南魚沼産「コシヒカリ」などブランド米が並ぶ売り場=東京都豊島区の東武百貨店池袋店「米工房」(中曽根聖子撮影)(写真:産経新聞) 新米シーズンが到来。若者のコメ離れが続く中、従来のイメージを一新する斬新な米袋が続々と登場している。著名なアーティストによるデザイン、美少女キャラクターや戦国武将のイラスト…。消費拡大やブランド戦略の一環としてコメのパッケージに熱い視線が注がれている。(中曽根聖子) ≪世界的デザイナーも≫ 今秋、全国デビューする北海道産米「ゆめぴりか」。11月にも店頭に並ぶ米袋のデザインを手がけたのは、ニューヨーク近代美術館などに作品が永久保存されているデザイナー、五十嵐威暢(たけのぶ)さんだ。 「ゆめぴりか」は12月から全日空の国際線ファーストクラスの機内食に採用されるなど、高級ブランド米として期待が高まる新品種だ。ホクレン農業協同組合連合会米穀部の湯佐友広さんは「従来の