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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (16)

  • 日本のテレビは幼稚なのに、専制国家イランは政府批判を堂々放送...違いはどこから?

    <低俗なバラエティーやドラマ、素人起用のワイドショー...日には見るに堪えないテレビ番組が多い一方、イランでは弾圧されつつも政府批判を放送し、硬派な社会派ドラマも人気だ> 私は日に住んで22年にもなるが、いまだに慣れないのは、英語で話しかけられることでも、役所で在留カードを見せろと言われることでもない。テレビ番組がどうしようもなく幼稚であることだ。 スイッチを入れれば、べ歩き番組、たくさんの芸能人が大騒ぎするバラエティー、若いタレントが演じる能天気なドラマ、専門家でもない芸能人や元スポーツ選手が時事問題にコメントするワイドショー。テレビは娯楽だから楽しければいいじゃないかという意見もあるし、硬派な報道番組もあると言う人もいるが、いかんせん幼稚で見るに堪えない番組が多すぎる。 ちまたでは旧ジャニーズ事務所における性加害問題が大きな話題になっているが、結果的にこの問題が長年にわたり放置さ

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  • 群馬・草津町議の「性被害」告発をうのみにした人々が今すべきこと

    <忘れられたニュースを問う石戸諭氏のコラム。女性町議が訴えた被害は虚偽の疑いが強いが、彼女を信じて支援した人々の責任は問われずじまい。反省の言語化が社会にとって有益なはずだが...> 群馬県草津町で町長による「性被害」を訴えた同町町議、新井祥子氏をめぐるニュースを覚えているだろうか。事の発端は2019年だった。彼女は黒岩信忠町長から、あろうことか町長室でわいせつ行為を受けたと大々的に告発したのだ。 彼女を支援しようという声が著名な女性運動家、知識人らの間で高まった。町長を批判するデモ隊が草津町を訪れたり、町の対応をめぐって「セカンドレイプの町」という批判がSNSで広がったりするなど、小さな温泉街は前代未聞の騒動に巻き込まれていった。 新井氏は住民投票の結果、町議を失職した。この件はCNNやニューヨーク・タイムズなど海外でも報じられた。一方、町長側は一貫して事実無根を訴えた。新井氏の刑事告訴

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  • 貧困について書くと悪辣なDMが大量に届く この日本社会で

    ヒオカ/1995年生まれ。地方の貧困家庭で育つ。noteで公開した自身の体験「私が“普通"と違った50のこと――貧困とは、選択肢が持てないということ」が話題を呼び、ライターの道へ。“無いものにされる痛みに想像力を"をモットーに、弱者の声を可視化する取材・執筆活動を行い、若手論客として、新聞、テレビ、ラジオにも出演 <なぜそんなことを言ってくるのか。貧困家庭の子は「生まれてきてはいけなかった」存在で、進学やあらゆる人生の選択肢をあきらめなくてはならないのか。貧困家庭出身の女性ライターが「可視化したい」ものとは> 貧困をテーマにした記事が公開されると、多くの人から理解を得られる一方で、目も当てられないようなコメントがたくさん付く。しかし、無理解の根源は、悪意よりも、単にごく身近に困窮している人がいないことからくる無知にあるのかもしれない。 地方の貧困家庭に生まれ育ち、現在はライターとして活躍す

    貧困について書くと悪辣なDMが大量に届く この日本社会で
    shichimin
    shichimin 2022/09/05
    大事なことがたくさん書いてある
  • ニッポンのリタイヤしたオジサンたちが次々と感染する「見えない病」の正体|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    退職した瞬間に、ぱったり交流が途絶える「友達」 よく高齢者向けに「ソロ社会」をテーマとした講演会を実施した際、特に男性の高齢者からこんな質問を多くいただきます。 「会社を辞めてから友達がいなくなった。どうすればいいか?」 この質問は、まず、前提の認識が違っていると思います。「友達がいなくなった」というのは、元は「友達がいた」という前提です。しかし、こうした質問をされる方は大抵「そもそも友達なんて元からいなかったのに、それに気づいていない」場合が多いのです。 彼らのいう友達とは、あくまで会社の同僚や上司・部下という「自分の周りにいた人」の事を指していて、決して友達ではありません。もちろん、会社の中で友達をもつ人もいるでしょう。頻繁に飲みに行ったり、休日にゴルフに行ったり、場合によっては、家族ぐるみで海水浴や旅行に行く間柄かもしれません。しかし、そのほとんどが会社を退職した瞬間に、ぱったり交流

    ニッポンのリタイヤしたオジサンたちが次々と感染する「見えない病」の正体|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • 遂に「日本売り」を招いた新型肺炎危機──危機を作り出したのはウイルスでも政府でもなくメディアと「専門家」

