エリアの「新快速」と

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  • 向谷実氏の新幹線シミュレーターが凄いワケ

    列車の運転を映像や音で疑似体験できる「シミュレーター」。ゲームだけでなく実際の乗務員教習などにも使われる装置だが、なかでも実写による映像とリアルなサウンド、実物に忠実なシステムで知られるのが、鉄道ファンとして知られるミュージシャンの向谷実さん率いる「音楽館」が手がけたシミュレーターだ。20年前にパソコンゲームから始まったその技術は、プロの世界でも導入され、今では世界の鉄道関係者から注目を集めるまでに発展した。 今年7月に東京で開催された「UIC世界高速鉄道会議」。その会場で、海外のメディアや鉄道関係者から特に注目を集めていた展示がある。音楽館が開発したE5系新幹線のシミュレーターだ。 2014年秋にドイツ・ベルリンで開催された国際鉄道技術市「イノトランス」のJR東日ブースに展示されたのを皮切りに、マレーシア、インド、シンガポール、アメリカなど世界各国を回り、高速鉄道会議でも目玉となっ

    向谷実氏の新幹線シミュレーターが凄いワケ
  • 「リッツ」と「ルヴァン」の攻防戦、本当の軍配 | 東洋経済オンライン

    「リッツ」と「ルヴァン」。昨年、大きく話題になった2つのお菓子だ。 リッツといえば、46年間にわたって山崎製パンの子会社、ヤマザキビスケット(元ヤマザキ・ナビスコ)がライセンス製造・販売を行ってきたビスケットのブランドである。だが、家モンデリーズ社の日法人が自社製造・販売に切り替える方針を打ち出したため、ヤマザキは2016年8月末でリッツの生産を終了。同9月から社名をヤマザキビスケットに変更し、後継商品となるルヴァンの製造・販売を開始した。 ヤマザキは国内生産だったため、旧リッツの流れをくむルヴァンの味は日人好みともいわれた。しかし、モンデリーズ社も負けてはいない。リッツとルヴァンの味について、多くの人たちがべ比べ、さらに、優劣について論じた。 その後、2商品の攻防戦はいったいどうなったのか。実際のPOSデータを見てみた。5000万人規模の消費者購買情報を基にした全国標準データベー

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  • 「モバイルバッテリー」は、これから不足する

    iPhoneが登場して10年が経ち、スマートフォンは携帯電話に取って代わった。コミュニケーション以外のさまざまなこと、たとえば写真やビデオの撮影、タクシー配車、健康管理などをスマートフォンで行うのが当たり前になっている。その結果として、スマートフォンが手元で稼働し続けていなければならず、われわれが気遣わなければならないことも増えた。 通信量の上限が決められているのであれば、毎月月末まで、その通信量を使い切らないように管理する必要がある。そしてバッテリーは、少なくともわれわれが起きて活動している時間帯は、残量を管理し、端末が使える状態にしておかなければならない。 デバイスの性能や価値を左右する 2016年のニュースを振り返ると、バッテリーはしばしば、その中心にあった。 サムスン電子「GALAXY Note 7」はバッテリーから発火する事故が相次ぎ、端末は販売停止となった。また、アップルの新型

    「モバイルバッテリー」は、これから不足する
  • JR東海の攻勢をかわした「名鉄」の復活劇

    2016年3月期決算における名鉄の事業別営業利益を見ると、全利益のほぼ半分にあたる220億円余りを交通事業が稼ぎ出している。その交通事業の内訳をみると、鉄軌道事業が153億円と、約7割を占める。全営業利益に占める鉄軌道事業の営業利益は34.1%と、3分の1以上を稼ぎ出していることになる。名鉄が、大手鉄道事業者である証とも言えよう。 24年ぶりに営業最高益を更新した名鉄だが、24年前といえば1992年3月期だ。バブル期最後の決算で、名鉄に限らず日の産業界は翌年以降、“失われた20年”に突入していく。その過去の栄光に対して、四半世紀をかけてようやく復活した格好だ。 その間の鉄道事業に関する主な動きをみていこう。 1987年4月1日に、国鉄が分割民営化された。このとき、名鉄と競合する路線をもつJR東海が誕生した。JR東海が運営することになった東海道線のうち、岐阜~尾張一宮~名古屋~岡崎~豊橋

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  • ダムは永久にエネルギーを生む「夢の装置」だ

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  • 女子大生は、なぜ「売春」せざるをえないのか

    東洋経済オンラインで貧困に喘ぐ女性の現実を連載するノンフィクションライターの中村淳彦氏と「貧困報道」は問題だらけだを連載するルポライターの鈴木大介氏。この2人が、性産業の問題から教育・福祉・介護の悲惨な状況、日社会の構造的問題にいたるまで、計12時間にわたる対談を行った。その全容は8月10日刊行の『貧困とセックス』(イースト新書)に収められているが、ここでは前後編に分けて、そのうちのエッセンスを紹介する。今回は、その前編。 親世帯の収入が下落し、学費は高騰している 中村:僕は「裸の女性たちは社会を映した鏡」だと思って日々取材しているけど、それを痛切に感じたのは大学奨学金問題。いくら話を聞いても家庭に問題があるわけではなく、人の性格も普通のいい子。裸になってリスクが高い仕事をする理由がないわけ。彼女たちから奨学金という言葉がたまに出てきて、若者の貧困問題だったと気づいたのは2011年くら

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  • 1回勝って終わる人と「勝ち続ける」人の差

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  • 注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった!

    都市の道路上に敷設されたレールの上を走る路面電車は、鉄道のなかでもひときわ注目を浴びる存在だ。その度合いは蒸気機関車や寝台列車に匹敵する。 かつては都市の交通機関として人々の移動を支えてきた路面電車も、1960年代から1970年代にかけて多くが廃止となってしまった。それでも1980年代以降、路面電車は何度か見直され、低床式の高性能車両の導入、それに一部の都市では路線の延伸が実施されている。 近年になって路面電車をLRT(Light Rail Transit、低床式車両を活用した交通システム)へと転換させようとする動きも見られる。しかし、全体的な傾向としてみれば路面電車は旧態依然のままであり、21世紀の都市にふさわしい姿へと変化を遂げていない。 路面電車は自転車よりも遅い 路面電車が停滞気味となっている理由はいくつか挙げられる。 鉄道・軌道全体やJR旅客会社、大手民鉄はもとより、多くの都市で

    注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった!
  • 山手線に新型車両が導入される本当の理由

    2015年3月末、次世代の山手線用電車となるE235系の量産先行車が報道公開され、先鋭的な外観や中吊り広告の廃止などが話題となった。その後、今年秋の営業運転開始に向けての試運転が始められ、数年のうちに現在のE231系500番代を全面的に取り換えることが予想されている。 E231系はJR東日の首都圏向け主力電車のひとつで、500番代は山手線専用として設計されたグループだ。第1編成の完成は2002年1月。2005年4月までの3年あまりのうちに、11両編成52、計572両が新製され、先代の205系を完全に取り換えた。 E231系500番代の登場からE235系の登場までは、約13年である。205系が登場し、さらに先代の103系の取り換えを開始したのは1985年1月。そこからE231系500番代の登場までは約17年だが、この間には1987年の国鉄分割民営化があった。JR東日は発足当初、経営方針

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  • 「日本のアニメ」と「CG」の幸福な出会い

    上田:まずはサンジゲンさんについてお話を伺います。そもそもどういうきっかけでこの会社を作られたんですか。 松浦:僕はCG仕事がしたくて25歳で田舎から上京してきたのですが、当時(1997年頃)はCGが徐々に盛り上がっている時代だったんですよ。 アニメでも世界初のフルデジタルOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として知られる『青の6号』(1998年に世界初のフルデジタルOVA作品として登場したアニメーション。クリエイター集団「GONZO」がアニメーション制作を担当し、監督は前田真宏)などでCGが使われていましたし、これから盛り上がっていくだろうと考えていました。ほかにもゲームなどの選択肢もありましたけど、僕が将来に向けて何をやるのかというのはフラットな状態でいたかった、というか、ノラリクラリしていたというか。 日らしいCGを模索 そんなとき、アニメの演出家さんやクリエイターたちと

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  • 三菱自動車、新型セダンの展開に誤算

    軽自動車の合弁事業をはじめ提携を拡大してきた三菱自動車とルノー・日産連合。その中でプロジェクトの1つがとん挫していたことが明らかになった。 2013年11月、両社はグローバルで商品・技術において協力関係を拡大させることを発表している。具体的な内容は、①軽自動車をベースにした小型車のグローバル展開、②電気自動車に関する技術や商品の共用、③ルノーから三菱自動車への新型セダン2車種の供給、という3柱だった。 1月中旬に検討中止が決定 このうち、ルノーから三菱へのセダン2車種の供給についての検討を中止することが1月中旬に決まった。第1弾として予定されていたのは北米市場向けの大型セダンだった。同セグメントは、トヨタ自動車の「カムリ」やホンダの「アコード」といった、有力車種がひしめく最量販市場だ。三菱もかつて北米専用車「ギャラン」を販売していたが、台数の低迷を理由に2012年に生産を中止していた。

    三菱自動車、新型セダンの展開に誤算
  • ドワンゴ川上会長、「炎上は放置、謝らない」

    前編はこちら→ ドワンゴ川上会長、「非リアは脳の問題です」 山田: 「非リア」に続いて、「コピー」について伺います。ネットの時代になってIP(知的財産)の考え方は変わっていくのでしょうか。 川上: これは単純なモデルで考えたほうがいいと思っています。まずコンテンツの可能性の数が有限か無限か。僕は基的には有限だと思っています。世の中の人間が作るものというのは、有限のパターンしかない。そうすると、先に生きていたほうが有利です。基、早いもの勝ちです。そうなると、人間が作ったアイデアというものには賞味期限があるべきだというふうに思っているのです。 コピーの制限が、創作の場を窮屈にしている もうひとつは、コピーすることに関して言うと、人間のアイデアって文明が発達していけばいくほど、1人だけではできなくなっていく。ほかの人のアイデアも利用しないと個人が活躍できないわけです。1人だけではモノを作れな

    ドワンゴ川上会長、「炎上は放置、謝らない」
  • 「住みよさランキング2014」トップ50

    東洋経済では、全国の市を対象に「住みよさランキング」を毎年公表している。このほど最新結果がまとまったので、上位50都市を紹介する(全都市のランキングは、『都市データパック2014年版』に掲載)。 「住みよさランキング」は、公的統計をもとに、それぞれの市が持つ “都市力” を、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点に分類し、採用15指標について、それぞれ平均値を50とする偏差値を算出、その単純平均を総合評価としてランキングしたもの。今回の対象は、2014年6月16日現在の791都市(全国790市と東京区部全体)で、今回が21回目となる(2011年は東日大震災により非公表)。 「保育所定員数」を新たに算出指標として採用 今回のランキング算出にあたって、昨年から大きな変更点がある。「安心度」の項目に育児関連の指標として、待機児童数を調整した「0~4歳人口当たりの

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