なお、本テンプレートを活用するうえでの注意点などについて、河野先生よりメッセージを頂いています。ご活用の前に、こちらもぜひご一読ください。 フリーランスの方への成果物の制作依頼は、えてしてトラブルになりがちです。なかでも特にトラブルになりやすいのが、以下3つのケースです。 成果物について依頼主が納得がいかず、何度もやり直しを命じられるケース 権利の取り扱いをちゃんと決めていなかったためにもめるケース 代金の支払いが引き延ばされるケース この契約書では、1の「やり直しの基準」については互いの合意で決めることにして(第3条)、2の「権利」については譲渡して依頼主の側で自由に使えるものとし(第5条)、3の「代金の支払い」は納品の翌月末と定めています(第4条)。 もちろん、上記が唯一の正解、というわけではありません。 他のパターンとしては、1の場合だと「修正の回数を事前に何回と決めておく」、2の場