他人のクレジットカードを悪用して大手旅行サイト「楽天トラベル」(本社・東京)の予約サイトでホテルの宿泊代金を決済し、代金分をだまし取ったとして、警視庁と北海道警は、住所不定、無職の瓜生誠容疑者(35)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したと15日発表した。 同庁などは、瓜生容疑者を楽天トラベルのサイトに他人のID、パスワードを入力して接続した不正アクセス禁止法違反容疑でも追送検。瓜生容疑者のパソコンからは、楽天トラベルの登録者約1200人分やクレジットカード約2千人分の氏名・住所などが見つかっているという。 ハイテク犯罪対策総合センターによると、瓜生容疑者の逮捕容疑は4月6〜18日の7回、楽天トラベルの予約サイトに他人名義のクレジットカード番号を入力し、札幌市内のホテルから宿泊予約代金計54万8千円相当の支払いを免れた疑いがある。1泊3万5千円の部屋に15泊していたという。 同容疑者は