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社会と人間に関するsoleil266564のブックマーク (43)

  • 体の「強張り」に思う自然体への挑戦

    年を取ると体のあちこちが硬くなる。 私もいつの頃からか前屈が始まらなくなった。 「始まらなくなった」というのは、「はい、前屈を始めてください!」という号令の後、前屈にトライするものの、「早くやってください!」と急かされることがしばしばで、始めた時と準備段階とが全く変わらないほどの硬さ、ということだ。汗。 他には、足つぼマッサージが体にいい、と聞いてゴリゴリやっていたら、足裏の角質が硬くなって奥の痛いところ(反射区という体にいいところ)まで届かなくなってきたので、止めてしまった。 最近、頭蓋骨はがしという健康法があるらしい。 板のようなもので頭を擦るもので、硬くなってきた頭は軽く擦るだけで悶絶するくらい痛いらしい。 真似てやってみると案の定かなり痛い。 お腹に(例えば癌などの)疾患がある人は、お腹をさすってみると硬いことが多いというのもある。 こんなことまで聞いたことがある。 考え方に柔軟性

    体の「強張り」に思う自然体への挑戦
    soleil266564
    soleil266564 2024/03/06
    新しい記事が掲載されました。(著者:RYO SASAKI)
  • どうでもいい話をしたくなる人こそ、実は「どうでもよくない存在」という話。|RANGER

    先日Xを眺めていたらわびさんという方の投稿がタイムラインに流れてきた。 「どうでもいい話ができる人」はマジで大切にしたほうがいいです。 中身のある話って誰でも聞いてくれるけど、中身のない話はお互いのことを理解し合っていないと長続きしないからです。 どうでもいい話をしたくなる人こそ、実は「どうでもよくない存在」だと思っています。 多くのいいねを集めていたこの投稿は、私にとっても大いに共感をする内容だった。 確かに私も思う。 どうでもいい話をしたくなる人こそ実は「どうでもよくない存在」だ。 そしてだからこそ、そういう人がもし今近くにいたとするならば、死ぬほど大事にした方がいい。 * 話は変わるが、2019年に世界遺産石見銀山の麓にある大森町に滞在していた時のエピソードについて少しだけここで語らせて欲しい。 滞在中、私は群言堂の松場忠さん(現グループ代表)の粋な計らいで、街並み保存に関する討論会

    どうでもいい話をしたくなる人こそ、実は「どうでもよくない存在」という話。|RANGER
  • 人生あっという間に過ぎてしまっては、長生きだとは言えない!?本当に長生きする方法。|RANGER

    夏が終わって、急に寒くなった。 「このままだと、秋や春がなくなって夏と冬だけになってしまうんじゃない?」 最近の気候変動を憂う声が聞こえてきた。 確かにここ数年は、夏の暑さ具合といい、急な寒暖差といい、昔とは違ってきているように感じる。 とは言うものの、ホントに秋や春がなくなるんだろうか? また、変に物事を疑り始める。 人の暑いあるいは寒い、といった不快感は、その感覚をアラートとして危機に対応するために授かっているものである。 人は生きていくために、暑いなら冷やさないとならないし、寒いなら暖めないと健康に生きられない。 つまり、不快な瞬間は気がつかないとならないから、印象に残るようにできていて、逆に快適な瞬間は放っておいていいから、印象に残らないようにできている。 その結果、感覚的に、不快な夏と冬は長くて、春と秋の快適な期間は短く感じられるはずなのだ。 それで、春、秋は実際よりも少なく見積

    人生あっという間に過ぎてしまっては、長生きだとは言えない!?本当に長生きする方法。|RANGER
    soleil266564
    soleil266564 2023/11/07
    新しい記事が掲載されました。
  • あえて「共同幻想」という言葉を使って、すべてのものといい距離を取る。RANGER

