国会では2日から参議院予算委員会で新年度予算案の実質的な審議が始まり、新型コロナウイルスへの対応などをめぐって、与野党の論戦が交わされます。 2日と3日は安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、質疑が行われ、委員会の冒頭、新型コロナウイルスへの対応について、安倍総理大臣から説明を聴取したあと与野党の論戦が交わされます。 予算案は憲法の規定により、参議院で採決が行われなくても、年度内に成立しますが、与党側はできるだけ早期に成立させるため、審議を着実に進めたい考えです。 これに対し、野党側は東京高等検察庁の検事長の定年延長や、「桜を見る会」などをめぐっても引き続き追及することにしています。