    世界から見た新型肺炎危機の「震源地」、ダイヤモンドプリンセス号(横浜、2月12日) Kim Kyung-hoon-REUTERS <日は新型コロナウイルス危機の震源は中国の武漢と思ってるが、世界には横浜のダイヤモンド・プリンセス号が震源だと思われている> 2月24日。日は振り替え休日で、テレビのニュースはひたすら新型肺炎でうんざりだったが、夜になるとネットのマーケットニュースは危機を伝えていた。 米国株価指標、ダウ平均は1031ドルの下落という大暴落。ナスダックの下落率はそれ以上で、3.7%の大暴落。3連休明けの日市場の株価は日経平均の下落は1000円を超えるものになるのは確実だ(これをみなさんが読んでいる頃は大暴落のあと、乱高下しているだろうが)。 当然だ。 これまで、株価が暴落しなかったほうがおかしい。 中国では工場も学校も実質閉鎖。再開したとはいうものの、学校はすべてオンライン

    遂に「日本売り」を招いた新型肺炎危機──危機を作り出したのはウイルスでも政府でもなくメディアと「専門家」
  • 被害者であることを武器にする「#MeTоо」は不快 「若い世代よ、しっかりして」

    <被害者意識を前面に押し出して戦えるのか、と作家メガン・ダウムが議論噴出を承知で直言> 信じられるだろうか。いまアメリカでは、決してトランプ支持者には見えない学者や作家から、左派による「言葉狩り」や知的な攻撃を批判する声が上がり始めている。作家メガン・ダウムの新著『何もかもが問題(The Problem With Everything)』もそんな内容だ。 作家にしてジャーナリスト、コロンビア大学で授業も持つ49歳のダウムは、独断的な視点を何より嫌う。 の中でダウムは2016年以降、離婚や中年期特有の問題といった自身のつらい経験を、ソーシャルメディアで紛らわしてきたと書いている。そこで彼女が注目したのは、人種やジェンダーについて「政治的に正しくない」意見を述べる人々を激しく攻撃する左派の存在だった。ドナルド・トランプ大統領の誕生を目の当たりにしながら左派が分裂していく様子に、ダウムは興味を

    被害者であることを武器にする「#MeTоо」は不快 「若い世代よ、しっかりして」
  • 香港デモ、進化系ゲリラ戦術の内側

    <香港警察が力で抑え込みにかかっても、情報戦に長け、デモ隊を守る新戦術を次々と編み出す変幻自在さに、香港と中国の両政府はついていけない> 逃亡犯条例改正案への抗議として始まったデモは、香港の将来を左右する壮大な闘いとなった。 光輝く超高層ビルが林立し、グローバル企業の拠点や超高級ホテルが集まる香港。その間の細い通りを何百万もの人々が埋め尽くし、中国土の締め付けに抗議している。 1997年にイギリスから中国に返還される際に保障された香港の特殊な地位は、これまでずっと政治的な火種だった。表に出ない形で不満がくすぶる時期もあれば、中国寄りの当局に抗議し、民主化を求めて炎が噴き出す時期もあった。 「一国二制度」の下、香港市民には、中国土の住民が享受できない個人の自由や政治的自由が認められている。ただし、返還時の合意では、こうした権利は50年間の期限付きで、2047年までしか保障されない。 欧米

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  • 山本太郎現象とこぼれ落ちた人々

    <反緊縮・反エリートを掲げる「れいわ新選組」は、日に左派ポピュリズムを根付かせるのか> 7月4日午前10時過ぎ――。参議院議員選挙が公示されたこの日、通勤の混雑が一段落した新宿駅はもう1つのラッシュアワーに見舞われていた。立憲民主党の枝野幸男代表が、躍進を果たした前回17年の衆議院議員選挙と同じ東南口でマイクを握り、西口では共産党の志位和夫党委員長が東京選挙区での議席確保を目指し声を張り上げる。そして午前11時、西口地下では山太郎率いる政治団体「れいわ新選組」も街頭演説の準備をしていた。カメラの数は既成政党のそれと比べても大差ない。 政治家というより、ロックスター然としたデニムジャケット、白のTシャツ、細身のパンツにスニーカーといういでたちの山が登場すると、集まった支援者は大きな拍手を送った。 「今の政治は皆さんへの裏切りだ。20年以上続くデフレ、異常ですよ。物価が下がり続け、消費が

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  • 「悟りってどんな状態?」悟った50人に心理学的手法で詳しく聞いてみた結果とは(TransTech Conferenceから)

