【読売新聞】 マスクを着けずに会議に出席したことなどを巡り、大阪電子専門学校(大阪市天王寺区)を運営する学校法人木村学園(同)が、嘱託職員の男性(60)を出勤停止の懲戒処分にしていたことが28日、わかった。同校職員らの労働組合は「行
大分、愛媛の両県を結ぶ「豊予海峡ルート構想」の実現を目指す大分市は、新幹線用の海底トンネルを整備した場合の調査結果をまとめた。 JR大分(大分市)―松山駅(松山市)間で1日往復32本の運行が可能で、最速約36分で結ぶことができるとし、1日当たり約6800人が利用すれば採算性が確保できると結論づけている。 大分市は2016年度、トンネルと橋、鉄道と道路を組み合わせた計11パターンの概算事業費を試算し、新幹線(単線)を海底トンネルで通す場合が最も安い6800億円になると導き出した。この海底トンネル案が最も実現可能性が高いとして、今年度は専門業者に委託してルートやダイヤ、営業損益などを調査した。 調査結果によると、単線のため、すれ違いや追い抜きに必要な中間駅を大分市佐賀関、愛媛県伊方町、同県大洲市付近に設けた場合、松山駅から大分駅に直行する下り列車の所要時間は約36分、上り列車は約43分となり、
政府は、労働者に事実上無制限の時間外労働(残業)を課すことが可能とされる労働基準法の「36(サブロク)協定」の運用を見直し、1か月の残業時間に上限を設定する検討に入った。 上限を超える残業は原則禁止し、現在はない罰則規定の新設を含め、具体化を図る。長時間労働が少子化や、男性の家庭参加を阻む原因となっているとして、月内にも発足する関係閣僚と有識者の「働き方改革実現会議」(議長・安倍首相)で詳細な制度設計を議論する。 労使が36協定を結んだ場合の残業時間の上限は、現行でも「1か月45時間」の基準が厚生労働相の告示で定められている。ただ、例外規定があり、「特別の事情」について労使の合意があれば上限を守らなくてもよいことになっている。
約半年ぶりに復活した「ペヤングソースやきそば」。 販売が再開された関東の1都6県では早速、スーパーやコンビニ店で購入する人たちの姿が見られた。1975年に発売し、昨年は5000万食以上が売れた人気商品。都内ではファンによるイベントが開かれるなど、昨年12月の虫の混入問題を忘れさせる盛り上がりとなった。 販売再開を祝おうと、ペヤングファン約180人で作る「全日本ペヤング愛好会」のメンバー4人は8日午前、東京都台東区の飲食店に集合した。四角い容器に熱湯を注ぐと、店内に食欲をそそるソースのにおいが立ちこめる。 同会広報担当の松嶋可奈さん(38)は、「香ばしいソースと歯ごたえのある麺がたまらない。もう待ちきれない!」と興奮を隠せない様子。3分が経過すると、4人は勢いよく麺をすすった。 ペヤングを製造する「まるか食品」がある群馬県伊勢崎市。同市宮子町の「ベイシア西部モール店」では、出入り口付近の目立
観光庁がまとめた「国内旅行の満足度調査」によると、沖縄を訪れて「大変満足」と感じた人の割合が29・5%と、地域別で最も多かった。 次いで関東の21・5%、近畿が21・3%、北海道の20・2%が続いた。逆に、四国は10・5%と「大変満足」の割合が最も低かった。 一方、「1年以内に再訪したい」との項目では、沖縄は「そうは思わない」と考える人の割合が27・7%で最も高かった。観光庁は「沖縄は旅行先として魅力は大きいが、遠距離や高い費用が『行きやすさ』の障害になっている」と分析している。 調査は昨年7月までに、無作為に選んだ全国の2万5000人を対象に、「過去6か月に行った旅行」に関して実施し、このほど結果をまとめた。
東京タワーの支柱の中から見つかった軟式野球ボール(22日午前、東京都港区の東京タワーで)=佐々木紀明撮影 東京タワー(高さ333メートル、東京都港区)のアンテナ支柱の中から今年7月に軟式の野球ボール1個が見つかり、22日、東京タワーの展望台で常設展示が始まった。 発見場所は地上306メートルの地点で、なぜ紛れ込んだか経緯は不明だ。 東京タワーを管理する日本電波塔によると、「謎のボール」は直径約6センチ。経年劣化のため灰色に変色し、腐食で穴も開いている。今年7月の支柱取り換え工事の際、支柱をバーナーで切断したところ内部から出てきた。 支柱は1958年のタワー開業以来、一度も取り換え工事はしておらず、密閉されたままだった。同社が当時の施工会社に確認しても、「こんな場所になぜあったのか、誰もわからなかった」(日本電波塔)という。
世帯の収入が少ないほど生鮮野菜の摂取量も少ない――。そんな傾向が6日、厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査で明らかになった。 厚労省は、収入格差が日々の食生活に影響を与えている可能性があるとみている。 調査は11年11月、東日本大震災の被害が集中した岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で実施。回答した3021世帯を、高収入層の「600万円以上」、中収入層の「200万円~600万円」、低収入層の「200万円未満」に3分し、生鮮食品の野菜や肉などの1日当たりの摂取量を集計した。 その結果、野菜は、高収入層が男女とも283グラムだったのに対し、中収入層は男性266グラム、女性271グラム、低収入層は男性259グラム、女性267グラムにとどまった。
岩手県立宮古病院に医師として着任予定の一宮輝美容疑者(44)が無資格だったとして医師法違反容疑で逮捕された事件で、インターネットで医師資格の有無を確認できる厚生労働省のデータベースの存在を病院が知らなかったことが11日、わかった。 病院は、一宮容疑者の希望した家電製品購入などに約200万円を支出したが、着任直前に無資格と気付いた。データベースを活用していれば、多額の公費支出を防げた可能性があり、県のチェック態勢のあり方が問われそうだ。 厚労省のデータベースは2007年度に開設され、医師法で義務づけられている2年に1度の届け出をしている医師を網羅している。姓名を打ち込めば、医師免許の有無や免許取得年が表示される仕組みで、だれでも使用できる。異体字や旧字体は、そのまま入力する必要があるが、医師免許がなければ、「条件に該当する医師等は検索できません」との表示が出る。 県立宮古病院の事務局長は11
お菓子などにそっくりに作ったせっけんや入浴剤を誤って食べ、体調を崩す事例が、高齢者を中心に2006年度以降、9件起きていることが、国民生活センターのまとめでわかった。 こうした商品は、贈答用などで人気を集めているが、知らずに食べ物と思い込み、被害に遭うケースが目立つ。 兵庫県の男性(90歳代)は08年12月、自宅にあった和菓子に似せた形のせっけんを食べ、唇がはれた。福岡県の女性(70歳代)は同年3月、「お茶」と表示された入浴剤を本物のお茶と間違って飲み、下痢の症状が出た。事例のうち5件は70歳以上が被害者だった。 センターがこうした商品を調べたところ、「食べられない」「飲めない」といった注意書きをしていた。ただ、表示が小さいなど、気づきにくいものもあった。 センターは「食品と違う場所に置き、食品と間違えないようにする必要がある。人に贈るときは、お菓子や飲み物ではないときちんと告げて」と消費
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