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ナショナリズムと本に関するshig-iのブックマーク (2)

  • 『想像の共同体』についてのいくつかの誤解 – The Long Wait

    ベネディクト・アンダーソンの著した『想像の共同体』というがある。80年代に勃興したナショナリズム論の白眉であり、ナショナリズムを研究するものにとってはひとつの到達点であると同時に開始点でもある。しかし書は、あらゆる古典と同じように、あまりにも有名になってしまった余り、陰翳に富んでいたはずの議論が単純化され、誤解され、しばしば誤って理解されたまま批判の対象となってしまうことがある。マーク・トゥウェインの言うように、「古典とは、誰もがすでに読んだ事があると思いたがっているが、誰も読もうとしないものである」というわけだ。 しばしばアンダーソンに対して行われる通俗的な批判は、「あらゆる共同体は想像の産物ではないか」と指摘することで、その分析的意味を減じようとするものだ。このような批判が的を射ていないことは、書の序章を読むだけでも朖かである。この批判はアンダーソンがアーネスト・ゲルナーに向けて

    『想像の共同体』についてのいくつかの誤解 – The Long Wait
    shig-i
    shig-i 2014/06/04
    「アンダーソンはナショナリズムの「創造性」を批判することでそのプロジェクトを否定しようとしている」は誤解など
  • 加害と被害のあいだ - 美徳の不幸 part 2

    先ほど、風呂の中で読了(半身浴、というか足湯で読書して、汗を流している)。 民族とネイション―ナショナリズムという難問 (岩波新書) 作者: 塩川伸明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/20メディア: 新書購入: 15人 クリック: 94回この商品を含むブログ (60件) を見るタイトル通り、ナショナリズム問題の入門書。巻末の参考文献も充実しており(日語限定、というのが却ってありがたい)、助かる。塩川先生が後書きで自らおっしゃっているように、先生のような旧ソ連・ロシアをフィールドにしている人が、そこの数々の事例を列挙していき論証しようというのは、意外と今まで少なかったので、その意味でも有用だろう(実際、他地域の記述よりも、力が入っている気がした)。例えば、僕などはアルメニア=アゼルバイジャン紛争について全く知らず、欧米の綺羅星のような知識人たち(デリダ、レヴィナス、バー

    加害と被害のあいだ - 美徳の不幸 part 2
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