Inc.:デジタル化の流れは、森林にとっては良いことでしょう。しかし、記憶にとっては悪いことのようです。最近の研究によると、電子書籍で本を読んだ人は、紙の本で読んだ人に比べて、内容を記憶している度合いが著しく低いことがわかりました。ノルウェイのスタヴァンゲル大学の研究者、アン・マンゲン(Anne Mangen)氏の新しい研究では、50人の被験者に28ページの短編小説を読んでもらい、後から重要なシーンをどれくらい思いだせるかをテストしました。このとき、被験者の半分はKindleで、残りの半分はペーパーバックで読んでもらいました。 登場人物や設定を思い出すことに関しては、どちらのグループも同程度の成績だったと、ガーディアン紙が報告しています。ところが、物語のプロットを再構築するよう頼んだところ、大きな違いが見られました。電子書籍で読んだ人は、14のストーリーイベントを正しい順番に並べるテストに
「元年は何度も来たが、いつまでも二年が来ない」と揶揄(やゆ)される電子書籍。だが、今度こそ本格的に普及する時代が来るかもしれない。評論家でジャーナリストの立花隆氏が2日、「東京国際ブックフェア」(東京・有明)で講演し、義務教育の現場が電子書籍普及のカギとなる、と強調した。■学校発で社会変革へ このフェアは出版関係者向けの商談展。立花氏は2003年にも講演を行い、「先行き真っ暗の大不況であればこそ、大チャンス到来の大乱世のはじまり」と話したという。しかし、実際の出版不況は予想を超える深刻さで、「出版社だけでなく、書店も取り次ぎも先が見えない」と嘆いた。 その上で、「11年前にも『日本でも電子書籍時代が来るぞ』という話をしたが、今度は本当に来る。学校教育が変わるからだ」と断言。大阪市や東京都荒川区の小中学校などでタブレット端末の導入が進んでいることを例に挙げ、「教育現場に電子ブックリーダー的な
前回の記事で、電子書籍を作って出版したことを書きました。そのときに出版までにやったこととかを書いておきます。「自分も個人で電子書籍を出してみたい」という方は参考にどうぞ。あんまり縦書きに向いてない記事だけど、物書きの人も幾人か購読されてるようなのでこのブログで。 基本的に縦書きの文学書を出版することを考えて書いています。 EPUB3で作ることにする 電子書籍にはフォーマットがいくつかあって、特に使われているのがEPUBと、Amazon Kindleが採用しているMOBIの二つ。MOBIはEPUBから簡単に変換できるので、基本的にEPUBを作ることだけを考えます。 EPUBを作るソフトウェアを検索するとSigilとかCalibreとか出てくるんだけど、「EPUB2」という古い仕様しか対応してないです。EPUB2は縦書きにできず、ルビも使えない。たぶん英語のことしか考えられてない。 そこでEP
昨日は別にいいかと書いたし、サムネイル用写真も昨日の流用ですが、昨日Twitter上で知った「事件」に思うところあり、やっぱり書くことにしました。 武蔵大学「クリエイティブ・ライティング」特別講演をした事です。 その内容ではなく、その途中で実施した挙手アンケートで、俺は愕然としたのです。 ちなみに昨日の「事件」とは、こちら。 ■文庫だけでなくコミックも!角川書店Kindle版電子書籍70%オフセール中だぞ急げ! 角川文庫、角川ホラー文庫の小説のみならず、エース・コミックスやあすかコミックスなどマンガの単行本のKindle版電子書籍が、軒並み70%オフセールとなったのでした。 俺も『強殖装甲ガイバー 』Kindle版全巻買っちゃったし。 で、一体講義の最中一体何が「事件」だったかと言うと…… この前嵐のように拡散された「電子書籍の現状」について補足する この記事の主旨は、「学生よ、本を買え。
はてなブログでは2013年7月19日(金)、ブログを電子書籍化する実験的な施策として、オムニバスの電子書籍『電書はてなブログ 準備号』を、国内の各電子書籍ストアから期間限定で配信開始しました。はてなブログのアンソロジーとして、この春によく読まれて話題になったエントリーを編纂いたしました。この準備号を足がかりに、はてなブログを起点とした電子書籍の可能性を検証・検討していこうと考えています。 国内各電書ストアで期間限定配信中 電書はてなブログ 準備号 書名 電書はてなブログ 準備号 配信予定日 2013年7月19日(金) ※1ヶ月間限定配信予定 価格 180円 ※ストアによっては消費税が外税となります。 配信する電子書籍ストア Amazon Kindleストア、紀伊國屋書店BookWeb、BookLive!、シャープGALAPAGOS STORE、セブンネットショッピング ほか国内各電子書籍ス