    「悟りってどんな状態?」悟った50人に心理学的手法で詳しく聞いてみた結果とは(TransTech Conferenceから) エクサウィザーズ AI新聞から転載 <悟りをひらいたとされる人たちをインタビューした結果、「自我の感覚の変化」「雑念の減少」など、彼らの経験には一定の共通点があった。科学的手法で解析した「悟り」とは> 人類を進化させる技術TransTech Conference関連の記事4目。前回の記事「マズローの欲求5段階説にはさらに上があった。人類が目指す自己超越とは(TransTech Conferenceから)」の記事では、ハングリー精神や欠乏感を持って自己実現を目指しても、結局幸福になれないという話をした。 自己実現した多くの人は、その先を目指し始めた。また社会的成功を目指す途中の人たちも、激化する競争に疲弊し始めている。欠乏感から解き放たれた幸福に向かって、人類は進み

    「悟りってどんな状態?」悟った50人に心理学的手法で詳しく聞いてみた結果とは(TransTech Conferenceから)
    shichimin
    shichimin 2019/02/08
    つまりバカボンのパパになるってことね。これでいいのだ!
  • 「世界中が怒りを感じている」上位26人が下位38億人分の富を保有。富裕層があと0.5%でも多く税金を払えば、貧困問題は解決するのに

    「世界中が怒りを感じている」上位26人が下位38億人分の富を保有。富裕層があと0.5%でも多く税金を払えば、貧困問題は解決するのに <国際慈善団体オックスファムが年次報告書で貧富の格差がまた拡したと指摘。各国政府に富裕層や企業への増税を呼びかける> 新たに発表された報告によると、世界で最も裕福な26人が、世界で所得が最も低い半数38億人の総資産に匹敵する富を握っており、しかも貧富の格差は拡大し続けているという。 イギリスを拠点に貧困問題に取り組んでいる国際慈善団体オックスファム・インターナショナルが、このほど年次報告書を発表。拡大する一方の貧富の格差を是正するため、富裕層への増税が必要だと各国政府に呼びかけた。2008年の世界金融危機以降、世界の超富裕層の資産総額が数十億ドル単位で増えた一方で、世界人口のうち所得が低いほうの半数にあたる38億人の資産総額は10%以上減少した。 中東の衛星テ

    「世界中が怒りを感じている」上位26人が下位38億人分の富を保有。富裕層があと0.5%でも多く税金を払えば、貧困問題は解決するのに
  • 9.11のあの日から17年――「文明の衝突」から「文化の衝突」へ

    テロの現場、ニューヨークのグラウンド・ゼロにはいま新しいワールド・トレード・センターの高層建築がそびえる Carlo Allegri-REUTERS <米同時多発テロから17年の歳月が経過したが、異文化間の衝突の連鎖は今も続いている> 「9.11」から今年で17年になる。「時計の針が前にすすむと『時間』になります/後にすすむと『思い出』になります」と寺山修司は書いた。しかし、必ずそうなるとは限らない。17年経った今も、あの日の出来事から時計は前にも後にも進んでいないように思える。2001年の同時多発テロ事件を境にさまざまな衝突の連鎖が止まらない。 「われわれの味方か、それともテロリストの味方か」――当時のジョージ・W・ブッシュ米大統領のナンセンスな発言も思い出す。あれを境に空前のイスラム嫌悪が広がった! そして、それは今も続く。 「文明と文明との衝突が対立の主要な軸である。特に文明と文明が

    9.11のあの日から17年――「文明の衝突」から「文化の衝突」へ
    shichimin
    shichimin 2018/09/12
    いろいろ考えさせられる。
  • 京都市の大胆な実験 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    「東京のような発展」へのオルタナティブ 市内中心部を東西に貫く四条通で、車道を半減させ、あえて自動車の利便性を下げる工事が始まったが、これは東京や大阪との差異化を徹底して「京都ブランド」を前面に押し出す政策へと転換する動きの一端である(写真は清水寺近くの二寧坂) 2630ben-iStockphoto.com 京都市に四条通という道がある。平安京の条坊制の名残を今に伝える名前だが、市内中心部を東西に貫くこともあって、近代以降は京都随一の繁華街として賑わってきた。とりわけ八坂神社のある祇園(東大路通との交差点)から烏丸通と交差する四条烏丸までは、大阪方面と京都市内を結ぶ私鉄である京阪電鉄や阪急電鉄がすべての列車を停める大きな駅を構え、デパートや高級ブランド店、大規模書店、和装など京都ならではの老舗、さらにメガバンクの京都支店なども並ぶ。 今年の春先から、この四条通で大規模な工事が始まった。そ

    京都市の大胆な実験 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    shichimin
    shichimin 2016/01/02
    京都が歩きやすくなるのは旅行者としては歓迎。バスがもっとわかりやすくなるといいなぁ。
  • 日本の民主主義はどうして「順序が逆」なのか?