    共同幻想・・・複数の人間の中で共有される幻想の事。 養子に入った岸田秀さんが、養母をどうしたら愛せるか?と悩んだ末に、愛さなくてもいいんだ、という境地に至った、確かそんなような話でだったと思う。 誰もが常識的に持っている「子は母親を愛すものである(愛さなければならない)」という観念が「共同幻想」であると悟った。 調べてみたところ、この「共同幻想」という言葉を使い始めたのは詩人で思想家の吉隆明だった。 吉岡隆明さんは、「国家」という概念も「共同幻想」であると言った人だ。 種族、国、村、会社、サークル、家族、あらゆる組織に禁制(タブー)などを含むルールがあって、文化がある。 それらには、その組織独自の、こうしなければならない、こうしてはいけない、こうしたら素晴らしい、こうしたら美しい、こうしたら怖い、などなどが含まれているわけだが、これらすべての観念が「共同幻想」と言われるものである。 そこ

    あえて「共同幻想」という言葉を使って、すべてのものといい距離を取る。RANGER
  • 「影のあるところに光がある」私の苦痛(マイナス面)の裏側にあるプラス面を探る。RANGER

    約1年ぶりになるが、今回も私事の股関節痛について書こうと思う。 そう思ったのはまた少し自分の体にいい変化が出てきたからではあるのだが、それに加えてこの苦痛を伴う私の不幸な出来事に、もしプラスの面があるならば、それはどんなことなんだろうか?という興味が湧いてきたことが大きい。 んっ!?ずいぶんお行儀よく書いたものだ。 実体は、 「何でこんなに長い間、辛い思いをしなければならないんだ。 プラス面でも見つけないとやってられるかい!」 といった怒りのエネルギーが沸々としている、というのが正直なところだ。汗。 私は、この怒りのエネルギーを昇華させる場所を探しているのかもしれない。 「光あるところに影がある」 この言葉が後押ししてくれる。 世の中は、ある事はプラスのことであり、ある事はマイナスのことである、なんてシンプルにはできていない。 世の中のすべての物事にプラスとマイナスの両面がある。 何事にも

    「影のあるところに光がある」私の苦痛(マイナス面)の裏側にあるプラス面を探る。RANGER
  • 「大人が孤独感を感じてしまう構造」と「守護神」という役割の必要性について。

    もう随分前のことですが、こんな投稿をしたことがありました。(当時のTwitterに) 歳を重ねれば重ねるほど「人を好きになること」って大事になるんだな、とふと思いました。 若い時は誰でも自分に優しくしてくれます。 赤ちゃんや子供をイメージすれば分かるかと。 しかしながら、歳を重ねれば重ねるほど「価値」か「好意」のどちらかを相手に示さないかぎり、どんどん「孤独感」を感じてしまいます。 「価値」は相手によって見出されたり見出されなかったり、そして上下するものなので自分でコントロールできない場合がほとんどです。 一方で「好意」に関しては自分でコントロールすることが可能だと思います。 シンプルに自分が好きな気持ちを持てばいいわけだから。 だからこそ、孤独感を感じたくないと思うなら、歳を重ねれば重ねるほど「人を好きになること」が大切になってくると思うわけです。 ちなみに、孤独感と孤独は非なる概念なの

    「大人が孤独感を感じてしまう構造」と「守護神」という役割の必要性について。
  • 「人は名前を付けることで、新しい概念について向き合い、ちゃんと考察できるようになる」という確信がさらに強まった。

    「人は名前を付けることで、新しい概念について向き合い、ちゃんと考察できるようになる」という確信がさらに強まった。 人は名前を付けることで、新しい概念について向き合い、ちゃんと考察できるようになる。 これは私が今日までの仕事人生を通して得てきた確信の一つである。 それゆえ、クライアントワークでは当然のことながら、個人的に行うプロジェクトでも名前を生み出すことにこだわってきた。 参照:やりたいと思ったことをやる時に採用している「プロジェクトデザイン思考」についての話。 そして最近になってこの確信がさらに強まるウルトラ刺激的な経験をした。 ということで今回はこの経験について書いてみたい。 北海道浦河町べてるの家の見学に行ってきた つい先日のことだ。 私は運営に携わっているコミュニティの企画で、北海道浦河町にある「べてるの家」というところに行ってきた。 福祉・医療の分野にいる人であれば知っている人

