chemとresearchに関するsymbioticwormのブックマーク (20)

  • 「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験

    シビレタケ属のキノコには、向精神作用のあるシロシビンという物質が含まれている。 (PHOTOGRAPH BY ALANA PATERSON, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 米ジョンズ・ホプキンス大学の幻覚剤研究者マシュー・ジョンソン氏は、うつ病や依存症に苦しむ患者にマジックマッシュルームの有効成分であるシロシビンを投与する治療法を研究している。 2022年2月15日付けで医学誌「Journal of Psychopharmacology」に発表された研究では、重いうつ病の患者24人に対して、心理療法と併用してシロシビンを2回投与したところ、1年後の寛解率は58%だった(心理療法のみによる寛解率は3分の1程度とする研究結果がある)。 また、米非営利団体「幻覚剤学際研究学会(MAPS)」 は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者に合成麻薬のMDMAを投与する実験で、治

    「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験
  • 【記者発表】ロータリーエバポレーターのマクロな回転で分子の右巻き、左巻きを制御! ―生命のホモキラリティー起源の候補を高い再現性で初めて実証―

    【記者発表】ロータリーエバポレーターのマクロな回転で分子の右巻き、左巻きを制御! ―生命のホモキラリティー起源の候補を高い再現性で初めて実証― ○発表者: 石井 和之(東京大学 生産技術研究所 教授) ○発表のポイント: ◆ロータリーエバポレーター(注1)のマクロな回転で、ねじれたキラル分子(注2)を合成することに成功した。 ◆薄膜化することでキラルな分子を固定化し、マクロな回転の方向とナノスケールのキラル分子の"ねじれ"の関係性を高い再現性で実証した。 ◆研究成果は、キラルな触媒を用いずにキラル分子を合成する合成法やキラルな光学材料を調整する方法へと発展することが期待でき、医薬品や材料の開発に貢献することも期待される。また、生命のホモキラリティー(注3)起源を考える上での手がかりとなる。 ○発表概要: 東京大学 生産技術研究所の石井 和之 教授、半場 藤弘 教授、黒羽 みずき 大学院生

    【記者発表】ロータリーエバポレーターのマクロな回転で分子の右巻き、左巻きを制御! ―生命のホモキラリティー起源の候補を高い再現性で初めて実証―
    symbioticworm
    symbioticworm 2019/11/07
    https://science.srad.jp/story/11/11/04/083259/ マクロな回転とミクロなキラリティーの関連については以前類似の研究があったけど、異性体の作り分けまで成功してるのか。
  • Graphene 'a game-changer' in making building with concrete greener

    Unlike previous attempts to use nanotechnology in concrete, which have focused on modifying the existing components of cement, the new technique allows a layer of graphene to be suspended in water. The method produces a high yield of concrete without defects, which can be used in conjunction with modern manufacturing techniques and could be scaled up, the researchers believe, at a relatively low c

    Graphene 'a game-changer' in making building with concrete greener
  • 高強度・高延性を有するハイ・エントロピー合金の作製 -ヘテロ・ナノ組織制御による優れた力学特性の実現-

    均一なナノ組織を有する試験片よりも、不均一なナノ組織(ヘテロ・ナノ組織)を有する試験片の方が優れた力学特性を示した事実に驚きました。ハイ・エントロピー合金は新しいコンセプトの合金材料であり、成果は、金属材料の秘められたポテンシャルを示す一例だと思います。 概要 ハイ・エントロピー合金は、従来にない新しい合金として材料科学における基礎的興味を喚起するとともに、異なるサイズの原子で構成される結晶格子の大きな歪みに由来した高い強度や、原子の拡散が抑制されることによる高温での安定性などから、未来の高強度材料、高温材料としての応用も大いに期待され、世界中で活発な研究が行われています。 研究グループは、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)、クロム(Cr)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)から成り、鋳造・凝固状態では2種類の異なる板状金属間化合物(平均サイズ200~250nm)が交互に並んだラメラ状組

    高強度・高延性を有するハイ・エントロピー合金の作製 -ヘテロ・ナノ組織制御による優れた力学特性の実現-
  • 光と熱で液体と固体を行き来する新たな物質を開発 | 国立大学法人 神戸大学 (Kobe University)

