米連邦取引委員会(FTC)は現地時間2013年4月3日、自動音声による迷惑電話、いわゆるrobocall(ロボコール)を防止するアイデアや技術を募るコンテスト「Robocall Challenge」の受賞者を発表した。最優秀賞「Best Overall Solution」には同率で2名が選ばれ、それぞれ2万5000ドルが贈られる。 ロボコールは、自動発信で頻繁にかかってくるマーケティング目的の電話で、電話に出るとあらかじめ録音された宣伝メッセージが流れる。中には詐欺まがいのものもあり、米国ではロボコールに関する苦情が急増している。FTCはこうした事態を受け、優勝賞金5万ドルのRobocall Challengeを実施した。 最優秀賞を獲得したSerdar Danis氏とAaron Foss氏のアイデアは、いずれもブラックリスティングとホワイトリスティングを用いてロボコールを遮断する手法に焦