『日本文学ふいんき語り』 (麻野一哉 ・ 飯田和敏 ・ 米光一成/双葉社1680円) 夏目漱石『こころ』、谷崎潤一郎『痴人の愛』、三島由紀夫『金閣寺』 などの名作に加え、『電車男』、『半島を出よ』 などのベストセラーを三人のゲーム作家が語りつくします。『こころ』が『めぞん一刻』っぽいなど、彼ら独特の名作の鑑賞法は読んでいて楽しい驚き・脱力の連続。 エキサイトブックスの連載分に大幅加筆し、注釈たっぷり、語り下ろし「山椒魚」編をつけたら、336ページという分厚い本になってしまった……ということで、オトク感もたっぷりです。 >>この本に関する告知・雑談は日本文学ふいんき語りブログで! どんな本でもゲーム化してみせる「ベストセラー本ゲーム化会議」(BGK)参上! 今回のターゲットは、村上龍の『半島を出よ』。上下巻です、厚いです。だからこれを読むって決めた時は「えー?」って感じだったんで