電子書籍サービス「Yahoo!ブックストア」が、手塚治虫の名作漫画「火の鳥」「ブラックジャック」「ブッダ」の全巻無料キャンペーンを5月29日~6月4日までの7日間限定で開催しています。スマートフォン/タブレットアプリ限定で、PCからの閲覧はできませんが、アプリさえダウンロードすれば会員登録不要で作品を楽しめます。 7日間限定の太っ腹企画 アプリのトップページにある「無料の本」から、今回のキャンペーンコーナーを選択すると、キャンペーン対象作品の全巻がズラリとリストアップされます。自分の読みたい巻をタップするとダウンロードが始まり、ダウンロードが終われば中身を読めます。 PCからは見られません。スマホでアプリをダウンロードだ! 試しにiPhone 4Sにアプリをダウンロードして作品を読んでみましたが、アプリ上でサクサクと作品を読み進められました。期間限定とはいえ、名作をこれほど手軽に無料で読め
» 【ベストセラー確実か】Amazonですべて手書きの本が発見されて話題 / 購入者「帝国の歴史や文化がわかる貴重な一冊」 特集 オンラインショップ『Amazon』で、非常に興味深い本が発見され話題となっている。この本はKindle版(電子版)として販売されており、タブレットPCで読むことができる。絵も文字もすべて手書きで、鉛筆やペンで描かれている。この本に対するインターネットユーザーの反応を調べてみると、あまりにも奇抜で興味深い内容のため、けっこうバカ売れしているようだ。 ・『架空の歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編』 この本のタイトルは『架空の歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編』(304円)で、著者は設楽陸先生。原書が1冊しか存在しないためか、電子版のみでの販売になったと思われる。その内容がスゴイとインターネット上で話題となっているのだ。気になるその内容とはどんなものなのか? ・侵略や
Amazonの自費出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が日本でも開始2012.10.25 15:45 個人での出版も電子書籍ならハードルが下がりますね。 先日の日本でのKindleシリーズ発売に続くかたちで、Kindleストア用の本の出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が日本でもサービス開始しました。これを使うことで、個人でも簡単にKindleストアに本を出版することが可能になります。 手順はおおまかに以下のとおり。 1. アカウント作成 2. コンテンツのアップロード 3. 本のプレビュー表示 4. 権利、価格情報の入力 5. 本を保存して出版 6. Amazonによるコンテンツのレビュー 7. 出版 8. Kindleストアで販売 と、簡単に説明するとこんな感じのようです。詳しい手順は公式サイトをご参照あれ。出版者が受け取れるロイヤリティには35
長らく放置状態にしていた物置を大掃除。すると出てくる出てくる、引越し以来開けていないダンボールや、二度と着ないであろう服、未だ読んでないものも含めた大量の本、長らく聞いていないCD。。。「いつかまた」と思って残してきたこれらの荷物達ですが、この状態では「いつか」も一生こないのはいい加減明白。思い切って「捨てる」「売る」「電子化」することを決めました。 大切な本は電子書籍化 電子化すべきか、残すべきか 掘り出されたダンボールの中身は、また読むかと思って残している書籍から、買ったものの一度も読んでいないもの、あるいは読み終わって処分していないものまで様々。不要なものは、捨てるか売るかするとして、問題は残しておきたい書籍達。紙の形はかさばるし、持ち歩くのも一苦労なので、ここはやっぱり電子化したい。とはいえ、自分で自炊環境揃えるのも大変ですので、前から気になっていた自炊代行サービスを利用することに
