タグ

平坂寛に関するtomato_1のブックマーク (99)

  • 巨大!オオウナギ!!

    沖縄にはオオウナギという魚がいる。読んで字のごとく大型のウナギの一種なのだが、大きなものだとなんと体長2メートル以上、重さ20キロ以上にも達するという。その迫力たるや一般的なウナギの概念を突き崩しかねないものである。 ぜひその後尊顔を野外で拝みたいと思い、夜の河川へ繰り出した。

  • ある意味究極のカニ料理「かにこ汁(がん汁)」

    小学生の頃、房総の文化について書かれたの中で不思議な料理の写真を見かけた。見た目はけんちん汁に似た澄まし汁で、具は砕いた豆腐のようなものだけであった。 だが説明文を読んで驚愕した。その料理はモクズガニというカニを丸ごと砕いてエキスだけを抽出し、煮込んだものだという。豆腐のように見えたものは熱で固まったカニエキスだったのだ。 なんだそれ。絶対うまいだろう。試す。

  • シオマネキのハサミ。大きいのは右?左?

    シオマネキというカニをご存じだろうか? 名前くらいは聞いたことがあるという人も少なくないだろう。 片手(ハサミ)が異様に大きいことで有名なあのカニである。 だが左右どちらのハサミが大きいのだろうか?調べてみた。

  • 「雑魚」という学名をつけられた魚と「かなりおいしい魚」という学名をつけられた魚

    「雑魚」。あまり積極的には利用されないタイプの小魚の総称だ。転じて、取るに足らない人物を意味することも。どちらにしろ、ネガティブな意味合いの強い語である。だが、この雑魚に由来する「Zacco platypus」という学名をつけられてしまった(現在は改名)ちょっとかわいそうな魚がいる。だが、その魚が実はとても綺麗なのだ。逆名前負けと言おうか。 さらに、その「雑魚の中の雑魚」の近縁には「おいしい魚」という意味の直球ポジティブな学名を与えられた魚もいたりする。この格差! 捕まえて、べて、両者を比較してみた。

  • ユニコーンを釣って食べる

    沖縄の海に「ユニコーンフィッシュ」という魚がいる。その名の通り、魚類でありながら額にツノが生えているのだ。…すごくないですか?見てみたくないですか?なんならべてみたくないですか? 魚なのにツノが生えてる ツノっぽく見える突起がある、とか、ヒレの一部が長くてツノに見える、とかいうレベルの代物ではない。 完全にツノ。ツノ以外の何者でもない。 そんなご立派ホーンの持ち主なのだ。沖縄のユニコーンは。 屋我地島から出発。ドラキュラ釣りでもお世話になった遊漁船バディーの与那城船長に案内してもらった。 沖へと船を出し、潮通しがよく大岩が点在するポイントへ。 ユニコーンフィッシュに限らず、こういう場所には魚が集まりやすいのだ。 さすが沖縄の海。お目当てのユニコーン以外にも色々な魚が釣れる。これはウメイロモドキ。 ポイントに到着したら、オキアミをパラパラと少しずつ撒いていく。 これが潮に乗って流れていくと

    ユニコーンを釣って食べる
  • 水族館でおなじみのあの魚『モンガラカワハギ』を食べる

    水族館や鑑賞魚店などでよく見かける、不思議な体型に白黒模様のあの魚。 実はあれ『モンガラカワハギ』という南方系のカワハギなのだが、用にされることがほとんどない。 カラーリングのインパクトは数ある日産魚類の中でもとりわけ凄まじいが、一体どんな味がするんだろうか? 水深100メートルから来たピエロ 事件は沖縄で魚釣りをしていて起きた。 沖縄で釣りしてたんですわ そしたらなんか 水深100メートルでウメイロというおいしい魚を狙っていると、命ではないが命以上に嬉しいゲストが現れた。 見覚えのあるド派手な魚が釣れたんですわ。めちゃくちゃ嬉しかったんですわ。 表題のモンガラカワハギである。浅海性の魚でこんなに深い場所で採れるのは珍しいらしい。 テレビで、あるいは水族館でその姿は何度となく見てきた魚だが、生きたまま手に取ってみるのは初めてのことだった。 うーむ、まじまじ見ると記憶以上に綺麗で

