印刷 関連トピックス地検特捜部 大王製紙前会長による巨額借り入れ事件で、井川意高(もとたか)容疑者(47)が今年9月の問題発覚直前、高額レートのギャンブルができるシンガポールのカジノに頻繁に通っていたことがわかった。井川前会長は東京地検特捜部の調べに対し、「ギャンブルで膨らんだ負債を一気に取り戻そうと思った」という趣旨の供述をしているという。 関係者によると、2007年ごろからギャンブルを始めた井川前会長は、もっぱらマカオのカジノに足を運んでいた。当初は自己資金を使っていたが、負けがこんだため、ファミリー企業や連結子会社から借金をするようになった。 今年の夏以降は、昨年4月にオープンしたシンガポールの高級リゾート内にあるカジノを利用。このカジノでは、マカオよりも高額なレートでギャンブルができたといい、井川前会長は数十億円をつぎ込んでいたという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけま