そういや、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では、ヤマトが出発するにあたって地球防衛軍司令長官が「日本国民のみなさん」で始まる声明を発表するんだよね。スピルバーグの『宇宙戦争』では主人公たちの周辺に「大阪ではトライポッドを倒したらしい」という情報が流れてくる。ツッコミどころに事欠かない『インディペンデンス・デイ』ですら「人類」対宇宙人の戦いであることが明示されていた。フィクションですら「日本国民のみなさん」となってしまうこの社会のマジョリティの内向き具合は救いがたいね。
(CNN) 世界で公開され大ヒット中のSF映画「アバター」を見た観客から、3Dの映像があまりにもリアルで、その美しさにあこがれるあまり「うつ状態になった」「自殺を考えた」といった訴えがインターネットに相次いでいる。 「アバター」はジェームズ・キャメロン監督が手掛けたSF大作で、世界興行収入は14億ドル(約1300億円)を突破し、これまでの記録を塗り替える勢い。ストーリーは、地球の資源を使い果たした人類が「パンドラ」という美しい星で希少鉱物の採掘を目論み、平和を愛する「ナヴィ」の人々と戦うというもの。 観客は3D効果でパンドラの世界に入り込む感覚を味わい、映画館を出る時はその美しい世界から離れることの不安感にとらわれるという。 映画を見て人類を憎むようになった、現実に絶望したというファンも多く、インターネットのファンサイト「アバター・フォーラム」には、「パンドラの夢がかなわないという絶望感に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く