AWS S3へ巨大なファイルをアップロードする際、より高速に転送するには「マルチパートアップロード」を利用することが推奨されています。また一定サイズ以上のファイルはSDKやREST APIからはそもそもPUTすることができません。 マルチパートアップロードというと一見難しそうに聞こえるかもしれませんが理屈も使い方も非常にシンプル。対応したGUIのアプリを使えば裏側で自動的に行なってくれるためそもそも意識する必要すらありません。 今回はAWS CLIとWindowsやmacOS上のGUIのクライアントを利用した方法を取り上げます。 マルチパートアップロードとは S3のそもそもの話 オブジェクトのサイズ上限 マルチパートアップロードの上限値 料金の罠 不完全なデータを確認&削除 ライフサイクルを設定する アップロード方法 AWS CLI アプリ Cyberduck S3 Browser Win