MicrosoftのBusiness Divisionで社長を務めるStephen Elop氏は、米国時間4月1日に行われたWeb 2.0 Expoの壇上での討論会で、まとめ役のTim O'Reilly氏と対談し、伝統的なMicrosoftのOfficeアプリケーションが、ウェブ上でのサービス提供への移行につまずいており、今後も成功は望めないとする、O'Reilly氏の主張の誤りを論ばくした。 Microsoftでやり手の広報担当役をも務めるElop氏は、Wikipediaを始め、多くの企業はWeb 2.0での成功から得られた教訓として、エンタープライズコンピューティングおよびMicrosoft製品への進出を果たそうとしていることを指摘した。 Elop氏は「(企業内の)ファイアウォールの背後で生じていることは、すでにインターネット上で起こった状況に似通っている。エンタープライズ分野における