    水族館でおなじみのあの魚『モンガラカワハギ』を食べる
  • 珍魚『ドラキュラ』で作るハロウィンぽい料理

    今年もハロウィンシーズンがやってきた。街にカボチャやコウモリ、様々なモンスターのデコレーションや仮装が溢れる季節だ。 ……ところで、沖縄の海にはそんなハロウィンにぴったりなネーミングで呼ばれる魚がいる。その名は…『ドラキュラ』だ。今回はこの魚を釣って何かハロウィンっぽい感じの料理を作ってみようと思う。 人呼んでドラキュラ ホントの名前は…? さて、サクサク話を進めよう。 ドラキュラという魚は沖縄の沿岸で船を出すと割と普通に釣れる魚である。個体数的な意味合いではまったく珍しい存在ではない。名前は相当珍しいが。 今回は「ドラキュラ城」なるポイントを知るという屋我地島・「遊漁船バディー」の名物船長である与那城守幸さんに協力いただいた。 今回はまとまった数が欲しかったので「ドラキュラ城」なるドラキュラが入れいになる漁場を知る遊漁船に案内を頼んだ。 ドラキュラは安価な魚で、沖縄では邪険にこそされな

    珍魚『ドラキュラ』で作るハロウィンぽい料理
  • テングビワハゴロモという虫はライチ味あらためピーナッツ味

    東南アジアにテングビワハゴロモという虫がいる。その名の通りテングの鼻のように長く伸びた頭部が特徴的で、その奇抜な容姿から古今に渡って虫好きの間ではたいへん名の知れた昆虫である。 数年前、僕は昆虫マニアの友人を通じてこのテングビワハゴロモについて奇妙な噂を耳にした。なんとこの虫、ライチの味がするというのだ。嘘だろ。べて確認してくるわ。

    テングビワハゴロモという虫はライチ味あらためピーナッツ味
  • 対馬の伝統養蜂がおもしろい 〜蜂洞とニホンミツバチ〜

    長崎県の対馬では特殊な養蜂が盛んである。 一般的なセイヨウミツバチではなく、日在来のニホンミツバチを伝統的な「蜂洞(はちどう)」という巣箱で育てるのだ。 そしてニホンミツバチの巣から取れるハチミツは…抜群に美味い。今回は対馬式養蜂の実態を探ろうと思う。 『蜂洞』探して対馬へ! 我々が普段べているハチミツのほとんどは飼育が容易かつ蜜の収量が多いセイヨウミツバチ由来のものである。手間がかかり採蜜効率の悪いニホンミツバチを飼育する養蜂家は非常に少ない。 地域ぐるみで伝統的なニホンミツバチ飼育を続けハチミツを採っているのは日広しといえど対馬くらいのものなのだ。 ニホンミツバチのハチミツ(和蜜とも)は対馬の特産品。かなり色合いが濃いのが特徴だ。 というわけで9月下旬の対馬へとやってきた。 だが今回は渡航当日に対馬へ台風が直撃、歴史的な好天に見舞われてしまった。蜂への影響が気になるところだが、果

    対馬の伝統養蜂がおもしろい 〜蜂洞とニホンミツバチ〜
  • 貝殻を背負ったタコ カイダコ(アオイガイ)を捕って食う

    アオイガイという軟体動物がいる。貝と名はつくものの、その正体は巻貝でも二枚貝でもなく、なんとタコである。わけがわからないだろう。 またの名を「カイダコ」というこの生物は、タコでありながら立派な貝殻を背負っているのだ。この摩訶不思議な存在を冬の日海で追った。獲った。った。

    貝殻を背負ったタコ カイダコ(アオイガイ)を捕って食う
  • 漁師の敵?「ナルトビエイ」をおいしく食べたい

    ナルとはこの魚が日で初めて確認された五島列島の奈留島のこと。トビエイとは「鳶のようなエイ」という意味。 近年、有明海や瀬戸内海を中心にとある魚による漁業被害が広がっている。その魚はナルトビエイと言う大型のエイで、アサリやカキなどの二枚貝を好んで大量にべるため、それらの漁場を荒らしてしまうのだという。 ナルトビエイも悪気があってやっているわけではないのだが、彼ら自身はあまりおいしくなく、水産的な価値をほとんど持たないため漁業従事者の方々は大いに手を焼いているらしい。 だがちょっと待った。アサリやカキなんていいモノをべまくっている魚がマズいなんてことがあるだろうか。ちょっと信じられない。

  • 猿だけじゃなくて猫も好き?キウイのミニチュア「サルナシ」を探せ

    「サルナシ」をご存じだろうか。「猿が好んでべる梨っぽい果実」をつけるためにこの名が付いたとされる植物だ。 だが、その果実は現代日人の眼には梨というよりむしろ、同じくマタタビ科に属す「キウイフルーツのミニチュア」のように映るのだという。近頃はフルーツの専門店やコストコなんかで「ベビーキウイ」とか「ミニキウイ」の名で販売されることもあるとか。 それは面白い。ぜひべてみたい。できれば自分で採ったものをね。