    「人は名前を付けることで、新しい概念について向き合い、ちゃんと考察できるようになる」という確信がさらに強まった。
  • 行動遺伝学に、人生という「不平等なゲーム」の攻略法を学ぶ。RANGER

    こちらのでは、人の性格を表す特徴項目を8個上げている。 ①外向的 or 内向的 明るいか、暗いか ②楽観的 or 悲観的 精神的に安定しているか、神経質か ③同調性 みんなと一緒にやっていけるか、自分勝手か ④共感力 相手に共感できるか、冷淡か ⑤堅実性 信頼できるか、あてにならないか ⑥経験への開放性 面白いか、つまらないか ⑦知能 賢いか、そうでないか ⑧外見 魅力的か、そうでないか 前提としてこれらの項目は、白か黒かの二択ではなくて、程度問題であって学力偏差値のように正規分布するものである。 これらの項目すべてが遺伝に大きく影響を受ける。 イケメンに生まれることを選ぶことができないように、外向的に生まれたくても内向的に生まれてきてしまうこともある。 ちなみに、外交的と内向的の質は、敏感か鈍感かにあるとも言う。 人に限らず、動物は刺激が足りなくなると刺激を求め、刺激があり過ぎると減

    行動遺伝学に、人生という「不平等なゲーム」の攻略法を学ぶ。RANGER
  • 欲の循環をキッカケにして、自分のワガママへの向き合い方が刷新された。RANGER

    前回の記事には、好み(欲)の循環の話を書いた。 夏にまたビールが飲みたくなる、といったごく普通の季節循環だったり、健康法について久しぶりに急に興味を持ち出したりするなどと・・・。 間もなくして、この”循環”という言葉を今度はお会いした方からたまたま聴くことになった。 それは少し面白い場所でのこと。 今回もこのたまたまをキッカケにして、また”循環”という言葉から思ったことをツラツラと書いてみたい。 それは、予想できなかった結末、自分の「ワガママとの向き合い方」にまで発展してしまった。汗。 ワインのペアリングの会 何回か参加させていただいている『ワインのペアリング(相性のいいワインと料理を合わせる)の会』なるものがある。 このペアリングの会が少し変わっている。 まずは、開催される場所が自然派ワイン(農薬等の薬品を極力使わないワイン)を中心に販売している酒屋さんの店内であるということ。 次に、外

    欲の循環をキッカケにして、自分のワガママへの向き合い方が刷新された。RANGER
  • 良い社会、良いコミュニティ、良い人間関係の根拠は「一般意志」にあり。

    初っ端から自分の話になってしまい申し訳ないが、私がコミュニティマネージャーをしているコミュニティで、今年の頭から「対話・ファシリテーションの練習会」が定例化している。 定例化のきっかけとなったのは、それこそ、このコミュニティの中で昨年行われた「一人一人が自立・自走して幸せに活動できる集団形成」を主題にしたある講座だった。 その講座から得られたエッセンスは以下のようなものである。 ・一人一人が自立・自走して幸せに活動できる集団形成をしたいなら、手っ取り早いのは自己肯定感が高い人を集める(あるいは高めポテンシャルのある人) ・ただ、現実的にこれが難しい場合が多いと考えると、自己肯定感を高め合うような習慣や取り組みをこれから継続的に行っていく必要がある(日人は民族的に自己肯定感がそもそも低い) ・自己肯定感を高め合うには?無条件の受容、相手の内発的動機(フロー・やりたいこと)を引き出すなどが必

