ふたたび電子書籍(以下、電書)界隈がにぎやかになってきた。「誰が」「どうやって」「どのデバイスに向けて」コンテンツを提供するのか、という話題に集中しているが、ちょっと待った。 電子と紙はずいぶん異なるデバイスだ。 まずは両方のいい点を合わせて、電書時代の新しいコンテンツの作り方が模索されるべきではないのか。 というわけで、やってきました、講談社。「出版社が手がけるからには、紙のいいところを取り入れたコンテンツ作りをしたい」と燃えている、「プロジェクト・アマテラス」を率いる唐木厚事業プロジェクト部長にお話をお聞きしました。全3回でお届けします。(深川岳志)