垂直スケーラビリティと効果的なテストによる金融取引システムのパフォーマンスと効率の最大化 Peter Lawrey氏はJavaチャンピオンであり、Chronicle SoftwareのCEOとして、開発者を鼓舞してソリューションのクラフトマンシップを高めることに情熱を注いでいる。経験豊富なソフトウェアエンジニアとして、Lawrey氏はソフトウェア開発プロセスにおけるシンプルさ、パフォーマンス、創造性、革新性を奨励することに努めている。
pgpoolとは pgpoolとはPostgreSQL専用のコネクションプーリングサーバーです。2004年にファーストバージョンがリリースされ、2006年にはパラレルクエリなどの新機能を実装したpgpool-IIが登場し、その後もオンラインリカバリーなどの新しい機能を次々と実装しながら進化を続けています。 最近では、非同期レプリケーションシステムとして人気の高いSlony-Iとの組み合わせや、PostgreSQL 8.2からの新機能であるwarm standbyとの組み合わせといった新しい活用方法も注目されています。 本連載では、多様なpgpool-IIの活用方法の中から最もよく使われているコネクションプーリングとレプリケーションを中心に活用方法を解説します。 第1回はpgpool-IIの機能の簡単な紹介とインストール方法について解説します。 多機能ミドルウエアpgpool-II pgpo
MySQL 5.1とMySQL Clusterの分離 MySQLを開発していたMySQL ABが、2008年2月にサン・マイクロシステムズに買収されました。買収以前もオープンソースデータベースとして人気を誇っていたMySQLですが、買収後はダウンロード数が増え、さらに勢いづいてきているように思います。最近は少しロードマップに変化もあり、また最新版であるMySQL 5.1もリリースが近づいていますので、今回はMySQLの最新情報を中心に紹介したいと思います。 まず最新版であるMySQL 5.1ですが、原稿執筆時点(2008年6月中旬)では5.1.25-rcというリリース候補版のバージョンのものがリリースされています。GAバージョンのリリースが迫ってきているので、この記事が掲載されるころにはちょうどGAバージョンがリリースされているかも知れません。 実は5.1.25-rcでは大きな変更がありま
第8回 なぜクラスタリングにSELinuxを使わないのか! 面 和毅 サイオステクノロジー株式会社 OSSテクノロジーセンター 開発支援グループ グループマネージャー 2008/4/16 クラスタリングとSELinux、相性はバッチリ……? 実際にサーバを運用していくうえで、クラスタリングというキーワードは避けては通れないでしょう。クラスタリングソフトを使用した際に、SELinuxを無効にしなくてはならないのか気になるところだと思います。そこで今回から数回にわたって、クラスタリングとSELinuxの関係について紹介します。 クラスタリングにもいろいろな種類がありますが、今回はサンプルとして、比較的理解が簡単なアクティブ/スタンバイ型を例にして検証を行います。 クラスタリング・Powered by SELinuxの検証環境 今回は、検証環境として図1のような環境を想定しています。 プライマリ
Shoal(source)はJavaEE アプリケーションサーバー向けの動的クラスタリングJavaフレームワークで、フォールトトレランス(障害耐性)・信頼性・可用性のあるインフラの構築を可能にする。Shoalはクラスタリングや分散システムの機能が求められるどんなJavaアプリケーションにも適用ができ、GlassFish(サイト・英語)(v2以降)やJOnAS(サイト・英語)アプリケーションサーバーのクラスタリングエンジンとしても採用されている。 Shoal フレームワークはクラスタメンバの追加や削除などのイベントをリアルタイムに発信するためのクライアント用APIを提供する。クラスタメンバをグループへ追加する際、それをCoreメンバあるいはSpectator(観客)メンバのどちらかに指定できる。Coreメンバはそのエラーがクラスタ内の全てのメンバに通知され、Spectatorメンバではそれ自
みなさん Jabber をご存じですか? Jabber はオープンな仕様のメッセン ジャーサービスのことで最近だと Google Talk で使用している方が多いと思 います。 KLab では 2001年ぐらいから、誰でも Jabber を使うことが出来る Jabber.JP というサービスを運用してい ます。まだ Jabber を使用したことがない方は是非こちらの「Jabber をはじめよう」 を ご覧になって Jabber を使ってみて下さい。 Jabber.JP は jabberd という実装を使用してい たのですが、冗長構成が難しいという問題がありました。 そこで先日、Jabber.JP では大規 模なメンテナンスを行い ejabberd という実装で分散、冗長化を行ってみました。ejabberd はその名の通り、Erlang で 実装された Jabber サーバーで、Mnesia
Productクラスは、商品の明細に関するデータを内包しています。商品名、SKU、そして価格です。 package example; import java.text.NumberFormat; public class ProductImpl implements Product { private String name; private String sku; private double price; public ProductImpl(String sku, String name, double price) { this.sku = sku; this.name = name; this.price = price; } public String getName() { return this.name; } public String getSKU() { return
High-Availability JDBC(以下、「HA-JDBC」)の最新版となるHA-JDBC 2.0が17日(米国時間)、公開された。Javaで実装されたJDBC 3.0/4.0ドライバを実装しており、プロダクトはGNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。同プロダクトは軽量で動作するほか、JDBC対応データベースで構成されたクラスタリングを透過的に実現するという特徴がある。 クラスタリングを経由して提供される機能はデータベースの高可用性、耐障害性、ライブアクティベーション/デアクティベーションなどで、並列読み込み処理性能の向上も実現されている。JMXを経由したデータベースやクラスタの管理機能を提供するなど、管理性も改善されている。 HA-JDBC 2.0は機能拡張が実施されたメジャ