    良い社会、良いコミュニティ、良い人間関係の根拠は「一般意志」にあり。
  • 多様性社会のためにできることは、少しずつ自分のキャパを広げていくことだ。RANGER

    最近の仕事のやりとりから、数年前に北海道に行ったことを思い出した。 その時には、「べてるの家」というところに訪問した。 こちらは、幻覚や幻聴などの精神障害のある人が100名以上暮らしている施設だ。 さまざまな症状を無理に直そうとするのではなくて、受け入れていこうという方針が、ここの他と大きく違うところ。 ミーティング中、大声を上げている人がいても、いつものことで周りの誰もが放置している。 また、当事者研究と言って、どんな時にどんな幻覚が起こるか?なぜそうなるのか?当事者が自身で分析し発表するというユニークな方法がずーっと継続して行われている。 幻覚があることを自他ともに個性として認めているのだ。 大いに刺激のある訪問だった。 そもそも、この訪問には、多様性社会について学ぼう、というねらいがあった。 私は、少し前にも「自分の取説作成のすすめ~メタ認知は多様性社会への第一歩なのだ~」という記事

    多様性社会のためにできることは、少しずつ自分のキャパを広げていくことだ。RANGER
  • 「キレ芸」から学ぶ、日々の大切さ~なんにしても経験がものをいうのだ~RANGER

    このGW、私が夢中になっていたものに「キレる人の動画」がある。 キレるとは言っても、物ではなくてお笑いの「キレ芸」に当たるものだ。 目に留まった「キレ芸」の使い手は、カンニング竹山さん、ダイアンの津田さん。 お笑いのツッコミ役でもあり、例えば「なんでやねん!」「おかしいだろ!」などの言葉であらゆることに文句をつける。 その様に思わずほくそ笑んでしまう自分がいる。 なぜ、そんな文句タラタラに惹かれるのだろうか? 私だって曲がりなりにも、世の中をそんな風にネガティブに観てはならない、と何回も改心してきたのではないだろうか? 言霊(コトダマ)があって、ネガティブな言葉はネガティブな事を引き寄せると避けてきたのではなかっただろうか? こんなところから、なぜ私が「キレ芸」に惹かれるのかについての分析が始まってしまった。 この素晴らしきGWに家にこもったまま・・・。汗。笑。 このつたない分析の先の着

    「キレ芸」から学ぶ、日々の大切さ~なんにしても経験がものをいうのだ~RANGER
  • ChatGPTが普及した社会において「賢いと見なされる人」について考えた。

    今年に入ってから生成系AIChatGPT」に関連した話題が爆増している中、個人的に特に目に留まったtogetterがあった。 ChatGPTのせいで子供たちがバカになるのでは?という疑問→未来では必要とされる〝賢さ〟の性質がたぶん変わる もしかすると目にした人もいるかもしれないが、以下にダイジェストして記載したい。 「ChatGPTのせいで子供たちがバカになるのでは?」という疑問に対しては、未来では必要とされる「賢さ」の性質がたぶん変わるという予想。 ↓ というのも、ベストセラー「銃・病原菌・鉄」で、ジャレド・ダイヤモンドは「パプアニューギニアの先住民は別にバカじゃない」という話をしている。 ↓ 先住民たちはハーバード大学には入れないかも知れないが、自分が暮らす森の詳細な地図を脳内で作っているし動物の痕跡から狩りの計画を立てて実行することができる。 ↓ 先住民たちは「森の中での生活」を

    ChatGPTが普及した社会において「賢いと見なされる人」について考えた。
  • 「感謝で思考は現実になる」は本当なのか?とりあえず、健康のために思考が大切なのだ。RANGER

