5つのペルソナの開発が完了し、そのペルソナを活用したリード・ジェネレーションを行うわけだが、まずはFatWireのビジネス領域であるCMS市場の「環境研究」として、日本における普及のプロセスを整理してみよう。IT系のメディアで、CMS製品の比較記事は2004年から出現し、導入希望ユーザーがCMS製品の比較をはじめ、選択が容易になり普及が加速した。 2004年から2005年頃は、この連載の『第3回:「5つのペルソナ+1」を選択』で5つ(※)に分類したCMS活用の(2)(3)として挙げた「コーポレートウェブのサイトでの更新ツール」としての普及から、CMSの活用は始まった。 ※(1)部分サイトへの適応事例、(2)コーポレートウェブ事例(単純)、(3)コーポレートウェブ事例(複雑)、(4)イントラ事例、(5)自治体事例 コーポレートウェブにはIR、会社情報、製品情報、FAQがあるが、広報部門で運用