    2016年05月12日 神戸大学理学研究科の持田智行教授と舟浴佑典博士(現・山口東京理科大学)らの研究グループは、光を当てると固体に変化し、加熱すると液体に戻る金属錯体物質を世界で初めて開発しました。今後、再利用可能なプリント基板材料などへの応用が期待されます。この研究成果は、5月7日(日時間)に英国の化学誌「Chemical Communications」に掲載されました。 配位高分子※1は、さまざまな機能を持たせる事のできる機能性固体として知られています。近年盛んに研究が行われ、多くの合成方法が開発されていますが、そのほとんどが溶液中の化学反応によるもので、液体に光を照射して配位高分子を生成する方法は、これまで例がありませんでした。 物質の性質を光や熱などの外部刺激によって制御する技術は、エレクトロニクス材料分野において非常に重要です。例えば、プリント基板などの作成に用いられる技術

    光と熱で液体と固体を行き来する新たな物質を開発 | 国立大学法人 神戸大学 (Kobe University)
  • ワイリー・サイエンスカフェ

    で8月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。 1位 Sequence Stratigraphy Edited by Dominic Emery, Keith Myers ISBN: 978-0-632-03706-3 Paperback / 304 pages / August 1996 地層学の有力な手法として近年急速に重要性を増した「シーケンス層序学」に関する古典的教科書です。British Petroleum (BP) で使われた研修用教材を基に編纂されたもので、シーケンス層序学の基的な概念とテクニック、応用法を解説します。 2位 Advanced Analysis of

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  • 透明なのに、逆からみると不透明? 光の「一方向透明現象」を発見 - 東大

    物質中を互いに逆向きに進む一対の光の模式図。黒い矢印は光の進行方向、青い波と赤い波はそれぞれ電気の波と磁気の波、ピンク色の円筒は光の強さを表す。(a)通常の物質を逆向きに進む一対の光 (b)方向二色性 (c)一方向透明現象 東京大学は12月22日、メタホウ酸銅という青色の結晶が、ある向きに進む赤外光に対して透明なのに対して、逆向きに進む同じ波長の光に対しては不透明であることを発見したと発表した。 同成果は、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 有馬孝尚 教授、東京大学物性研究所 松田康弘 准教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻博士後期課程2年 豊田新悟 氏らの研究グループによるもので、来年1月に米科学誌「Physical Review Letters」に掲載される予定。 物質の中を進むある波長の光は通常、光の進む向きを反転させても同じ割合だけ吸収されるが、近年この

    透明なのに、逆からみると不透明? 光の「一方向透明現象」を発見 - 東大
  • オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を世界で初めて実証 | 東京大学医学部附属病院

    プレス発表 【プレスリリース】オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を世界で初めて実証 2015年09月04日 ~新しい治療法の確立をめざして~ 東京大学医学部附属病院 精神神経科 山末英典准教授らは自閉スペクトラム症と診断がつく20名の成人男性を対象にランダム化二重盲検試験を探索的に行い、オキシトシン経鼻剤の6週間連続投与によって対人相互作用の障害と呼ばれる自閉スペクトラム症の中核症状が改善することを発見しました。この症状の改善は内側前頭前野という脳領域での安静時機能的結合の改善と相関していました。今回の連続投与において、1回の投与時の効果と同様に、表情や声色を重視した他者理解の頻度の増加やその際の内側前頭前野の脳活動改善が認められましたが、6週間投与を続けても1回の投与と概ね同等の効果を得ました。 これまでに、実験室内における自閉スペクトラム症の方へのオキシト

  • High Elastic Moduli of a 54Al2O3-46Ta2O5 Glass Fabricated via Containerless Processing - Scientific Reports

    Glasses with high elastic moduli and high hardness values have been in demand for many years because the thickness of sheet glass with these properties can be decreased while maintaining its strength. Thinner and lighter glasses are desired for windows in buildings and cars, substrates for TFT displays and covers of smart-phones1,2,3. The elastic modulus and hardness of a glass can be estimated wi

    High Elastic Moduli of a 54Al2O3-46Ta2O5 Glass Fabricated via Containerless Processing - Scientific Reports
  • 「カッコいい分子を作ってみたかった」ヘキサアリールベンゼンの合成に成功 その意義を聞く

    ベンゼン環は、有機化学の象徴ともいうべき構造であり、天然・人工を問わず多くの化合物の基単位だ。このベンゼン環に各種の置換基を導入することで、多様な性質を引き出すことができ、例えば液晶材料・有機EL・医薬品などの高付加価値化合物がここから生み出される。このため、ベンゼン環上の望みの位置に必要な置換基を導入する手法の開発は、化学の黎明期から変わらぬ重要なテーマだ。このほど名古屋大学の伊丹健一郎教授、山口潤一郎准教授らのグループは、ベンゼン環の6つの炭素に、全て異なる芳香環が導入された「ヘキサアリールベンゼン」の合成に成功した。その意義、研究の経緯などを、両博士に伺った。