    特定秘密保護法案が可決されました。私は、事実上与党単独での採決がされたということよりも、以前は使われていた「強行採決」という言葉を使うべきところを、「採決の強行」もしくは「採決強行」と言い換えることで「ニュアンスを弱めた」というメディアの姿勢に違和感を覚えました。 それはともかく、もっと違和感を覚えさせるのは民主主義の実質的なプロセスと言って良い「世論とのコミュニケーション」が「可決前」ではなく「可決後」に行われている、つまり「順序が逆」ということです。 例えば安倍首相は法案の可決成立後に記者会見を開いて「今後とも懸念を払拭(ふっしょく)すべく、丁寧に説明していきたい」などと述べ、審議が不十分だったとの指摘に対し、「真摯(しんし)に受け止めなければならない。もっと時間を取って説明すべきだったと反省している」と話しています。 可決後に動き出したということでは、メディアもほとんど同じです。NH

    shichimin
    shichimin 2013/12/12
    "要するに政治とメディアと「絶叫デモ隊」が一種の共犯関係を作り上げ、全体として実務的な議論をサボったわけです。"
  • 日本企業は昔のパンパースと同じ間違いを犯している

    ブランド価値が企業の優劣を決める今、やみくもに品質を追求してじり貧に陥らないための、当の成長戦略とは 日ブランドが危なくなって久しい。今では世界に2つとない心躍る製品を生み出しているのはソニーでもパナソニックでもなくアップルであり、アップルを脅かしているのはサムスン電子だ。さらにそのすぐ後ろには、中国勢も迫っている。 一方、株式時価総額に占めるブランド価値の比率は高まる一方で、ブランド戦略は成長戦略そのもの。米プロクター&ギャンブル(P&G)の元グローバル・マーケティング責任者で『当のブランド理念について語ろう──「志の高さ」を成長に変えた世界のトップ企業50』の著者であるジム・ステンゲルに、ブランド価値向上の秘訣と日ブランド再生のヒントを聞いた。 ──消費者の忠誠心と財務成績をベースに世界のトップブランドをランキングした「ステンゲル50」に入った日企業は、楽天市場一社だけだった

    日本企業は昔のパンパースと同じ間違いを犯している
  • 震災が教えてくれた「らしくない」東京の魅力

    今週のコラムニスト:マイケル・プロンコ 東日大震災から2週間ほどたったある日、私はと吉祥寺の小さなレストランに出掛けた。客は私たち2人だけ。どこに座ってもよかったけれど、私は窓から離れたテーブルを選んだ。楽しく事をしている姿を通行人に見られたくないと、何となく思ったからだ。 レストランはいつもより照明を落としていて、少し寒かった。こんなときに外していることと、客が全然いないことへの罪悪感から、私は大して空腹でもないのに料理を注文し過ぎてしまった。 あの地震以来、東京の日常は変わった。大学に行くために中央線に乗ったら、何と座ることができた!「遅刻気味なのかな。それとも避難命令でも出ているのかな」と、不安になったほどだ。ところが電車だけでなく、都内はどこもガラガラ。みんな放射線量測定器を持って家に閉じ籠もっているのだろうか。 すいている電車、商品のないコンビニの棚、場所取りのされていな

    震災が教えてくれた「らしくない」東京の魅力
  • 日本政治メルトダウン

    NewsBeast InternationaList The United States ラストフライトは新時代の幕開け? Britain 愛され、恐れられたマードック新聞の功罪 Kenya 「アフリカの角」が苦しむ最悪の干ばつ Ivory Coast コートジボワールの和平はうわべだけ Britain ウィンブルドン症候群、原因は草系男子? Russia 宇宙競争はロシアの勝利で終幕 Asia South Korea 五輪を招致しても李明博には不満 Pakistan 対アフガン攻撃に各国が沈黙する理由 US Affairs ガイトナー「辞意」リークは身内の仕業? 米軍リストラを目指す新国防長官の内なる敵 IMF前トップを訴えた女性の「過去」 娘殺害疑惑の女性に無罪評決 Business 韓国FTAが赤字でも大成功と言えるのは 中国「世界の工場」の終焉と次なる針路 創業者たちが逃げ出すツ

    日本政治メルトダウン
    shichimin
    shichimin 2011/07/19
    うわぁ。。。日本版とはいえ海外誌にこんな特集組まれるって。。。
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