【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
【読売新聞】 民間企業に非正規労働者の処遇改善や正社員化を求めておきながら、政府や自治体が非正規で働く人を増やしているようでは説得力を欠く。 国の機関では、事務の補助やハローワーク相談員などで、計15万8000人の非常勤職員が働いて
【読売新聞】大津市文化財保護課は15日、同市の穴太遺跡の発掘調査で、飛鳥時代から奈良時代のものとみられる石積みの基壇状遺構と池状の遺構が出土したと発表した。「両遺構はセットで一つの庭園だったのでは」としており、近江大津宮への遷都(6
【読売新聞】 福岡県は13日、総額2兆1975億円の2023年度一般会計当初予算案を発表した。芸術教育を充実させるため、県内外の小中学生を対象に県立と市町村立の美術館や博物館の入場料を無償化する。都道府県単位では全国初としている。
北海道東川町が建築家の隈研吾さんらと「デザインミュージアム」構想を進め、2026年度のオープンをめざしている。タレントのタモリさんがレコード約1万枚の寄贈を申し出るなど、公立では珍しい構想は広がりを見せつつある。(森近正) デザインミュージアムの完成イメージ この「KAGUデザインミュージアム」は旧東川駅前の倉庫3棟を改装し、隈さんの作品の模型や家具のコレクションなどを展示する。改装費用20億円は町のふるさと納税でまかなう計画だ。 デザインミュージアムは、国や地域の歴史や文化に根ざした各種デザインを体系的に保存・紹介し、同時代の動向も示すことで、未来に向けた着想の起点を目指す施設だ。ロンドンやベルリンなど主要都市に自治体が設置し、専門家やデザインを学ぶ学生のほか、観光客などでにぎわっている。 文化庁によると、日本ではデザインミュージアムを巡る法的な定義はない。民間では2007年、デザイナー
【読売新聞】 奈良県明日香村の飛鳥池遺跡(7世紀後半)で、古代の仮面舞踊劇「 伎楽 ( ぎがく ) 」に使用する面の一つ「 酔胡王 ( すいこおう ) 」を描いたとみられる木簡が出土していたことがわかった。日本書紀には7世紀前半に朝
【読売新聞】 大津市の三井寺・護法善神堂で2019年9月、細長い木片1点(長さ約50センチ)が見つかった。堂内に 祀 ( まつ ) る重要文化財「護法善神立像」(平安時代)が、肩から羽織る長い布・ 天衣 ( てんね ) の先端部を造
奈良時代に創建された西大寺の 食堂(じきどう) 院跡の井戸から出土したモモ核(種を包む内果皮)にネズミが食べた痕跡が発見された。奈良文化財研究所が「紀要2022」で公表した。奈文研は「当時の人々の生活環境を研究する上で貴重な資料」としている。(土谷武嗣) 奈文研 西大寺の井戸調査 食堂院は、僧侶が食事を取る場所で、食事を準備する台所などの施設もあった。井戸は奈文研が2006年に実施した発掘調査で確認。井戸からは、米や野菜などの食材が記された木簡、箸や皿のほかに、サケやタイ、サバ、アジなどの魚の骨も発見されており、当時の寺院で廃棄された食べかすとみられている。井戸は8世紀末には使われなくなったと考えられている。 井戸からは1700個のモモ核も出土。そのうちの穴が開いた53個を分析したところ、27個の穴の部分に0・2~0・3ミリの平行する溝状の痕跡が見つかった。 自然界でモモと同様の核をもつオ
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