    数年前の話だ。 隣から男女の話し声が聞こえた。 女性:「感謝すれば願いが叶うのよ。努力しなければならないってのは嘘なのよ。」 男性:「そんな都合のいい話なんてないでしょ。 努力するから何事も上手くなるじゃないか。 努力が報われてここまできたし・・・。」 女性:「その正しいことを知っている、っていう確信が可能性を閉ざすのよ。」 男性:「えっ!?何かの宗教なの?」 私はこの男性にもっともだと思いつつも、女性のその自信にどこか引っかかるものがあった。 この件をなぜ今になって思い出したのだろうか? 「努力しなければならないというのは嘘」 特に聞き捨てならない言葉だ。 私の両親の教えは、努力しなさい、そうしないと足元を救われる、というものだった。 両親もまた努力して私を育ててくれた。 私もそれに習ってきたから何とか生きて来れてると思う。 努力しなかったらこうはなっていなかっただろう。 物事の結果には

    「感謝で思考は現実になる」は本当なのか?とりあえず、健康のために思考が大切なのだ。RANGER
  • 人間の意識進化を辿ってみて、私の新常識が鮮明になっていく!(後編)RANGER

    それでも、千年単位で眺めた時に人間は進化していくものだ、と期待を持つことができた。 そして、「科学が人間の生きる目的を解明する」このこれまで思いつきもしなかったことが、今では量子力学によって未来に実現するんじゃないか?という期待も膨らんでくる。 今回も引き続いて「聖なる予言」の気づき(Insight)から始めて、支配癖=人間のエネルギーを奪い合う癖、について考えてみたい。 その克服方法にたどり着くことはできるだろうか? 意識進化の行きつく先 気づきの最後の2つを紹介する。 気づき(Insight)8 『人への関わり方、中毒を克服する』 わかりやすい男女の関係を上げてみる。 結婚恋愛が頻度高く闘争に変わってしまうことについても、エネルギーで説明している。 このでは恋愛で舞い上がっている状態を「中毒」と呼び、中毒は異性エネルギーを渇望することによって起こるものだという。 人は渇望して相手を

    人間の意識進化を辿ってみて、私の新常識が鮮明になっていく!(後編)RANGER
    soleil266564
    soleil266564 2023/02/20
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  • 「共感」や「感情移入」が、人間社会をちゃんと社会の形としてキープさせ続けている「要石」のようなもの。

    少し前にNHKオンデマンドで下記の番組を視聴した。 “物語”にできることを探して 新海誠監督と東日大震災 番組内では、2022年11月に公開されたアニメーション映画すずめの戸締まり」に込められた新海誠さんご自身の思いや制作意図が丁寧に語られており、私は視聴することで作品の解像度を大きく高めることができた。 ここから映画すずめの戸締まり」について触れていきたい。 個人的な感想から先に言ってしまうと、宣伝で「集大成にして最高傑作」と謳われていたがそのコピーの体を現すに相応しい内容だったと思う。 朝一番に鑑賞したのだがその日は一日興奮が収まらなかった。 ※以下、若干のネタバレを含むため未鑑賞の方で、少しもネタを知りたくないという場合は作品の鑑賞後にまた戻って読んでいただければ幸いです。 ・ ・ ・ 今作「すずめの戸締まり」の中核にあるのは「東日大震災」という私たちが忘れもしない、2011

    「共感」や「感情移入」が、人間社会をちゃんと社会の形としてキープさせ続けている「要石」のようなもの。
  • 「先人たちの素晴らしい知恵や技術や考え方を社会や後世につなげていく流れの中にいる」という確信を得た話。|RANGER

    2022年内には一気読みをしようと思い積んでいたものなのだが、読みはじめたら止まらずにアッという間に全巻を読了してしまった。 詳しい話はネタバレになってしまうため避けつつも、「チ。」は異端者だと迫害を受けながらも、自分たちが美しいと感じる「地動説」を命がけで研究する登場人物達による「先人達のビジョンが繋がれていく壮大な物語」だった。 ラファウ、オクジー、バーデニ。 ヨレンタ、クラボフスキ。 シュミット、ドゥラカ。 といった具合に「地動説の研究」が登場人物達によって次々と受け継がれていく。 そして、その受け継がれていくストーリーの中で交差する人間模様が当に心を揺さぶってくるのだ。 書き留めた「言葉」は両手では全く収まりきらない。 「今世紀の大傑作」と言われるのも納得がいった。 未読の方には是非手に取っていただきたい超オススメの漫画である。 マザーハウスの経営者である山口さんが 「経営者が代