    「カッコいい分子を作ってみたかった」ヘキサアリールベンゼンの合成に成功 その意義を聞く
  • 抗酸化サプリにがん転移促進作用か、マウス実験 米研究

    マウス。仏中部リヨン近郊ブロンの研究施設で(2014年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE MERLE 【10月15日 AFP】健康促進と老化の抑制に効果があるとされる抗酸化サプリメントだが、14日に発表された研究論文で、皮膚がんの中で最も死亡率が高い悪性黒色腫(メラノーマ)の転移を助ける恐れがあることが指摘された。 今回の研究結果は、市販のビタミン剤や抗酸化作用のある薬剤が、腫瘍の数を増やし、その影響力を高めている可能性があるとする最近の複数の研究論文を裏付ける形となった。論文は、米テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンター(University of Texas Southwestern Medical center)のショーン・モリソン( Sean Morrison)氏らが共同で執筆した。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された今回の論文によると、マ

    抗酸化サプリにがん転移促進作用か、マウス実験 米研究
  • ヒト甘味受容体における人工甘味料の認識機構の解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科

    発表者 益田 勝吉 (公益財団法人サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所 研究員) 古泉 文子 (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 博士課程(当時)) 中島 健一朗 (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 特任助教(当時)) 田中 隆治 (財団法人サントリー生物有機科学研究所(当時)) 阿部 啓子 (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 特任教授) 三坂 巧   (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 准教授) 石黒 正路 (財団法人サントリー生物有機科学研究所(当時)、新潟薬科大学 応用生命科学部 教授) 甘味を示す化合物は糖・アミノ酸・人工甘味料など、その化学的構造が非常に多様であるにもかかわらず、たった一つのヒト甘味受容体により受容される。これらの多様な甘味物質群をヒト甘味受容体がどのように識別しているのかについて、不明

  • Superconductivity record bolstered by magnetic data - Nature

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  • お知らせ : 京都新聞

    File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから

  • 永続的に熱エネルギーを保存できる“蓄熱セラミックス”を発見 | 東京大学

    ストライプ型-ラムダ-五酸化三チタン(図中ではラムダ-五酸化三チタンと表記)で発見された新概念“蓄熱セラミックス” (a)加熱により230 kJ L-1の熱エネルギーを蓄え、弱い圧力(60 MPa)で放出する。その他に、(b)電流を流す、(c)光を照射するという多彩な方法でエネルギーを蓄熱することができる。 © 2015 大越 慎一 東京大学大学院理学系研究科の大越慎一教授らは、永続的に熱エネルギーを保存できるセラミックス“蓄熱セラミックス(heat storage ceramics)”という新概念の物質を発見しました。蓄熱した大きな熱エネルギーを、弱い圧力を加えることで自在に取り出すことができるため、太陽熱発電システムや工場廃熱用の蓄熱材として、蓄熱エネルギーを再生利用できる新材料として期待されます。 熱を蓄えることのできる蓄熱材料には、レンガやコンクリートなどのくわえられた熱がゆっくり

    永続的に熱エネルギーを保存できる“蓄熱セラミックス”を発見 | 東京大学
  • 東大など、大腸菌に潜む「マクスウェルの悪魔」の働きを解明することに成功

    東京大学(東大)と東京工業大学(東工大)は6月26日、大腸菌が餌に反応する際に生体内で情報が果たす役割を定量的に解明することに成功したと発表した。 同成果は、東大 工学系研究科の沙川貴大 准教授と東工大 大学院理工学研究科の伊藤創祐 日学術振興会特別研究員らによるもの。詳細は、英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載された。 物理学者マクスウェルが示唆した「マクスウェルの悪魔」は、熱力学第2法則を破ることができることを示したものだが、長い間パラドックスであると考えられていた。しかし、近年、実際に実験により、この悪魔を実現できるようになったほか、「情報量」の概念を熱力学に取り入れることで、悪魔が熱力学第2法則と矛盾しないことも明らかになり、そこが情報処理過程にも適用できるように拡張された熱力学「情報熱力学」の発展につながっている。この情報熱力学を用いることで、分子レ