MySQL AB社は、Ericsson社が2000年に設立したAlzato社を2003年に買収しました。MySQL Clusterは、Alzato社の通信・IP環境向け高可用性クラスタリング製品である「NDB Cluster」を取り込んでいます。 MySQL Clusterは、NDBというストレージ・エンジンに位置づけられます。MySQL Clusterは、トランザクション機能をサポートしてしますがクラスタ構成を前提としている点がInnoDBとは異なっています。MySQL Clusterのデータ・ノードは、データベースの一部を分散保持する事で負荷分散と高速性を実現し同時に他のノードのデータの一部を保持することで高可用性に対応しています。
今日は、とある理由からOpen Terracottaというプロダクトについて調査してました。 で、すごいですねこれ。 要はクラスタリング、キャッシング用のライブラリなのですが、すごいのはシングルJVM用のコードを一切いじらずにクラスタ化できること。 クラスロード時にバイトコードを操作し、PUTFIELD/GETFIELD命令をトラップすることによって実現しています。Terracottaサーバを一台用意すると言う中央集権体制で、フィールド変更⇒Terracottaサーバに通知⇒クラスタ内の全てのJVMに通知、という流れでフィールド単位のデータ変更がクラスタに流れます。 で、そんな時気になるのがクラスタ内の2台が同時にフィールド変更を行ったときのポリシーはどうなってるの?ってところですが、Terracottaはその解決策もなかなかです。 普通にそれを行ってしまうとデータは壊れますが、もしJav
前回はRed Hat Eterprise Linux 4におけるクラスタリングについて説明するとともに、HAクラスタリングを実現するServiceguard for Linux(以下、SGLX)の解説をしました。続く今回は、SGLXを使ったクラスタがどのようになっているかを説明していきます。 SGLXで構成されたHAクラスタシステムは、複数のクラスタノードから構成されているため、ノードごとにそれぞれが固有のIPアドレスを持っています。これをステーショナリIPアドレスと呼びます。 なお、クラスタサービスが起動しているいないにかかわらず、メンテナンスなどの理由により、クラスタノードに直接ログインしなければならない場合は、ステーショナリIPアドレスを使ってアクセスします。 SGLXには仮想IPアドレスと呼ばれる機能があります。仮想IPアドレスにより、クライアント側からクラスタシステムをみる
昨日作ったRubyの環境にmongrelをインストールしようとしたらこんなエラーが出た。 Building native extensions. This could take a while... extconf.rb:1:in `require': no such file to load -- mkmf (LoadError) from extconf.rb:1 ERROR: While executing gem ... (RuntimeError) ERROR: Failed to build gem native extension. Gem files will remain installed in /usr/lib/ruby/gems/1.8/gems/mongrel-0.3.13.1 for inspection.mkmfってなにさ?って調べてみたらこんなのを見つけまし
Terracottaは4日(米国時間)、同社のTerracotta製品群をオープンソースソフトウェアとして公開していくと発表した。採用機会の向上を狙うのが目的のようだ。成果物はOpen Terracottaのサイトを通じて公開される。 TerracottaはJavaで開発されたクラスタリングソリューション。JVMとアプリケーションの間に層をはさむことで、既存のアプリケーションに対して変更を加えることなくJavaオブジェクトをクラスタリング、高可用性を実現する。 Java仮想マシンにおけるオブジェクトが自動的にほかのJava仮想マシンにもコピーされ活用される。可用性を高められるほか、ヒープレベルでのリプリケーションの実現、大規模仮想ヒープの実現などが可能。 ライセンスはMozilla Public License(以降、MPL)をベースにして作成されたTerracotta Public Li
複数のコンピュータをつなげることで高速スーパーコンピュータに匹敵する性能を実現するクラスター管理ソフトウェア。ここでは、オープンソースのクラスター管理システムを5つ紹介しよう。 コンピュータの世界では、「クラスター」という言葉はソフトウェアとネットワークで結ばれた独立したコンピュータ群を指す。計算量の極めて大きい処理に使われることが多く、比較的低速のシステムを数百から数千台接続して高速スーパーコンピュータに匹敵する性能を実現することができる。容易に使えるようクラスター管理ソフトウェアが用意されており、ジョブの待ち行列を自動処理する。ジョブの実行に必要な条件とクラスター内で利用可能なリソースを突き合わせ、またジョブをクラスター内の適切なシステムに移動させる。本稿では、そうしたオープンソースCMSアプリケーションを5つ紹介する。 openMosix openMosixは、オープンソース・クラス
よって、データソースとなるOpenLDAPとPostgreSQLに加え、機能を提供するJBossが冗長化されていれば可用性の向上が実現できます。 JBossはJBoss Clustering、OpenLDAPはsyncreplというサーバ自身に組み込まれた機能を用いることでクラスタ構成を組むことができます。また、PostgreSQLもPostgresForestというオープンソースのツールを利用することで、クラスタ化することが可能となります。 Hinemosのクラスタ構成を図1に示します。この方式でクラスタリングした場合、2台のマネージャ用のマシンが必要となるだけで、高価なクラスタリング用ソフトウェアや共有ディスク装置を必要としません。
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