  • 猫はキウイで酔っぱらうか

    僕はをマタタビでじゃらすのが好きだ。凛とした精悍ながマタタビの魔力にかかり、まるで酔っぱらったように夢中になるのを見るのが快感なのだ。しかしマタタビはいささか高価であり、ペットショップにでも行かなければ手に入らない。何か他のもので代用できないかと考えていたところ、なんとキウイがマタタビ科に属すらしいと耳にした。ならばキウイでを骨抜きにできるのではないだろうか。実験してみた。

  • 「ヘボ祭り」で蜂の子を食べてきた

    岐阜県恵那市串原では毎年11月のはじめに「ヘボ祭り」という奇妙な名前のイベントが催されているという。 なんでも「ヘボ」とはクロスズメバチとういうハチの一種を指す地方名であり、古くからこの地方では用に供されてきたのだそうだ。ヘボの収穫期に行われるこの行事ではヘボを使用した料理を楽しめるだけでなく、各地の腕自慢たちがこの日のために育ててきた蜂の巣の大きさを競うコンテストも見ることができるという。これはぜひ行ってみたい。

  • 代用魚じゃ終わらない!深海アナゴの下克上

    趣味で東京湾の深海魚を釣っているのだが、ほぼ毎回顔を見せてくれる魚がいる。深海性のアナゴの一種であるホラアナゴの仲間だ。 最初はなんか地味めな深海魚くらいにしか思っていなかったが、調べれば調べるほどに魅力的な生物であることがわかってきた。 今日は主にの観点から、彼らをちょっと紹介させてほしい。

    代用魚じゃ終わらない!深海アナゴの下克上
  • バルセロナ「ボケリア市場」でスペインの魚介類を眺めてきた

    2019年のこと。仕事スペインはバルセロナへ行く機会があった。 無事に日程をこなして帰途につく日、日行きのフライトまでちょこっとばかり時間に余裕があることに気づいた。 こういうときはあれだ。市場を覗くのがベストな振る舞いであると相場が決まっているのだ。 …「スペインの台所」を徘徊する そもそも、この時の仕事テレビ番組のロケ協力でバルセロナ郊外に生息する巨大ナマズ(ヨーロッパオオナマズ)を捕まえて紹介するというものだった。 こんなナマズ。 その仕事は全うできたのだが、ナマズ以外の魚をあまり拝めなかったのが少々の心残りだった。 特に、現場が川のほとりだったので、当然ではあるが海の魚にはまったく出会えずじまいであった。 もっと魚見たかった…。 その欲求不満を解消するためにも、やはり市場へ行くほかないのだ。 サグラダファミリアも見た。すごかった。 そこで日人のコーディネーターさんにおすすめ

    バルセロナ「ボケリア市場」でスペインの魚介類を眺めてきた
  • ヤドカリが背負ってる貝についてるイソギンチャクがおいしい

    イソギンチャクの研究をしている友人と有明海のイソギンチャク文化について話していた時のことだった。沖縄の慶良間諸島にもイソギンチャクをべる習慣があるというのだ。 しかも、よりにもよってヤドカリが背負っている貝殻にくっついているタイプのイソギンチャクを好んでべるという。

    ヤドカリが背負ってる貝についてるイソギンチャクがおいしい
  • 危険!だが美味!!毒ウニ「ガンガゼ」を食べる

    「ガンガゼ」というウニの名前を聞いたことがあるだろうか。 ただでさえウニの殻にはトゲが生えていて触ると痛いものだが、このガンガゼのトゲにはさらに毒があって刺されるととても痛い。その上、大量発生して海藻をたくさんべて漁場を荒らしてしまう。 そんなわけで海水浴客からも漁師からもひどく嫌われているガンガゼだが、なんとべられるらしい。毒針というハードルを乗り越えて料理してみた。

  • あの毒グモは今

    セアカゴケグモ。ある程度の年齢以上の方ならば大方聞き覚えがあるに違いない。ほんの15年ほど前に世間を騒がせた外来の毒グモの名である。当時は各メディアで連日大きく取り上げられ、最初に侵入が確認された関西地方の住民たちをはじめ、日中を震撼させたものであった。しかし、いったん騒ぎが収束して以来、ほとんど続報を聞かなくなってしまった。彼らは今もこの国に潜んでいるのだろうか。 注意)タイトルでおわかりかと思いますが、この先クモの写真がたくさん出ます。苦手な方はご注意下さい。

  • 日本最大のハゼ「ハゼクチ」を釣って巨大ハゼ天にして食べたい

    ハゼという魚がいる。体長はだいたい十数センチから20センチほどの、天ぷらにすると美味しいあの小魚である。 しかし世の中は広いもので、なんとハゼはハゼでも体長40センチ以上、時には50センチを超えることもある巨大なハゼが有明海にいるのだという。

    日本最大のハゼ「ハゼクチ」を釣って巨大ハゼ天にして食べたい