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 このところ電子書籍の話題が、メディアを賑わしていますね。 AMAZONのKindle、Apple社のipadに加えて、日本の通信会社、書店など、多くのステークホルダーが、電子書籍市場への参入を表明し、「明日のプラットフォーム」の「主導権」を握ろうとしています。まさに群雄割拠。関係者の方々は、さぞエキサイティングな日々を過ごしていることでしょう。 東京ビックサイトで開かれている「デジタルパブリッシングフェア」もめちゃくちゃ盛り上がっているそうですね。何人かの方からご報告をいただきました。ありがとうございます。 僕も、一応、年間で数十万円の本を買う「読者」の一人です。また、あんまり売れなくて出版社の皆さんには申し訳ない
読書の秋ですね。 最近荷物を減らすのが密かなマイブームなのですが、移動中に読むために文庫本とか新書を持ち歩くのがジャマでいやだなあと葛藤していました。 iPhoneはみるみるバッテリー残量が減っていくので読書用に紙の本を持ち歩いていたのですが荷物が減らないので、「よしiPadかKindleを買おう」とここ数ヶ月考えておりました。自宅の本棚もパンパンだし、テキストで完結するものはデータに切り替えようと決意。 iPadがあればアレもコレもできるしなーでもそんなハイスペックなものってわたしには必要あるのかなーとずっと悩んでいたところ、こちらのブログでKindleにかなり傾く。 KINDLE 3 http://blog.drazone.com/archives/kindle3 確かにiPhoneでいろいろできるよと言っても逆にいろいろできすぎて気が散るし、iPadを読書メイン目的で買うのもなんか違
米Amazon.comが無料で提供するiPhone、iPad向けの電子書籍リーダーアプリ「Kindle for iOS」に辞書機能が搭載された。またハード機器のKindleのほうはソーシャルメディアとの連携機能が搭載されたし、Appleが提供する電子書籍リーダーアプリiBooksにも辞書機能が搭載されている。米IT大手間の電子書籍リーダー開発競争のおかげで機能拡充がハイピッチで続けられているわけで、もはや紙の本は不要とまで思えてきた。 iPhoneやiPadでKindle for iOSを新バージョンにアップグレードすれば、「ホーム」画面でNew Oxford American Dictionaryという英英辞典をダウンロードできるようになった。もちろん無料だ。その後、書籍コンテンツ上の分からない英単語の部分に指を置くだけで画面の下にその単語の意味が(英語でだけど)瞬時に表示されるようにな
“普及元年”といわれる電子書籍の端末とサービスを国内で展開する主要6陣営が出そろった。ソニーは25日、専用端末「リーダー」2機種を12月10日に国内で発売すると発表。凸版印刷などと手を組み書籍約2万冊を取り扱う電子書店「リーダーストア」も立ち上げる。来年初めにかけて、各陣営のサービスが本格化。“群雄割拠”の覇権争いが幕を開ける。関連記事ソニー、国内でも電子書籍専用端末「リ…【サブカルちゃんねる】電子書籍化で新…記事本文の続き 「本を読む機能の使いやすさに特化したのがリーダーの強みだ」 米国ソニーの野口不二夫上級副社長は同日開いた説明会でこう述べた。 ソフトバンクが扱う米アップルの「iPad(アイパッド)」など他陣営の端末が、動画の視聴など多機能を備えるのに対し、電子書籍に特化した端末で勝負をかける。 リーダーは、画面サイズ5、6インチの2機種。液晶画面のアイパッドとは違い、省電力の電子ペー
小説「限りなく透明に近いブルー」などで知られる芥川賞作家、村上龍氏(58)が電子書籍を制作・販売する会社を設立する。村上氏自身の既刊本や新刊本のほか、瀬戸内寂聴氏(88)らほかの作家の作品も電子化し、米アップルなどのサービスを通じて配信する。4日に村上氏らが記者会見し、発表する予定という。 設立する会社の名称は「G2010」(東京都世田谷区)。資本金は1000万円で、村上氏とソフト開発会社(同)が折半出資する。 麻薬とセックスにおぼれる若者たちを描いたデビュー作「限りなく透明に近いブルー」(1976年)などから順次、電子化し、年内にも配信を開始。瀬戸内氏やよしもとばなな氏(46)の未発表作品の電子化も手がける予定という。 開発費を回収した後、電子書籍収入の40%前後を作者に配分する。出版社との関係も維持し、既刊本の電子化でデータやアイデアの提供が出版社からあった場合は対価を払う。また、電子
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