24日に開かれた自民党のスポーツ立国調査会の会合では、出席者から、日本大学側の対応をめぐり、「日大の上層部と監督が一体となっており、大学の自浄作用は期待できない」、「私学助成という公的資金が投入されている以上、ガバナンスが必要だ」といった批判や指摘が相次ぎました。 また、「国としてスポーツの問題を調査したり報告を受けたりする機関を作り、一本化して対応する必要がある」という意見も出されました。
モンゴルに帰国した大相撲の元横綱朝青龍関が11日の記者会見で「気に入らない要求もたくさんあった」などと現役時代の不満を吐露したことについて、日本相撲協会元外部委員で漫画家、やくみつる氏(50)は「つくづくバカだなぁ、と思う」と元朝青龍関を批判した。コメントは次の通り。 つくづくバカだなぁ、と思う。引退相撲などで相撲協会にはまだもう一恩義借りなければいけない立場。(放言は)今までどれだけ協会がかばってきたのかを、理解していないのでは。 (暴行問題の否定は)そうだと言い切れるのならば、実際の経緯や示談についての詳細を説明すべき。ただ「なかった」だけでは通らない。今後は格闘技を真っ先にあげたのだからその気なのかもしれないが、何をするにしても自分の発言で日本とモンゴルの関係がこじれかねないということを理解する必要がある。辞めさせられたのではなく、自分のまいた種で引退した、ということまでモンゴルの人
朝青龍の数々の破天荒な言動は責められて当然だし、今回の泥酔暴行騒動も弁解の余地はない。引退もやむなしである。ただ一点、朝青龍を「横綱の品格」を持ち出して声高に糾弾するのはどうなのだろう。ノドに刺さった小骨のように、ここのところがずっとひっかかっている。 国技といわれる大相撲の横綱は、単なる相撲の王者ではすまされない。若くして、心技体の充実を求められ、土俵上でも私人としても「品格」を期待される。 栃若時代を築いた栃錦、若乃花(初代)、柏鵬時代の柏戸、大鵬にはそれぞれ横綱としての威厳があった。同時に地位への使命感、緊張感が漂っていたように思う。「横綱の品格」とは、一種、抑制の美しさではないだろうか。 154キロ、幕内平均体重の朝青龍は体力的に恵まれていたわけではない。「土俵では鬼になるという気持ち」で闘争心をかき立ててきた。強くなりたい一心で、「品格」など眼中にないまま、最高位に上り詰めた。奔
大相撲の横綱朝青龍が初場所中に泥酔して男性に暴行したとされる問題で、東京都の石原慎太郎知事は29日の定例会見で、朝青龍を「あんなものは横綱じゃないよ、僕に言わせれば。日本の相撲の横綱じゃない」と声を荒らげて批判した。 石原知事は、相撲が国技とされているのは勝ったときにガッツポーズや派手な動作をしないなど「完成され洗練された様式」のためだと指摘。朝青龍について「まったくそれから外れている」とし、「格闘技は強いかもしれないが、それを是とするなら、相撲はどんどん形骸(けいがい)化し様式の美しさがなくなって、文化じゃなくなっていくと思う」と述べた。 一方、角界の改革を目指すとして、日本相撲協会理事選挙に立候補した貴乃花親方(元横綱)については、「非常にいちずで珍しく純粋なお相撲さんだ」と評価。「僕は支持しますね、頑張ってもらいたい」とエールを送った。
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