今日たまたまDVDで見ていた映画『悲しき瞳』(美空ひばり主演)では、中学生の修学旅行で普通に男女が同室で寝ている(しかも男女ともに着物の寝巻)のに驚いたので、その話からいろいろします。 この映画は1953年の映画で、くわしい情報は以下のところなど。 →悲しき瞳 - goo 映画 →あらすじ 悲しき瞳 - goo 映画(ストーリーの結末が記載されていますのでご注意ください) こういう昔の映画を見るときに気になるのは、「当時の現代」を描くのにどの程度のフィクションを入れているのか見当をつけるのが難しいことで、これがたとえば時代劇なら「この時代にこんな設定はありえないだろ」ということはいくらでもあるし、昔(映画初公開時)の時代劇を見る人もそこらへんの目茶苦茶さに寛容だったんだろうなぁ、と判断がつくわけです。 ところがこの映画『悲しき瞳』は、「佃島」にある中学、という設定なんですが、「1950年代