    東大など、大腸菌に潜む「マクスウェルの悪魔」の働きを解明することに成功
  • 小記事:臭素‐28番目の必須元素:科学ニュースの森

    2014年06月07日 小記事:臭素‐28番目の必須元素 ヒトの生存に必要不可欠な元素として、これまで27種が知られていた。この度ヴァンダービルト大学のBilly Hudson博士らによって、臭素(Br)が28番目の必須元素として特定された。この発見によって、透析や高カロリー輸液などの治療を受けている患者に臭素のサプリメントを加えることで、患者の健康増進に役立つようになるだろう。 Hudson博士によると、今回の発見に至る道のりは30年前から始まっていたという。腎臓疾患の研究をしていく中で、コラーゲン4が細胞の骨格となるためには、スルフィルイミン結合(S=N)が重要な働きをしていることが発見されていた。スルフィルイミン結合の形成にはペロキシダシンと呼ばれるタンパク質が機能するのだが、ペロキシダシンの過剰な活性がコラーゲン4の沈着を誘発し、結果的にグッドパスチャー症候群といった腎臓疾患の原因

    小記事:臭素‐28番目の必須元素:科学ニュースの森
  • 生体をゼリーのように透明化する水溶性試薬「Scale」を開発 | 理化学研究所

    生体をゼリーのように透明化する水溶性試薬「Scale」を開発 -固定した生体組織を傷つけることなく、数ミリの深部を詳細に蛍光観察- ポイント マウス脳の神経回路を3次元再構築するコネクトミクスプロジェクトに貢献 ラット、ブタ、サルなど、マウス以外の実験動物、脳以外の器官・組織にも適用可能 既存の生体イメージング技術のギャップを埋める、ヒト病理標への応用に期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治 理事長)は、生物試料を透明にする水溶性試薬「Scale試薬」を開発し、試料を傷つけることなく表面から数ミリの深部を高精細に観察する技術を確立しました。例えば、ホルマリンで固定した哺乳類動物の脳をScale溶液に浸すだけで透明化することができます。神経細胞を蛍光タンパク質で標識したマウスの脳に適用すると、神経回路の詳細な3次元構造を脳全体にまで広げて再構築することができます。これは、理研脳科学

  • ベンゼン環を引きちぎる : 有機化学美術館・分館

    1月18 ベンゼン環を引きちぎる カテゴリ:有機化学 よく「亀の甲」などと呼ばれるベンゼン環の正六角形構造は、有機化学の象徴と呼ぶべきものです。グラファイト、PETなど身近な物質、フラーレンやカーボンナノチューブといった先端炭素材料も、このベンゼン環の安定性を基礎に出来上がっています。一面で、PCBやダイオキシンなど、環境中からなかなか消えてゆかない有害物質の頑丈さも、このベンゼン環の安定性に由来するものです。 PCB(上)とダイオキシン(下)。いずれも一例 ベンゼン環の持つこの安定性は、6つの炭素が持つπ電子が共鳴し、全体に行き渡って(非局在化)いることによります。図の上では単結合と二重結合が描いてありますが、実際には全てのC-C結合は1.5重結合というべき等価なものになり、安定化しています。この効果こそが、有機化合物の世界を格段に幅広く、奥深くしているといっていいでしょう。 ベンゼン

    ベンゼン環を引きちぎる : 有機化学美術館・分館
  • 謎の極小微生物『ナノバクテリア』に関する論争に終止符 自己増殖メカニズムと病原的意義を解明 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学分野の公文裕巳教授らの研究グループは、石灰化しつつ自己増殖する新種の生命体として長く論争が続いている「ナノバクテリア(NB)」の正体を世界で初めて突き止めました。 研究成果は、2013年9月9日、国際医学系雑誌『Nanomedicine』電子版に公開されました。 微生物様粒子がカルシウムを特異的に結合する酸化脂質を足場として成長する炭酸アパタイトの結晶そのものであること、ならびにあたかも生物のように自己増殖して成長するメカニズムが初めて解明されました。 研究成果により、生物として論争されていたNBがそうでないことが確定したことで今後、当領域の研究・治療のパラダイムシフトが大きく変わり、尿路結石や動脈硬化などの新たな病態解明、早期診断と治療法の開発への応用が期待されます。 <業 績> ナノバクテリア(NB)は、アパタイトの殻を形成しながら増殖

    謎の極小微生物『ナノバクテリア』に関する論争に終止符 自己増殖メカニズムと病原的意義を解明 - 国立大学法人 岡山大学
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