    「先人たちの素晴らしい知恵や技術や考え方を社会や後世につなげていく流れの中にいる」という確信を得た話。|RANGER
  • 「人は本来、それぞれが大きく異なった存在である」と気づくことで社会は変わっていく。|RANGER

    この年末年始用に福袋を購入した。 仁井田酒造のお酒セット。 仁井田酒造は無農薬の米で醸すお酒だと教えてもらった。 はて、私が福袋というものを買うのはいつ以来だろうか? なんと、30年以上ぶりのことかもしれない。 そうだ!福袋を購入したのは人生で2回目だ。 前回はブランド服の福袋だったと記憶が蘇ってきた。 当時はバブル期の最中で、ブランド服に興味があった自分がなんとも懐かしい。 そんな思いに浸っている時、目が止まったセーター。 これは! 30年前の福袋の中の一枚ではないか! 気にいらない色だから着る回数が少なかったとはいえ、30年前のセーターを未だに着ているとは、さすがの私も自分に引いてしまった。 このよく言えば物持ちの良さ、悪く言えばケチ臭さは、残念ながら変わらない私の性分(個性)のようだ。 今の時代であれば物持ちの良さはサスティナブルだ!などと周りから褒めてもらえるかもしれないのだが、

    「人は本来、それぞれが大きく異なった存在である」と気づくことで社会は変わっていく。|RANGER
  • 人間の「自己家畜化」という環境適応から導き出した、面倒くさがり屋に都合のいい未来。RANGER

    前回記事では人間の「自己家畜化」について思うところをいろいろ書いたが、今回もこちらのの内容をベースにして、人間の環境適応を学んでいきたい。 善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史 引き続き『人間とは何者なのか?』についてヒントになるであろういくつかの例の紹介から始めてみる。 ちなみに、私という人間はどこまで「自己家畜化」が進んでいるのだろうか? そして「自己家畜化」の進む未来をどのように想像できるものだろうか? 「自慢話」が鼻につくのは? まずは、ある狩猟採集民のボスの話が何とも興味深い。 我々は自慢する男を拒絶する。 自慢は、自分以外の者を劣ったものとすることの現れであって、その自尊心が他の者の命を奪うことになるからだ。 人間は他者に対して自分がすごいと示して、優位に立ちたいものだ。 そして自分の不都合な者が入れば排除してしまいたいのだ。 (タイプにもよるものの)人間

    人間の「自己家畜化」という環境適応から導き出した、面倒くさがり屋に都合のいい未来。RANGER
  • 人間の「自己家畜化」という環境適応から導き出した、面倒くさがり屋に都合のいい結論。RANGER

    世の中の争いはいつになっても絶えることがない。 それをニュースで知って、不安と恐怖を完全に払拭することができない自分を時々認識することになってしまう。 そんな時に浮かんでくるのが「我々人間とは何者なのか?」という疑問だ。 この疑問に対して私が今納得できている回答というのは、 「種は生きながらえるために適応している」 というものだ。 このことは以前の記事、『すべては生きながらえるため』 にも書いたのだが、争うのも協力するのもどちらも生きながらえるための環境適応の一環なのだ、と言い聞かせることで心が穏やかになるものだ。 人間は環境に適応するから環境によって変化し、よって、人間がどこに棲んでいるかが大きく影響するものである。 そういう意味で、地政学的な見方にも興味が湧くようになった。 最近、この見方を更に強固にしてもらえるを紹介いただいた。 善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の

    人間の「自己家畜化」という環境適応から導き出した、面倒くさがり屋に都合のいい結論。RANGER