タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

被差別部落と司法に関するstonedloveのブックマーク (3)

  • 黒川みどり いま狭山事件を問うこと[『図書』2023年9月号より]

    いま狭山事件を問うこと 『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(監督・金聖雄)は、狭山事件で犯人の汚名を着せられ、冤罪を晴らす闘いを続けている石川一雄さんとその早智子さんの日常を描いたドキュメンタリー映画である。それを改めて観て、二〇一三年の公開から一〇年、変わったのは登場人物が年齢を重ねただけであることに心が痛んだ。すでに事件から六〇年が経過しており、今もなお映画撮影時と同様、第三次再審請求の結果が出るのを今か今かと待ち望む日々が続く。 狭山事件とは、一九六三年五月一日、埼玉県狭山市で女子高校生が行方不明となり、警察が身代金を要求した犯人をとり逃がし、そのあとに被害者が遺体となって発見された事件である。当初から市内の被差別部落を中心に捜査が行われ、その住人であった石川一雄さんが別件逮捕された。地裁では死刑、高裁では無期懲役の判決が下され、一九七七年に最高裁で無期懲役が確定した。一九

    黒川みどり いま狭山事件を問うこと[『図書』2023年9月号より]
  • 冤罪訴える石川一雄さん「次は狭山だ」 袴田事件の再審開始決定で | 毎日新聞

    片岡明幸・部落解放同盟県連委員長の音頭で拳を振り上げる石川一雄さん(右)=さいたま市内で2023年3月11日、隈元浩彦撮影 死刑が確定した袴田巌元被告(87)の再審請求の差し戻し審で東京高裁が再審開始を決定した13日、埼玉県狭山市内で女子高生が殺害された狭山事件で再審を訴えている石川一雄さん(84)は毎日新聞の取材に「袴田さんの再審開始は確信していた。次はいよいよ狭山だ。私の番です」と力強く語った。 狭山事件は袴田さんの事件に3年先立つ1963年に発生した。現場近くに住む被差別部落出身の石川さんが逮捕され、無期懲役が確定。94年に仮出所した。服役中から石川さんは冤罪(えんざい)を訴え続け、事件の根源に「部落差別」があったとして、反差別の活動に取り組んでいる。 事件の翌64年、1審の浦和地裁(現さいたま地裁)で死刑判決を言い渡された3月11日に合わせ、さいたま市内で「狭山事件60年真相報告集

    冤罪訴える石川一雄さん「次は狭山だ」 袴田事件の再審開始決定で | 毎日新聞
  • 24色のペン:「イワちゃんに続く」狭山事件60年の誓い=隈元浩彦(熊谷支局) | 毎日新聞

    「次は狭山事件の番」。石川一雄さん(左)にそっと寄り添う早智子さん=埼玉県狭山市内で2023年4月11日、隈元浩彦撮影 「イワちゃん、やったね、よかったな」。3月13日午後、埼玉県狭山市の自宅でテレビに見入っていた石川一雄さん(84)は、待ちかねていた知らせに喜びの声を上げた。番組は、1966年に静岡県内の一家4人が殺害された事件で、死刑が確定した袴田巌(はかまだいわお)さん(87)の再審開始決定の速報を伝えていた。 石川さんは、63年5月に埼玉県内で女子高校生が殺害された「狭山事件」で無期懲役囚として服役した。獄中から「事件は部落差別が生んだ冤罪(えんざい)事件」と訴え、94年の仮出所から29年がたった現在も再審を求めている。いわば同じ境遇の身である。それ以上に、東京拘置所の死刑囚監房で6年間をともにし、お互いに「イワちゃん」「カズちゃん」と励まし合う“獄友”だった。 東京拘置所の死刑囚

    24色のペン:「イワちゃんに続く」狭山事件60年の誓い=隈元浩彦(熊谷支局) | 毎日新聞
  • 1